「アトピー 喘息 の治療経過について」5歳2007年6月15日
次男は3歳上の姉に続き生まれた、第2子の男の子で1歳半くらいまでは、何のアレルギーの症状もなく普通に過ごしていました。今からちょうど4年前の梅雨の時期に風邪を引き病院へ連れて行くと、ゼロゼロといった胸の音がすると言われましたが、今回だけの一過性の場合もあるので今後の様子を見て考えましょうとの事でした。しかし、その後風邪を引く度に胸の音がして、とうとう「喘息様気管支炎」と診断されてから、症状はひどくなるばかりで、病院に吸入しに来るのでは間に合わず吸入器を購入するように言われ、インタールとメプチンを朝・晩吸入し、オノンとテルバンスを服用する生活が始まりました。それでも治まらない時は入院して点滴治療をし、入院とまではいかなくても夜中発作が起きると車で病院へ向い、点滴をして帰宅するという生活でした。
当時の私は、発作で苦しむ様子の息子を見るのはとてもつらく、通っていた病院も大きな総合病院で他にも多くの喘息治療に訪れる子供達がいたので、この治療が良くないものだとは思いもせず、ただ言われるがままに、行なっていました。
喘息の症状が落ち着いて来たある日、口の周りが赤くなって何日経っても赤みが取れませんでした。喘息が出始めた時に検査したアレルギーの値では食べ物はそれほど高くはなかったのですが、3歳になり上がったのでその為だと言われ、除去食の指導があり、皮膚の治療は皮膚科の方が専門だからと言われ、アレルギー科のある皮膚科の病院へ通うことになりました。
その時はまだそれほどひどくはなく部分的だったので、ステロイドの入ってないコンベック軟膏やビーソフテンローションなどの保湿剤で様子を見ていました。しかし卵や牛乳を除去しても症状はだんだんひどくなっていきました。かゆみを抑える為にアレジオンドライシロップを服用するように言われ、同時にツムラの漢方薬も服用していました。そうしてどんどん薬が増えてもかゆみが治まる訳でもなく、夜中ひどくかきむしってしまう為に、パジャマの袖に手袋を縫いつけて、靴下もはかせて寝かせていましたが、4~5ヶ月すると手袋に穴があくほどかいていました。喘息の時から発作はたいてい夜中に起こり、アトピーでも夜中が一番つらくて慢性的に睡眠不足でしたが、気が張っていたからかそういう生活でも私は倒れたりする事もなくやっていけました。でも、ふといつまでこんな生活が続くのだろう・・・と考える事が多くなりました。
ある日、ステロイドを塗るのを拒否していた私に先生が「これはステロイドとは違うもので、アトピーにとても効果がある新しくできた薬だ」と説明され、プロトピック軟膏を渡されました。半信半疑で少しだけ使用すると確かに見た目は綺麗になりましたが、やめるとまた悪化する・・・かゆみはなくならない。これでは根本的に治った事にはならないと思い、先生に質問しても「治る」と言ってくれた事は一度もなく、「もっとひどくて入院する子は、全身にステロイドを塗って包帯でぐるぐる巻きにするのだ」と言われ恐くなりました。そしてこの病院にはもう行かないと決めました。そんな時に私の母の勤め先の上司がリウマチで通っている病院にアトピーの患者さんもたくさん来ていて、一切ステロイドは使わないのだと教えてくれて、早速パソコンのホームページを開き松本先生の完治の理論、患者さん達の手記を読み、時計を見るとあっという間に2時間が経っていました。そして行く事を決め、必ず起こりうるリバウンドを考慮し、幼稚園の夏休み初日に3歳上の長女と私の母親と一緒に訪れました。
入るなり漢方の匂いが充満している診察室で、他の方の手記を読みながら待ちました。最初に看護士さんに免疫を抑える事が何故いけないのか説明を受けました。この日の何日前からか、前の病院の薬を一切やめていたので、すでにリバウンド症状が始まっているようで首のリンパ腺のあたりをひどく痛がり、リンパ液もしみ出て来ていたので熱を測ってもらうと37.4℃あり、感染症であるとの事でその場で抗生物質を服用し、松本先生に今日に至るまでの経緯を
説明し、飲む漢方薬・抗生物質・アミノバクト・消毒薬・赤い軟膏・エルタシン軟膏・入浴剤を処方され、重症患者だから毎日電話して指示を聞くよう言ってもらいました。
最初の松本先生の印象は、やはり恐い感じがしたのですが、ただでさえ毎日多くの患者さんが訪れ忙しいのに、毎日電話するよう言ってもらった事がとても嬉しくてまた安心できました。それに何と言っても「必ず治してあげるから」の一言が息子も私も頑張ろうと言う気持ちの支えになりました。
その日から覚悟していたリバウンドの日々が始まりました。
その日の夜から早速漢方のお風呂を作り、まず消毒から始めました。塗る前からしみて痛いのはわかっているので、どれだけ泣かれても心を鬼にして最後までやりとげると心に決め塗りだしました。案の定、これまで聞いた事がないくらいの声で、流すまでの3分間泣き続け、その後はいつも通りの手順で入浴し、その日は熱があるのであまり長くつからずあがり、生薬→赤い軟膏→エルタシン軟膏の順に塗り、服を着せると泣き疲れたのか寝てしまっていました。
