「アトピー手記」匿名希望21歳2004年2月10日
僕は物心ついたときからアトピー性皮膚炎でした。
当時僕は近くの医院に通っていたのですが、薬の成分などわかるわけもなくもらった薬をただただ塗っていました。
中学生になりアトピーの症状はほとんどでなくなりました。しかし高校3年ぐらいになると再びアトピーの症状がではじめました。そして僕は再度同じ医院に通いました。薬を塗るたちまちかゆみが治まったのでそのまましようしていました。しかし徐々に同じ薬ではかゆみが治まらなくなってきたので、次にまた別の薬をもらっていました。しばらくそれの繰り返しでした。そんな時に従兄弟のアトピーが完治したと聞きそこで松本漢方クリニックさんの話を聞きました。
そして僕も通い始めました。
最初に先生お会いしお話を聞いたときは衝撃的でした。僕が今までやってきたことではアトピーは完治しないということでした。そして僕が一番印象に残っている先生のお言葉は「掻くだけ掻いたらいい、掻く楽しみを覚えてください。絶対治してあげる。」と、いうことでした。なぜ印象に残っているかというと、前の医院では「掻くな」といわれていたし「絶対に治す」という力強く自信のこもった答えはもらえなかったからです。アトピー性皮膚炎の方にとって前者の言葉はものすごく大きなものだと思います。そして僕の場合は約二年ほどでほとんど良くなりました。
これから通われる方や今通院されておられる方に少しでも力になれればと思いこの手記を書きました。皆さんの症状は必ず治ります。がんばってください!!
3年間のアトピーの治療
【治療の経過】
松本漢方クリニックに出合うまでは、症状が悪くなる度に何度か皮膚科に行き、そこで処方された薬(ステロイド)や、市販で売られている保湿クリームを塗っていました。
皮膚科で処方されていた薬(ステロイド)が、これほどまでに毒物だったとは、当時全く知る由もなく、良かれと思って使用していました。
ステロイドが悪いものだと知り、使用をやめた途端、また皮膚が赤くカサカサになり、ボロボロと肌がめくれてきました。
もともと父と弟が松本漢方クリニックの治療をしていたこともあり、母の薦めで私も平成20年5月頃から、松本漢方クリニックの治療を開始しました。
治療にも慣れてきた頃、リバウンドという症状が出てきました。
首・肩・腕・背中・膝・脚の部分が真っ赤になり、肌がガサガサになりました。痒みもきつくありました。特にひどい所は、肌が黒ずんでいました。
リバウンドが発生した箇所は、今までステロイドを塗り続けていた場所でした。
治療をずっと続けていき、少しずつ肌の状態が良くなってきたのを感じていた頃、妊娠が判明し、松本先生と相談し合って、平成21年1月から生薬の煎じ薬を止め、塗り薬のみで治療をしていました。
治療を止めていた期間は、特に症状が進行する様子もなく、現状維持という形でした。
平成21年の9月に出産したのですが、息子も生後1ヶ月頃からアトピーが発生したので、松本漢方クリニックで治療をすることになり、この日から私も生薬の煎じ薬を再会しました。
息子はステロイドを一切使用せず、最初から松本漢方クリニックでの治療をした甲斐があり、ものの4ヶ月という短期間で完治しました。
私も3年前の状態から比べると、今では全身の赤みが消え、綺麗な肌になりました。完治と言って頂けるまで、あと少しですので、最後まで治療を継続します。
【治療を通して感じたこと】
私は、松本先生の治療方針に出合えた事で、根本治療の本当の意味を理解することが出来ました。
病気⇒医者や薬が治す。
というのは、大きな間違いであり、病気を治すのは、自分自身に備わっている免疫であるということ。そして、免疫を抑制させない治療こそが根本治療であり、それを推進しているのは、唯一松本先生の発見して下さった『自然後天的免疫寛容』であること。
それこそが、根本治療の本当の意味だと思います。
そして、本来人間があるべき姿というのは、病気になったら、すぐに医者や薬に頼って治せば良いという安易な考えではなく、病気にならない体質を作る事が大切であり、自己治癒力を高める事が非常に重要な事だと思います。
