人生のことば

人生の中で 感じたことば・考えたことば

人生の中でいろいろと考えることがあります

そのようなもののエッセンスを

Web に書き留めてみることにしました

私には女3人男2人の子供があります

子育てのころ父親らしいこともしてやれませんでしたが

家の外や家の中の私の子供たちへの言葉でもあります

誰かが言った言葉もありますし

私が創った(モディファイした)言葉もあります

・シンプル・イズ・ベスト

何ごともシンプルがよろしい。 生活しかり、人間関係しかり、コンピュータのプログラムしかり。

・ 幸せな人生を送りたいなら

誰もが思い描く理想は 「何の苦労もなく、楽しいことばかりして過ごす生活」でしょう。 しかしよく考えてみることです。それは本当に幸せなことでしょうか。 「本当の幸せ」は「多くの苦労の果て」にこそ、しみじみと味わえるもの。 苦労は買ってでもせよ。本当に賢い人は楽な道を選びません。

・ 下手な考え休むに似たり

考え悩んでわからなくなったら、考えないのが一番。 そのうち、フト名案が浮かぶもの。疲れた脳を酷使しても空回りするだけ。

・ 難問は分割せよ

全体を眺めていると頭がこんがらがってくる問題でも、とっつき易い部分から氷山の一角を崩してゆくと、そのうち「毛糸のセーターを解く」ように問題は氷解するもの。人生あきらめず、焦らずやっていけば、そのうち何とかなる。

・ スランプに入ったら、波の間に間にゆらゆらと(大橋)

スポーツでも仕事でも人生でも、必ずスランプは訪れます。 ここでもがく者は、エネルギーを使い果たし沈んでしまいます。 なるべく精力を消耗しないよう惰性でゆっくり泳いでいれば、 きっとまた上向いてくるもの。

・ スランプに陥ったら 日常の日課を淡々とこなすだけ

2009年 WBC の試合、全日本期待のイチロー選手いままでにない不調で始まりました。 不調の続く中、最もストレスを感じているはずのイチロー選手と原監督、 いつもとまったく変わらない日課を淡々とこなしていました。 そのお陰でチームの仲間も大きく落ち込むこともなく、 終盤イチローの大逆転劇となりました。

・ ベストを望みベターを行う(大橋)

何かやるなら世界一をめざせ。 しかしすぐに達成できるはずもない。今日は昨日より一歩でも前へ。

・ たった一回の人生、堂々と生きよう(大橋)

隠し事がバレないよう嘘を重ねてビクビクしたり、 出来ないことの実現を願いモンモンとするのは無駄なこと。 裕福じゃなくてもいいじゃない。 できることを精一杯やって、表街道を堂々と歩くのが 最もエネルギー効率よく快適な生き方。 幸せの方から転がり込んでくる。

・ マニュアル人間になってはならない(大橋)

マニュアル通りにいかないのは当たり前、 「マニュアルは自分で考えるためのヒント集」。 何事も他人の決めたマニュアルの範囲 でしか考えられなくなりつつある 現代の日本人へ警鐘を。

・ 竹影、階を払いて塵動ぜず

禅のことばです。「夜風にそよぐ竹林の影が、石段の上をさかんに 掃いているが、石段の上のチリはまったく動かない」。いやなことや、つらい ことがあっても、それはそれ、自分は自分です(と言っても、なかなか その心境に達するのは難しい、、、そのように努力しましょう)。

・ 岩もあり木の根もあれどさらさらと、 たださらさらと水の流るる

これも上と似たような意味と思います。 「何ごとにも固執することなく自然体で、 それでいながら自分なりのしっかりした信念を持って、 困難や障害があっても意とすることなく、 淡々と清く生きて行く」というような意味と理解しています。 私もこの言葉が大好きです。このように生きていきたいと考えています。 田中角栄の好きな言葉だったそうです。

・ 少欲、知足、楽寂静(ぎょうじゃくじょう)

禅僧道元の言葉です。本当は「八大人覚」と言って8つあります。 わかりやすい最初の3つ。 「欲張らず」「現在、自分に足りているものに感謝の気持ちをもって」 「静かなところで耳を澄ませ、自分の生きていることをしみじみと味わう」。 少し齢を経ないと、わからないかも。

・ 良いことと悪いことは、いつも裏表(大橋)

「禍福はあざなえる縄のごとし」と同じ。 どんな良いことにも悪い面が、どんな悪いことにも良い面が裏側でペアになっているはずです。 世の中には、良い面ばかり見る人と、悪い面ばかり見る人がいます。 同じ人生、どうせ見るなら良い方だけ見て過ごした方が得というもの。

