#528(2020-12-13)

従順の心を守ることの重要性

2020. 12. 13.

白寅天

n サムエル上 15:22-23

22 するとサムエルは 言った.「主は主の御聲に聞き従うことほどに,全燒の生贄や,その他の生贄を喜ばれるだろうか.見よ.聞き従うことは,生贄にまさり,耳を傾けることは,雄羊の脂肪にまさる.

23 まことに,そむくことは占いの罪,従わないことは偶像礼拝の罪だ.あなたが主のことばを退けたので,主もあなたを王位から退けた.」

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今日は最近、私たちが黙想したサムエル上の内容、特に、サウル、ダビデ、ヨナタンのことで主が与えて下さった教訓を分かちたいです。その内容は10章から20章まで、サウルが王になってから、彼がどう変わったのかの過程を見ると私たちに大事な教訓を与えて下さいます。10章から20章までの要約は下のようです。

- 10 - 12章 : サウルが油に注がれて神に霊によって新たにある。神の導きによって戦争に勝利し王として認められる。

- 13 - 15章 : サウルの心が王位に執着し固くなって、決定的な不従順に落ちる(善悪を知る木の実を食べたことと似ている) 主は従うことが生贄に勝ると言われる。

- 16 - 17章 : 新たに王になるダビデに油が注がれ御霊様に満たされる。しかし、サウルには悪霊が来る。ダビデとコリヤテの戦いで勝利。

- 18 - 20章 : サウルは悪霊によって占領されてダビデに妬みを持ち殺すとする。ダビデとヨナタンの愛

その御言葉で、主が教えて下さる教訓を次のように整理します。

1.恵みによって油に注がれると御霊に満たされて新たになります。

2.サウルの罪は不従順と結論が出来ます。この不従順は短い時間であることではなく、十分な時間の間、心がこの世のものに執着してだんだん固くなることです。それが続くと、あるポイントを過ぎると、心のドーアを開くようになって、悪霊が合法的に活動することを許すようになります。

3.ヨナタンは、御霊様に心を開いて、この世のもので執着せず、主の義に自分を捧げて、ダビデとの関係が、主と主の花嫁の関係のモデルを見せました。

黙示録3:20のように、心のドーアを主が来られるように開くと主はわれらの中で入って食事をし、交わりして下さいます。主に向かって心のドーアを開く我らとなりますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、この世のものに対して断り、主に向かって心の門を開いて主と親密な交わりをする人生を過ごせますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。