「アトピーとヘルペス、途中経過」
43歳2017年7月11日
43歳2017年7月11日
松本漢方クリニックを初めて訪れたのは、平成22年7月でした。私は産後1ヶ月で、妊娠後期に陣痛ではないキリキリとした急激な痛みに襲われ、産婦人科に行くと、母子ともに特別な異常はないとの事でした。でもそれからも何度かキリキリとした痛みがあり、結果、脇腹靭帯が妊娠で伸びたためと話されました。それと同時に目の奥も痛みが出ました。その時は痛み止めをもらうも妊娠中だったため飲むのは止めました。何とか無事出産し、元気な赤ちゃんが産まれましたが、私の方は出産直後から目の奥の尋常じゃないほど痛みが続き、目が開けられないほどになりました。
困っていたところ、妹が高槻で仕事をしていたので、松本漢方クリニックを教えてくれました。松本漢方クリニックで妊娠中の話をすると、それはヘルペスが原因との事でした。それを聞いて私は素直に頷きました。なぜなら今回は三人目の妊娠で、上に4才、2才と子供がいて、妊娠中はかなり大変で毎日疲れやストレスを感じていたからです。そして20才ぐらいから花粉症、手荒れもひどかったので、その話もするとアトピーだと説明されました。そして、まずは先生の論文、患者さんの手記を理解するまで何度も何度も読んで、この治療を始めました。
リバウンドの症状が出たのは治療開始から4ヶ月経った頃でした。肘の内側があせものように痒くなり、徐々に手の甲や腕全体、顔、首、胸にかけて痒み、ただれ、リンパ液が出て、ただただ毎日しんどかったです。リバウンドで体がどんどん変わり、表現は難しいがグズグスになっていく体が気持ち悪く、とにかく精神的にも参っていました。酷いときは、ストレスで胃痙攣を起こした事もありました。
極度の痒みと精神的な事も重なり、痒みが強いところが白斑症になりました。身体は肌色と白のまだらになりました。何度も先生の論文や患者さんの手記を読み返して理解し、“免疫寛容が起きるまで頑張る”と頭では思っていても、その頃の私はこの体に耐えきれず、そして幼い子供がいる等、色々な事も重なったため、ヘルペスの数値は常に高かったです。それでも頑張って治療を続け、始めて2年くらい過ぎると自然にこの体を受け入れるようになりました。まだ外に行くと顔や手の甲が真っ赤に腫れて、ヘルペスの数値も高かったですが、受け入れるということで気分が楽になりました。
今は治療を始めて丸6年になります。半年に一度血液検査をしていますが、治療開始から一年半後から貧血がずっとあります。貧血もヘルペスと関係があるとの事でした。今はもうくじけない。最後まで頑張ろうと思います。