「アトピー手記」
31歳2015年6月2日
31歳2015年6月2日
アトピー奮闘記
私は丁度一年前、松本漢方クリニックに通い始めました。元々幼少期から肘や膝など一部の部分がアトピーで、ステロイドを塗る期間があったり、まったく塗らない期間があったりと、体調に合わせてステロイドを塗るような感じでした。社会人になり、上司からのプレッシャーと仕事の多忙さからアトピーが悪化し、ステロイドを塗るようになったのですが、だんだん効かなくなり、上司に怒られると冷や汗が出て、それで猛烈に体が痒くなる、痒くなると仕事に集中できない、の悪循環になってしまい、2014年4月、鬱で倒れてしまい、会社を休むことになりました。
その際、幼少時代からのアトピーも根本から直そうと、脱ステロイドをしようと思い、母が通っている整体師さんの所に通院していました。その内容は、熱光線を体に当てたり、植物を乾燥させたものと水を体に塗ったりと、本当にこれで良くなるのか?と不安に思いながら通院していました。リバウンドはすぐに体に現れ、体中からリンパ液が出るようになり、皮膚は傷と湿疹で正常な皮膚が見当たらないくらい酷くなり、リンパ液がシャツについて痒くて夜も眠れない状態で、朝方かき疲れて眠るような生活をしていました。
このままではダメだと思い、インターネットで見つけたのが松本漢方クリニックでした。HPの他の患者さんの手記を見ると、皆さん今の自分のような状態から、地獄のような日々を耐え抜いて完治したというではないですか。藁にもすがる思いで松本漢方クリニックの戸を叩くと、そこには声が大きく、ちょっと怖いおじさんがいました(大変失礼ですがw)先生がまず私にしてくれたのは、私の手を強く握り「絶対に治してやる」という言葉でした。その時私は、今まで病院でステロイドを処方してくれた先生とは違うな?と思い、同時にこの人の言うことなら信じてもいいかなと思いました。
その日から私は、先生が出してくれた飲み薬や塗り薬を服用し、薬湯に毎日2時間入る生活を始めました。最初はなかなかよくならず、闘病生活が辛くて仕方なく、「なんで自分だけが」と思いましたが、他の患者さんの手記を読んで、今自分と同じ境遇で戦っている人がいる、と自分を奮い立たせました。2か月もすると、リンパ液は大分おさまり、夜も寝られるようになってきました。今ま2でほぼ寝たきりのような生活を送っていたので、布団のなかで軽い筋肉トレーニングのような事もしました。外を歩いてみたり、コンビニに行ってみたりと、徐々に出来ることを増やしていき、2014年10月中旬には仕事に復帰することができました。
復帰後は、体調と相談して、調子が良くないと思ったときに薬湯に入ったり、塗り薬を塗ったりしていました。しかし、2015年5月、気温が温かくなり、汗が滲みだす季節になると、また体が痒くなりだしました。職場の上司には自分が重度のアトピーであることは伝えていて、仕事にも色々配慮していただいていたのですが、汗が滲むとどうしても痒くなり、まったく仕事に手が付かなくなってしまった為、もう一度休職させていただきました。
今、再度通院しています。去年の今頃程ではないですが、体の一部からリンパ液が出て、手や足が曲げ辛い状態です。仕事に復帰した後も、きちんと通院しなかった事を後悔していますが、今は完全に体を治すことだけを考え、治療に専念したいと思います。