今から2年前、子供を保育園に入れて少したってからの事です。
ある日突然、首に赤い小さな出来物が出来て、すごくかゆくて毎日掻いていました。その痒みの範囲が広がってきて、気付けば首一周が赤くなっていてめちゃくちゃ痒くてたまらない状態です。首だけで治まらず、目の周り、口の周りも赤くなり痒かったです。そうなると毎日ゆうつでたまりません。外に出るのが嫌、人と会うのが嫌になりました。毎日「早く夜になってくれないかなぁ」と、朝起きた時から考えていました。夜になるともう外に出なくていいし、お風呂に入ってたっぷり薬が塗れるし、家族だったら自分がどんな顔であれ「まぁいいや」って思えるから!
外に出る時は赤いところを隠そうと厚化粧して、首にはバンダナを巻いていました。自分が気にしているほど周りの人は何とも思っていないのだと分かってはいるのだけど・・・。何で自分だけがこんな事になるの!と心の中で叫んでいました。
でもその叫びを助けてくれたのが松本先生でした。
松本先生の「絶対治してあげるから!」という言葉を信じて、煎じ薬と赤い薬を毎日使用していました。
半年ぐらい経った頃から、少しずつだけど赤みも痒みもなくなっていきました。日々きれいになってゆく肌を鏡で見て、うれしくてたまりませんでした。
今では「アトピーだったの?」と思うくらいです。あの辛かった日々を助けて下さった松本先生に、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
そして、今アトピーと戦っている方へ
松本先生を信じていれば、必ずアトピーは治ります。是非頑張ってください。
「アトピー手記」匿名希望36歳2006年4月30日
去年の秋頃、手の甲に湿疹が発生しました。原因は、アレルギーであることはわかっており、以前から、一度なるとなかなか治らないのでこまっておりました。
HPで調べて、アレルギーを漢方で治すこちらの病院を知り、来院したところ、私の場合は、一ヶ月もたたないうちに湿疹が治りました。
それから、一ヶ月程たってから、一度軽く湿疹がでましたが、すぐ治り、それ以後はほとんど発生しなくなりました。
半年たった今では、たまに目などが痒くなったりする程度で、全く湿疹はでなくなりました。漢方で体質改善したのかな?と思っております。
ありがとうございました。
「アトピーを乗り越えて」31歳女性2004年5月30日
私は、今現在、千葉県に住む31歳の主婦です。4歳と2歳の男の子が二人おります。私がアトピーになったのは、子供の頃(幼稚園くらい)からですが、大人になっても治りませんでした。ずっと皮膚科の薬(ステロイド)を塗り続けていました。中学・高校・そして就職してからも、季節の変わり目には、首・ひじ・ひざの裏側が必ずひどくなり、その度に皮膚科の塗り薬を塗っていました。
結婚して、一人目を出産。周りの人は、「出産したら、治る。」と言っていましたが治らず、少しずつひどくなり、ブツブツも顔以外全身に出るようになりました。その頃、叔父から、職場で松本漢方クリニックに通って、皮膚がきれいになった子がいると聞いて、紹介してもらい、思い切って行ってみました。その時、長男がまだ2歳、私は次男を妊娠中で、通院出来るか不安でしたが、幸い、その時は京都の山科に住んでいたので、電車で15分、何とか通えると思い、通う事にしました。
松本漢方クリニックに行ってみたら、いつも患者さんで一杯で、待ち時間が長く嫌でしたが、子供のおもちゃもあり、長男を連れて、何とか通えました。2週間分の薬が出て、行けない時は、薬を送ってくれるのも有り難かったです。
家事・子育て・つわりと戦いながらでしたので、治療を始めるに当たっては、かなり気合を入れなければなりませんでした。薬草風呂の準備に半日かかるし、お風呂に入るのに、消毒や薬や色々する事があって、忙しくてもさっと入るわけにはいかず、その時期だけは長男をほったらかしにして、入浴に専念しました。長い時は、1~2時間も薬草風呂に浸かっていました。浸っている最中は、何時ものように痒くなりますが、普通のお風呂に比べて、いくら掻いても痛くなく、逆に気持ちいいのです。上がった後も、薬を塗ったりと忙しいですが、それまでは、入浴後が痒くてたまらなかったので、ウソみたいに気持ちがいいのです。長男も、母親思い(?)の良い子に育ってくれて(笑い)、長い長い私のお風呂を、ぐずらずに、一人で機嫌よく待っていてくれるようになり、薬を塗っている時は、「ママ、痛い?」と心配してくれるようになりました。そのうち、入浴後、「はい、ママ!」と長男の方から塗り薬を渡してくれるようになりました。
