2017.12 暮れゆく今年

わーくすてーしょんのあるくらし ( 298)

2017-12 大橋 克洋

早朝散歩:落ち葉散り敷く「林試の森」入口

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◯ 今年も暮れゆく

表紙のタイトルがなかなか思い浮かばず、珍しく今月号のリリースが遅くなりました。結局面白くもないタイトルでごめんなさい。さて、好例により今年一年を振り返ってみます。

1月:久しぶりに MacBook を Touch bar のついた MacBook Pro に更新

2月:日医医療情報システム協議会

3月:馬術の三浦教官の墓参で秋田角館を訪問、冬の大曲花火見物めちゃ寒かった

4月:75歳を定年と決め、大橋医院売買契約を締結

5月:Seagaia meeting 3日間宮崎で電子カルテのお勉強

6月:6月一杯で大橋医院を閉院

7月:閉院にともなう院内整理作業、建物引き渡し

8月:家族で行った「いきなりステーキ」が美味しかった

9月:愛犬「まい」膵炎で数日間入院

10月:孫式太極拳の教室で週一日の練功開始

11月:慈恵医大馬術部の今村教官の還暦祝

12月:孫家拳の一日練習・懇親会

WRC:世界ラリー選手権にトヨタが復帰しヤリスを投入、12戦のうち2戦優勝と初戦にしては善戦。来年に期待。定年となり、早朝散歩を毎日に拡大し歩行意欲は以前より延びたものの、脚力は昨年の中原街道制覇時代に戻らず、75歳に体力上一つの節目があるのかなと、、幸い大きな問題もない一年でした。他の方から見ると「意味不明、だから何なの」というものも多いかも知れません。まあ、とにかく自分のためにメモ、、

世の中的には、北朝鮮による水爆実験・ICBM と称される実験が繰り返され、日本ばかりか米国にも脅威が示されました。12月になると、日本海側の海岸に北朝鮮籍と思われる木造船の漂着が頻発。北朝鮮国内はかなり酷い状況のようです。

今年の夏は酷暑というほどではなく、まあまあ過ごしやすかったのかな。10月はまるで梅雨のように3週間も長雨が続きました。

総選挙では、昨年の都知事選で勢いを得た小池都知事があろうことか、みどりの党を立ち上げ国政にまで手を伸ばそうとするも、ここに自崩れした民進党がなだれ込み、結果として自民党の圧勝となる。例によってマスコミによる一方的な安倍叩きが見苦しい。

大相撲、秋の鳥取場所で横綱日馬富士による仲間内の殴打事件。結果として日馬富士は角界を辞めざるを得ないことに。これについては特に貴乃花親方をめぐり不透明感が強い。

◯ 今月の歩術

今月も一日平均6キロ少々歩いています。通常の早朝散歩は4,5キロなのですが、日曜には10キロ以上歩いたり早朝散歩以外でどこかへ出かけるなどの行動を加えると月平均6キロ以上になります。

今年の冬は寒くなりそう。12月も半ばになると朝の気温も10度を大きく下回り、軽く北風の吹く日も珍しくなくなってきました。昨年までは、スポーツシャツを軽く袖捲りした上にダウンのベストだけで冬の期間を通したのですが、自慢の耐寒能力も75歳を境に落ちてきたのか、ちょっと寒さが身に凍みるようになってきました。頑張れば、もうしばらくこの服装で頑張れないこともないのですが、痩せ我慢はやめにして軽い防寒ジャンパーを羽織ることにしました。厚着で歩くと行程後半には暑さに耐えきれなくなってくるのですが、外気が寒いのか体温生産性が落ちたのか復路もこれで丁度よいようです。

さて歩きの方ですが、今月は八卦掌の意念で後肢膝をやや曲げるような気持ち、前肢をなるべく前方遠くに振り出し、足底が水平に着地するよう意念し歩いています。これですと踵をガツンと突いて衝撃を受けることなく、歩幅もやや広がり速く歩けるようです。東京都医師会に通勤していた頃、神保町の地下鉄駅から階段を登りどこまでも続くダラダラ坂を登って医師会館の階段を5階まで登っていた当時に比べると、登坂能力、特に階段を上がる能力がかなり低下しています。1月には東京都医師会の昔の理事仲間と箱根の金時山に登ろうという計画があるので、それまでに登坂能力をもっと鍛えておきたいと思っています。

