2018.11 日々何かを増やすのでなく日々何かを減らせ

わーくすてーしょんのあるくらし ( 309)

2018-11 大橋 克洋

学生時代のように若い頃はともかく、この年齢になれば日々何かを減らしていかなければならないのですが、ちょっと油断しているとすぐモノが増える。断捨離を心がけているつもりでも、常に余程気を引き締めていないと駄目だなあと日々思うものです。

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◯ 今月の歩術

10月一杯は早朝散歩も半袖シャツに薄いベスト姿ででかけていました。最初はちょっと肌寒いくらいが丁度よくて、歩きも後半になると半袖でも少し汗ばむ感じになってきます。 それでも風があると寒いのだと思うのですが、幸い10月中はそのような寒い風はありませんでした。そしていよいよ11月、半袖シャツから長袖シャツに衣替え。大きく袖まくりしているのですが、半袖シャツとはちょっと違うかな。11月初日は気温も先月より2度ほど低く、衣替えには丁度よいタイミングでした。

この春頃から毎日の歩行距離が落ちてきていたのですが、先月は大分元に戻ってきて1ヶ月で200キロ近くと、かなり回復してきました。毎日5キロ以上歩くよう努力しているうち、長く歩くのが辛くなくなってきたようです。やはり日々のトレーニングが大事ですね。そして月末には月間200キロ達成、1日平均6キロ以上歩いたことになります。

しかしやはり上り坂が以前と比べきつい。努めて上り坂や階段を上がるようにする必要がありそうです。年齢のせいで以前のように努力の効果がすぐに現れることのないのが悔しいですね。これも75歳を境にして肉体の変化でした。

◯ iMac 24インチ ダウン

書斎の iMac 27インチの基盤がイカれ、外来で使っていた iMac 24インチをメイン・マシーンとして使っていたのですが、こいつも画面がかなり暗くなってきたり不具合がでてきたため、リプレースすることにしました。本当は iMac にしたいところなのですが、仕事を辞め収入もなくなっているのでなるべく安いものということで Mac mini にしました。Mac mini も以前は5万円少々で購入できたのですが、今回のものは68,800円しました。同時に display も購入、Apple 製以外の画質の良いものを選択したので32,000円ほど。結局合計で10万円となってしまい、これなら iMac でも大きな差はなかったかなと。

メモリーは後から安いメモリーを購入し自分で増設すればいいやと 8GB のものにしたのですが、これは失敗。以前購入した Mac mini は裏蓋を開け自分でメモリー増設できたので、当然今回も同じようにできると思っていたのですが、新しい Mac mini が届いていざ裏蓋を開けようとすると開かない。裏蓋をドライバーの先でこじって無理やり開けてみると、さらにその下に金属製裏蓋があり、特殊なボルトで止まっていて専用工具がないと開きそうもない。Web で調べてみると、以前と異なり現在の Mac mini はメモリーが基盤に固定され自分ではメモリー交換できないことが判明。しまったあ、事前に調べておくべきだったが後の祭り。

そしてさらにもう一太刀。Mac mini 新調直後に久々の Mac mini のアップデートがありました。イタタタタ、、今度のものはかなりスピードもアップしたようで、しかもメモリー増設が自分でできる仕様に戻ったようです。うーん、もう1ヶ月リプレース我慢していれば、、

今回 Mac mini 新型がリリースされるなんて情報は、ギリギリ間際になるまでなかったもんね。例えあったとしても、今まで Mac mini 新型の噂は肩すかしばっかりだったし、、

◯ WRC:復帰2年目でトヨタ優勝

WRC:世界ラリー選手権の最終戦は今月オーストラリアで開催されました。今年後半から各チームの中でもダントツの速さを見せていたトヨタのオット・タナック、出場選手の中でも異次元の速さで見事な走りを見せていましたが、最終日、前夜の雨で滑りやすくなった路面に足をとられ立木にヒットしてまさかのリタイア。今回大差で優勝すれば今年のドライバーズ・ランキングでも優勝を期待されていたのですが、とても残念。

