2007.08 デザイン・ポリシーに共鳴

わーくすてーしょんのあるくらし ( 174 )

2007-8 大橋克洋

暑い夏がやってきました@鹿児島

高級車やスポーツカーを生き甲斐とする人たちがいます。 私も昔はスポーツカーに憧れ車いじりを楽しんでいた人間です。 あの頃「羊の皮を着た狼」という表現が流行りました。

ウエーバーのトリプル・キャブを積んだレース仕様、 ロングノーズの初代スカイライン2000GT を愛用していました。 第2回日本グランプリ出場のホモロゲーションをとるため、 100台限定で生産されたうちの1台でした。 レース仕様でアクセル・ベダルはかなり重く、 交差点で勢い良く発進すると、 後輪が煙を上げて空回りし威勢良く尻を振ってしまうような車でした。 小さな車体に大出力エンジンを積み、冬のモンテカルロ・ラリーなどで 大活躍したモーリス・ミニ・クーパーなども 「羊の皮を着た狼」の典型です。

そのような車好きでしたが、 気がつくといつの間にかもう何年も車を運転しなくなっていたのです。 思い立ってやめたわけではありません。住まいの周囲に余りにも車があふれ、 車を運転する楽しみがなくなったことが大きいのでしょう。 歩いたり電車で移動することで何の不自由も感じなくなり、 そして気がつくと5年以上車を運転していない自分に気がついたというのが事実です。

つまり私は「車をドライブすることが楽しいから」運転していただけであって、 そうでなければ興味はないのだということがわかりました (コンピュータはもう25年以上も、楽しくドライブしています)。

HMMWV : High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle

そして現在は、自分の足や身体のチューンアップに生き甲斐を見いだしています。 足の性能は外見上ではわからないところが、また良いのです。 「羊の皮を着た狼」に似た感覚ですね。 足の「ポルシェ」や、軍用車両「ハンヴィー」をめざしたいと思います。 ハンヴィーの民生用 HUMMER H1はディーゼルですが大メシ食らいの上、 排ガス規制に対応できず販売中止になってしまいました。 足の方は、省エネで環境にやさしいという大きな優位性もあります。

○ デザイン・ポリシーに凄く共鳴

先月 TV でやっていた 世界的なインダストリアル・空間デザイナーの話の中で、 とても感動・共鳴したフレーズがあります。

どんなポリシーでデザインをするかという問いに対して、 「快適さをデザインしたい」「未来の定番をデザインしたい」という答えでした。 うーむ、そうだよね。2番目の方は私も自覚していましたが、 1番目の「快適さのデザイン」については無意識のうちに私も同じ方向性を 目指していたものの、 そのように明確な言葉では自覚していませんでした。

「よしっ、開発中の Web 版 NOA は、使った人間に 『快適、快適』と感じてもらえるようなものにしたい」と思ったのでした。 彼は「今までになかったようなもの、見た人があっと思うようなもの」 を創りたいとも言っていました。同感ですが、こいつはなかなか難しいことですね。

考えてみれば、医療も同じかも知れません。 医療を受けることによって、 患者さんに「快適、快適」と思ってもらえるのが最高の医療なのでしょう。 それは技術の先進度とは関係のない世界かも知れません。

私はそもそも、医師ではなくて建築家かデザイナーになりたかった人間です。 インターンの頃、夜学のデザイン学校に通っていました。 父が病気で倒れたため中退になり、ほんの短い時間でしたが 「こんな面白いことしていていいんだろうか、、」と 思うほど楽しい時間でした。

○ Apple ついに表計算 Numbers を発表

MS 社の Office 機能を、KeyNote、Pages と もっと良いセンスで実現した Apple 社ですが、唯一欠けていたのが Spreadsheet です。 最近 Excel で資料を送られるケースが多く、 これだけは不便で仕方がありませんでした。 最近は NeoOffice を使っていたのですが、 近いうちに Apple から素晴らしいデザイン・コンセプトのものが 出るに違いないと確信してきました。

Spreadsheets the Mac way.