夫も、最初は、まっ茶っ茶の薬草風呂を嫌がって、わざわざお湯を流して普通のお湯を入れて入っていましたが、水道代が2倍になった事を告げ、アトピーじゃない人も入れるからと促して、入ってもらいました。するとポカポカして気持ちいいとのこと(始めたのが秋~冬でしたので。)、温浴効果もあり、夫にも気に入ってもらえて、私のアトピーがないところもきれいになってきて、良かったです。
2~3ヶ月ぐらい経ってから、いわゆるリバウンドで、アトピーがピークになり、笑っていられなくなりました。妊娠8ヶ月ぐらいから煎じ薬も飲めるようになり、それから急にひどくなったように思います。効果が出て来たんだとは分かっていましたが、一日中、朝から晩まで痒くて、寝ている時ももちろん掻きむしって、シーツは血だらけ!それでも家事・子育てはしなければならず、気が狂うかと思いました。
かゆくなる → 掻く → 塗り薬を塗る → また痒くなる → また掻く・・・一日中これの繰り返しで、塗り薬が赤いので、服にも付きまくりで、赤や黒の服しか着られませんでした。唯一心の支えとなったのは、夫が精神面で協力してくれた事です。私が寝ながら掻きまくるし、シーツも汚れるので、別々に寝ようかと言っても、「俺は、何も気にならんから。」と、それまでと同じように一緒に寝てくれたし、背中とか、気持ち悪いぐらいブツブツが出ていましたが、入浴後はいつも「頑張れよー」と薬を塗ってくれました。痒いときは、治まるまでひたすら掻いていましたが、そういう時は、そっと一人にしてくれたし、子供の世話も、それまで以上にしてくれるようになりました。
そんな中、無事二人目を出産。実は、生む前の陣痛の時も、痒くて、塗り薬を肌身離さず持っていました。「今度こそ、産んだら、楽になるかな。」と思っていましたが、見事に裏切られ、出産後も同じように痒くて、入院中は、当然薬草風呂には入れないので、「あー、早く家に帰って、薬草風呂に入りたいー!」とそればっかり思っていました。ただシャワーは浴びれたので、産院のシャワーに消毒液と塗り薬を持参して、やれる範囲で、きちんと出来るだけの事はしました。
そんなこんなで大変でしたが、二人目が生まれてから1年ぐらい経った頃(治療を始めてから、約1年半)、薬草風呂が二日に一回でよくなり、リバウンドは何時の間にか過ぎていました。夫にも「もう、治まったんちゃうか。」と言われ、私自身は「そうかなあ???」って感じで、子育てに追われてアトピーが治ってきた事にも気付かず、本人としては、本当に、突然嵐が去ったような感じでした。
ちょうどその頃、アトピーは治まってきたけれども、喘息の発作が出るようになり、「アトピーの次は、喘息なの~」と嘆いていましたが、春に、今住んでいる千葉県に引越ししたら、喘息もピタっと治り、なんかびっくりです。住む場所が悪かったのかな~・・・そういえば、前住んでいた家はよく湿気ていて、幹線道路からの排気ガスが物凄かったような・・・
今現在は、薬草風呂に入らなくてもいいくらいに落ち着いていますが、やはり、ストレスが溜まったり、疲れたりといろいろあると、ひじの所だけ出ますが、リバウンドの時に比べればかわいいものです。
全身ひどかった時は、本当に大変でしたが、夏は、何時もどおり半そで・短パンで、ブツブツを隠さず、堂々としていました。ひどい時は、ブツブツが手の甲にも出て、主婦なので買い物をして、レジでお金を払おうとする度に、「ぎょっ」とされましたが、アトピーは別に恥ずかしくないと、治療を通して思いましたし、漢方できちんと治療しているんだという自身がありましたので、恥ずかしく思った事はありません。
リバウンドのときに、身内だけで温泉旅行に行く話が出ても、私は断り(一日も、薬草風呂を止めた事はありませんでした!)、お留守番でしたが、「必ず、治す」という松本先生の言葉を信じ、頑張って治療して良かったと思います。
リバウンド時には全身だったので、赤い塗り薬10個が1週間で無くなっていましたが、今では、1年間で、5~6個です。子供達も、薬草風呂に入るようになってからアトピーが出ましたが、私と同じ治療で、1~2ヶ月で完治しました。本当に良かったと思います。