翌日からも毎日朝・晩、病院に電話して熱と状態を説明し、指示を受けました。他の患者さんの手記をパソコンでいつも読んでいたのでだいたいの流れは頭に入っていましたが、今まで見た事のない息子の状態にくじけそうになりまがらも、絶対やりとげると誓い頑張りました。3日目に入浴時に皮がポロポロとむけ始め、何か皮膚が生まれ変わっていく感じがしました。漢方もアミノバクトも必ず飲ませて、食欲も普段通りではないけれどまずますあり、特にスポーツドリンクは1日で1.5ℓ飲む日もありましたが尿の回数は極端に少なかったので、日に日にむくんでいき10日で約4kg体重が増えました。むくむとはわかっていたけれど、人相も変わり手足もパンパンでびっくりしましたが、12日目から急に尿の回数が増えて、最初におなかのむくみがとれて、徐々に体重も戻っていきました。
どんどんかいていいと言われた息子は、私の目を気にする事なくかゆい時に好きなだけかいていました。夏休みの後半は遊びに出かける事も出来るまでになり、9月からは幼稚園にも通い出しました。むくみはほとんどとれていましたが、赤みがあって一見、前よりひどくなっているように思う人達もいましたが、リバウンドの経過を説明すると応援してくれました。
幼稚園に通いながら朝・晩の消毒、お風呂は確かに忙しかったけれど、日が経つにつれてどんどん肌も綺麗になり、2週間に1回通院する度に手を握って「必ず治るから」と言われ、息子はその言葉のおかげでどれだけ疲れていても「松本先生が言ってくれたから」と言ってお風呂にも入るし、薬も飲んでいます。
先月、漢方のお風呂が2日で1回でいいと松本先生に言われ、息子は大喜びして家に帰ってから3歳上の長女や父親に嬉しそうに言っていました。今は
3日に1回になり、消毒するような傷もなくなりました。血液検査の結果では総IgE値はまだまだ高かったので、もう少し通院は続くと思いますが、何でも食べて夜もぐっすり眠れて、スイミングにも通うようになった今、この医院・松本先生に出会えて本当に良かったと心から思います。
「もういいよ」と言われる日まで、あと少し頑張っていこうと思ってます。
息子は生後一ヶ月をすぎた頃から頬にポツポツと湿疹が出始めました。(松本先生と出会い知りましたが、乳児湿疹もアトピーと同じもの)が、上の子も同じ頃に乳児湿疹が出ていたため同じだろうと思い、特に気にせず赤みがひどいときは一ヶ月健診時にもらったアンダーム軟膏をつけるくらいのケアですませていました。しかし、4か月頃には両足に円状の細いみみず腫れのような湿疹が出てきて、頬の湿疹も広がり耳切れもあったので、アトピーかもしれないと思い、小児科へ行きました。この頃、うつぶせにするとのどがヒューヒュー言うのも気になりました。診断はやはりアトピー性皮膚炎でした。しかも、喘息になりやすいかもしれない、とのこと。本当にショックで息子に申し訳なく思いました。
●その時、処方された薬
アリメジンシロップ(アレルギーを抑える飲み薬)1日2回
ヒルドイドソフト(乾燥部の保湿)1日数回
キンダベード(ステロイド)をヒルドイドソフトで薄めた薬…1日2回
完全母乳なので私自身、たまごを控えるよう言われました。
「ステロイド=こわい」ということしか知識がなかったので、よく知るためにアレルギー・アトピーの本を3冊読みました。しかし、書かれてることはみな同じで「ステロイドは医師の指示通り使えばとても有効な薬だ。」ということ、除去食・ぜんそく・アレルギーマーチ…どれも私にとってネガティブにしか感じない言葉ばかりでした。
処方されてから四日目に、他の方法を見つけることができず、ためらいながらも薬を使うことにしましたが、やはり自分の中で納得できないものがありました。それから10日が過ぎ、友人から松本漢方クリニックのことを聞きました。友人の娘さん(当時一歳)もアトピーで、今までステロイドで大変な思いをし、今は松本漢方クリニックに通って治療していると聞き、さっそくホームページを見ました。
松本先生の理論は衝撃的でした。専門的な言葉があるので100%理解したとは言えませんが、どういう仕組みでアトピーが治るのかということはわかりました。明け方までたくさんの人の手記を読み、「息子を本当に治してあげれるのはここしかない!」と思い、今まで処方されていた薬をすべて捨て、翌日、高槻の松本先生のもとへ行きました。
この時息子は5ヶ月になったばかりでした。そんな小さな息子の目を見て「治してあげるからね。」と先生がおっしゃった時、私も救われた気がしました。人見知りの息子が先生の指をにぎって、にっこりと笑っていました。どれだけ大変であっても先生を信じていこう! 強く思いました。
初日にもらったお薬は漢方の入浴剤と消毒液(ネオヨジン)と赤い塗り薬。それと発熱した時のためのお薬でした。
初めての入浴。何度が休憩をとりながら合計一時間くらい浸かるようにしました。ガーゼで頬にペタペタとお湯をつけていると気持ちがよくなったようで眠ってしまいました。お風呂から出ると、ステロイドを塗っていた部分がジュクジュクしてきました。でもあまり痒がらずご機嫌でした。
2日目、3日目と頬全体が赤くなり、口元、耳の下、足首など滲出液が出てきました。頬は赤黒くボコボコした感じで、すごく痒がるようになり、お風呂に浸かると楽になるようだったので、一日に何度もお風呂に浸かって過ごしました。4日目の夜、足首がきれいになっていてびっくりしました。赤みもなくて表面はつっぱってる感じがするけど、触ると皮膚が柔らかくなっていました。顔は赤みが引き、皮膚はパリパリしてるけど滑らかになっていました。
5日目、前日より顔の赤みが引き、入浴剤で染まった古い皮がポロポロむけてきました。全く痒がらず、肌の奥から柔らかくなっている感じがしました。
