「アレルギー・アトピー手記」
37歳2014年6月20日
37歳2014年6月20日
私の漢方薬によるアレルギー治療(現在も治療中)
私は小学校の頃(約30年前)から、家族に「ティッシュ男」と揶揄されるくらい、年中クシャミと鼻水が酷かったのを記憶しています。耳鼻科にかかりネブライザーの吸入をして薬をもらっても根治せず、年々症状は悪化していきます。社会に出て一番酷かったころには、毎日掃除機をかけて家に数台の空気清浄器を24時間回しても、家の中でマスクをして薬を使わないと生活できず、それでも鼻詰まりで寝付けない日がある程でした。そのころ、減感作療法の注射がある事を知り、「根治するにはこれしかない!」という思いから、約2年間(最初の半年は毎週、その後は2週間→4週間に1回)ダニ用の注射に通い、花粉のオフシーズンは外でマスクをはずし、掃除も週一回で暮らせるようになりました。
しかし、注射をやめて数か月経つと花粉のオフシーズンなのに、また調子が悪くなってきました。薬を使ってマスクをして掃除の日々へと逆戻りしそうだったので、注射していた耳鼻科で調べてもらったところ、下がったはずのハウスダストの数字が上がっているのに加えて、他のアレルゲンの数値も上がってきているとのこと・・・。「今度は他のアレルゲンの注射も2年かけてするのか??これではイタチゴッコだ・・・。何か本当の意味で根治出来るものはないのか?」と思っていたところ、知り合いの息子さんが酷い食べ物アレルギーで松本漢方クリニックを受診し、翌年完治したという話を聞きました。「これだ!」と思い休みを取って、新幹線で大阪に向かいました。
診察の中で先生に、「あんたアトピーがあるな。」と言われ、初めて自分がアトピーであることに気付きました。私はアトピーといえば象のようになった肌のイメージしかなく、時々痒くなる程度の自分の肌がアトピーとは夢にも思っていませんでした。でも、言われてみれば、子供の頃から(大人となった今でも耐え難いような痒みに襲われ)、狂ったように肌を掻き毟むしっていました。それが漢方薬で痒みが収まってしまったので驚きました。服薬開始から暫くは好転反応に苦しみました。しかし、一年経った今では、掃除も毎日から週一回に、マスクは外でもしなくてすむように、勿論漢方以外の薬も飲まなくて良いようになりました。花粉シーズンでは、まだ家や職場でもマスクが必要だったりしますが、以前に比べると格段に良くなっています。
今後も漢方を続けて根治できるように頑張っていきたいと思います。これからも宜しくお願い致します。1