そして、私の確信は思いがけぬタイミングで現実となりました。 昨日 Apple 社から「Numbers」という名前で発表になりました。 ネーミングもなかなかシンプルで良いですね (私の会計ソフト CashBook と似たようなネーミング感覚)。 US Apple 社の Web site でデモを見ました。 さすが期待通りの素晴らしいできのようです。 「Mac がやればこうなるぜ!」というタイトルがついていました。

Apple Japan の Web site に行ってみると すでに AppleStore で購入できる状態、 即決で iWork を購入しました。楽しみです。 プレゼン、文書作成、表計算の Office に替わる三点セット iWork と同時に、 新しい iMac も登場です。より薄いアルミ筐体と薄いキーボードになり、 24 inch もかなりお手頃な価格になりました。 これも涎がでそうなところですが、 私のところには入れる必然性が現在なく、眺めるだけです。

○ 今月の歩術

ここ数年カラ梅雨が続きましたが、今年は久しぶりに雨もよく降り、 各地で土砂災害があったようです。そして 「梅雨明け」宣言も知らぬ間に、東京も暑くなりました。 昨日の東京は歩いていても、周囲の焼けるような空気 「オーブンの中」状態でした。 目的地へ到着すると顔からどっと汗が噴き出しますが、 まだ気持ちよい「シャワーのような汗」ではありません。 汗腺の開きがまだ不十分なんでしょうかね。

さて、そんなことで街歩きの歩術はほどほどですが、 朝夕の「走圏」と「片足立ち」トレーニングのせいで足腰がしっかりして、 粘っこいというか、ふらつき感のない歩きになってきました。 この「粘っこい液体の中を動くような感じ」が、 中国武術の特徴とも言えるでしょう。 まだ歩き始めの調子の良い時だけですが、 ボールベアリングのようにスムースな動きを感ずるようになってきました。 目標とする「滑るような歩き」「自転車に乗っているような歩き」 の「とっかかり」に手が届いてきたのかも知れません。

せかせかした速い動作ではありませんが、 歩行速度は一般の人よりかなり速いようです。 ゆっくりと歩いていても、 後からついてくる人の足音は かなり歩数を重ねていることがわかります。 「站椿」や「片足立ち」による安定立ちの効果で、 片足を上げる滞空時間帯の「安定感」が高まったためと、 後ろ足で蹴ったり前足の踵で着いたりしないので 慣性が残らないためと思います。

別の表現をすると、猫科動物の身のこなしとも言えます。 猫や豹など、足音なく身体全体を使って動きますね。 階段を降りる時 そのイメージで踵をドシンと着けず、 足の裏全体でそっと着地しながら降りると速度も上がるようです。 そう言えばブルース・リーが、 まさにそのような身のこなしをしていたことを憶いだしました。 スティーブ・マックイーンもそれに近かったですね。

TV のショップジャパンなどで宣伝している「ビリーズ・ブート・キャンプ」 の国内販売がミリオンセラーだそうです。 米軍の鬼軍曹のような黒人トレーナーが檄を飛ばし、 見事に腹筋の割れた女性達に囲まれてトレーニングする映像は、 確かに食欲をそそるのでしょう。彼の運動は、 中国武術とも共通するところも見られるのですが、 決定的に異なるのは「無理矢理力をいれて頑張る」ところです。 少林寺などの南拳では無理矢理頑張るところもありますが、 私の指向する北拳では「極力脱力し、最後のところで強大な力を発揮」します。

○ 身体の一部でなく全体を使った動き

「猫科は足だけでなく身体全体を使って移動する」と書きました。 これはかなり重要なポイントと思います。 毎朝のトレーニングの中に、腰を屈めた姿勢から腕を振り上げたり、 立ったまま片腕を脇へ勢い良く振る運動があります。 腕だけどんなに早く動かしても風切り音を出すのは大変ですが、 ベースになる腰から動かすと「ビューン」と見事な風切り音がでます。 身体というブースターが加わるとこんなにも違うんだなあ、 と感心する次第です。

