「幼児期のアトピー」
7歳2015年7月27日(お母様記述)
7歳2015年7月27日(お母様記述)
初めて松本漢方クリニックに通院し、先生にお出会いしたのは今から5年前、長男が2歳(H22.7.13)の時です。今ではほとんどアトピーの症状はなくなりました。治療を始めた当初、色々な方の手記を読みながら、2年で治そうと決意していました。いつ治るか分からない治療を何年も続ける自信がなかったので、とにかく2年は絶対に続けて治すんだという思いで始まりました。
お風呂の漢方と、漢方の飲み薬、塗り薬があり、一番大変だったのは、お風呂の前に体に塗る消毒でした。症状のひどい時は痛くて泣き叫ぶ時もありました。本当にこれでいいのだろうか、今思えば先生に申し訳ないのですが、この治療で間違いないのか不安で、でも信じて頑張るしかないと心に決め2カ月が過ぎた頃、見違えるように肌の様子が変わっていました。感動しました。あんなに苦しかった日々が無駄ではなかったんだと。
先生に出会うまでは、卵アレルギーがあるから、これは食べて良いとか悪いとか、これを食べたから症状がひどくなったんだとか、掻き傷が酷くならないように常に爪を気にしていたり、とても神経質になっていました。また、お母さんが神経質になっているから治らないんだと言われる先生もいたりして、苦しい思いでいましたが、松本先生は、何でも食べていいし、掻きたいだけ掻きなさいと言われたことに、どれだけ気持ちが救われたか分かりません。「僕が治すんちゃうでー、免疫が治すんや。」と何度も繰り返し言って頂き、いつか治るんだという希望を持てたことも大きな力になっていました。
その後は少し気を抜いてしまいましたが、細々と治療を続け、4年が過ぎた頃、先生から手記を書くように言って頂きました。(提出に時間がかかってしまい、本当に申し訳ありません。)他にも喘息が出たり風邪をひいたり、ヘルペスがでたり何かある度に、先生にお世話になりました。
治療を始めた当初は、私自身が二人目を妊娠中で、つわりがひどく、2度の入院の最中でした。初めて松本漢方クリニックを訪れた時も体調の悪いなかだったので、先生に変に思われていたかもしれません。(本当にやる気があるのかなと疑われたかもしれません。)「何で来たんや。ホームページをしっかり読みなさい。」と何度も言われた気がします。
長男にアトピーの症状が出始めたのは生後3ヶ月の頃です。膝の後ろが赤くなり、最初に行った病院で、「こんなことしてたら駄目。」とステロイドをたっぷり塗りつけられました。私の姉が子供の頃からアトピーを患っており、ステロイドは怖いというイメージを持っていた為、大変ショックを受けました。病院の治療ってこんな程度なの?3ヶ月の赤ちゃんにステロイド?憤りを感じました。
長男の症状は悪くなるばかり。何とかステロイドを使わずに治す方法はないものかと病院を探す日々。インターネットで松本医院を見つけた時は神様にでも出会えたような信じられない気持ちでした。私の求めていた病院がある、と分かっただけで本当に嬉しかったです。私自身も花粉症や喘息、風邪などを治療してもらっていて、先生の理論の確かさを実感しています。でも、ここまで頑張れたのは、主人の理解と家族の協力、そして本人の頑張りがあったから、そして、松本先生の正しい理論と正しい治療があったからにほかなりません。
免疫が病気を治すのであって、薬が病気を治すのではありません。けれども、その真実を理解していても人に理解してもらうのは本当に難しいと感じています。松本先生が御自身の信念を貫き通すお姿には本当に頭が下がります。少しでもそのお力になれればという気持ちと、アトピーや喘息などのアレルギーをはじめとする病気で苦しまれている方々にその理論が伝わってほしいという願いをこめて、この手記を書かせて頂きました。
最後になりましたが、いつも「丹波の山奥からごくろうさん!」と声かけて頂いた松本先生、待合室でうるさい子供たちを叱らずに見守ってくれたスタッフの皆さん、ありがとうございました。まだお世話になることもあると思いますが、宜しくお願いします