#317 (2016-9-4)

宗教の偽善から離れる

2016. 9. 4.

白寅天

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- ルカ13:13-17

13 手を置かれると,女はたちどころに腰が伸びて,神をあがめた.

14 すると,それを見た会堂管理者は,イエスが安息日にいやされたのを憤って,群衆に言った.「働いてよい日は六日です.その間に来て直してもらうがよい.安息日には,いけないのです.」

15 しかし,主は彼に答えて言われた. 「偽善者たち.あなたがたは,安息日に,牛やろばを小屋からほどき,水を飲ませに連れて行くではありませんか.

16 この女はアブラハムの娘なのです.それを十八年もの間サタンが縛っていたのです.安息日だからといってこの束縛を解いてやってはいけないのですか. 」

17 こう話されると,反對していた者たちはみな,恥じ入り,群衆はみな,イエスのなさったすべての輝かしいみわざを喜んだ.

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聖書は、主の日が近づいて来ると、この世によって教会への迫害が強くなることを言われます。霊的にはキリストの王国―教会すなわち主の花嫁とサタンと敵キリストの王国との闘いが激しくなるからだと思われます。教会にはキリストの聖霊が働き、敵キリストにはサタンの霊が働きます。

今日の成句を通して考えたいことは人によって偽善、特に宗教の偽善を行うようにする宗教の行い、またその霊についてです。なぜなら、この宗教の霊は主の日が近づいて来ると、もっと強く活動して、キリストの花嫁を迫害すると思います(ヨハネ15:18-20, 16:2-3,ルカ21:2-19)。宗教の偽善の中でいたその当時の宗教指導者たちがイエスを殺すようにしました。同じように、キリストの真の教会、キリストの花嫁を迫害し、殺す者たちは外部の人ではなく、内部の宗教の偽善を行うものたちだと思われます。

宗教の偽善を行うこと(宗教の霊)は、外は神に従うように見える行いだけど、中は自分の義と欲望に基づいている、人間的な枠であり、これによって神様の霊の働きを妨害すること(霊的な実体)です。宗教の偽善は、その行いと話しの元は神様を愛し、神に従順することですが、実際には、その行いの中で強い自分自身があり、本質を失い、人本主義に基づいて、そこで神の愛と考えがないです。それは、われらの罪の本質である、高慢と律法主義がそのもとになります。

これから離れて勝利するためには、主の恵みによって自分の中を良く見ることが出来、真の悔い改めをもって、御霊様に従順して、主の愛を持って生きることです。主が宗教的な偽善者たちに行った模範を学ぶべきです。偽善な人生から離れて真に主を愛し従いますように御霊様の助けをお祈りします。

【教会通信】

・兄弟姉妹たちがいつも御霊の導きに従う人生を過ごせますように、このために、いつも主の御臨在の中で留まることができますように、また、主の恵みよって主の部屋に入って主に深く会うことができますように。

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い乙女の心を持って生きることが出来ますように、また、キリストと共に死んで、共に生きる人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、自分の心の中で働く御霊様によって、宗教的な偽善から離れて、主の愛と従順をもって過ごすことで集中できますように。

・土曜日の祈祷会を御霊がおられて共に働いて下さいますように。

お祈り下さい

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。