その自己治癒力を高める為には、日々の生活習慣を正しくし、健康を意識した食生活を心掛ける事が最も重要で、これこそが人間のあるべき姿なのだと思いました。
私は、漢方治療を3年間続けてきたおかげで、肌の回復だけではなく、ひどい便秘体質や冷え性もなくなり、体質が非常に良くなりました。
免疫力が上がった為に、風邪を引いたり、体調を崩すこともほとんどありません。以前よりも増して、健康な体になれたように思います。
治療の期間は、3年と長く掛かりましたが、この3年があったからこそ、大切な事に気付く事が出来ました。
私自身が学んだ事を、これから成長していく我が子にも、しっかり教えていきたいと思います。
松本先生には、親子でアトピーを治して頂き感謝しています。
本当に有難うございました。
アトピーの症状がでたのは中学生の頃でした。
症状は、腕、足の関節でした。皮膚科で出された薬を使用し症状は緩和しましたが腕足の関節には跡が残り、季節の変わり目に症状が悪化したりを繰り返していました。ですが生活には支障も出ず服を着ていれば目立つところではなかったのでその状態を繰り返していました。
症状が急激に悪化したのは23歳の夏でした。体全体に症状が広がりました。皮膚科に行っては、ステロイド系の薬しかくれませんので、諦めて途方にくれていました。私は、ステロイド系の薬で痛い目にあっていますので使用を極力さけていました。一度、顔にステロイド塗ることを進められ、大変なことになったからです。
インターネットでステロイドを使わない病院検索。その結果松本漢方クリニックにたどり着きました。すかさず電話で問い合わせて、すかさず行きました。
最初の印象は、患者さんが多かったのと、松本先生が非常に頼もしい。
「かならず治しますから、がんばりましょう」
かならず治しますからというセリフは病院では聞いたことは初めてでした。
信じて、治療を開始しました。はじめのうちは、そうなんともなかったのですが、悪化しました。
かなり悪化しました。さすがに不安になりましたが、ネットに掲載されている体験談を読んでみると、みんな悪化しているので、あぁこういう感じなのだと思い治療を続行しました。私は遠方なので薬がなくなると送ってもらっていました。電話をかけると松本先生に代わってくれます。どうですか調子は?必ず治りますからがんばってください。元気が出ます。治療開始から5ヶ月ぐらいたって症状が一変しました。明らかに治ってきている。綺麗な皮膚が出てきている。やっと実が出てきた感じです。後は実が落ちてくるのを待つのみです。
ですが私は、これで治療をやめてしまいました。ほぼ99%で!
3年後やはり症状がでてきました。
そして今現在松本先生のお世話になっています。
ですが、その空白の3年間は、完全になにも症状がでませんでした。
薬も何もいらずです。奇跡に近いです。いや奇跡です私にとっては。
やはり完治したというお墨付きが必要です。
中途半端はだめです。今度は、完治のお墨付きをもらいたいです。
もらったらまた体験談を書こうと思います。簡易に書いていますが、治療はきついです。きついですが得るものも非常に大きいことを私は知っています。
松本先生、これからも宜しくお願い致します。
私は、生まれたときから21年間ずっとアトピーと共に生きてきました。
小さい頃はお尻や手、足の関節部分が痒少しかった程度だったのですが、その当時は、薬の知識があまりなく、なんとなくステロイドを使っていました。
小学生になると、季節の変わり目以外は調子が良かったのでステロイドは使わなくなっていました。(確か、カサカサの時は馬油を使っていたと思います)
痒くなくなったせいかどうかは分かりませんが、小学4年生くらいになると鼻炎になりました。また、春になると結膜炎になりました。処方されていた鼻炎の薬と目薬にもステロイドが含まれて、いたようで徐々に肌にも症状が出てきて痒くなりました。
