【メッセージ】『目を覚まして主を待ち望む時』 白寅天師
テサロニケの信徒への手紙一 5章 1-4 節
兄弟たち、その時と時期についてあなたがたには書き記す必要はありま
せん。盗人が夜やって来るように、主の日は来るということを、あなた
がた自身よく知っているからです。人々が「無事だ。安全だ」と言って
いるそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。ちょうど妊婦に産みの苦
しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。しか
し、兄弟たち、あなたがたは暗闇の中にいるのではありません。ですか
ら、主の日が、盗人のように突然あなたがたを襲うことはないのです。
信者・不信者の間で、頻繁に終末の話が出る時期となりました。自然環境から色々な異変があ
り、世界の経済や政治に深刻な不安を抱えています。聖書で言われている終末の前兆とどれほ
ど関係があるかを考えます。
1. 自然の前兆:マタイ24:7 (地震、飢饉、天と環境の前兆)
2. 世界の政治的な前兆:マタイ24:5-6 (戦争や戦争の前兆)
3. 社会的な前兆:IIテモテ 3:1-4 (無法社会、乱暴、性的な不道徳、貪欲、利己主義、快楽主
義、反逆する社会、絶望)
4. 霊的な前兆:(否定的)マタイ24:24, Iテモテ4:1 (偽キリスト、偽預言者、サタン崇拝、教会
の中で背道と異端が起きる、世界的な宗教の統合、経済統合)・(肯定的)マルコ13:10(福音が
全世界に伝える)、ダニエル12:4,8-9 (聖書の予言に対して理解が高まる)
5. 膨張の前兆:黙示録9:15-16(人口)、ダニエル12:4(知識)、マタイ24:12(乱暴)
6. イスラエルに対しての前兆:イザヤ11:10-12, ゼカリヤ 12:1-6 (イスラエル国を再建, 強い
イスラエルの軍隊の出現、エルサレムの回復)
「主の日が、盗人のように突然あなたがたを襲うことはないのです。」と言われています。そ
れは、私たちが光の中で目を覚ましているからです。主の日が近づいている前兆が有る時の我
たちクリスチャンの準備は次の通り。
a. 色々な災い(核、戦争、飢饉など)に必要な準備、しかし健全な聖書の人生の目標で毎日の生
活で忠実、聖なる敬虔な人生で気を付ける(IIペテロ3:11,12)。
b. 安逸と怠ける人生から離れ目を覚まして主を会う準備する生活(ルカ21:36、創世記12:1、
ピリピ3:20)、我らの市民権は天にある。ヘブル11:13 信仰の先輩たち:外国人の旅人の人生