「私のアトピーと知らない間に完治した娘のアトピー」
匿名希望 37 歳
2016 年 2 月 13 日
匿名希望 37 歳
2016 年 2 月 13 日
私が松本漢方クリニックを訪れたきっかけは妊娠でした。塗り薬などもお腹の赤ちゃんに影響をあたえると知り、ステロイドを止めたいと思っていたところに、たまたま知り合いに教えてもらったのです。
初診で松本先生は「アトピーは治る」とおっしゃいました。衝撃でした。今まで「治る」と言うお医者様はいなかったので、私は“一生アトピーと付き合っていくものだ。アトピーとはそういうものだ”と思っていました。しかし、その考えが間違っていることを先生から教わりました。その時に初めて、産まれてくる赤ちゃんには私と同じアトピーで悩ませることはないかもしれないという希望も生まれました。
煎じ薬と塗り薬と消毒とお風呂の治療が始まりました。特にお風呂は入れる限り、何時間でも入っていました。漢方風呂の治療は患部が内側から潤う感じが私にはとてもとても心地よくて「治療なのに気持ち良くていいのかなぁ」と思ったものです。お腹の赤ちゃんもお風呂の間は活発に良く動いていたのを覚えています。同時に痒みも増すのですが、先生に「掻いて良い」と言われていたので、心は軽くなり存分に掻いていました。この一言は今まで「掻いたらダメ」と言われていた私には最高の言葉でした。もちろん掻いた箇所は痛みます。でも次の日には薄く瘡蓋のようなものになるので、安心して、自分の免疫力を信じて掻くことが出来ました。
「出産後は出るよ」と先生に言われた通り、体中症状が悪化しました。赤ちゃんには私が飲んだ煎じ薬を母乳から摂取させて、患部には軟膏を塗り、漢方風呂の入浴はビニール製のベビーバスで行いました。産まれた赤ちゃんは、初めは何も肌に出ていませんでしたが、数ヶ月後、体と頬に出始めました。特に頬はジュクジュクしていて酷かったので、周りからは「かわいそう」とよく言われました。先生はHPで『治療は家族の協力がないと出来ません』と書かれています。私は自分も一緒に治療していて実感がありましたので、周りからそういうことを言われても気にしないようにしていましたが、家族の理解は必要不可欠だと思いました。たわいない周りの言葉で挫けたり、悩んだり、ストレスにつながるからです。この治療中、娘の見た目が痛々しく思えることはありましたが、一度もアトピーが原因で泣いたり、ぐずったりすることはありませんでした。
見た目にもわかるくらいの症状は、1歳くらいで無くなり、後は3歳くらいまで軽い症状が出る程度でした。それ以降、現在の7歳まで全くアトピーは出ていません。娘はアトピーだったことも、治療を受けていたことも、ほぼ覚えていません。現在も治療中の私には羨ましい限りですが、本当はこれがあるべき姿なんだと感じます。私の世代では奇跡のような話ですが、これが真実だと松本先生に会って知ることが出来ました。本当はこんなにも単純だったのに、みんなで勝手に複雑化しているんですね。手記を読んでいる皆さんに言いたいのは、1日も早く松本先生の治療を受けることが、1日も早い完治に繋がるということです。
自分の文章が読まれることに気恥ずかしさがあり、今日まで書けずにいた手記ですが、8年たった今も先生は、私のようなただの一患者にこの治療を広める大切さを熱く語ってくれます。先生は、病気で悩みを抱えるたくさんの人が、一人でも多く松本漢方クリニックに辿り着けるよう願っておられると感じました。私は「手記」を全く理解できていなかったこと、自分の勝手な理由から書かなかったことをただただ申し訳なく思いました。
先生にお会いすると私はいつも前向きな気持ちと勇気がわきます。未熟な私にはそれがどうしてかきちんと理解出来ず、まだまだ先生が必要です。こうして手記が遅くなる始末で本当に申し訳ありません。
最後に娘のように、知らない間に完治するのが当たり前の世の中になることを切に願います。