ゆっくり歩いているように見えてもスピードが一般の人より速くなったのも、 足だけでなく身体全体で歩けるようになったからと思います。 中国武術において両手で突き飛ばされた相手が、 後の壁に張り付いた後 滑り落ちてきたという話を 何度か読んだことがあります。これは単に両腕の力だけではないはずです。 まず地面から重力のエネルギーを取り込み、 それを腰に伝え脊柱を通って腕から発散するという、 身体全体のエネルギーとして放散することで可能なことなのでしょう。

○ 帰ってきた栗原メグ

私の好きな女子バレーの季節がやってきました 「ワールド・グランプリ」幕開けです。 柳本ジャパンのメンバーはまた大分新しく入れ替わっています。 足の故障のためアテネ五輪を最後に、 全日本ではプレーをしていないと聞いていた栗原恵が 思いがけず復帰していたのは大変嬉しいことです。 今回の試合ではエース的存在で活躍していました。 あの長身に無理がかからなければ良いがなあと心配でもあります。

帰ってきた栗原メグ、カモシカのような身体は健在でした

栗原はちょっと顔もかわり やや浮腫んだように見えたのですが、 心配し過ぎでしょうか。ジュニアの時代を過ぎたせいかも知れません。 あの両頬にいっぱいのニキビ顔で、いつもニコニコしていた高橋みゆきが、 ニコリともしない精悍な顔つきになったように、、

栗原はたしかにエースとして活躍していましたが、 もう一発パンチが欲しいところです。中国武術式に脱力した柔軟な動きの中から、 バシッ!! と相手のブロックを打ち抜く「強烈な発勁」を打ち出せるようになれば しめたものなんですが、、

ベテランの味、巧妙な技を発揮する高橋みゆき

アテネ五輪の頃、栗原とともにメグ・カナ・コンビと呼ばれた 大山加奈の姿が見えませんがどうしたのでしょう。 キャプテンの竹下佳江は健在です。超小柄な身体でいながら、前衛にあっては ネットを越えてきたボールをダイレクトに敵陣に放り込んだりします。

リベロとして頑張っていた菅山かおるに代わって 佐野優子が入りました。キャプテン竹下とともに小柄な佐野ですが、 その動きは大したものです。どんなボールでも拾ってセッターへ見事に返します。 ネットで調べてみると彼女は前回の五輪選考からはずれ、 単身フランスへ渡り武者修行。 世界のトップチームが集まるチャンピオンズリーグで ベスト・リベロに輝いた経歴をもつそうです。さすが!!。 やはり単身イタリアで武者修行してきた高橋が、 見違えるように精悍になって帰ってきたのと同じなんですね。

現在のところ台湾戦とオランダ戦しか見ていません。 その他にも、木村沙織、荒木絵理香など、 どれをとっても頼りがいのある素晴らしい選手が勢揃いです。 前回負けた台湾に勝ち、翌日のオランダ戦はとても良い試合でした。 これでもか、これでもかと 高い位置から打ち込まれる強烈なスパイクを、 これでもか、これでもかと全員で拾って返します。 果てしなく続く凄いラリーでシノギを削りましたが、 残念ながら最後はとても惜しい負け方でした。 でも選手達全員、本当によく闘いました。

柳本ジャパンまたまた、かなりの成長を遂げたと見受けました。 残念ながら翌日のブラジル戦は見損なったのですが、完敗だったようです。 東京オリンピックで優勝の「東洋の魔女」時代とは 比べ物にならないほど強くなった日本女子バレーですが、 これだけ強くなっても世界はさらに強くなったんだなあ、と思わされました。 北京オリンピックまでに、さらにしぶとくなって欲しいですね。 これから必要なのは「日本選手のしぶとさ」だと思います。

