忠実な実として準備される為に
2020. 04. 05.
白寅天
黙示録 1:3, 14:14-16
1:3 この預言のことばを朗読する者と,それを聞いて,そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである.時が近づいているからである.
14:14 また,私は見た.見よ.白い雲が起こり,その雲に人の子のような方が乘っておられた.頭には金の冠をかぶり,手には鋭いかまを持っておられた.
15 すると,もうひとりの御使いが聖所から出て来て,雲に乘っておられる方に向かって大声で叫んだ.「かまを入れて刈り取ってください.地の穀物は実ったので,取り入れる時が来ましたから.」
16 そこで,雲に乘っておられる方が,地にかまを入れると地は刈り取られた.
---
聖書は実を結ぶ人生を言われています。それは、先週に説教した、「実が熟すると,人はすぐにかまを入れます.收穫の時が来たからです.」(マルコ4:29)での忠実な実として成熟することで、忠実な実として熟することは救いの意味です(マタイ 3:10, 21:43, IIペテロ 1:8-11)。実を結ぶことは命の元である主に繋がっていて命をもって生きることの明確に見せることです。
主は黙示録を聖書の最後の本として与えられて、すべての被造物が待てているその日をどう準備するべきかを教えて下さいました。黙示録1:3で、その預言の御言葉を読んで、聞いて、それに心を留めて守る人々は幸いであると言われました。主が言われた収穫の時について、黙示録14:14で現わしておられます。黙示録は、聖徒たちが主の中で留まって忠実な実として熟するように準備して下さる本です。これから、ヨハネ黙示録の講解説教を続いてしたいと思います。
今日は、全体のアウトラインについて説明します。黙示録は終わりの時の教会の為に書いた本であり、特に主が再び来られる直前、地球がどのような状態であり、聖徒たちがどう過ごすべきかについてヨハネを通して記録されたことです。黙示録の全体の構成は、1:19に基づいて、見たこと(2-3章)、今あること(4-5章)、この後に起こること(6-22章)として分けます。見たことはその時また終わりの時の教会について、今あることは主の日が始まるまでの時間で、天では終わりの時の巻物の封印を取られる子羊が巻物を御父から渡される時までであり、この後に起こることは、封印、ラッパの禍を通して地に与える苦しみと警告、それを通して収穫の準備をして下さること、またこれが終わった後悪人を裁かれて滅び、永遠な主の国が立てられることが記録されます。
「この書の預言のことばを堅く守る者は,幸いである.」(黙示録22:7)
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、この預言の御言葉を最後まで良く読み、聞き、守ることを通して救われる幸いを受けます要因。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。