「アトピーの途中経過。そして未来へ」
36歳2017年9月16日
36歳2017年9月16日
松本漢方クリニックを訪れたきっかけは、大学2回生くらいの時です。アトピーとアレルギー喘息が一度に出た時でした。なぜか、母と兄と私が同時に喘息になりました。兄が会社の人に松本漢方クリニックを紹介してもらい、喘息が治ったので、母と私も行かせていただく事にしました。松本漢方クリニックには親子で10年以上お世話になっております。これまでの私のアトピー、アレルギー人生について振り返ってみたいと思います。
〈赤ちゃん~小学校時代〉
生まれた時からアレルギー持ちのようでした。夜中にゼーゼ―と喘息が出て、よく(毎晩のように)嘔吐していた事だけ記憶に残っています。祖母宅の犬に触れると体中じんましんが出ました。小さいながら、自分はアレルギーなのだと自覚していました。
皮膚については、特に冬場に耳の付け根がよく切れ、リンパ液がジュクジュクと出ていました。常にひざは白く粉がふいていて、腕の関節など赤く腫れて、かゆい状況でした。又、目ヤニ、鼻水が出るので、近所の耳鼻科でも治療を受けていました。その薬もかなりきついものでした。
【使っていた薬】
ステロイド、ステロイド吸入(名前は忘れましたが涙が出る位きつかった)(耳鼻科)、ステロイド内服、鼻に吸入するスプレー(ICS)、フルコート、馬油、ムヒ、キンカン、ドクダミ茶
〈小学校~中学校時代〉
治療スタイルはそれまでと変わらず、良いと言われた皮膚科、耳鼻科に行く、悪化したらステロイドを塗る、(ステロイドをやめて)リバウンドする、の繰り返しでした。
〈高校~大学時代〉
実はこの時代が、アトピーが一番ひどくなった時期だと思います。おそらく勉強や学校のストレスがひどくなったのも大きな原因だと思います。大学の授業で首にタオルを巻いていった事もあります。とても恥ずかしかったです。私の皮膚を見て「かわいそう」と思われる方が多く、この化粧品が良い、この石鹸が良い、この病院が良いと言われて手あたり次第試していました。
【治療】
プロトピック軟膏、抗ヒスタミン、ワセリン、ヒルロイド、アンテベート
・○合皮膚科…漢方とステロイドの治療で、半年以上通ったが、あまり改善せず行かなくなる。
・第○赤病院…ステロイド、ステロイド内服薬、ポララミン6mg1錠(眠気による事故があったのをきっかけに、現在6mgは製造中止になっている強力なものだと思います。赤色でした。恐ろしい!)。長期間通う。お薬はかなりきつく、まず眠くなる、塗薬も気持ち悪い、リバウンドがきつく、苦しかったです。
・耳鼻科…ステロイド吸入、ステロイド内服、鼻に吸入するスプレー
高校から大学時代、一番かわいくしていたい時、彼氏が欲しい時、青春したい時、お化粧もしたくなる時期。敏感肌の化粧品(NOVとか)試しても合わなくて、ファンデーションもできない、荒れる、いつも赤ら顔で下を向いて過ごした高校、大学時代。成人式ではお化粧をしたいので、この時はかなり薬(ステロイド)を多用していました。振袖も両親に買ってもらっていたからです。
〈松本漢方クリニックを訪れる、大学時代途中から〉
まず、ステロイドを一切使わない、先生の理論に感銘しました。喘息もすぐ治り、アトピー治療も迷うことなく始める事にしました。皆様の手記の通り、はじめはきついリバウンド症状が出ました。皮膚がはがれたり、リンパ液が出たりという状態が一週間くらい続きました。その後、落ち着きました。漢方のお風呂も肌の状態が落ち着きますし、体がポカポカ温まります。
アトピーがこんなに良くなるなんて、何でもっと早く出会えなかったのだろうと思いました。それからずっとお世話になっています。オーガニックの化粧品が普及し、お化粧もできるようになりました。
〈現在〉
振り返ると、松本漢方クリニックに行くまでの20年以上の間に使用したステロイドの量を考えると恐ろしいです。やはり人間ですから、今でも疲労した時や、ストレスが多い時、花粉の時期、季節の変わり目などに、症状が出たりします。もう少し頑張ろうと思います。そして、もっと美しくなりたいと思います。
松本先生ありがとうございます。これからも自分と向き合っていこうと思います。