・ 何のその花が咲かうと咲くまいと(一茶)

私の好きな言葉のひとつ。花が咲かなくてもいいじゃないの「こうあるべき」と思うことを精一杯やることこそが大切。淡々と目的に向かって進んでいるうち「あれ?いつの間にかできちゃった」という経験から。

「オリンピックは参加することに意義がある」にも似ていますが、最初から諦めの境地はペケ。オリンピックに参加する以上「何としても優勝するぞお」の心意気でなきゃ。

・ 転んでもタダでは起きない (ピンチはチャンス)

失敗するのも人生。起き上がるついでに、今度は失敗しないための 教訓でも掴んで起き上がりましょう。

・ これがドン底なら、次に来るのは良いことしかない(大橋)

人生の中では、誰もが結構大変な思いをします。 小学校に上がったばかりの長女を頭として、哺乳瓶を離せない次男まで4人の子供を抱え、 突如、前の家内が脳腫瘍で余命2年もないと宣告されました。 脳溢血で寝たきりの父を介護していた母も心労で入院。 家の中は幼い子供と3人の病人、元気な大人は私1人だけ。 この時思った事は「これは考え得る最悪の状況。 もし次に何か起こるなら、今より絶対良いことに違いない」との開き直りでした。

・ 不幸は、自分が不幸だと思った人間についてくる(大橋)

これは上の経験から思ったことです。 どんな最悪の状況であっても、 次にくる良いことを見ている人に不幸はついてきません。 不幸は自分から不幸に はまる人について来ます。 「良いことを思えば良いことがくる。 悪いことを思えば悪いことがくる」という言葉もあります。

・ 苦しい時に苦しい顔をしなければ、苦しさを乗り越えるエネルギーを産むことができる

嬉しいときは心から笑った方が良い。それににより嬉しさが増幅される。 人生のドン底でもユーモアを忘れなければストレスに立ち向かえる (ナチスのアウシュビッツ収容所で生き残った人の言葉)。

・荷が重いのではない、君の力が足りないのだ(加山 雄三の好きな言葉だそうです)

還暦すぎて中国武術に興味をもちました。 毎日工夫しながら身体を動かしているうち、 もう年齢で駄目だと思っていたのに、なんと身体能力が復活しました。 やれば、できるじゃん!!

・「行ける?」じゃなくて「行くの!」(ある本からの引用)

公園から下の道路へ通ずる路が工事中、自転車を押した二人の女の子が来ました。一人が自転車を抑えながら下の道路へ急な斜面を降りて行こうとします。後ろの女の子が「行ける?」、斜面を強行突破しようとする前の女の子が「行ける?じゃなくて、行くの!」。「人間には意志が必要」という場面だったそうです。

・神に頼ってどうにもなるものではない。自力で努力するしかない(大橋)

神頼みをしても「神はいつ助けてくれるんだろう、本当に助けてくれるんだろうか」と、無駄なことに心を痛め無駄な時間を費やすだけ。それより「自力で努力する」方が、辛さも少なく時間を有効に使える。うまく行かなかったら悪いのは自分、他人を恨むこともない。「今度はもっと努力しよう」ということで、知力・体力・根性が向上、良循環を生む。

・「本来の機能を維持」するには「適度なストレス」も必要 (大橋)

楽ばかりしていては 機能が低下する。エレベータやエスカレータがあっても 階段を一段ずつ上りましょう。時々は厳しい状況に身を置き 気を引き締めることも重要。ほどほどのストレスは、やる気エンジンにくべる燃料。

・ストレス時に冷静さを取戻すための心の持ちよう

大勢の試験官の前で顔が火照り心臓がドキドキしているような時「ああ心臓が頑張って働いてくれているんだな」と思うことで、心の持ちようは随分違います。

・使わないと錆びる (大橋)

「体力が低下した」「記憶力が落ちた」など、諦めることはありません。若い時は多少サボっても大丈夫ですが、中年以後になるとすぐ錆びます。中国武術をやって気づいたこと「もう歳だから無理」と思っていたのに、身体が自由自在に動くようになりました「やれば出来るじゃん」。記憶力低下もトレーニングで回復。

「最初から楽をしちゃ駄目だ」「嫌でも面倒でも努力すれば、素晴らしい達成感・幸福感を得られる」。

・今やっていることは、将来必要になる必然性がある(大橋)