リバウンドってこの程度なのか?と思っていたら、この三日後から本当のリバウンドが始まりました。入浴開始から8日目。
お風呂から出ると顔中がブツブツが出て真っ赤になり、すごく痒がり、頬は熱を持ち、滲出液が出てきました。足も全体が赤くなり、特にステロイドを塗っていた部分はジュクジュクになってきました。リバウンド開始から一ヶ月半、顔はもちろん、今まで出なかったおなかや手足、おでこにも湿疹がでることもあり、痒がればお風呂に入る日々が続きました。夜中も一時間~二時間おきに「ひやぁー!!」という悲鳴のような泣き声をあげ顔を掻きむしって起き、その度に消毒と入浴剤の絞り汁をペタペタと塗ってやるという状態でした。通い始めて約2か月目徐々に夜中の痒がり方も落ち着いてきた頃、朝起きるとびっくりするくらい白く柔らかな赤ちゃんらしいつるつるの頬になっていました。この日の頬と息子の笑顔は、その後も頑張って続けていく励みになりました。
喜びも束の間、四日後にはまた痒そうな濃いピンク色をした湿疹が頬に出てきました。しかし、今までのように顔中や全身に出ることはなく、頬全体と足首の一部、手首の内側にでるだけでした。
前は二ヶ月かかって3~4日きれいだった肌が、驚いたことに次は10日後、再びつるつるになったのです。そして2~3日きれいなままで、再び湿疹が出ましたが、リバウンドを重ねるごとに、痒がっているピークの時の赤みが見るからに薄くなっていました。この頃、一日痒がり、2~3日かけて赤みが落ち着き、茶色に染まった皮膚がポロポロむけて…を3回ほと繰り返し、10日後つるつるになるというペースでした。通い始めて約3ヶ月半、夜中に痒がって泣くことはなくなり、月に二回ほど頬が痒そうな濃いピンクになり一週間ほどで落ち着いていくというペースになりました。
この頃、息子は8ヶ月。離乳食はなんでも食べさせ、除去食はなし。たまごが入ったものも平気になっていました。母乳を続けていた私自身もなんでも食べていました。開始から5ヶ月が経った8月には足首、手首には湿疹は全く出なくなり、頬だけになりました。しかし、頬に出る範囲も狭くなり、ピーク時の赤みもかなり薄いピンク色になって、日中掻きむしることはなくなりました。夜中に耳の下あたりを掻くことはあっても、寝たまま掻いていました。
半年が経った9月には「今日はちょっとでてるな。」という感じで、半年前のことを忘れてしまいそうなくらいに息子の頬はきれいになっていました。
一歳のお誕生日をきれいなつるつるの頬で迎えれたのも松本先生のおかげです。
この頃から漢方の煎じ薬を飲むようになりました。頬は月に二回ほどカサカサした感じのところどころピンク掛かった湿疹が出る程度で、煎じ薬の効果もあってか、湿疹の引きが早くなり、月に一回2~3日で治る直径2~3センチくらいの湿疹がでたり、風邪の時にゴロゴロと胸のあたりで音がするものの、ぜんそくになることもなく、開始から11ヶ月後の2月の診察で松本先生から「お風呂は二日に一回でいいよ。中間報告を書いてください。」と言われました。本当に嬉しくて嬉しくて、その日は家族でお祝いをしました。
さらに翌月の診察ではお風呂は三日に一回でいいと先生に言われました。
今、松本漢方クリニックに通い、約1年3か月が経ちます。たまに耳切れや耳の周りが少し乾燥したかな?という感じの時があるくらいで、ずーっと頬擦りしていたいくらい、息子の頬、身体はつるつるすべすべになっています。
うちの息子の場合、思い返せば、本当に大変だったのは最初の3ヶ月くらいです(人によって期間は違いますが)。アトピーを表面上でなく、内側から治療できたことがこれからの息子の長い人生において本当に価値のあるものだと思っています。
松本先生を信じてついてきて本当によかったです。本当にありがとうございました!!そしてこれからもよろしくお願いします!!
長くなりましたが、手記を読んで下さりありがとうございます。
現在4歳の男の子。
生後1ヶ月、長女程ではないが、口の周り、顎、目の周りに湿疹が出現。徐々に全身に拡がり、掻き傷だらけだった。口の周りは乾燥するとひび割れていた。
長女と同様に、ザジデンの内服、アンダームの塗布をした。ザジデンは効果が薄いので、気が向いた時に内服させる程度。何をしても症状は一向に改善されなかった。
6ヶ月の時に川崎病が発症し、入院治療する。半年間アスピリンを内服した。アレルギーは、卵・乳製品で陽性。除去食せず。
2歳で、松本漢方クリニックに受診する。治療は長女同様で、制限食なし。まず、口の周りの亀裂がきれいになった。徐々にリバウンドがでてきた。湿疹がひどく、背中の落せつがひどかった。背中からの浸出液で、服がぐっしょりと濡れた。毎日湯船に浮いている皮膚を茶漉しですくったほど。
痒みは軽かった。激しいアレルギー反応のためか、腋下(えきか・わきのした)のリンパがピン球程に膨らみ、痛がった。皮膚の落せつが激しいときは、疲れやすく、ぐったりしていた。繰返し、とびひ・ヘルペスに感染した。比較的痒みが軽かったため、独り遊びなどの成長・発達に問題はなかった。
ザジデンをまじめに飲ませなったことで、救われた。
通院してから4年目、肘・膝の内側・脇・首に湿疹あり。あせもになり易い程度にまで改善された。皮膚症状が落ち着き、とても元気に子供らしくなった。
子供が、アトピーとなったのは、生後2ヶ月からでした。
