#239(2015-2-15)
【メッセージ】『キリストが主人になるために』 白寅天師
フィリピの信徒への手紙 2章 9-12節
このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになり
ました。 こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエス
の御名にひざまずき、 すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公
に宣べて、父である神をたたえるのです。 だから、わたしの愛する人たち、
いつも従順であったように、わたしが共にいるときだけでなく、いない今は
なおさら従順でいて、恐れおののきつつ自分の救いを達成するように努めな
さい。
先週、イエスキリストが私たちの主人で有ることを分かち合いました。今日はイエスを我らの
主人としてするために必要なことを考えます。▼ローマの信徒への手紙 10章 9節で、「口でイ
エスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、
あなたは救われるからです。 」と言われました。イエスを主であると公に言い表すことは心で同
議することの以上です。それは御霊様によって主であるイエスキリストに忠誠を約束することを
決断することの意味が有ります。口ではイエスを主と言いますし理解もしているけど、人生で実
際に生きることがもっと大事です。▼キリストが我らの人生の主人になることは我らの人生を通
して学ぶことです。▼キリストが自分の心の中で主としておられることは我らの悔い改めと救い
から始めて、御霊様の恵みの上に、毎日主との歩む人生の学びから練達されます。
- 何時も罪に生き易い自分を良く覚え、キリストの十字架で真の悔い改めを持って主と共に死
ぬこととよみがえることを新たにすること。
- ただ、御霊様が我らを罪から勝利が出来るようにすることを分かって、御霊様の中で御言葉
とお祈りに留まること。
- 毎日、自分を捨て、主の十字架を背負って、主に従う演習を続けること。
▼主が主人となる領域は、感情的な部分、自分の所有、時間、人格、賜物、健康など、我らの人
生の全般的なことに有ります。自分が弱い部分もあり、恵みによって良く出来る部分がありま
す。弱い部分を通して主は私たちを鍛錬します。有る時にはこの部分は血を流しながらサタンと
闘う必要があります(ヘブル12:4)。キリストが主人なる人生への従順は一回一つづつ、一番明確
な罪から、御言葉を通して決断して、他の人にもお祈りを願うことが良いです。何より、自分の
力ではなく御霊様に依頼してすることが必要です。主が皆さんの人生の全般、すべてを主人と
なって導きますようにお祈りします。