今現在ひどい方にも、是非頑張って治療して頂きたいです。
手記遅くなって申し訳ありません。私が松本漢方クリニックを知ったのは姉からでした。姉が通っている美容院のお客さんの息子さんが治ったと聞き診察にうかがわせていただきました。私は本当に治るのか軽い気持ちで松本漢方クリニックを訪れました。今まで色々な治療をしてきましたが悪くはなりませんでしたが良くもなりませんでした。このまま一生この状態が続くのだと,思っていました。
アトピーは子供の頃から患っており医者が出した薬を塗っていました。大人になりステロイドがよくない薬と聞き、なるべく塗りたくなかったのですが、ローションタイプでわずかしか入っていないからと言われ夜寝る前に日光にあたらない時につけていました。(ステロイドを塗って日光にあたると皮膚が黒くなるといわれたからです)
平成17年7月から松本漢方クリニックにお世話になりました。初めて訪れた時、漢方のにおいがしたのが印象に残っています。薬の貼紙にも少し驚きました。血液検査をしてもらって、煎じ薬と週に一回の薬湯、消毒液、塗り薬、抗生物質いただきました。,慣れない煎じ薬を煎じ、においが苦手なので鼻をつまんで飲みました。熱が出たら飲み薬の抗生物質を飲みなさいと言われましたが熱なんて出るなんて、その時は信じられませんでした。
-ヶ月が過ぎひどかった首がつっぱってきて〈がさがさと皮がめくれてきて、私はこのまま治っていくんだと思っていましたが、2ヶ月くらいした頃から顔が赤くなり顔を冷やすようになりました。次に顔にぶつぶつができ耳の中が痛くなり会社に行くこともつらくなりました。松本先生に診てもらうと、すぐに抗生物質を飲みなさいと言われました。顔を見せるのが嫌で帽子をかぶって診察を受けたので先生に叱られたのを,思い出します。それからリバウンドが身体まで出てきました。リンパ液がでて包帯をして会社にいく辛い毎日が続きました。何度が松本漢方クリニック
の治療をやめ、ステロイドを塗ろうと,思いました。でもここで塗ってしまったら、どうなってしまうのが怖いし、後戻りできないと思いました。松本先生も絶対に治してあげると言ってくれたことも思い出しました。会社から帰ってきてすぐ゛に薬湯に入る毎日が続き、私は普通の生活ができるようになるのか不安になりましたが、松本先生の言葉を信じ、まわりの人のおかげもあり、今があると思って感謝しています。徐々に良くたって薬湯に入る回数も減ってきました。以前は手記を書く日なんてくるのだろうかと思っていました。
今は松本先生の治療をうけて本当によかったと,思っています。本当にありがとうございます。
「アトピー手記(中間報告)」 H.S.34歳2003年2月18日
中間報告です。
- ステロイド含有軟膏剤を止め、漢方薬を飲み始める
数時間後から両手首・手の甲に赤い水泡のある小さい湿疹が多数出始める。
さらに数時間後、耳に多数の小さい湿疹と両足に直径5cmの円状に湿疹が出始める。かなり痒い。
- 2・3日後から一週間
両手首の水泡を伴った湿疹は次第にくっつき始め、大きな水泡を作り始める。
火傷のような状態。
耳は赤く腫れ上がり、首も赤く腫れてくる。
両足の円状の湿疹も両手首と同じ状態。
すさまじく痒く、熱っぽい。紫雲膏を塗り捲る日々。
人目に触れるとかなり怪しまれている模様だが、仕事を休めなかったので包帯で巻いていた。
人の皮膚とも思えず、くじけそうにツライ。
- 一週間から一ヶ月間
両手首の水泡は破れ、まさに火傷の状態。
両足も同様。首と耳の腫れは治まったり、出たりの繰り返し。
顎周辺と口唇にも出始める。
熱っぽさも残り痒さも治まらず、どんどん掻いてしまうので、ひっきりなしに紫雲膏を塗る。
4.2~3ヶ月
両手首の火傷状態は脱するものの、また新たな水泡を伴う湿疹が多数出現。
耳・首はほとんど治まる。
その代わりか二の腕・背中に水泡を伴う湿疹が出来始める。
両足においては、一ヶ所がましになると、また新たな円状の湿疹出るの繰り返し。痒いので、常に掻いてしまい、掻き崩し状態。薬を塗る間隔はあいてくる。
5.3ヶ月~6ヶ月
両手首は水泡を伴わない湿疹に変わる。
両足も水泡を伴わない湿疹に変わるが、全体に痒さが走るようになる。