初めは、乳児湿疹ぐらいに思っており、近所の小児科に行き、アンダームを塗っていました。しかし、良くならず再度行くと、紹介状をもらい、大きな病院に行くよう言われました。大病院では、ステロイドをだされ、効かなければ、さらにその上のステロイド・・・それでも、一週間ぐらいは言われるままに.・・・
そんな折、私の姉が、子供を見て、何かしんどそうやし、おかしいよ、ステロイドはあまり、良くないと、聞かされました。又、その頃は、母乳のみだったので、母乳の調子も良くないのではと言われ、姉の通っていた助産院に行きました。そこでステロイドは絶対止めたほうがいいと言われ、その日から完全に止めたのでした。まだ、塗っていた期間は浅く、大変大きなリバウンドはなかったもののそこから、母乳をしていた私の完全除去食が始まったのでした。
食べているものは、米、白身の魚、野菜、おやつはさつまいもでした。それを母乳の期間は続け、子供の離乳食も同じ物でした。湿疹のところには、漢方薬のタイツコウ、保湿斉11,水を・・・薬が取れないように包帯や布をあてて、朝夜毎日していました。当然掻きまくっているので、夏でも綿100%の肌着の長袖、ズボンを・・・
しかし、その間日々、波のある湿疹の状況を見る度、また何処かのお医者さんはいいよと聞く度、いろいろな医院や病院を歩き渡りました。約9割はステロイドをだされ、通う気を無くしたのでした。そんな生活が一年、二年、三年と続き、その間、当初、顔、腕、手、足、頭等にでていた湿疹が足を中心に数箇所にまでなりました。もちろんその間は崎麗になったり、ひどくなったりの繰り返しであり、後もう少しの所が全く良くならず、途方にくれていました。そんな折、その助産院で、松本漢方クリニックのことを知ったのです。助産院に通っているアトピーの子が数人、漢方のお風呂で良くなったよと聞きました。で、早速、松本漢方クリニックに行ってみました。
約4ヶ月お風呂に消毒、薬を塗りました。すると、今まで本当に長引いていた膝裏が初めてきれいになりました。本当にまちに待っていた出来事で感激でした。しかし、3才の子をお風呂に1時間入れることや、嫌がっている子に消毒をすることは親子共々本当にエネルギーがいり、疲れました。おもちゃ、食べ物、音楽等いろいろな手段を使いました。
現在、肌はその後も折々、季節によって、痒みが増し切れていることもあります。また数回、とびひ、ヘルベスになったりと、まだまだ油断できない状態です。そして、今もまだ、小麦、卵は食べられません。ほんの少しでも口にすると、 急性盲腸のようにお腹が痛くなったり、顔全体が腫れたり、全身痒みがでたり、 咳き込んだり・・今も完全に除去している状態です。
今後、何でも普通に食べ、しんどくならず、痒みがなくなることがアトピーの完治だと考えています。まだ、治療途中であります。
松本先生、今後ともよろしくお願いいたします。
息子の肌に症状が現れたのは生後2~3ヶ月ぐらいでした。顔に直径3cmぐらいの赤いカサカサしたできものがあり、私はただの湿疹だと思ってきにしていませんでした。でも6ヶ月ぐらいになってもいっこうに治らないので、親戚のお姉さんに相談し、その病院がいいかと?聞くと隣の町の小児科(アトピー)の先生が偉いといい、彼女の娘(大分症状は軽かった)も3歳ぐらいでそこにかかり、治してもらったと聞いたので、すぐにその病院に連れて行きました。
その先生は息子の顔を見て、「あやしいなぁ~血液検査をしよう」といい、先生は、大丈夫!2歳までには治すからと力強く言ってくれました。
私は「2歳か、1年半もかかるんか~」と思いながらも2歳までの辛抱!2歳までに治してくれるのやったらいいかと思いその日はかえりました。結果がでるまで2週間待ちました。病院に行くと食物アレルギーといわれました。
IgE 145.7 乳製品、卵、小麦、ハウスダストなど色んなものに反応がありました。その日から粉ミルクも乳製品を使っていない物に変えそのほかの食べ物はいちいち箱の裏書きなどを見て除去しないといけないものは入っていないかチェックしたり、ダニやホコリに気を使い布団や掃除機も買い換えました。
食べ物を除去しているときは湿疹が治まっているので治っていってるのかな?と思いながらいましたが、大きくなっていくにつれて、うでやひざの裏、首、顔に湿疹が出るようになり、かわいそうなくらいかゆがっていました。飲み薬も食前にインタールを飲ませた後食べさせ食後にも何かくすりがあったと思います。〔忘れましたが〕塗り薬も2本あって日に3回ぐらい塗っていましたが、おおきな変化もなくその状態が当たり前のように日々すごしていました。
1歳半ぐらいにはIgEが1920.0ありました。その後2歳になる前見た目は結構綺麗になっていましたがIgEは777.6あり先生が言っていたように2歳までには完治しないなぁと思っていた矢先、何日かの熱の後だったと思いますが、口に水ぶくれのようなものができ熱のせいかな?胃でも悪いのかな?と思いながら近くの小児科に連れて行くと『ヘルペスでてるなぁ』といわれ、ヘルペスて何?と思いながら出された塗り薬をぬっていましたが、日に日に大きく広がり土日祝をはさんでいたこともあり、かかりつけの病院にいった時には顎と顔半分がただれた状態になってしまっていました。先生に『こんなになるまで何していたの!』と怒られながらすぐに隔離され、それから毎日点滴と塗り薬、飲み薬?を泣きながら続けました。傷がきれいになるまで1ヶ月ぐらいかかりました。そうして、ヘルペスの傷がきれいになって1週間ぐらいしてからだったと思いますが、右のほほにポツとまた赤いしっしんができ、それがまた顔半分に広がっていきました。今まで見たようなアトピーの症状とまた違ったので直感的にリバウンド(ヘルペスの点滴などしてたので)と思いました。それまでにアトピーが少し綺麗になっていたのもあったので、また新しく何かおこってきたことに振り出しにもどったようでとてもショックでした。その時にもう一から治療方法を見直してやり直そうと決めました。そしてネットで調べている中で運命的というか、何軒もある中で名字が一緒の松本漢方クリニックに目が留まり、先生の書いたものに心動かされ、色んな人たちの事例を読んで「ここしかない!」と思い、思い切って病院を変えることにしました。