そして、小学六年生の冬くらいになると中学校へ行くことへの不安やストレス、成長期ということもあってかアトピーの出る箇所が変化していき、顔や首、太ももそして手の指にまで出始めました。卒業式の写真に写っている私は目が腫れてまるで別人のようです。自分で見ても痒そうでかわいそうだなあなんて思ってしまいます。
中学校へ入る頃には春という季節も手伝ってか、とにかく痒くて夜も眠るれずに集中力は切れ、ずっとイライラしていました。目の上からジュクジュクとしるが出て顔はつっぱり、頭から皮が落ち、手もペンやお箸が当たる部分はしるが出るほど痒くガサガサで、毎日鏡を見たり友人と会ったりすることがすごく苦痛で仕方ありませんでした。当時はかわいそうと思われるのが嫌で、あえてあっけらかんとしていました。内心は、「なんで、私だけ…?」ということばかり考えてちょっとしたことで落ち込んだり、親につらく当たったりもしてしまいました。この頃の心の支えは同じアトピー持ちの友人でした。お互いに共通の悩みを何でも話せて少し気が晴れました。
そんな日々が2ヶ月ほど続いた頃、近所の友人のから漢方でアトピーを治す専門の病院(現在は閉院しています)があると教えてもらい、漢方と言われてもどうなのだろうと半信半疑でしたが、またステロイドに頼るよりはいいかなあと思い行ってみました。そこでは漢方の飲み薬、アズノール軟膏と紫雲膏の塗り薬に種類が出されました。言われた通りにリバウンドしてまた結局痒くて眠れぬ日々に戻り、体中パンパンに腫れて動くのもつらいほど痛くて、皮膚を誰かと取り替えてほしいくらいでした。その後ジュクジュクか治まってくると皮がぽろぽろ取れだし、リバウンドを繰り返しながらきれいになっていきました。
2年ほど経ってもなかなか完治しなかったので、病院から勧められたアズノール軟膏に薄めたステロイドを混ぜたものをひどい時には使いました。またステロイドかと思いましたが「使っても大丈夫ですよ」と先生に言われると、そういう気になってしまうものです。
そもそも、ステロイドが駄目という前に、そのアズノール軟膏も抗アレルギーのものなのでよくなかったと数年後に知りましたが、それまでずっと使い続けていました。
高校3年間は手のひらがひどいくらいで、季節の変わり目に痒くなったりする程度でわりと調子はよかったです。
再びアトピーがひどくなってきたのは大学へ進学してからでした。カバンが持てないほど手のひらの皮がぼろぼろになり、首が傷だらけで腫れていきました。今度はステロイドを使わない病院へ行こうとして色んな病院へ行きましたが、行くところのほとんどが普通に使っていて「もう病院は駄目だ」と思い、我慢していると次第に夜眠れなくなり体の調子もガタガタになっていきました。
私はこのままでは精神的にもよくないと思い、また漢方を使ってみようと考えて知り合いに紹介してもらった漢方薬局のようなところへ一時期通っていました。しかし、そこで調合された漢方は合わなかったみたいでひどくなる一方でした。そこでやはりひどいところ用にとステロイド混の塗り薬が出されました。
「もう嫌だ」と思いましたが、成人式がもうすぐということもあってちょっとの間だけと使ってしまいました。
案の定その後またひどくなりました。手はパンパンで皮膚が硬くなったところが切れてきて、関節が曲がらずに手袋をして首にスカーフを巻いて学校に通いました。
そして去年のことです。あまりしゃべった事のないクラスの子が(恐らくですが)私の痛々しい姿を見かねて、この松本漢方クリニックを紹介してくれました。その子は花粉症が治って、その子のアトピー持ちの友人もすごくきれいになっているということでした。この子に教えてもらっていなかったら今頃どうなっていたことか・・・。
「漢方でステロイドを絶対に使わない」という条件の医院にやっと出会えた!と思い、すぐに行ってみることにしました。毎日、飲み薬を煎じたりお風呂を入れたりということはなかなか大変でお金もかかるので、何かと親に頼りっぱなしです。ですが協力してくれる人がいることでやる気が出ました。先生に「治してあげますよ」と言っていただいた事でも気持ちがずいぶん楽になりました。
一人だったら治すことを諦めていたかもしれません。本当にたくさんの方に感謝しています。