二の腕の湿疹もかなり目立たなくなる。
痒さは残るものの、薬を塗る量はかなり減る。
6.6ヶ月~9ヶ月目の現在
新たな湿疹は出なくなる。
一度出た箇所に同じものが出たり治まったりという状態。
顔も化粧が出来るくらいになる。
まだ塗り薬は手放せないが、お風呂は薬をいれなくてもよくなる。
以上が症状経過です。
松本漢方クリニックに通い始めたきっかけは、同じアトピーの患者さんからの紹介でした。
しかも私は湿疹が出来はじめた当時、アトピー性の皮膚炎だということもアレルギー体質だったということも知らずにいました。そもそも30歳をすぎてそのようなことになると思ってもいなかったからです。かなりの驚きと不安をもってこの事実に直面しました。当初通っていた病院では、とにかく「よくわからない」と言われ続け、「よくわからない」のに薬を出されていました。
この「よくわからない」ままに出された薬でほんとに治るのか?という疑問に動かされ薬を調べていくうちにステロイド剤では治らないのではないのか?という疑問がわきおこってきました。
しかし、どこの病院も似たり寄ったりで、ステロイド剤による治療にかなりの不審を抱いていた私としては、インターネットの先生の書かれていた説は素直に納得のできるものでしたので、すぐさま通院することに決めました。
他の患者さんの壮絶なリバウンド克服体験を目の当たりにするにつけ、本当に早く松本漢方クリニックを知る事ができて幸運でした。そうでなければ、もっと重症のステロイド患者になっていたことは想像に難くありません。
ここで強く思うのは正確な情報をいかに入手するか、です。そうでないとあの病院、この病院とアトピージプシーになり、その上治らずステロイド漬という帰結しかないからです。
この場合、口コミという方法はかなりの落とし穴と思われます。とにかく「ここで治った」という情報が多いです。その多くはだいたい田舎に引きこもり数ヶ月かけて治す、というのが大半でした。しかし、それも信じるにたるものではありませんでした。その後の様子を聞いてみると自宅に帰るとまた元の通りだったからです。それでは治ったことにはなりません。
この点、松本先生の説だと上記の例は容易に説明できることになり、その他の不可解な私の疑問も解消するに足りるものでした。
そして、先生の「絶対に治してあげるからね!元通りになるからね!」という力強いお言葉が患者にはなにより効くとも思われました。
現在ではほとんど元の状態にもどっているといえますが、まだ少し湿疹はでています。
私の心情としては、ひどい時よりも少し良くなってきてからまた悪くなるの繰り返しの時が一番つらかったです。なぜなら、一度良くなる兆候をみるとあとはどんどん良くなると期待してしまい、また悪くなった時にかなり落ち込むからです。
私くらいのリバウンドでは、もっとひどい状態を克服されてきた方に恥ずかしいですが、本当にこんな風に治っていくとは感謝でいっぱいです。ありがとうございました。これからも完治に向けて頑張りますのでよろしくお願い致します。
以上
「アトピー手記」匿名希望33歳・2歳2003年10月14日
私は幼少の頃、肘や膝の内側がジクジクして痒かった経験があります。両親は私をいろんな病院へ連れて行ってくれましたが、最終的に人参茶が効くということが判り、小学生の間、毎朝朝食前に、市販の人参茶の顆粒をお湯に溶かしたものを飲んでいました。中学生になる頃には完治した(と思っていました)。
それから20年も経って再発するとは夢にも思っていませんでした。ちょうど第二子を出産した直後の真夏のことでした。てっきりあせもだと思って市販の塗り薬(ムヒベビー)を塗っていたのですが、秋になっても首の両側だけは治らず、「もしやアトピー?」と疑い始めました。子どもの頃のことを思い出して市販の人参茶のカプセルを飲んでみましたが、半年経ってもよくならず、「これは医者に行かねば」と思って電話帳とインターネットで医者探しを始めました。そして偶然に松本漢方クリニックを見つけたのです。アトピーを専門に診ていらっしゃる印象を受けたので、ここに決めました。そして2002年4月に初めて松本漢方クリニックを訪れました。
先生には「ホームページの文章を10回読みなさい」と言われました。勉強が苦手の私は漢字だらけの文章に閉口しましたが、何とか自分なりに理解して治療を始めることになりました。
