#507(2020-7-19)

額に印を押さえた人、白い衣を着た人たち

2020. 07. 19.

白寅天

  • 黙示録 7:13-15

13 長老のひとりが私に話しかけて,「白い衣を着ているこの人たちは,いったいだれですか.どこから来たのですか.」と言った.

14 そこで,私は,「主よ.あなたこそ,ご存じです.」と言った.すると,彼は私にこう言った.「彼らは,大きな患難から抜け出て来た者たちで,その衣を小羊の血で洗って,白くしたのです.

15 だから彼らは神の御座の前にいて,聖所で昼も夜も,神に仕えているのです.そして,御座に着いておられる方も,彼らの上に幕屋を張られるのです.

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黙示録で、7の封印の禍、7のラッパの禍、7の鉢の禍は時間順に行われます。しかし、その間には挿入の章があります。今日の黙示録7章は、封印の禍とラッパの禍の間にある挿入章です。挿入章では時間の流れでなく、前に有った章を補充説明することで理解すればよいと思います。

この章では、大きく三つを見る必要があります。

  1. 神の印を持つ天使が主の僕たちの額に印を押すまで、風を守っている四つの天使が地、海、木などに被害を与えないことを言います。

  2. 封印に押されたイスラエルの12派が144,000人であることを聞くこと。

  3. あらゆる国民,部族,民族,国語のうちから、白い衣を着て、棕櫚の枝をもっている多い人々を見て、彼らが、救いが玉座にある方と、子羊から救いが出ると賛美します。天使は、彼らは大きい患難から出るし、子羊の血によってその衣を洗って白くしたと言われます。

初め、四つの天使と、神の僕の額に印を押すことは、後、ラッパの禍の中で神様のお守りを受ける主の僕たちを意味することが分かられます(黙示録 9:4, 14-15)。これは、だれも大きい苦しみから立てることが出来ないですが(黙示録 6:17)、神の印を額に受けた人だけその患難から守られることです。

二番目、印に押されたイスラエルの144,000人がだれかについて色々な解釈があります。これを解釈する為に、黙示録14章で出る144,000人とマッチすることが良いと見えます。彼らは「神および小羊に捧げられる初穗として,人々の中から贖われた人々」です。

三番目、白い衣を着た人々は、子羊の血に衣を洗った人で、聖なる聖徒であることと、大きい患難を通過した聖徒を意味します。終わりの時、大きい患難は苦しみですが、聖徒を清くする神の素晴らしい道具であることを信じます。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、主の日が近づいているこの時期に目を覚まして、大きい苦しみを通して自分を清くする人生をよく準備が出来ますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。