この-年の間にリバウンドを何回か経て皮が剥け、水ぶくれのようなものが手のひら中に出てきてどうしようと思ったこともありましたが、自然とそれも消えて人間の皮膚らしい肌になっていきました。始めの頃は人の何十倍もあったアレルギー値がいったんは上がりましたが徐々に正常値に近づいてきています。
幸い、今回の場合は急激なリバウンドはありませんでしたが、今までステロイドをなかなか断ち切れなかった代償に対して身をもって償っているという感じがします。けれどこの医院に出会えたのはアトピーとさよならするチャンスを得たのだと私は思っています。
私も完治までまだ時間はかかりそうですが、地道に治していきたいと思います。
私は、幼い頃からアトピーと喘息の症状を持っていたのですが、アトピーに対しては、本格的に悩まされだしたのは、中学に入ってからでした。その頃からひどくなりだしたアトピーは、手の指、腕、肩、などに発症し、最終的には、体のあちこちに発症してしまいました。
一方、喘息のほうは、アトピーがひどくなる以前から、発作に悩まされ、夜眠るのもままならなかったり、季節によって、症状にも波があるのですが、ひどいときには、軽い運動でも発作が起き、苦い思いをしていました。
松本漢方クリニックにお世話になるまでは、「ステロイドは使ってはいけない」というのをよく耳にしていたので、なるべく避けてきましたが、具体的に、どのような治療で治るのかわからず、いろいろな病院にいったり、いろいろな民間療法を試したりしても、素人考えではありますが、それらの治療に限界を感じたり、本当に治るのだろうかと、不安な毎日をおくっていました。ですから、松本漢方クリニックのことをしったときも、億劫で、なかなか足を運ぶことができませんでした。
ですが、まず先に結論を言うと、「同じ症状で苦しんでいる人がいれば、松本漢方クリニックを教えたい。」「もし迷っているなら、勧めたい。」と思っています。
私の場合、治療内容は、簡単に説明すると、漢方のせんじ薬を飲むことと、漢方の入浴剤を使ったお風呂に入ること、この二つを、毎日行うということでした。しかし、アトピーの激しいリバウンド症状のなかで、これらをおこなうことは、ものすごく大変なことで、今でもあまり思い出だしたくありません。また、漢方薬の中には、保険の適用がきかないものもあり、治療費などの問題も含め、家族の協力がなければ乗り越えられませんでした。
そういった中で、私の場合、一年ほどで、目に見える症状は治まってきました。喘息のほうも、松本漢方クリニックにかかるまでは、他の病院で出された薬や、吸入器を使って治療していたのですが、松本漢方クリニックでは、「今後使わないように」と言われました。不安に思ったのですが、いざ治療をはじめると、時期的に喘息の症状がひどくなるときをのぞき、激しい運動をしない限り、発作はでなくなりました。
始めて松本漢方クリニックを訪れ、松本先生に、「必ず治してあげますから」と言われてから、一年半がたちました。おかげさまで、順調に快方へ向かっています。松本先生をはじめ、松本漢方クリニックの皆さんには、本当に感謝しています。
「アトピー手記」匿名希望26歳2006年11月28日
小学生のころからプールの時期になると検診があって、毎年アレルギー性鼻炎と診断されており、元々アレルギー体質でした。
それで中学生のころになるといつの間にか症状が出なくなってほっとしていました。
ところが大学を卒業から大学院入学のころから顔の皮膚が少しずつですが赤くなり始めてきました。そこで市内の皮膚科に通うようになり、薬を飲んだり塗ったりするようになりました。ですが、塗っているときは状態としては安定していました。しかし、塗らないとまた状態が悪化してきて、結局絶えず塗っていないとダメでした。でも次第に状態が悪くなっていき、薬が効かなくなってしまいました。そのころ、自分自身も自暴自棄となっており、それを見かねた父親が知り合いから聞いた『松本漢方クリニック』へ行ってはどうかと言ったので、通うことになりました。
初めて医院に行ったとき(2006年11月中旬)、血液検査をして、松本先生と対面して、『必ず治す』と言ってもらえて信じてみることにしました。
