「松本漢方クリニックと出会えて」
25歳男性 2003年2月
25歳男性 2003年2月
治療開始 平成14年1月22日 25歳
私と松本先生との出会いは、本当に偶然でした。
まず、私は自分がアトピーである事、ステロイドを使用していることさえ知りませんでした。幼い頃から、肌が弱いという事は自覚していましたが、まさかアトピーとは思ってもいませんでした。(もちろん、ステロイドは幼い頃から塗り続けてですが、自覚なし)そんな私と松本先生との出会いから現在(治療途中)までを、今から治療される方へむけて書こうと思います。(私が勇気付けられた手記のように、うまく書けないのですが・・・)
私は、私自身の病気に対して本当に無頓着でした。なぜなら、荒れてきた肌を一日でつるつるの肌に戻してくれる薬があったからです。私は、肌が荒れてきたら、行きつけの診療所に行き、ステロイド注射を打ってもらっていました。(もちろんステロイドとは知りませんでした。)そんな生活を5年続けていました。
そんな時、私の仕事が忙しくなり、注射を打ちに行く時間さえ、薬をもらいに行く時間さえなくなってしまいました。そこで私は、妻に薬をもらってきてくれるよう頼みました。(妻は、私の肌荒れは100%アトピーで、使っている薬は100%ステロイドだと確信していたそうで、密かに、インターネット等でアトピーについて調べていたようです。)
妻は行きつけの診療所に行き、直接先生に、すべての薬について教えてくれるよう言ったそうです。やはり、ステロイドでした。しかし、診療所の先生は「医者が良いと思って処方するステロイドが悪いわけないだろう!使い方を間違ったらあかんだけや!」こうも言いました。「アトピーは一生治らんよ。どうやって、ステロイドとうまくつきあるかを考えた方がいい。」と。妻は、仕事から帰宅した私に、「あの病院は、もう行ったらあかん!やっぱり、ステロイドやったよ!」と言い、その日から、脱ステロイドの日々が始まりました。
脱ステロイドと言っても、何もしないわけにはいきません。早く治療法を探さなければ、私の体は大変なことになってしまいます。インターネットで見つけた民間療法を試してみましたが、よくならず・・・・・そんなことを繰り返していた時、妻の友人で「アトピーが治ったよ!」という方に、ある高槻の病院を紹介されました。その頃には、いくら友人が治ったと言っても、飛んで行くような馬鹿なことはしなくなっていました。(自分でどのような治療をする病院かを確かめてから。)そこで、インターネットでその病院の名前で検索をかけました。すると、一軒だけ高槻のその病院についての記事がありました。それは、松本漢方クリニックで公表している手記の一部でした。そこには、その人もそこに行ったが全くよくならず・・・・・ステロイド治療・・・・・とつづってありました。それが、私と松本漢方クリニックとの出会いでした。本当に偶然でした。それから、松本漢方クリニックのホームページ、手記を毎日のように読みました。私も妻も、ここならば!という気持ちになっていました。手記には「漢方治療で治療費は高い。」「治療には長くかかる。(これは自分がステロイドを使用していた期間に比例するようですが。)」と書いてありましたが、そんなことは私も妻も気になりませんでした。完治するならばと。(お金のことを気にしていなかったというのは、嘘ですね・・・)
それからすぐ、松本漢方クリニックに行き、漢方治療を始めました。もう「信じるしかなかった」というか「信じれた」というか、松本先生を疑う気持ちはまったくありませんでした。治療経過は、今までに読んだ手記の通りに進んでいきました。私の体は、もうぼろぼろ。でも心配はありませんでした。手記どおりに悪くなるのであれば、手記どおりに良くなっていくはずだと、私も妻も信じていたからです。
治療を始めて2ヶ月程で、仕事に行くことができなくなりました。仕事に行くことができなくなった理由は、もちろん人の目もありましたが。顔や体全体からは黄色い汁が出て、汗なのか何なのかわからないくらいひどかったので。しかし、一番の理由は眠ることができなかったことでしょうか。そのせいか、体重は治療前から7キロ減。(71キロから64キロ)頬はこけ、肌はぼろぼろ、本当にすごい姿でした。そんな状態から2ヶ月経過頃でしょうか、気がつけば、全身にあった掻き傷、肌の赤みが日を追うごとに消え始めていきました。(妻に言われて初めて気がついたのですが・・・・・痒みはまだあったので。)今までどおり掻いても掻いても、今までのような傷にはならなくなっていました。
仕事を休みだしてから、約3ヶ月。見た目もほぼ普通の肌に戻り、(体重はまだ戻りませんが。)仕事に復帰する事になりました。休む前に一緒に仕事をしていた先輩には、「すごい治ったなあ。俺の嫁にも行かそうかぁ!(先輩の奥さんもアトピーらしい)」と言われる程、良くなっていました。
現在、まだ少し荒れる日もありますが、松本先生に「完治!」と言われるまでがんばって続けていこうと思います。
最後に先生へ
ここまで良くしていただいたのに、手記が遅くなり申し訳ございませんでした。これからもよろしくお願いします。