私が皆さんの手記を読んで思ったことは、リバウンドで苦しい思いをされてきた皆さんと比べると私はわりと楽に治すことができたなということです。
確かに痒かったのですが夜も眠れないというほどではなかったし、何といっても先生が「掻いていい」とおっしゃっていたので、心おきなく掻くことができました。私が思うに、アトピーを疑い始めてからわりと早期に松本漢方クリニックに来たのがよかったのではないかと思うのです。ムヒベビーを塗ってしまった時期がありましたが、他の皮膚科に行ったりステロイドを塗ったりする前に松本漢方クリニックの治療を始めたことが、比較的楽に短期間に治すことができた理由だと思います。今この手記を読んでおられる患者さんに言いたいのは、「アトピーかな?」と少しでも思ったら、何も塗らずにまず松本漢方クリニックに行って相談するべきだということです。完治までの時間と苦痛を半減させることができるはずです(個人差はあると思いますし、軽度のアトピーの人に限ったアドバイスになってしまっているかもしれませんが)。
私が治療を始めて半年ほど経った頃、下の子の腕や足がところどころカサカサしていることに気付きました。すぐにアトピーだと直感して松本漢方クリニックに連れて行き、それからは二人揃っての治療が始まりました。
子どもの治療には入浴剤を使ったのですが、子どもが風呂嫌いになるなどいろいろと大変でした。でも、おもちゃを小出しにしたり、グズる度に一発芸(!?)をして見せたりして、何とか乗り切りました。
そして2003年10月現在、私は首の左側はツルツルに、右側はまだ少しカサカサしていますが、痒みはもうありません。息子も右の肘の周りがまだカサカサしていますが、それ以外の部分はツルツルすべすべです。私の煎じ薬と息子の入浴剤は終了して、塗り薬だけで様子を見ています。近い将来息子も私も完全にツルツルになることを確信しています。ですから、少しでも「アトピーかな?」と思う人は、必ず松本漢方クリニックに行って下さいね。
最後になりましたが、松本先生、スタッフの皆さん、長い間お世話になりました。どうもありがとうございました。
以上
「アトピー治療手記」匿名希望31歳2006年1月10日
私は、もの心がついた頃から、アトピーと付き合ってきました。といっても、はじめは一目でアトピーとわかるような重症ではなく、首・ひじ・ひざの内側・背中を中心に少しカサカサして、掻くと赤くポツポツ湿疹のようになる程度でした。
初めは近所の内科で塗り薬をもらい、それをお風呂上りに塗ることが日課となっていました。人一倍乾燥するので、保湿クリームを塗るかのように、ほぼ全身に使っていました。今思うと、それがステロイドであり、アトピーを体内に封印しようとしていたことになります。大人になれば自然に治る、何となくそう思っていました。
しかし、中学生になっても、高校生になっても改善しません。「このままではいけない。」そう思って、高校1年生の時に皮膚科を受診しました。多感な年頃だったので、女医さんである、それだけで選んだ病院でした。そこで、また違う塗り薬を処方されたのですが、「普段は弱い薬を、酷いところは強い薬を」と二種類もらいました。独自処方の薬のようで、何が入っていたのか、よくわかりません。そこのろ、ステロイドがどんなに怖いものか分からず、気にもしていませんでしたから。先生も「あなたはアトピーだ、仕方がない」そんな感じでした。
そのまま良くも悪くもならない日が続き、私は社会人になりました。肌は激しく乾燥して、ファンデーションを塗っても粉を吹くようになるだけ、化粧もせずに出勤している状況でした。
この頃、通勤途中の便利な場所にある皮膚科に変えました。今度の病院は、「体調を良好に保ち、アトピーと上手に付き合っていきましょう。」というスタンスで、粉末の漢方薬と、塗り薬を処方されました。この内の1つの、「酷い所に少しだけ塗るように」と言われた薬は、ステロイドであったのでしょう。体調と肌の調子を良好に保つ為に、先生から言われた事は、「刺激物は控えましょう、チョコレートもだめ、お酒もだめ・・・」と制限だらけ、しかも「睡眠不足はイライラして痒くなる。眠くなったときには、昼夜構わずに寝ること。」と言われました。確かに肌に良い為にはそうかもしれません。でも、会社員に昼夜構わず寝ろとは・・・。
