「松本漢方クリニックに出会うまでと受診後の経過報告」
22歳2017年3月7日
22歳2017年3月7日
私は小さな頃からアトピーがありました。しかし、それは関節にちょこちょこっと出るくらいでたいしたことはなく、近所の皮膚科でもらう薬をたまーに塗る位で全く平気でした。小学校高学年、中学生の頃は皮膚科になんて全く通ったことなかったし、本当に普通でキレイな肌でした。
高校2年生になった春頃、急に足にプツプツした痒みのある発疹のようなものができ、腕はクレーターのように盛り上がりボコボコで痒くて、全身にもアトピーが出てあざのようになりました。小さい頃のアトピーとはまた違った蕁麻疹にも似た内側から出ているような症状が出始め、皮膚科を転々としました。
結局、松本漢方クリニックに出会うまで6軒病院を回りました。本当に原因不明で、急に発症し、血液検査を何度もしましたが、スギ花粉やハウスダスト、ストレスなどのアレルギー反応が今まで溜まっていて、それが急に出始めたという診断ばかりで、それが起こった原因を教えてくれる病院はどこもありませんでした。
治療はステロイドを塗ったりプロトピックを塗ったりと似たり寄ったりでした。漢方を使った治療もしました。ステロイドを塗っていた時よりも明らかに良くなりましたが、プロトピックを使用しながらの治療であったこともあり、一定のところまで治ってから進歩がまるでありませんでした。良くなったり悪くなったり波が激しく、もう無理かなと諦め半分でした。
大学に入学し、しばらくして脱ステ・脱保湿のことを知り、本格的にやってみようと思い、独学(?)で夏休みに合わせてやり始めました。とりあえず薬を塗ること、保湿剤などを塗ることをやめて、本当に何もしない!という毎日を過ごしました。もうそれは最悪な毎日で、汁は出まくり、顔は真赤、なんだか寒いし、動くと痛いし食欲もないという状態で座っているか寝ているかの毎日でした。
そんなこんなで耐え続けて秋が過ぎ、冬を迎えました。大分症状は治まり、まともになりました。しかし冬であったこともあり、乾燥が酷くここで挫折。またもや保湿剤をベタ塗りし始めました。
そして春を迎えスギ花粉の時期になりました。またもやアレルギー症状が出始めステロイドを処方する病院にかかり始めたのです。これが私の3年前の1度目の脱ステ、脱保湿です。
それからしばらくして夏になり、2度目の脱ステ、脱保湿を脱ステの専門病院のもとで行いました。基本的に何もしない!という治療法のところで、食事内容の指導、お風呂の指導、抗生物質の薬を飲むくらいでした。ここでも1度目の脱ステ脱保湿と同じ症状が出始めました。むしろ、1度目よりも酷かったです。汁はものすごいし、何とも言えないあの臭いと、ものすごい量の落屑でした。色が悪く(茶色)大きい皮膚が、毎日大量に落ちました。身体は皮膚が全身突張って痛くて動けなかったし、とにかくだるくて食欲もありませんでした。
そんな日が何日か続きました。確かに少しずつ変化がありました。汁の量も少し減り、落ちる皮膚の色も気持ち明るくなった様子でした。また顔の赤みも少しだけ引きました。しかしまだ本当に酷い状態なのは変わらず、秋から冬にかけては痛みと乾燥と量は減ったものの未だ少し出る汁と戦いながら生活していました。
しかし、ここで途端に変化が見られなくなりました。一定のところまできて全く変化や改善が止まってしまい時期が冬になったこともあり、乾燥はさらに増し、痛みと汁と落屑はずっと続いていました。変化が全くなくなり、少しは良くなったものの辛い状況に変わりはありませんでした。
そんな時、母がネットで松本漢方クリニックの口コミを見つけ興味を持ち、ホームページの手記を読みました。何軒も病院をネットで調べましたが松本漢方クリニックのホームページの文章がとても説得力があったし、完治した手記をいくつも読んで私は名古屋に住んでいるので、距離もありましたが通院を決めました。
初めて診察に行った時、先生の声が大きくて、怒鳴る声も聞こえてくるし、今まで通ってきた皮膚科とは全く違うなと思いました。実際に診察を受けてみると「掻いてええんや!絶対治したる!」と言ってくれて、自信満々の先生に頑張ってみよう!と思えました。
ここで少し話を巻き戻すのですが、高校生の時のひどいアトピーが出る少し前、私は子宮頸がんワクチンの接種を受けました。その時は全国的に接種が推奨されており、もちろん私もみんなと同じようになんのためらいもなく接種しました。その時は子宮頸がんワクチンの予防接種と私のアトピーの発症の関係なんて全く考えていませんでした。
暫くして全国的にワクチン接種の副作用が問題になり、ワクチン接種は免疫系にも影響を及ぼし、アトピーも副作用の症状に挙げられていて、ここで初めて私は自分のアトピーの原因はこれじゃないかなと疑いました。他の皮膚科は「わからない。」などと曖昧な返事ばかりでしたが、松本漢方クリニックははっきりと関係あると指摘してくれました。
漢方とアシクロビルでの治療を開始し、症状の変化が著しく起きるようにな3りました。落屑もみるみる色が変わって、傷がみるみる小さくなっていくのがよくわかりました。赤くて皮が浮いていた顔も、化粧が出来るまでになりました。薬湯の準備は大変だし、漢方は初め苦くて飲むのも大変でしたが、それも慣れて今は息を止めて普通に飲めるようにもなりました。
現在治療を続けて2年目を迎えます。症状は酷かった時に比べ格段に良くなり、よく周りの友人や久しぶりに会う親戚などに「肌がキレイになったね!!」と言ってもらえるようになりました。けれどまだまだ完治にはもう少し時間がかかりそうなので、根気よく治療を続けて行きたいと思っています。
私の手記を読んで、今松本漢方クリニックに通うことを迷っている方が一歩勇気を出してくれるきっかけになればいいなと思います。