最初は趣味的にはじめたコンピュータ、歩術、中国武術でしたが、 後々それが私を大きく助け、人生を変えてくれることになりました。 何でも一生懸命やっておくこと、必ずそれを存分に生かさねばならない 運命が待っているから。

・建設的感情は心身の免疫力を高め、破壊的感情は心身の病気につながる

破壊的感情を抑さえ込み過ぎても、建設的感情まで抑えられてしまうそうです。 「どうせ元は裸一貫、失うものはない」と開き直って、 前向きに生きましょう。

・それは難しいって? 面白い、やってやろうじゃないの(伝六郎)

私の父 伝六郎がよく言っていた言葉です。 父は私とは違い親分肌、私の尊敬する父でした。 戦争に応召され中国戦線に行った時も、 「何をクソっ!」の精神で頑張り、 香港での捕虜生活を送り元気に帰ってきてくれました。 捕虜生活では神経衰弱となり、 洗面器一杯の水に顔をつけて自殺した戦友もいたそうです。 焼け野原の東京に帰ってきて、文字通り裸一貫から大橋産婦人科を再建しました。

・他人の嫌がる仕事は進んでやるべし(伝六郎)

これも父の軍隊生活から聞いた話。中国戦線で毎朝朝礼に並びます「便所掃除出ろっ」の号令。父はいつも「はいっ」と一番に手を挙げていたそうですが、上官から「またお前か、大橋はもういいっ!」と云われたとか。「嫌な仕事から逃げたいなら、自分から向かった方が苦にならない」というのもあるでしょう。戦争を体験した人々が共通に述べるのは「敵弾に向かうのも怖いが、敵弾から逃げる方がそれよりはるかに怖い」そうです。

・罪を憎んで人を憎まず

これは説明不要でしょう。「こいつ嫌な奴だ」「こん畜生」と大喧嘩した相手、腹が立ったのは「彼のやったこと」であって「彼そのもの」ではない。道で遭ったらにっこりと挨拶。それが大人というもの。

・他人は自分を写す鏡(大橋)

相対している相手には、面白いように自分の心の中が写る。

相手が怒っているのは、きっと自分が怒っているから。

・「あきらめ」は「しあわせ」のもと(大橋)

人生、時にはあっけらかんと「あきらめ」てしまうのもコツ。

不幸になる人は物事に執着する場合が多い。 「あの人のせいだ、政治が悪い」などと言うより、正しいと思うことを精一杯やって「駄目なら仕方ないじゃん」。

・悲観的に準備して楽観的に対処せよ

例えば友人から借金を頼まれたとき、返ってくると思ってはいけません。 あげたつもりで(自分が貸せる範囲で)貸してあげれば、 返ってこなくても「ああ、そうだったか」と友人を恨むこともありません。 (自分を含め)誰をも信用しない前提の上で、全面的に信用するということです。

・ 思うようにいかないのが人生(大橋)

最近の平和な日本で何不自由なく育った人々は、 何でも自分の思うようになると思い込んでいるようです。 世の中や自然界はそんな甘いものではありません。 思うように行った時の大きな喜びを味わうためにこそ、 失敗や挫折が用意されているのです。 だからこそ、人生は面白い。

・ 愛する人と口論になったら昔話を持ち出してはいけない(ダライ・ラマ)

議論に過去を持ち出すと、苦痛を増やし状況を悪化させるだけ。現在の状況だけを扱いましょう。

・ 負けたら終わりではない、辞めたら終わりなのだ(ニクソン)

元米国大統領ニクソンの言葉、ニクソンも良いこと云いますね。

・都合が悪いことは必ずおこる(マーフィーの法則)

これも同じ意味です。 「こんなことが起こると困るなあ、、」と思うようなら、 それは必ず起こると考えた方が良いでしょう。 「最悪を想定して最善を行え」ということでもありますね。

・真剣に「悩む」ことは「後に悔いを残さない」ため有意義(大橋)

「あきらめはしあわせのもと」と矛盾するようですが、 最初は悩むことも必要。そして、頭の中が堂々めぐりを始めたら 「下手な考え休むに似たり」ということで素直に自分の心に従うか、 どうしようもないものなら諦めるか、ということになります。

・「生き甲斐」とは人間関係である、孤立した人に生き甲斐はない(石川達三)

なーるほどね、そう云われればそうだよね、、

・幸せになるコツは「ひとに何か良いことを分け与えること」(大橋)