研究熱心なようでしたし、悪い先生ではないと思って通っていましたが、辛いもの・お酒好きな私は、「こんなに自分の嗜好を犠牲にするんだったら、このままアトピーでも構わない。」と半ばあきらめていました。25年近くアトピーと付き合ってきたのですから。
そんな頃、一人暮らしを始め、家にパソコンを購入し、インターネットで、アトピー患者の掲示板を見つけました。全国の、この病院が良い、悪いなどといろいろなことが書かれていました。しかし、北海道や九州などに通える訳もなく、関西の病院は大病院で、先生はこの曜日しか居ないと書かれていました。自由に休みも取ないし、難しいと思っていたそんな時に、家から比較的近く、土曜日も日曜日も診療している松本漢方クリニックを知りました。
早速HPを見ましたが、それはそれは恐ろしい内容でした。(手記だけではなく、HPの作りが怖いですよ。最近明るい色調にはなりましたが、もっと見易いものにして下さい・・)でも行くしかないと心に決め、半同棲中の彼にも後押しされて、初めて松本漢方クリニックを訪れました。
病院は患者さんでいっぱいで、全国から来られていると分かり、こんな小さな病院なのにと驚きました。「絶対治してあげる!」こう断言する松本先生に更に驚き、正直怪しいとまで感じました。治療費の高さにも本当に驚きましたが・・・。
半信半疑で、臭くて苦い煎じ薬と薬湯を始めて約1ヶ月後、手記に書かれていた症状がやってきました。体中が真っ赤に腫れあがり、「何らか効いてはいるらしい」そう思いました。そのうち、無性に痒く、掻いたところから黄色い体液が出てくるようになりました。剥がれた皮が浮かぶ、お薬で茶色くなったお風呂に入っている時が一番幸せで、お風呂から上がると、皮がつっぱり、塗り薬を全身に塗り終えるまでの数分が泣きたいほどに辛い時間でした。
痒くて寝れない日々が続き、朝を迎えると、出た体液がパジャマに引っ付いている・・・また消毒&お風呂&塗り薬、出勤して帰ってきたら、部屋中の剥がれた皮を掃除して、薬を煎じて、消毒&お風呂&塗り薬・・・そんな毎日の繰り返しで、同棲中の彼の胸で毎日泣いていました。よく我慢して助けてくれたと、心から感謝しています。
治療をはじめて約2ヶ月後、顔中に膿の溜まったような吹出物が出来ました。感染によるヘルペスだったようです。会社を1週間休み、その間、ヘルペスの薬をもらうため、近所の病院へ1度行った以外は1歩も外出せず、酒浸り&スナック菓子&インスタント食品ばかりの時を過ごしました。前の病院で言われた肌に悪いことを沢山したら、早く症状がいっぺんに出て、早く良くなると勝手に解釈していたのです。これが成果に繋がったかどうかは今もわかりません。幸い体液が出ていたので太りはしませんでしたが。丁度彼は海外出張で、この時不在でしたが、この時の私を見ていたら、さすがに別れていたかもしれません。鏡を見ても、自分とは分からない程の醜さでした。
何とか湿疹の跡も消え、仕事に復帰しましたが、その後も赤みが引かず、会社で酔っ払っているのかとからかわれる毎日でした。夏場でしたので、汗をかくと無性に痒く、じっと我慢の日々が続きました。
5ヶ月が経過したころ、体液がでることもなく、ひと皮剥け、ふた皮剥け・・・だんだんと平常心を取り戻し、旅行に出かけられるようになりました。赤い顔はしていますが、写真の中の私はいい笑顔です。
その後も少しずつ良くなったり、悪くなったりしながら、徐々に徐々に改善方向にありました。まだ出かける事が嫌でしたが、孤独にならず、元気に治療を続けられたのは、私が薬湯に入っていても気にせずに我が家に集まってくれ、勇気付けてくれた友達と、四六時中辛抱強く付き合ってくれた彼のお陰です。
1年半位経った頃、手に症状が現れ、布巾が絞れない状況になりましたが、松本先生に大丈夫と言っていただいたので、握れない手でスーツケースを持って出掛けた海外旅行で、すっかり良くなって帰ってきました。日本に居ない方がいいみたいです!仕事で出張が続き、1年弱治療をサボってしまいましたが、サボることが出来るまでに改善したことが嬉しい位です。
また治療を再開していますが、今では薬湯は週末だけ、薬局の先生には「あなたはどこに症状が出ているの?顔がつるつるだよ。」と言われたほどです。人間、辛いことは早く忘れるようにできているのですね。あんなに辛かった日々が嘘のように、晴々とした毎日です。