初めて病院を訪れたのは子供が2歳2ヶ月の時で病院に入るなり漢方の匂いに「くさい、くさい」といって出たがりましたが、わたしには「なんか効きそう」というかんじがしました。名前を呼ばれ色々説明を受けた後先生と対面した時、声と迫力と勢いにたじたじになりました。でも先生の自身のある態度に安心して頼る気になり、また一からがんばろうという気持ちになりました。
それからが大変でした。もらったせんじ薬を飲まそうにも全く飲んでくれず、口に入れても出してくるので、怒りながら何度も挑戦しましたが、全部出すので続くかなぁ?と自信をなくしながら、毎日ちょっとずつ、もう食前とか食後とか関係なしにのませるようにしました。でも一向に飲んでくれないのでジュースで割ろうと考え色んなジュースで試しました。その中でもオレンジジュースが合うみたいでオレンジジュースと割った物なら少しずつ飲んでくれるようになったので、飲まないよりましやと思い、それからはジュースで割ってのませています。今ではオレンジジュースで割った漢方にOOOジュースと自分で名前をつけ、「OOOジュース飲もうか」という風にそれが当たり前ののみものになってくれて嬉しいです。(よくさぼりますが・・・)
お風呂も高いのに初め10分ぐらいしか入ってくれずよく怒っていました、慣れても最長40分ぐらいしか入ってくれませんが、それはまぁいいか、ともうあきらめてしまいました。
症状ですが初めて病院に行った後、今まで除去してきた卵を食べさせようとしたとき、子供が卵を割りたがったのでボールに割らせてみました。その瞬間手に卵白がついただけなのに全身にブツブツと湿疹が出来たので、食べてもないのにこれやったらむりやろーと怖くなってその日はあきらめました。でも松本漢方クリニックにかよっている以上、ずっと避けてるわけにもいかないので、ホットケーキを作ってほんの一口食べさせてみました。その瞬間やっぱり全身にブツブツと湿疹ができ本人もものすごく痒がっていましたが、20分ぐらいで引くので、それからも色んなものを食べさせていきました。ですが1ヶ月ぐらいするかときぐらいから卵を食べても口の周りに少し出るぐらいで、全身には、でなくなりこれには周りの人たちもビックリしていました。私も『漢方すごいんちゃうん』と実感しました。それからは一進一退で体が綺麗になったなと思ったら、またかゆいかゆいと手の甲や腕の関節ひざの裏などを掻き出したり、又綺麗になったかなと思ったら、花粉の時期にはかゆいかゆいと目の周りを赤くしてかいてみたりとしてきましたが、漢方を始めて1年ぐらいした夏頃にはほとんど体に傷とか湿疹とかもなく、本人もかゆがることがなくなりそのころからは、漢方の煎じ薬をのむだけで、漢方のお風呂にもはいっていませんし、塗り薬も塗っていません。卵を食べても大体は全く症状が出ませんが、たまにあごにプツプツとでるときがあったり、花粉の時期がちかづくと目の周りが少し赤くなったり、手の甲だけをポリポリかいたりしますが、前と比べればずっとよくなっています。普段人に会って「この子アトピーあるよ」といっても「全く分からない」といわれます。
漢方始めて1年4ヶ月ぐらいで血液検査をしたらIgEが401まで下がっていました。私的にはこれだけきれいだからもう治っていると思っていましたが・・・。もう少しかかると思いますが特製ジュースで完治までやっていこうと思います。先生よろしくお願いします。
現在、長男中2、次男小5、長女小2の子供達がいます。そのうち長男と長女がアトピー子です.二人共、生まれて、直ぐにジュクジュクで、パンパン、シーツは、毎日血だらけでした。そして、ジプシーの様にあちこち点々との日々が始まりました。最初は小児科から皮膚科へ紹介され、そこで一週間に一度診せに行き「ステロイドをうまく使えば大丈夫」と言われ、続け、しばらく通院していましたが、良くならず、次に、アトピーに詳しい小児科と評判の先生にもステロイドを出され、次に完璧除去の小児科で、ステロイドを使わなかったものの、まる一年頑張りましたが、思わしくなく、母乳だった事もあり、かなり厳しい状態の時に松本先生に診ていただきました。今まで、完璧除去と、言われていた、私達に・・・「なんでも食べてO K!だって、この子達は大きくなって、離れ小島に住まわせるのかい?」と言っていただき、何と嬉しいお言葉・・・
飲ませる薬(ちょっと、さぼり気味、でもこれから、新たに頑張ろうと・・・と)入浴剤と、すごい、すごい紅い軟膏、そして何より、ステロイドを使わない安心を頂いただけでも、松本先生に心より感謝です!
子供達も、徐々に良くなりつつあります。アトピーは2歩進んで5歩も時には10歩も後退しながら、そして、又の繰り返しだと思います。(寝不足と戦いと)
あきらめず必ず治る事を信じて、頑張りましょう!
