「根気強く完治を目指して」
30歳2015年6月25日
30歳2015年6月25日
私は松本漢方クリニックに通い始め、約5年弱ぐらいになると思います。私は生まれつきアレルギー体質であり、小児の頃から喘息に悩まされてきました。また所謂アトピーも酷く、片親だった母はかなり苦労したと思います。幼少の頃の治療内容ははっきりわかりません。ある程度自分の身体について理解できる小学生高学年頃からは、自ら近医の皮膚科に行き、ステロイドなどの処方を受け、軟膏塗布をして対応していました。その時は、すぐに皮膚の状態は改善し、悪化と回復を繰り返しながら治療していました。喘息は季節の変わり目に発作が出たので、市販のヴィックスヴェポラップを塗り気休めの治療と呼吸苦を我慢して対応しました。また春から秋にかけて鼻汁と目の掻痒感があり、ひどい時はクシャミが止まらず、涙で眼を開けるのも辛い状態だったので、耳鼻科で抗アレルギー剤と点鼻薬を処方してもらい対応していました。
18歳を過ぎた頃から皮膚の乾燥が酷くなり始め、薬を使用してもあまり改善しないようになってきたので、ステロイドの使用を控え始めました。入浴後に化粧水や乳液などを塗布し、適宜、保湿剤を塗るなどで対応しました。しかし、一向に全快する事はなく、日々少しずつ悪化していきました。また職業柄、手洗いが多く消毒する機会も多いため、保湿はいたちごっこでした。
25歳頃に入院患者様に松本漢方クリニックを紹介してもらい受診しました。ある程度医療の知識もあったため、漢方に賭ける気持ちで治療を受けました。その時は皮膚の状態が一番悪かったので、その事を主に伝えましたが、喘息や鼻炎のことも相談し、3、4種類の漢方を処方されたと思います。喘息は数ヵ月でほとんど出なくなりました。鼻炎は春ぐらいしか出なくなりました。
問題は皮膚でした。治療を始めて1年~2年ぐらいは掻痒感と皮膚のただれが酷く、手関節から指まで表皮が剥がれ、真っ赤になり、空気に触れるだけでも痛かったです。ステロイド離脱症状ですかね?また赤と黄色の軟膏を塗るので服が汚れるのが辛かったです。何よりも元々頭痛持ちで(ヘルペスが原因だと言われていますが)漢方以外の薬を使用できず、鎮痛剤を内服せずに頭痛を我慢するのは何よりも辛いです。今も頭痛は起きるので本当に辛いです。特に仕事中とか。
また発熱した際も39℃を三日間ぐらい我慢しました。辛すぎ。3年~4年を過ぎた頃からやや症状は改善していき、現在、発赤はほとんどありません。しかし、職業柄もあると思いますが乾燥が治りません。ただ、軟膏は風呂上がりと朝に塗るぐらいに減りました。
血液データは、IgEの値が当初1000程度でしたが、治療を始めて1300まで上昇し、5年経った現在200台まで改善してきています。でも正直どこまで治るのか不安です。まだ完治していないので。でも喘息や鼻炎はほぼ治っているので、皆さんにオススメしたいと思います。皮膚に関しては、特に女性にはオススメしにくいかと思います。
これを読んで松本漢方クリニックで頑張ろうと思った方にひとつ言える事は、根気がいる事と、治したい意欲が必要だという事です。自分の中の治癒力を上げるには相当な時間がかかります。特にステロイド長期投与していた人は。どれだけ我慢できる力があるかがポイントだと思います。また私はフケや皮膚の発赤、乾燥があると人目が気になってしまうので、必死に治したいと頑張っています。みなさんの治したいと思う気持ちが根強いものなら、一緒に治療を頑張りましょう。私も頑張って完治を目指そうと思います。文章が変ですが、私の手記が誰かの役にたてばと思います。