「松本漢方クリニックに出会って(アトピー治療経過)」
27歳2016年2月1日
27歳2016年2月1日
私が松本漢方クリニックに通院を始めて、2年近くが経ちます。アトピー性皮膚炎と診断を受けたのは、高校生くらいの頃でした。近所の皮膚科に行き、「最近肘と膝の内側が痒いんです」と相談したところ、ヒルドイドの軟膏と、「痒みが強くなったら塗りなさい」ということでステロイドの処方を受けました。初めは、ヒルドイドで症状が落ち着いていましたが、そのうちに痒みが酷くなってきて、ステロイドを使い始めるようになりました。すると、それまでの事が嘘だったように痒みが無くなっていきました。しかし、ステロイドを中断するとまた痒くなり→ステロイドを塗る→痒くなる→ステロイドを塗る・・・という事をくり返し、いつの間にかステロイドが手放せない状態になってしまいました。
ステロイドを塗れば痒みは引くものの、アトピーの症状としては、完治しないままステロイドに頼る生活を送っていました。ある日、本屋で偶然見つけた船瀬俊介著の本で、「ステロイドではアトピーは完治しない。そればかりか発ガン性を有する。」という内容の本を読みました。最初は、半信半疑でしたが、読み進めていくと、思い当たる節が多く、それからというもの、私はステロイドを一切使わない、というか使うことが怖くなり、ステロイドの使用を一切止めました。
すると、しばらくしてから、今までステロイドを塗っていた肘・膝以外にも、痒みが出るようになりました。でも、これまで行っていた皮膚科に行けば、またステロイドを処方されるだろうと思い、もう行く気もしなかったので、どこの病院に行くか決めかねていた時、松本漢方クリニックのホームページに出会いました。ステロイドを一切使わないという医院の方針・患者さんの手記を読み、ここに行ってみようと決めました。
松本先生は、これまで出会ってきた先生とは違い、初めはその迫力に圧倒されましたが、「アトピーは必ず治る病気やから」の言葉を信じ、通院することを決めました。
通院を始めてからは、ステロイドを使用したことのない箇所に湿疹が広がり、赤みもひどくなったり、膿が出てきたり、しんどい時期もありました。しかし松本漢方クリニックに通院を始めて2年弱が経つ中で、少しずつ着実に、肌がつるつるになっていきました。私は、塗り薬や煎じ茶による松本漢方クリニックの治療とは別に、普段から出来る限り糖類や油物の摂取を控え、発芽玄米を主食に和食を中心とした食生活を送ることを心がけています。
まだ治療中で、今でもリバウンド症状が起こることもありますが、通院当初より程度も軽くなりましたし、頻度も落ち着いています。完治に向けて、今後も精一杯取り組む所存です。