今でも現在、アバウトですが、治療中です。
「アトピー手記【中間報告】」1歳8ヶ月2007年1月8日
現在アトピー治療をつづけている息子(1歳8ヶ月)の手記です。
生後1ヶ月
生後2週間後くらいから全身の皮がしもやけのようにむけていきましたが全部皮がめくれて、ツルツルの肌になるものだと思っていたので、特に心配もしていませんでした。
2ヶ月~3ヶ月、
おでこから黄色い汁がでるようになり、肌もゴワゴワのカサカサでむくんだような赤ら顔になってきました。おでこを中心に赤い湿疹がでるようになったので心配になり、近所の小児科で診てもらいました。
渡されたぬり薬(レスタミン軟膏)を塗るとどんどんひどくなっておでこの皮がさらに、めくれてひどい状態になりました。あわせて手や足に湿疹が出だしました。近所の皮膚科に行くと、薬にかぶれていと言われて、ステロイド入りのぬり薬を渡されました。(キンダベート,アルメタ,ヒルロイドローション)ステロイドを塗ると驚くほどキレイになりましたが、その後手や足の湿疹は良くなったり、悪くなったりの繰り返しでした。
4ヶ月~8ヶ月
通っていた皮膚科から、アレルギー専門の大きな病院の紹介状をいただき湿疹の原因検査をする事にしました。血液検査とプリックテストで卵と大豆に強いアレルギー反応がでました。母子ともに食事よりそれらを除去をする事になり、食べ物にも苦労する日々が始まりました。この頃から、3時間おきの授乳以外にも夜中頻繁に泣いて痒がるようになってきました。
アレルギー専門の大きな病院ではさまざまな薬を処方されましたが全くよくなりませんでした。
飲み薬・・・ザジテン,セルテクト,アタラックスP,ペリアクチン
塗り薬・・・ワセリン,プロペト,アンダーム,ウレパール,レスタミン軟膏
この病院の最後の処方で薬にかぶれたと言われたレスタミン軟膏をふたたび処方され、大きな不信感が生まれました。
寒くなり空気が乾燥してくると、ますます肌の調子も悪くなり、全身のカサカサ・足・首・手のひどい湿疹。ひざ裏,耳のつけ根がジュクジュクになるなど、どんどん悪化してきました。
そしてなによりも辛いのが眠れない夜が続く事。痒がり方がひどくなり、夜中に泣きわめいて、抱っこしてあやして、寝たか寝ていないかわからないような状態、慢性的な寝不足が続きました。
日常の生活も辛くなり、『このままでは駄目だ』『あたらしい治療をさがそう』と決心しました。
9ヶ月
松本漢方クリニックへ、インターネットで母が偶然見つけてくれたのが松本先生でした。
多々綴られている手記を読み漁り、大きな希望をもってお伺いしました。
漢方風呂に入る治療は、長時間入浴の経験がない息子はものすごく嫌がり泣いてばかりでした。
あまりに泣くので、夕方眠くなる時間に合わせてお湯につかりながら抱っこして1時間ほどの入浴パターンを繰り返しました。
10ヶ月~1歳、
お風呂開始1ヶ月ほどでカサカサだった肌に少しずつ潤いが取り戻されていく感じでした。2~3ヶ月で荒れていた口まわりのカサカサがすっかりキレイになりました。
気温があたたかくなるにつれて、何度薬をぬっても良くならなかったひざ裏のジュクジュクが、かなり良くなり、キレイになってきました。お腹・背中・首の湿疹も治まってきました。ただ・・・夜の痒がり方は良くならず寝不足の日々はまだ続いていました。
1歳6ヶ月、
夏をすぎるとゴワゴワでカサカサだった手首・足首の肌がやわらかくなってきて、日中は痒くて、かきまくるという事が少なくなってきました。
この頃、食べ物によって(魚・豆腐等)顔・首・手などにじんましんがでるようになりました。とても痒がって大泣きしますが、ほとんど一時間ほどでじんましんはおさまりました。
1歳8ヶ月、
今は太ももとひじ裏に痒みがあり、夜中に何度か泣いて起きてしまいます。ただお昼寝では痒くておきると言う事もなくなり、その分睡眠が取れるようになり少し楽になったように思います。
毎日入っていた漢方風呂も一日おきの入浴でよくなり、見違えるほどに息子の肌はキレイになってきました。最後に初めて松本先生にお会いした時の『必ず治してあげるから!!』という力強い言葉を信じてあとひといき、家族で完治めざしてがんばりたいと思います。
息子がアトピーを発症したのは、生後2ヶ月半頃でした。
生まれた時から肌が弱そうで、いつまでたっても自分がイメージしていたむき卵の様な赤ちゃんのツルツル肌とは程遠いものでした。
一ヶ月検診に行くと、乳児湿疹と世間が呼ぶもの(松本先生いわくアトピーと同じ)でブツブツ顔の赤ちゃんがたくさん。比べると息子は全然綺麗な方だったので安心していました。しかし2ヶ月を過ぎた頃からポツッと顔に出来始めた発疹、それが少しずつ広がり汁が出る様な状態を見て私はとても不安になりました。それは私が妊娠臨月の頃に右手小指から始まってずっと悩まされ続けていた得体の知れない症状そのものだったからです。私の指の症状もたったひとつの発疹から始まり、少しずつ広がり、汁をともない、炎症を起してかパンパンにふくらんでいました。それがいくつかの指に表れ、息子の沐浴や水仕事、料理はもちろん、自身の洗顔や、お風呂も困難なものにしていました。
全く病名も治療方法も分からず、皮膚科で処方されたステロイドのリバウンドに恐怖を感じている最中でした。息子の症状はみるみる悪化し、おしりとおちんちんを除く身体全体、乳首は変形して、手足の指の先まで発疹で覆われました。掻きむしって血まみれになるまで、手を身体に布で包んで寝かせたりしました。今でもその事を思い出すと涙が出るほど、辛い日々でした。
4つ程皮膚科をまわりましたが、西洋医学の場合、世間が“有能”だと言う医者も大差ありませんでした。処方されるのは結局ステロイドばかりです。
それでもとにかく今のこの血まみれの状態をなんとかしなくてはと、ひと度使うと顔は嘘のようにきれいになりました。私はステロイドの怖さを知っていましたが、まだ理解のない旦那は喜んで塗りたくりました。
もちろん段々と効き目の間隔は狭まり、しばらくすれば効かなくなります。