もう松本漢方クリニックに通い始めてから5年が経ちました。助けてくれた彼は旦那になり、集まってくれた友達もみんな主婦になりました。私も完全脱皮しなくてはなりません。松本先生に「治ったよ。もう来なくていいよ。綺麗だよ!」と言っていただける日を心待ちにしています。ありがとうございました。
「~ただ今治療中~」39歳男性2006年7月26日
アレルギーは私自身関係ないものと思っていました。30歳すぎてから虫にさされたような腫れとかゆみが出てきました。夏場しか出なかったので、汗のかきすぎでなっているのかな?と思っていました。
ある時かぶれが、ひどくなり病院に行きました。診断は、熱過敏症...長い病名でしたので、忘れましたが、薬をもらいましたが、治らず、違う病院に行きました。症状を伝え見てもらいましたが、診断は、汗のかきすぎが原因とされました。薬を飲んだのですが、眠気がひどく、流石に車に乗るのがヤバイと思いました。先生に言いましたが、仕方が無いと言われました。その時に薬飲むのを止め、病院も行かなくなりました。
この時は、夏場だけでしたので、他の病院は行かず、市販の塗り薬を塗っていました。塗っている時は治っていたのですが、徐々に治らなくなり、しまいには、夏場だけが冬場にもなって、仕方なく違う病院に行きました。薬が合ったのか?かゆみとかが無くなり治ったかな?思ったころまた、かゆみ、腫れ、が出てきて薬を飲んでいる時は一時的に治るのですが、少したつと症状でていました。
それが一年ぐらいたった頃、嫁の働いている同僚から、「一度松本漢方クリニックに行って見れば。治るのに1年、2年それ以上かかるかもしれないし、漢方で治すから他の薬は飲めないのと、リバウンドが出るから辛いかも、その覚悟があるなら」と言われました。治るなら、、、と思い松本漢方クリニックに尋ねました。
松本先生にアトピーと聞かされ、今まで聞かされた病名はなんだったんだろう?「アトピーて、え~~何で?て気持ちでした。」松本先生は必ず治すから言って下さった言葉を信じて、かんばって見ようかなと思いました。
最初の1年はかゆみ、かいたところから膿んだりいろいろしました。2年目からは前とくらべ、ましにはなって来ました。でも汗をかくとどうしてもかゆみ、かぶれが出てきますが 今後も根気良く治療を進めて行きたいと思います。
「アトピー手記」匿名希望39歳2006年1月30日
私がアトピーを発症したのは、10歳くらいの時です。指や手のひらにぷつぷつと水泡ができ、近くの病院へ行きました。当時はまだアトピーも今ほど知られてなく、担当の医師も「何かな?水虫かな?」などと言う、とてもいい加減なものでした。そして出されるままにステロイドを使用していました。
しかし症状としては、ほとんど広がりも変化もなく、何ヶ月もステロイドを使用しない時もありました。そのような状態でずっと過ごしていましたが、家事仕事をするようになってから、確実に使用量が増えてきました。
そして急激に悪くなったのが二人目の子を出産してからです。いきなり花粉症になり、砂埃やハウスダストにもアレルギー反応が現れ、皮膚炎も、腕や足にまで症状が広がってしまったのです。もうステロイドが手放せない状態でした。
そして一番恐れていた事が起こりました。息子(第2子)がアトピーになったのです。3歳でした。息子には絶対にステロイドを使わせたくなかったので、それ以外の薬を病院でもらっていましたが、そんな気休めの薬で治るわけもなく、途方に暮れている時、知り合いから松本漢方クリニックを教えてもらいました。
煎じ薬・漢方浴剤・消毒薬・塗り薬などを山の様に手渡され、戸惑いながらも、松本先生の「絶対に治したる!」の言葉に励まされました。そして「この子はステロイド使ってないから、すぐ治るわ。問題はお母ちゃんやな。」と言われ、「えっ」と思いました。「あっそうか、私も治るんだ。」息子のことでいっぱいで、自分のことは考えてもなかったからです。
そして漢方療法を一緒にはじめ、予想通り、間もなく私にリバウンドと発熱が襲ってきました。熱は松本先生から頂いていた飲み薬ですぐ治まりましたが、リバウンドで手がみるみるうちに腫れ上がり、まるでグローブをはめているかのようでした。
