「アトピー経過報告手記」
41歳2016年9月4日
41歳2016年9月4日
私は3歳からアトピーでした。幼稚園、小学校の低学年まではしんどいと思ったことはあまりありませんでした。10歳ぐらいになると体も大きくなってきて、痒みや湿疹が増えてきました。それでひどくなると、大桑皮膚科を受診し、ステロイドの塗り薬や飲み薬を飲んでいました。ステロイドは塗るとしばらくは良くなるが、時間が経つとだんだんひどくなり、中学生になると、全身に湿疹とステロイドを塗り続けて陽に当たった結果、肌が黒くなってきました。思春期でしたので、周りから「汚い」という目で見られたり、気持ちもやはり辛かったです。そこで、色々な薬を試したり、身体に良いという食べ物を食べたりしましたが、なかなか良くなりませんでした。
そんな時、近所の方から松本漢方クリニックの話を聞きました。「漢方薬で治す」ということで、時間をかけてその治療で治ったという話を聞いて、藁をもすがる思いで受診しました。そこで「今までのステロイドのリバウンドがあり、かなりしんどいがオレが治してやる。」という松本先生の言葉にびっくりしました。今までかかった病院や薬局などは「かわいそうに!」という言葉は何度も効きましたが、「治してやる」と言ったのは、松本先生だけでした。その言葉を信じ、また、「しっかり汗をかくように。」とそれまでの太陽から遠ざかっていた生活の逆の生活をしました。苦い漢方薬を飲みながら治療をすすめました。
17歳から始めましたが20代の半ばまではリバウンドの繰り返しでかなりしんどかったです。でも先生の「治したる。」という言葉を信じ、漢方を飲んで、しっかり活動して汗をかいて、お風呂できれいにしてという日々の積み重ねで、下半身から良くなり、それが30代になると胸まで良くなってきました。また、以前黒ずんでいた顔もだいぶ赤らみ改善してきました。
今、40代に入り、腕と首、顔にアトピーが残っている状態です。10代後半、20代に比べるだいぶ生活しやすいようになってきました。完治のために引き続き、漢方を飲みながらしっかり汗をかいて新陳代謝をよくしてがんばっていきます。