「完治を確信(アトピー手記)」
(お母様記述)14歳2016年4月23日
(お母様記述)14歳2016年4月23日
息子が松本漢方クリニックでお世話になって、ちょうど一年になります。小さい頃から肌が乾燥していて、かゆがって傷になってしまう時は皮膚科へ行き、薬をもらって塗って治まれば良しという行動を何年も繰り返していました。当時は、評判の良い皮膚科だという話を聞いては受診し、何の疑いもなく処方された薬を使っていました。その薬にステロイドが入っていても、症状を治めるには塗るしかないと思っていましたし、ステロイドを使うことによって副作用があったり、免疫を抑制してしまうという事が分かっていませんでした。今になると、知らないって怖い事だな・・・と思います。
しばらく肌の状態は治まっていましたが、中学1年の夏ごろから全身をかゆがるようになり、またいつものように皮膚科へ行くと「これは、じんましんです。治す事はできません。薬で症状を抑える事しかできません。」とはっきり言われました。そこで出されたかゆみ止めのシロップと塗り薬を飲んで塗っていましたが一向に良くならず、全身傷だらけでお腹の辺りは皮膚が黒ずんでいました。肘の内側や膝の裏、首もかゆがり、次に受診した時に薬が効かない事を先生に伝えると、「薬を変えましょう」と違う薬を出されましたが、結果は同じでかゆみが治まらず、ますます肌は黒ずんでボコボコになりました。先生は「えっ!これで治らないの?どうしよう!!」と、途方に暮れてしまいました。でも、どうにかして治してあげたい!と母に相談すると、10年以上前に母が顔(特にまぶた)が荒れてひどい状態になった時、高槻の松本漢方クリニックで診ていただき、塗り薬と煎じ薬を1年間続けて「きれいに治ったよ」と教えてくれたので、早速行くことに決めました。
母から松本先生の人物像は聞かされていなかったので、初めてお会いした時の印象は私も息子も正直「強烈!」でとても驚きました。(笑)診察していただくと、アトピーだということが初めて分かりました。アトピーと聞いて、なかなか治らなくて治療が大変というイメージが膨らんでショックでしたが、松本先生は「この子はそんなにひどくないよ。大丈夫、治してあげるから!」と力強く言い切って下さり、息子と私に笑顔で握手をしてくださりました。すごく安心できて絶対治ると確信が持てましたし、よしっ!治療頑張るぞ!という気持ちになりました。
毎週末の漢方風呂、毎食前の煎じ薬、赤い軟膏、黄色い軟膏を処方していただいて、帰り道に「かゆみ止め無しで過ごすんだ~」「リバウンドってどれだけくるんだろう?」「煎じ薬の味に耐えられるんだろうか?」「漢方風呂にビニール袋の中で入るってものすごく大変そう」と色々不安でしたが、本人も治したいという意志が強かったようで煎じ薬も頑張って飲み続けましたし、赤と黄色の軟膏も、毎日欠かさず塗り続けました。漢方風呂は、ホームセンターで大きな桶を買ってきて使いました。快適だったようで1時間は軽く入っていました。「かきたいときは、かきたいだけかけばいい」と先生に言われていた通り、かゆい時はかきまくっていました。しかし、最初以上に状態がひどくなることもなく、3か月もするとかゆみも少しましになり、肌の傷も減っていきました。
夏は汗をかくとかゆくなるようで、同じ状態が続きましたが、涼しくなるにつれてだんだん体をかく事も少なくなり、黒ずんでいた肌も元のキレイな色を取り戻しました。(毎年虫さされの跡がひどく残っていたすねも、今年はきれいに治っています。)
10か月経って受診した時に「漢方風呂はもういいよ」と言って頂いてIgE30で、アトピーはもう良くなっているとの事でした。先生が「病気を治してるのは、この子自身や」とおっしゃって下さり、その免疫力を引き出す治療をして下さって、本当に感謝しています。ありがとうございます!!息子も「あんなにかゆかったのに、やっぱり漢方ってすごいなぁ」と嬉しそうに話しています。あとはヘルペスの値が高いので、もう少しお世話になると思いますが、よろしくお願いします。