医者は「塗らなければ治らない。」などと言い、あげく処方された抗アレルギー剤で息子が蕁麻疹を起すと、蕁麻疹を止める薬を出そうとする始末。
私はそれを断り、もう医者に頼るのを諦め、ワゼリンで保湿をしながら何とか悪化を防ごうと頑張っている時、昔松本漢方クリニックで働いていたという方に松本漢方クリニックを紹介して頂きました。ステロイドを使い始めてから3週間が経っていました。
インターネットで手記を読むと大変勇気づけられました。
初めてお会いした時から先生はずっと息子に「かわいいな~。」「賢そうな子や。」と言って下さいました。
その頃息子にかけられる言葉と言ったら「かわいそうにね。」くらいのものでしたから、私がそれだけでも、どれ程救われたか知りません。
道を歩いていても郵便屋さんが配達に来ても、皆聞いていなくてもアトピーの治し方を教えてくれました。
ほとんど全ての人が子供や孫にアトピーの人がいる様です。
3歳までには治るよ、とか6歳までには、とか、まだ3ヶ月の息子からすればどれも気の遠くなるような月日でした。あと3年もこんな日々を送るのか・・・となぐさめとは到底思えず、そんなかわいい盛りの子供をこんな状態で過ごさせたくない!と強く感じました。
松本漢方クリニックに通い始め、まずステロイドを全部捨てました。
先生のやり方はとにかく世間の医者とは違うことばかり。
掻くと悪化するから掻くな、と言われる事は本人にはもちろん(幸いまだ赤ん坊だったので分かりませんが)母親を神経質にさせ、より追いつめます。
松本先生は痒かったら掻けばいい、と言ってくださいました。
その言葉は親をとても安心させ、解放する言葉でした。おっしゃる通り、掻いて傷になったとしても、漢方風呂は普通の何倍もの速さで回復させ、その後は前より良くなる気がしました。
汁は出たがって痒みを起させているのだから、早く出してやればいい、という考え方は今まで出会ったことが無く、最も共感できるものです。
身体が求めていることに嘘はないのですね。それから先生は何でも食べていい、とおっしゃいました。これもすてきでした。食事制限は身体を弱くさせそうでしたくありませんでした。息子が血液検査で反応したのは卵白だけでした。
まだ母乳だけでしたが、私が卵を食べると初めのうちは赤い発疹が出ました。
様子見ながら続けると、一ヶ月もすれば出なくなりました。
息子はまだ小さかったので、沐浴用のお風呂で1/3袋の漢方を使っていました。
それでも月5万円程かかっていましたから、かなり大変でした。
お風呂に入るといつも泣いて、出した後は痒みが増すのか更に激しく泣き叫んでいた息子が、初めて漢方風呂に入れた瞬間からとても気持ち良さそうに、落ち着いた表情をしていました。初回は10分~15分程度でしたが、出した後も痒がらず、泣かなかったので驚きました。
1週間はステロイドのリバウンドか好転反応か、全体が赤くなりやがてそれが、うすくかさぶたの様になりました。
首の後ろなどは、アトピー特有の象の様なザラザラ肌に、その後段々となくなりました。熱は1週間程高めで、何度か松本先生にお電話をしましたが、辛い炎症はおこしませんでした。松本先生は色々な苦情もあるらしく、患者である私達の熱意を時にお疑いのようでしたが、私は松本先生を最初から信用していましたので熱心に1日2回、朝夕1時間ずつ、毎日漢方風呂に入れました。夜中に2~3度授乳で起きれば、冷蔵庫に霧吹きに入った薬汁、(名前は忘れました。煮出した後、濃いのを取っておいたものです)を取りに行き、息子の身体にふりかけ、紫雲膏をすり込みました。紫雲膏は服につくと洗濯機では落ちないので、毎晩肌やシーツを手洗いしました。
沐浴で浸かる私の手も丁度良く、1週間で一部の指は綺麗に治りました。
息子も3ヶ月続けるとずい分きれいになっていました。
少しずつ少しずつ指先から湿疹が消えていき、乳首が治りお腹がきれいになり、最後に残っていたのは、手足の部分でしたが、夫の故郷(インドネシア)に行った際きれいになりました。日本に戻ると冬だったにで、気候の変化(乾燥?)で顔が赤くカサカサになりましたが、1ヶ月程で勝手に治りました。
その後アトピーが治りかけた頃、何度か蕁麻疹が出ました。
いずれも原因ははっきりせず、全身に虫刺されの様な症状が出るものでしたが、インターネットで松本先生のアトピーが良くなってきた時の症状の説明を見ますと納得しましたので、落ち着いて様子を見ました。
幸いいつも母乳で眠りましたので、2時間程するとひいていたように思います。
1歳を過ぎてからはアトピーの症状はありませんが、今でも時々一部に蕁麻疹の様なものが出る事がたまにあります。
現在息子は2歳10ヶ月になりました。2年越しにこの手記を提出することをお許し下さい。誤字、脱字、松本先生のお考えと違う点ございましたら、失礼いたします。あの頃周りからは母乳を止めるように言われていました。
松本先生に出会えたお陰で目標であった母乳育児も続ける事が出来ました。
そして自分が母として息子に最善を尽くせたと自身を持って言えます。
松本先生本当に有難うございました。
これからも宜しくお願いします。
「アトピーのある生活」1歳4ヶ月2004年12月12日
2003年7月12日生まれの娘は、頬に赤い湿疹が出ていました。一ヶ月検診の時に“乳児湿疹”と言われ、しばらくしたら落ち着くものだと思っていました。
それが2ヶ月目には広がり、大きな湿疹となったので、もう一度きちんと見てもらおうと、小児科にいきました。「これを塗って」といただいた薬を、塗った次の日には、顔いっぱいに広がってしまったので、もう一度小児科へ行きました。
前回とは違う医師だったのですが、「アトピーでしょうか?」とお伺いしたところ、「乳児湿疹でしょう。軽いステロイドの入った薬を出しておきましょう。」と言われました。
子供の頃からアトピーで苦しんできた夫の話と、義母の『大変だった』という体験談を聞いていたからか、娘がアトピーだと思いたくない気持ちがあったのだと思います。リュウマチで松本先生にお世話になっている母が、「アトピーじゃないかなぁ。早く松本先生に診てもらった方がいいよ。」というのも聞かず、とりあえずステロイドの入った薬を塗りました。
