「病気を治すのは自分の免疫」
18歳2017年3月15日
18歳2017年3月15日
私は赤ちゃんの頃からアトピーでした。食物アレルギーもあり、除去食を続けていましたので、皮膚の状態は目立って悪いわけではありませんでした。しかし、皮膚は乾燥していて、痒みは常にありました。特に膝の裏とお尻の痒みがひどく、寝ている間に掻きむしり、傷ができ、色素沈着していました。汗をかいた後、お風呂上りなどは全身が痒くなりました。
高校2年生の夏、なぜか今まで痒みを感じたことがない首が痒くなり、保湿剤を塗っても改善されず、悪化をたどりました。痒みで勉強どころではない状態でしたので、皮膚科に行きました。ステロイド軟膏が処方されました。医師からステロイドを使って皮膚を良い状態にし、状態が良くなれば、痒みもなくなるという説明がありました。これまでステロイド軟膏は塗ったことがありませんでした。ステロイドを塗ったら、一瞬で痒みから解放されました。しかし、2週間もすると、前よりももっと辛い痒みに襲われました。そしてまたステロイドを塗りました。ステロイドはアトピーを治す薬ではないと身をもって実感しました。
松本漢方クリニックを訪れたのは高校2年生の2月でした。「病気は誰が治すんだ?」と先生から問いかけられ、答えられなかった私に「自分だ!」と叱咤激励をいただきました。そして、松本先生を信じて、頑張ってみようと思いました。しばらくすると、猛烈な痒みに襲われ、浸出液が出てきて驚きました。こんな状態は初めてでした。私はステロイドを塗った期間はごくわずかでしたが、喘息もありましたので、抗ヒスタミン剤などの薬は長年服用していました。松本先生が仰った通り、リバウンドが起こり、半年間は辛かったです。就寝は首にカーゼを巻き、両手に木綿の手袋を付け外れないよう紐でくくりつけました。
半年が過ぎた頃、嘘のように痒みがなくなっていることを実感しました。色素沈着していた皮膚の黒ずみも次第に薄れてきました。何より痒みを感じない日々を送れていることが嬉しかったです。最初は半信半疑でしたが、松本漢方クリニックで完治した方がいるから自分も治ると信じました。おかげで高校3年生の後半は勉強に集中することができ、希望の大学に進学することが決まりました。松本先生、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。