オーストラリア戦を制したのは、これも今年後半から調子を取り戻したトヨタのヤリ-マティ・ラトバラ。今年前半は不運なマシントラブルが続き、健闘むなしく良い成績を残せていなかったので、最終戦でのラトバラの優勝は本人だけでなく皆を喜ばせるものでした。

トヨタのエサペッカ・ラッピも4位に食い込み、トヨタのマニュファクチャラーズ・タイトル獲得に大きく貢献しました。私のイチオシだったラッピはこれがトヨタでの最後のドライブ、来年からシトロエン・チームに移籍します。とても残念ですが、これからもそれなりに応援したいと思っています。ラッピと引き換えにシトロエンで戦っていたクリス・ミークがトヨタに加わります。ミークはとても速いのですが、ややクラッシュなどが多く、重大なクラッシュを繰り返し危険ということで今年春頃シトロエンから契約を切られてしまいました。そのような懸念はあるものの、ミークもトヨタでヤリスに乗れば、安定度も増しタナック、ラトバラとともに頼りになるベテランの味を出してくれるはずと期待しています。

今年のドラーバーズ・ランキング最終結果は、オジェ1位、ヌービル2位に続き、タナック3位、ラトバラ4位、ラッピ5位と、トヨタ選手が3・4・5位を占めました。

そして最終戦でのラトバラ1位、ラッピ4位により、今年のマニュファクチャラーズ・ランキングはトヨタ優勝となりました。トヨタは昨年初め WRC 復帰したのですが、今年後半は他社に比べ目に見えて速さや安定度が増し、ついに優勝。とても嬉しいですね。

12月は WRC の競技お休みですが、来年初頭のモンテカルロ戦がとても楽しみ。

◯ 診療をやめて、良かったと思ったこと

昨年6月をもって診療を辞めたわけですが「やれやれ本当に良かった」と思うことがあります。それは所謂モンスター・ペーシェントに脅やかされる心配がなくなったこと。

スポーツ観戦などで最近の女性が心身ともに男性に比べ強くなってきたことを感じますが、これが悪い面に発展しているケースがあると感じます。すなわち女性のモンスター化。最初の兆候は若い母親によるモンスター父兄などでしたが、これは医療の現場でもひしひしと感ずるようになってきているのです。

例えば子宮がん検診の結果を普段通り説明しても「もっとちゃんと説明してください」と強い口調で迫られる。そこでもう少し詳しく丁寧に説明したつもりでも、まったく納得しない。若い妙齢の女性が眉を逆立て迫る。ついにこちらも切れてしまい「じゃあ、どう説明すればいいの」と喧嘩になってしまう。私はみかけによらず喧嘩早いところがあります、道理に合わないことにはつい腹を立てる。

これが数回続いた翌年「患者さんの理不尽な言葉にすぐ腹を立てる自分にも問題がある」と反省、「ちょっと我慢してみよう」。それから患者さんとの喧嘩はなくなりました。当たり前とはいえ、やはり自分にも非があったということですね。歳をとって気が短くなっていたことに気付き、大いに反省した次第。しかし我慢も結構のストレスですけどね。

それはともかく、医師会などの雑談でモンスター・ペーシェントの話をすると、同意する先生が意外に多い。ある整形外科の先生など「若い女性の患者さんがみえるとドキドキしちゃうんですよ」、もちろんこのドキドキは美貌の女性に心ときめくのではなく、いつ噛みつかれるかのドキドキ。新患で診察室ドアを入ってきた時から、取り付く島のない雰囲気をまとって登場もよくあります。若い女性どうしてこう我儘になってしまったんですかねえ、、

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武蔵小山駅前に建設中のタワーマンション

今月は40階まで成長しました、あと1階。来春には完成しそうですが、

最終的にこのような建物が4棟建つそうで

武蔵小山の景観が一変します。

これは日々の生活で感じたことを書きとどめる私の備忘録です