月も半ばを過ぎる頃からは、テレビドラマ「陸王」で話題の「ミッドソール」歩法を意識して歩くようにしてみています。「さわこの朝」でのマラソンの Q ちゃんの解説によれば、前肢足底の中央に重心を移し着地する走法だそうですが、元々はアフリカ勢が裸足で練習してきた走法とも聞いています。これは正に私が長年意識してきた「平起平落」の歩法と同じ原理といえるでしょう。ただ同じものでも「ミッドソール」を意識してみると、やや歩きやすい感じです。

◯ 孫家拳一日練習

10月から習い始めた中国武術、約100年前開祖である孫禄堂が武式太極拳を伝承され、形意拳・八卦掌・太極拳を一つに集約し再構築し創始したのが孫式太極拳。孫家拳では、これら孫式太極拳・形意拳・八卦掌をまとめて学びます。

年に一度の「一日練習」会があり、練習後に懇親会もあるとのことで参加しました。参加者はいつもより多少多く26名、新宿の体育館で午前10時より開始。体育館の中を太極拳班、形意拳班、八卦掌班に分け、夫々に指導者がついて練習が行われました。私はまだ八卦掌しか習っていないので八卦掌班。

八卦掌でも私はまだ単換掌しか習っていないのですが、6,7人が輪になっての套路では、私にとって初めての動作が幾つも。指導者の方が教えてくれるのですが、なかなか動作が頭に入らない。「地道にやるっきゃない」ということで、皆さんが休憩に入っても自分だけはゆっくりと習った動作を繰り返す。それにしても覚えが悪い「もしかして、認知症が始まってる?」と不安になるほどですが、頭で覚えられないなら身体で覚えるっきゃないと、一人自習を繰り返しました。

11時半で昼休み。各自近くのコンビニで弁当を買ったり食事をしに出たりと自由行動。すぐ近所には食べるところがなく、新宿の高層ビル街まで歩いてみることにしました。高層ビル群とっつきのビルのレストラン街に入り中華定食。まだ昼休みの時間があるので、時間つぶしに懇親会の場所を確認してくる。

1時に会場に戻ると「拝師式」の準備が始まっていました。後藤英二先生と師弟関係を結ぶ12名の方々のための「拝師式」が行われます。拝師は今回が初めてだったようです。式を終え2時頃から練習再開。2時間近く経った頃一人自習をしていると、床に座り込んだ後藤先生から「大橋さん疲れませんか」と云われ「ちょっと疲れました」と答えると「大橋さん結構体力ありますね」。仕事を辞め普段の運動量は低下していますが、早朝散歩を毎日していることで下半身の体力は多少温存されているのかな。4時頃になると流石に皆さん疲れてきたようで、2,3人ずつ立ったまま雑談、練習をしている人は誰もいません。

4時半に終了宣言があり、懇親会場の「台北夜市」第一生命ビル店へ移動。普段、後藤先生以外とはなかなか親しくお話する機会がないのですが、ビールを傾けながら席が近い数人の方とお話できました。八卦掌の練功を積まれたという年配の北岡さんも遅れて参加されましたが、結局私が一番年配になるようです。それでも5年前のデザイン学校の時に比べれば年齢差は大きくない。あの時は殆どが20才前半の女性ばっかりだったもんなあ、、

◯ 今月の孫家拳

今月初めまでは八卦掌の単換掌しか習っていなかったのですが、上記一日練習でその先の双換掌はじめ幾つかの套路を習いました。しかし、一日練習でいきなり幾つもの套路を教わってもなかなか頭に入れるのは困難。その翌週の練習日、先輩の方々に懇切丁寧に繰り返し教えて頂き、獅子掌・返身掌を加えレパートリーを4つに増やすことができました。

練習では後藤先生や先輩方が時々動作を直してくれるのですが、以前教わっていなかった動作のコツなど少しずつ増やし、若い人のようにはいきませんが、ゆっくりと身に付いてきつつあります。

まだゆっくりの動作では、身体が左右にフラフラと安定しない状態ですが、とにかく地道な練習でこれらを克服していきたいと思っています。

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これは日々の生活で感じたことを書きとどめる私の備忘録です