漢方薬治療での回復
大阪府 匿名希望 男性 28 歳
大阪府 匿名希望 男性 28 歳
私にアトピーが現れたのは高校生の時でした。顔を中心に赤く腫れあがり、痒みによる引っ掻き傷で常に血や浸出液にまみれた状態でした。今でも残念な思春期であったと思います。当時はステロイドでの塗り薬といった、いわゆる標準的な治療を行っていました。しかし、塗っている間はひとまず落ち着くが、薬が切れるとまたかゆみと浸出液が現れるといった調子で根本的な解決になっていなかったことをよく覚えています。ステロイドで誤魔化しながら生活を送ってきましたが、大学生の時に全身に酷く症状がでたため、塗り薬では追い付かなくなり内服治療が始まりました。しかしやはり一時的な効果であり、もともと塗り薬でステロイド治療に対して疑問を持っていたため、半信半疑ではありましたが漢方薬治療を始めることとしました。
個人的に社会人となり 1 人暮らし生活が始まったタイミングで、手間のかかる松本漢方クリニックの漢方治療を始めることに不安はありましたが、ネットで漢方を煎じるための電子ポットを見つけたため、特に負担もなく簡単に続けることができました。漢方を始めてからはまず落屑が明らかに酷くなりました。リバウンドです。しかし松本先生の理論や過去の手記を読んでいたため、これは悪化ではなく治癒過程に必要な反応だと理解でき、不安は何もありませんでした。
現在、松本先生の治療を始めて 4~5 年ほどになります。首と手のひらに赤み・痒みが残っている程度で、症状はずいぶん楽になっています。血液検査ではまだまだ異常値を示していますが、これからも改善に期待して松本漢方クリニックの治療を継続していこうと考えています。