1.総括

・松本先生は、日々、免疫寛容の仕組みについてご自身の経験に基づき研究するとともに、医療業界と戦い、「必ず治す」と言い切れる唯一無二の存在 です。

・薬局で処方される薬に加えて、松本漢方クリニックから処方される薬を追 加して煎じることで、オリジナルの煎じ薬を作成されていて、顆粒タイプ の漢方薬とは全く別の薬と言えます。

・特に辛い時期に長時間の薬草風呂は、外見的にも、気分的にも楽で良い治 療でした。

・初期の頃は、かきむしったところから出るリンパ液や血液、松本漢方クリ ニックで調合してもらう塗り薬がシーツや下着に付着して、必然的に洗濯 の回数も増えます。本人の治療継続の意思以上に家族の協力は必ず必要と なります。

2.発症から回復まで(2010年3月~2010年7月)

(訪問)

初めて松本漢方クリニックを訪れたのは、2010年の3月19日。インパ クトのある松本先生に「絶対治してあげるからね、辛かったら診断書を書いて あげるから無理せず仕事を休みなさい。」と言って頂けて、本当に嬉しかったで す。これまで皮膚に関するトラブルは皆無でしたが、社会人になってから腰に 出来た汗疹の治療のため、皮膚科で処方されたのがステロイドでした。その後、 一時的な改善は見られても、しばらくすると他の範囲でも同様の湿疹が出てし まい、本当にどうしたらよいか疑問を持ちながら、皮膚科医からの指導もあり、 使用を続けました。その結果、顔も赤く腫れてしまい、ぱっと見にも気になる レベルで、外出するのも嫌になるほど精神的にも参ってしまい、必死にインタ ーネットを探して見つけたのが、松本漢方クリニックのホームページでした。

(治療期間)

今、振り返ると、綺麗な肌に戻るまでにかかる時間は人それぞれですが、ス テロイドを使用していた長さやトータルの使用量に比例した時間が治療に必要 な気がします。私の場合は、服用を開始して1週間後ぐらいから、肌が痒くな りました。ステロイドを使い始めたのは社会人になってからで、使用期間が短 かったこともあり、集中して治療するとおおよそ3ヶ月ほど経った頃には、掻きむしることもなく肌もしっとりしてきました。体に起こる変化として面白い のは、ステロイドを塗り始めた部位の症状がいつまでも残ったことです。

(松本漢方クリニックに通院する理由と今の医療業界について)

高槻の松本漢方クリニックに通う理由は、近くの皮膚科医に、松本先生と同 じことができる(戦っている)お医者さんがいないからです。過去に、ホーム ページでそれなりのことを言っている複数の皮膚科に出向いて診察を受けたこ ともあるのですが、なかなかこちらの要望に合致した薬(例えばヘルペスの薬 やまともな漢方薬など)は処方されませんでした。代わりに、ステロイドもし くは高価なスキンケア用品を勧めてくるという新規顧客獲得に向けた営業行為 としか受け取れない皮膚科が多く疲れてしまったのも原因です。

松本漢方クリニックでの治療を踏まえて、今思えば当時、「少しずつステロイ ドの量を減らしながら最後は使用をやめましょう。」という、他の皮膚科医の診 療方法も疑問を持つべきだったと思いますし、そもそも皮膚科医がステロイド 薬を塗る際にビニール手袋を使って塗っている時点で、やはり危険性を認識し ながら使っているのだと思うべきでした。

また、皮膚科以外の耳鼻咽喉科などでも事前にステロイドは使わないでくだ さいと言っているにもかかわらず、不用意に使われるケースもあるので、注意 が必要です。やはり、自分で自分の体は守っていくしかないと思いますし、松 本漢方クリニックが存続してくれ、他の地区でも同様の医療受けられるように なることを切に願うばかりです。

(松本漢方クリニックに再度治療に)(2013年4月~12月・2016年7月~)

2011年には皮膚も丈夫になり、ちょっとしたことでは掻いたりすることもなくなっていたので、しばし薬草風呂や漢方薬は飲まずにかゆみなどがある時だけ赤・黄のクリームを塗る形としておりました。

決してよくなって気を緩めたわけでも、ステロイドを使用したわけでもない のですが、2013年はPM2.5と花粉のシーズンが重なったことで、20 16年は仕事が忙しくなり再び免疫が落ちたことで、ヘルペスウィルスが原因 のピリピリした痛みとかゆみに襲われました。初回と比べて皮膚のはがれ方や かゆみなどは比べものにならない程度だったのですが、やはり免疫としては皮 膚の外に異物を出したいようで、朝になるとかき傷ができていて、血液や液体 がシーツについていることが多かったです。

今後もどのような化学物質や異物に襲われるかわかりませんが、何かあった 時に頼ることができる松本漢方クリニックがあって本当によかったと心から思 っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

PDF形式で読む