きっとそれはいつか倍返しで戻ってくるものです。 しかし、それを期待してはダメ。 見返りを期待する人に見返りはない。

・今の幸せは「お借りしているもの」不幸せは「お返しするもの」

これは禅の教えだそうです。 現在味わっている幸せは「過去に積んだ功徳により与えられたもので 永久に続くものではない」 今後も世のため、他人のため、小さな功徳を積みましょう。 「不幸せは過去の悪行の反映」 これで悪行の報いをお返しすることができる。

・ 健康は身体のコンディションの問題ではなく心の問題である(エディ夫人)

「病は気から」にも通じますね。もちろん心とは関係ない本当の病気もありますが、心から発する病気も特に現代人には多いのではないでしょうか、、

・ 明日は何か素晴らしいことがあるぞ (大橋)

ついに還暦を過ぎて先が見えてきました。 体力・気力・集中力すべて落ちて来たのを実感、そうなると気分も落ち込むもの。 そこで発想を転換することにしました。明日の素晴らしいものを期待して子供のように目を輝かすことにしましょう (2003-01-24) ... この気分は その後の「ダイエット+筋トレ」で完全に解消しました。 高脂血症と体力低下にともなうウツ傾向だったようです。

・ 数息感(すそくかん)

禅の教える呼吸法です。まず息を吐く時に 「ひとーー」と言いながら吐いて行きます。 十分吐いたあとで、「つーー」と言いながら息を吸っていきます。 これを一から十までやり、十までいったら一から また始めます。 雑念を生ぜずにこれを行うのは、そう簡単ではありません。 禅の最初で最後の修行法だそうです。 「それで何が変わるの?」 まあ、数ヶ月やってみましょう。

・ 死ぬる時節には死ぬるがよく候

良寛さんの言葉「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。これは災難から逃るる妙法にて候」。災難が来たら災難と一体になってしまえ、死ぬ時も同じ「人生、最悪でも死ぬだけ」。中国武術でも「相手に打たれた時は相手と一体になってしまうことにより、相手を弾き返すことができる」というのがありました。「色々なことは事前に想定しておけ。うろたえるな」ということでもありますね。これが幸せの元と思います。

・会議では大きい声の意見が通る(大橋)

会議の時は「はっきり」「大きな声で」「要領よく」 。

往々にして意見が正しいかより、声が大きいかが会議の行方を左右します。

・ とりあえずできることを、マイペースで片付けよう (大橋)

役職は役職を呼び、ひとつ引受けるとどんどん増殖します。 ついに胃に変調「まずい!!もしかして胃ガン?」。 胃カメラ飲んで異常なし、途端にケロっと治ってしまいました。どうやらストレスから。そこで発想を転換。 原稿や案件の山を前にしても「どうせできるものしかできないさ」と、 ふもとから少しずつ崩すことにしました。一気に山ごと片付けねばと思った頃より、結局は能率向上ストレス解消。一歩でも進んでいればいつかは到達できるもんね。

・ 小吏に接するにもまた礼をもってす

「地位や権力のない小役人にも礼をもって接する」という意味です。 ともすると地位や権力のある人にはそれなりに接するが、 そうでない人は軽んじたり無視したりする傾向があります。 しかし、そのような人達にも「他人をそしったり悪い噂を広めて、 その人を引きづりおろす力はあります」。 どのような人にも同じように接しましょう。 その人がいつ自分を助けてくれるかわかりません。

・相矛盾する両極端を同時に意識する

電車の揺れで、前から押されたり、後ろから、右から、左から。 相反する両極端を同時に意識すると、 最小限の動作で無意識、微妙にバランスがとれる。 これは身体を動かす肉体的な場合だが、 社会生活での精神的スタンスとしても言えること。

・認められたい人は反発する

「自分にしょっちゅう楯突く人がいたら、 それは意外と自分を認めているから」だそうです。 「あいつめ、俺にあんな態度をとりやがって」と、 怒って敵に回すのは意味がないし、逆効果ということです。 そう言えば昔、私も尊敬する会長から 「お前は俺をいじめてばかりいる」と言われたことがあります。 こちらとしては敬愛する会長にとって「善かれ」と進言したことなのですが、、

・ミニマルに徹する

大量の選択肢は選択肢がないのと同じだ。提案は絞れば絞るほど魅力的になる。

・成功したいなら「金」「地位」「健康」のひとつをあきらめなさい

「世の中はその3つをすべて持っている人をそねんだりしやすい。 2つ持っていても1つが欠けていると、 かえって同情してくれたりする」という意味です。 私としては「健康」以外は固執していないので、 余り意味のない言葉ですが、まあ、参考まで。

思いついたらまた追加していきます