○ 今月の脳トレ

最近あまり触れなかったのですが、プログラミングも相変わらず絶好調です。 1月頃から開発を始めた Web 版電子カルテ NOA ですが、 それを一旦捨て5月にスクラッチから書き直しました。 画面レイアウトをユーザごとのテンプレートで 自由に設定できる仕組みにしたためです。

javascript / PHP の使い勝手もほぼのみこめ、 快適にプログラミングを楽しんでいます。 Web ブラウザーという限定されたプラットフォームで使うことを考えれば、 今まで快適に使ってきた Cocoa 環境にも遜色を感じない開発環境です。 PHP には色々な人達が便利なライブラリーを加えており、 「こんなものがあると良いな」というものがすでにあったりします。

NOA もほぼ全体の輪郭はできあがってきました。 「処方箋やカルテのプリントアウトに PDF を吐き出せると便利だな」 と思っていたのですが、ちゃんとそのようなものが存在し、 しかも日本語化したライブラリーもあって、 奇麗なアウトプットを出せるようになりました。 これまでの NOA より さらに快適に仕事に使える電子カルテになりそうです。

現場で使うのが楽しみになってきました。 仕事に使うには、以前のデータベースの内容をコンバートする仕組みを 作らねばなりません(データ構造も少し変りました)。 それから受付業務の部分もまだですが、 こちらは楽勝でしょう。ほぼ3ヶ月で大方の仕組みはできてしまいましたが、 実際にはこれからが大変です。 微調整や、次々と湧きあがるバグの山との果てしない闘いに 入って行くのかも知れません。

開発速度が一番はやかったのは、初代電子カルテ WINE を作った Emacs + Lisp でした。NeXT 時代から長年愛用してきた Cocoa はとても快適ですが、 機能豊富で高度なだけ手のうちにいれるまで結構時間がかかりました。 そして javascript + PHP ( Ajax ) は私の経験上、 Lisp に次ぐ開発効率の良さを感じています。 Cocoa のように「本当の意味で頭のよい人が作ったんだなあ」と感ずる 「ハイセンスの香り」はありませんけどね、、

ちなみに Steve Jobs に関心するところのひとつは、 このように「センスの良い」「本当の意味で頭のよい」 人間を見抜き、集め、一貫したポリシーの成果をださせる能力です。 オーケストラの指揮者のようなものですね。 マイクロソフトが「頭の良い」人間を集めることはできても、 ダサいものしか作れないのと根本的に違うところです。

○ 外来プリンターを Brother LBP に換えました

現在使っている EPSON 製インクジェットは、以前の CANON 製に比べ、 印字は汚いわ、速度は遅いわ、CANON になかった目詰まりはするはで、 気になっていました。 今回開発の精細な PDF の処方箋も、情けない出力になってしまいます。 思い切って LBP に代えることにしました。 比較検討したところ CANON は MacOSX への対応が イマイチのようです(かつて Apple や NeXT の総販売代理店だったのに 何故? と思うのですが)。

MacOSX で安心して導入できそうなのは、 Brother 製品のようです。 5年前に MacOSX 対応 LBP を探したときも Brother に行き当たり、 自宅書斎で現在も愛用しています。 未だに MacOSX に完璧に対応しているのは Brother だけというのは情けないですね。 私の希望する CANON 製品も印字だけなら対応しそうですが、 複合機となると自信なさげな記述しか見当たりません。

Brother の MFC-7420 という複合機にしました

ネットで一番安そうな店を探して注文しました。 Printer/ Copy/ FAX 機能がついた Laser Printer が、たったの 33,300円。 昔を知っている私なぞ、のけぞってしまいますね (初めてリースで入れた Apple の LaserWriter は 100万円近くしましたから)。 当時まだ入院分娩もやっていて経費が使えましたが、 度重なる医療費抑制もあり、本当に零細になりました(現在は入院施設であっても、 経営はとても苦しいようです)。

しかし、本当に私はよい時代に生きてきました。 コンピュータが高かったころは資金に余裕があり、 余裕がなくなるとともに価格が安くなる、、 世界は私のために変化している?