翌日から数日間、見事に赤みは消えました。『本来の赤ちゃんの肌は、こんなにもすべすべだったのか、やっぱりアトピーじゃなくて、乳児湿疹だったんだ。』と思ったのも束の間、薬を塗る前よりも、もっとひどい湿疹が出てきました。
『やっぱり…!早く治してあげよう。早く、この間までのつるつるの頬を、なでてみたい。』と思い、やっと決心がついて、後5日で生後3ヶ月に入る2003年10月7日、松本漢方クリニックに行きました。薬草風呂と消毒液、塗り薬をもらって、帰りました。
それからは、鍋で薬草を煮出し、その濃い液(家では“原液”と呼んでいました。)を、お風呂上がりに塗り、そして教えていただいた通り、赤い塗り薬を体中に塗りこんでいました。そのため、服にも、よだれかけにも、よく赤い色がついていました。
朝の消毒は痛がり、暴れて嫌がるので、できない日が多かったのですが、その分、お風呂上がりに、何度も塗りこんでいました。
生後3ヶ月末頃から5ヶ月くらいが、特にひどく、頬はじゅくじゅくとし、赤い湿疹が出て、とても暑がって困りました。10月から12月と、気温が下がってくる時期なのですが、10月はまだクーラーをつけていて、一緒にいる私には、つらいくらい寒々とした部屋でないと、眠れないようでした。布団に寝かしつけると、泣いて起きるので、この頃は、昼も夜もなく、1日中抱いていたのを思い出します。
2004年、お正月を迎え、生後6ヶ月に入る頃になると、やっと抱かなくても、夜、少しは眠れるようになりました。手足のアトピーは、かさかさと乾いてきた感じでしたが、頬は、「少し引いたかな?」と思っていると、すぐまた赤くなってきます。でも、この頃から、少しじゅくじゅくとした感じは、あまり感じられなくなりました。山場は越えたな、と確信できたのも、この頃でした。
母乳ではなく、ミルクだったので、松本先生の「いろんなものを食べて」という事も当てはまりませんでした。離乳食が始まったら、またアトピーがひどく出るのではないかという危惧もありましたが、思ったほどでもなく、その後は順調に、少し強く出ては、治り、の繰り返しでした。
7月、満一歳を迎える頃、頬に赤く残っていたものの、松本先生に一度診てもらおうと、診察に行ったところ、「お風呂は、一日置きでいいよ。」と言われ、何ともいえない安堵感で、思わず涙がこぼれるかと思うほど、嬉しかったです。
経済的にも大変でしたが、毎日、毎日薬草風呂に入れ、嫌がる子供を足で押さえ、原液を塗り、赤い薬を塗る、それがどんなに子供の為と思っていても、私のストレスになっていました。『さぁ、もう一息、がんばるぞ!』と、思い直すことができました。
10月初旬、ポリオワクチンの接種に行きました。
3日前に食べた柿が原因(他に新しい食品は何もなく、すぐに柿だと思いました。)で、治まっていたアトピーが、頬に赤い湿疹になって、すぐにじゅくじゅくとしたものに変わり、いつになくひどくなりました。更に、蕁麻疹のようなぶつぶつが出ました。いつもの赤いものではなく、初めて見るものでした。それでも、熱もなく、食欲もあり、下痢などの他の症状もないので、そのまま接種に行き、問診の時に、その事を話しました。
保健所に来ておられた医師は、「いつもと違う湿疹が出たら、一度小児科で原因を調べてもらわないと。内臓からくることもあるんだから。」と言われました。後から考えたら、そういう事を伝えたかったのだと思うのですが、そのときは、「漢方で、アトピー?!」という調子で、どういう治療なのかも確認せず、「どういう食品に反応するのか、調べもしないで!」と、能無しの母親だと大きな声で叱られたのです。
接種では、何の異常もなく、ただ言われたことのあまりのショックに、怒りが抑えられませんでした。冷静になると、一理あると解ってきましたが、頭ごなしの態度と言葉に、その場で言われたことを受け入れることは、到底できませんでした。
その後、少し頬が赤くなることは、何度かありますが、数日で消えてしまいます。
松本先生の「花粉に対するアレルギーが、最後に残る」との言葉どおり、花粉症になり、完治するのが楽しみです。今まで焦らず続けてこられたのは、『アトピーは、必ず治る』と、何の疑いもなく確信させていただけた、松本先生のお陰だと、感謝しております。
ありがとうございました。
「アトピー手記~息子3歳の時~」6歳2005年12月17日
私が松本漢方クリニックを知ったのは、息子が3歳の時です。当時、自宅の建て替えで、近くのマンションに仮住まいをしており、環境の変化もあったのだと,思いますが、アトピー`性皮膚炎になってしまいました。
元々母親のわたしもアトピーで、10歳くらいから、知らず知らずのうちにステロイドを使用しており、もう手放せない状態になっていました。その頃は、アトピーも、今みたいに知られていなくて、ステロイドの怖さも全く知りませんでした。
それで、息子には絶対にステロイドを使わせたくなかったので、それ以外の薬を病院でもらっていました。けれど、そんな気休めの薬で治るわけもなく、「かいかいして~」と、夜中にべそをかきながら起きてくる息子に、「私がこんな体質だから、この子も・・・」と自分を責めたりしました。そんな時、父親から松本漢方クリニックを教えてもらったのです。
煎じ薬・漢方浴剤・消毒薬・塗り薬などを山の様に手渡され、戸惑いながらも、松本先生の「絶対に治したる!」の言葉に励まされ、息子と手をつないで、「がんばって治そうね!」と家に帰ったのを今でも覚えています。
煎じ薬はうわさ通り苦くて、3歳児にはきついかと思ったのですが、「まず~!」と言いながも意外と平気で飲んでくれたので助かりました。漢方浴剤も独特の色と匂いで、おまけに浴槽にかなり色が付きましたが、マンションを出て行くときに弁償してもいいという思いで頑張りました。息子も、漢方浴剤を入れたガーゼの袋を浴槽内で一生懸命もんで、「ママー、こんなにすごい色出たよ!」と遊び感覚で楽しんでいました。本当にやりやすい子だったと,思います。
おかげで、新居に戻る頃にはすっかり良くなり、今ではあの頃がうそのようです。本当にありがとうございました。