それからしばらくは家事仕事も満足にできず、辛い日々を過ごしました。いったん症状が治まっても、しばらくするとまた出てくるの繰り返しでした。
そして半年もすると、息子のほうはすっかり治っていました。夜中に「かいかいして~」と泣いていたのが嘘のように、つるつるの肌に戻ったのです。本当にうれしかったです。その後知り合った新しいお友達にアトピーだったことを話しても、「えっ本当に?」と言われるくらいでした。
そこで私もと頑張ればよかったのですが、息子が治って一安心してしまったのと、引越しや子ども達の入園・入学なども重なり、毎日何かと忙しく、ついつい疎かになってしまって、症状がでたら薬をもらう・・・とう具合になってしまいました。
そしてとうとう、今まで出なかった顔にまで症状が出てしまいました。これには相当ショックで、松本先生からもお叱りを受け、深く反省しました。一時136あったIgEの数値も47まで下がっているので、これからは症状が治まったからと言わず、松本先生から「もう大丈夫!」と言われるまで頑張って続けたいと思います。
「アトピー手記」匿名希望31歳2005年10月21日
奈良県
(73年~)出生時
親日く、湿疹のようなものがあったらしい。
(83年~)小学生
肘、膝の関節を掻いていたが症状は軽い。
(86年~)中学生
股の周りとか乳首とか、他人から見えないところをかきむしっていた。血だらけになって、皮がめくれてボロボロになり、地肌が黒ずんでいった。
(89年~)高校生
塗っていた軟膏が時々効かなくなると、ビタミンCだと言われ、何度か注射を打たれた。軟膏は、ケースで出されていたので、薬名はわからないが、ステロイド入りだったと思う。主に、顔と首を塗っていた。多少まぶたが赤黒かつたと思う。でもそれが原因で学校を休んだり、悩んだりすることもなかったので、周りはアトピーだと思わなかったかも・・・
(92年~)専門学生
ストレスのせいか、ずっと使っていた軟膏が効かなくなり、93年の冬に、母親の不信感から、通院十軟膏をやめる。離脱症状が出て、手の甲は血だらけ(実習のためゴム手袋使用)、顔は腫れて、皮膚がボロボロになり、奈良御所の所で漢方治療を始め、症状も徐々に治まる。
周りの協力のお陰で何とか卒業できたけれど、卒業旅行や成人式などイベント事は参加する気になれず、一番,惨めな時期だった。引きこもる私になにも言わなかった両親は辛かったと思う。案外と本人はのほほんとしていた。深く考えると、あまりの自分の醜さに死にたくなるし、現実逃避で、鏡を見なかった。それも一週間が限界で葛藤して過ごす。
3年くらいはマシだったが、手の一部が痒く、掻いていると、ジュクジュクと黄汁が出るようになり、通っていた漢方薬局には軟膏が無く、不信感から止めてしまう。
(97年冬~)
新大阪診療所に通う。そこでの軟膏で、手のところは一発完治する。しかし食事制限が厳しく、守らなかったら翌日ひどくなる生活が続く。この頃は、好きなものが食べられず、ストレスがかかっていたと,思う。
(04年夏~)
連絡先がわからなくなり、インターネット検索をしていたら、通っていた所の悪評と、松本漢方クリニックを推奨する記事を、たまたま発見。直感的にビーンと来て、はじめて自分だけで行く。
ホームページの内容をあまり読んでいなかったので、松本先生に怒鳴られ(本当に自分は馬鹿だと思う)、情けなさと、本気で怒ってくれたうれしさで、大泣きしてしまった。初診であそこまでさらけ出したのもはじめてだった。「アトピーは完治します。」と、力強く3度も握手して頂き、帰りの電車の中では、今までに無い爽I快な気持ちでいっぱいになった。何があってもついていこうと決心した。
04年9月の初診から半年間は、今まで経験したこと無い症状が出た。微熱(37.1度)がしばらく続き、上半身がヒリヒリし、睡眠障害がおきた。でも季節の変わり目などに、顔がパンパンに腫れていた症状はでなかった。
一年経って、IgE数値はやっと6000を切った感じだが、覚悟をしていたほどリバウンドもなく、肌は落ち着いてきて、本当に人によって症状が違うんだなぁと、不思議な感覚。
まだまだ油断ならないし、他人の目が気になるけれど、通院できることに感謝します。手記を書かせていただくことで、心を新たに続けていく次第です。