○ このプリンターのちょっと残念なところ

今までの EPSON ではスキャナーが使えたのですが、 今回はもう一つ上の機種でないと駄目のようです。 コピーする際「一旦スキャンしメモリーに貯めてから印字」しているのに、 スキャナーとして使えないのは、ちょっと残念。 今回要望しなかった FAX 機能も オマケでついてきたのはラッキーという感じです。これはあれば、やはり便利です。

今のところ、ほぼ満足していますが、 手差しだけはかなり使いにくいです。 手差しの挿入口は前面中程の細いスリットです (出力結果はその上にある出力スリットの奥で留まるため、 前面からのぞかないと出力があったかどうかわかりません)。 紙の端が反り返っていたりすると細いスリットに入らず、 反りを直し注意深く挿入しなければなりません。 普通は手差しも、束ねた紙を置く台になっていて 連続で自動的に吸い込んでくれる構造が多いのに、 どういうわけか連続印刷に対応する構造になっていません。 手差しを連続する場合、ちょっとでもタイミングが遅れれば A4 カセットの紙の方を吸い込んでしまいます。

以前は B5 だけでよかったのに、国が省エネに反し変な方針をだしたお陰で、 色々なサイズを使い分けねばなりません。 カセットには世の中標準の A4 サイズを入れています。 処方箋は A5 で出すのが標準になったようで、手差しで対応します。 外来終了後のカルテのプリントアウトが B5 ですが、 これは連続印刷する必要があります。 その度にいちいち B5 用紙に入れ替え、カセットサイズを調整するのはイヤです。 考えてみると問題点は、 束ねた手差し用紙を置く台がないことだけです。 そこで厚紙で簡易型 B5 カセットを作ることを思いつき、 それを適宜 A4 カセットの上に置いて対応しました。 苦肉の策ですが、 用紙を入れ替えカセットサイズを調整するよりずっと楽です。

○ 中華航空機の炎上におもう

先日、沖縄那覇空港に着陸した中華航空機が、 緊急で乗客を降ろした直後炎上爆発する事故がありました。 原因が昨日わかったようです。 フラップを収納する時にはずれたボルトが、 燃料タンクを突き破ったそうです。 これで着陸後になって問題発生した理由が理解できました。

構造図も載っていましたが、 燃料タンクの一部がフラップ収納位置で大きく凹んだ形状で、 そこにフラップが格納される構造になっています。

航空機は極力機体を軽くし、かつ燃料を多量に積む必要があり、 苦肉の策のひとつとしてこのような構造になっているのはわかるのですが、 やはり「これって、まずくないかい?」と思いました。 何かが挟まった時、燃料タンクの凹みにフラップとともに無理矢理 押し込むことになるわけですから。 この事故は設計段階から予想でき、回避できたのではないかと、、

○ 終戦記念日もついに風化?

昨日は8月15日「終戦記念日」でした。 いつもですと新聞・TV などのマスコミが、 こぞってその話題を大きく取り上げるのですが、 どういう訳か昨日は殆んど目につきませんでした。 先日放映された水木しげるの、 南方戦線における体験を元にしたドラマが目についたくらいです。 そう言えば、 今年は広島や長崎の原爆についての報道も余り目につかなかったように思います。

まだ当時を知る人が生きている時代なのに、 もうこれでこの話題はクローズドなんでしょうか。 これだけ どのマスコミもそろって報道しないということは、 何らかの意図が働いているのでしょうか。 先日の参議院選挙との関連があるのでしょうか、、これは勘ぐり過ぎかな、、 毎年きまってマスコミがとりあげていたことが、 今年はほとんど目につかなかったので、 とても奇異に感じたのは私だけ? それとも私が、その報道を見逃しただけ?

産婦人科情報処理研究会の開かれた諏訪にて

、、ううむ、それにしても今年は異常に暑いですね。 熊谷で最高気温40.9度、気象庁の記録を74年ぶりに更新しました。 室内で寝たまま熱中症で亡くなったお年寄りもあったそうです。 しかし記録をみると上には上があるもので、 1921年にはイラク・バスラで58.8度、1913年カリフォルニアでも56.7度と、 想像もできない暑さが記録されています。

全国有床診療所協議会で訪れた鹿児島で朝靄に煙る桜島