「アトピー経緯と闘病記(写真付)」
(お母様記述)4歳2016年10月22日
(お母様記述)4歳2016年10月22日
息子は3才の誕生日を迎えた時、松本漢方クリニックと出会いました。現在、松本漢方クリニックで治療を開始してちょうど1年半になります。きっかけは息子の肌が荒れて、アトピーと診断されたり、「これは炎症だ」と診断されて、5箇所ほど病院を転々としたことでした。しかし、どこに行っても処方されるのはステロイドでした。ステロイドは良くないと聞くけれど、どこの病院も「少しなら大丈夫」と・・・。その少しとはどの程度なのか、息子の肌がどんどん酷くなる様子を見て、これではいけないと感じました。
◯息子のアトピー経緯
2015年1月:顔にぽつんと出来物ができました。続いておでこに。たいして気になっていませんでしたが、あまりにも治らなくて皮膚科へ行きました。
2015年2月:インフルエンザ、溶連菌など風邪で体調を崩す。身体に広がってくる。とびひと診断。
2015年3月:更に酷くなる。
2015年4月:松本漢方クリニックへ。
元々乳児湿疹もあり、時々ステロイドを塗って治してきました。保育園へ入れてから風邪などよく引くため、病院で鼻水止め、咳止め、いろんな薬を飲ませていました。親が無知であり、良かれと思ってやっていたことが、アトピーを引き起こす原因となっていたことに反省でした。保育園のママ友から「自分もアトピーがすごくて漢方で治した。」という話を聞き、滋賀県に住んでいたので漢方の病院へ行った所、「アトピーの手前なので、これはまず薬で治さないといけない。」とステロイドを3種類出されました。これはさすがにおかしいと思い、ママ友にどこの病院か尋ねると「大阪にある松本漢方クリニック」というのでホームページを教えてもらいました。
HPの中でヘルペスと化学物質が全ての病気の原因であること、病気とはヘルペスや化学物質と免疫の戦いであることを知りました。今の医者は薬を出すことしかしません。原因がわからなくても、頭が痛い、鼻水が出るとその症状を抑える薬を出します。それがまた免疫を弱くし、自分の中にある免疫という名医を殺しています。アトピーの症状は常に免疫が戦っている証拠だということも知りました。ステロイドはそれをいったん抑えることにより症状が落ち着くことも知りました。
そもそも、私の小さい頃は「アトピー」という病気はありませんでした。小学生の頃になって「アトピー」という病気を初めて知り、なんだろう?と思っていました。そのアトピーが、今では本当に広く蔓延していることが、不思議で仕方なかったのですが、松本先生は『文明の発達によって作り出された農薬をはじめとするおびただしい種類の科学物質により環境が汚染され、飲食物は空気と一緒に体内に侵入するからである』と、しっかりその原因を教えて下さいました。
「アトピーとは、湿疹を作って引っ掻かせることで、取り込んだ異物を体外へ出そうとしていること」、「それを排除する武器は有限であるIgE抗体であり、この戦いを異物と共存する形で結実させる自然後天的免疫寛容を起こすこと」、それによって一般的に治らないアトピーが治るということ」。こんなに理論・理屈のしっかりされた根本治療がここにあったと、大変嬉しく思いました。
医者という立場でありながら「病気を治らないようにしているのは製薬会社の金儲けのため」と医療業界のからくりもはっきり言われますし、「その構造を作り出しているのはユダ公だ」とも・・・。そこまではっきりと言うお医者さんには初めて出会いました。そういう先生はどこにもいないので、この先生は私利私欲でなく、息子のアトピーを治してくれると信頼し、今奈良へ引っ越ししましたが通院させてもらっています。
◯闘病記
息子は漢方を飲み始めてすぐ肌がボロボロとなりました。まず抑えていた免疫を正常に戻し、異物を外に出させる煎じ薬をもらいましたが、見事すぐにひどくなるのをみてびっくりしました。最初は、薬が苦くて飲ませるのに苦労をしました。どうしたらよいか薬局の方に聞いたら「蜂蜜を入れたり、カルピスの原液で割って飲む人もいる」と言われましたが、量を少し減らして煮詰めてもよいと聞いたので、量を減らし濃くして、砂糖と豆乳を加えて飲むと一番飲みやすかったようです。
漢方を始めて一番ひどかったのは3ヵ月後のことでした。体全体からリンパ液が出て、顔も身体もひどい状態で、着替えも出来ないほどでした。痛い痛いと泣いて、漢方風呂に入ることも嫌がる息子と一緒に泣いてしまうほどでした。「いつになったら治るの、もういやだ。」と泣きじゃくる息子に「絶対よくなるから大丈夫だよ。」と声をかけながらも先が見えない治療に不安になることもありました。
夜も痒い痒いと泣いて、シーツが血だらけになるほどでした。2ヵ月ほどその症状が酷かったのですが、8月に入ったくらいから少し落ち着いてきて、身体中がかさぶたのようになって、今度は皮膚がポロポロと落ちてきました。今度はシーツが皮膚の皮だらけでやはり毎日洗濯に追われました。
顔もキレイになり、半年後で全体がだいぶキレイになりました。1年経ってだいぶよくなりましたが、何かあれば足にブツブツ、お腹にブツブツと出てきます。
今年の夏は本当にキレイになったから、ようやく免疫寛容になったのかしらと思っていたら、お尻、腰にまたブツブツと出てきました。でも、また少しずつ落ち着いて来たところです。こうして繰り返し、繰り返しですが、確実に治ってきています。
初めて松本漢方クリニックに行ったとき本当に不安で仕方なかったのですが、先生は「わしが病気を治すんじゃない、この子が治すんやで。ぜったい治る。」と言ってくださり、看護婦さんも「絶対治るからね。」と声をかけて下さいました。その言葉があったからこそ、ゴールが見えなかったあの酷い状態でも希望を持てたし、数々の闘病手記を見て励みになりました。今こうして手記を書かせて頂けたことにも感謝であります。去年の夏は行けなかったプールも今年は初めて行けるようになり、とても喜んでいます。キレイになった肌を見て笑顔の子供を毎日見られて嬉しく思っています。まだ卵アレルギーもあるので、今も戦い中です。これからもよろしくお願い致します!