前の病院では『治す』とは一言も言っていなかったので。でも、お金に関しては結構かかるなあとは思いましたが…。
その次に松本漢方クリニックに行って血液検査の結果を聞いたときは、かなりひどいなあと思いました。色々と基準値からおかしな項目がありましたが特にIgEが15640となっていました。他の人の手記などを読んで比べてみてもかなり高いと思いました。それは松本先生によると、今までのステロイドの塗り薬や投薬による結果であることがわかりました。
それ以降、漢方風呂への入浴と漢方薬を飲み続けました。そうすると12月ごろになると四六時中、全身がとてもかゆい状態になりました。全然寝られなく、唯一、漢方風呂に入っているときが休まる状態でした。その状態が1ヶ月ほど続きました。今考えると、一番つらい時期でした。
2006年2月ごろに再度血液検査をしました。IgE以外の値は確実に良化していましたが、肝心のIgEは15760と前回とほとんど変化はありませんでした。
それを見たときは多少疑ってしまいました。先生の説明によると、この治療をすると、一度悪くなってからそのあとに良化していくとのことで、2回目の検査のころはちょうど上って下ったところだとのことでした。ですので、もう一度信用して、治療に励むことにしました。
3回目の検査(2006年6月)の結果、IgEは11660まで低下していました。
やっと、目に見える結果が出ました。
信じて治療してきた甲斐があると思いました。
このことで思ったのですが『病は気から』という言葉が浮かび上がりました。
信じないでさぼっていたり批判などしていれば、その結果、効果が出ないと思います。
気持ち次第で体調や意欲も変わってきます。
要は信じてやり続けることだと思います。
これからも、松本先生を信じて治療していきたいです。
「アトピー手記」匿名希望29歳2011年9月13日
私は生後すぐに全身アトピー性皮膚炎でした。
小学生の時に喘息の発作も引き起こし、高校まで京都の大学病院に通っていました。喘息は大人になると、ほとんど発作も起こらなくなりましたが、アトピーは良くなったり悪くなったり繰り返していました。
成人になり仕事は長時間勤務で家に帰るのも夜の9時や10時、お昼の休憩もバラバラで15分や30分で食べたら即、仕事でお休みも不定休でした。
その生活を続けていると、年々アトピーが最悪の状態になってきました。
夕方を過ぎると身体は疲労感があるのですがそのまま無理して仕事をして終わると解放されたように痒みが襲ってくるのです。
初めの異変は左腕に水泡のようなものが広がってきました(ヘルペスでした)毎日ステロイドをたっぷりつけ包帯を巻いて寝ていました。
次に広範囲に内出血がでてきました。皮膚に細かいプツプツしたものができ、かなり痒みがあり無意識の内に掻くと大きな楕円の内出血が出来てきました。
その時検査するとIgEは700という数値でした。仕事は同時に責任のあるものが追加されノルマもあったので、終わると尋常でない痒みが襲ってきました。
仕事中に無意識に掻いていることもあり、制服は血まみれが多々あり、その時から一切ステロイドが効かなくなりました。効かなくなれば即病院を変え転々としていました。それこそ麻薬のようにステロイド注射をしてくれと医者にすがっていました。夏も肌をみられないよう長袖を着たり、更衣室でもアトピーで酷くなっているのを見られないよう過ごしていました。が、仕事中にも蕁麻疹が出て高熱がでてきました。そこで初めて『漢方してみたら?』と同僚にすすめられ調べると松本漢方クリニックが出てきました。皮肉にも仕事場から松本漢方クリニックは目と鼻の先にありました。ステロイドに関してはずっと使用していたと思います。大学病院時からステロイドとヒルドイドは渡されていましたし、京都の皮膚科へ数年通い、【沖縄でストレスから解放された生活でもしない限り、アトピーは治らない】と言われ、次に皮膚科でなくアレルギー科の病院に行きステロイド注射、ステロイド飲み薬、塗り薬、ワセリンを貰いましたそこではかなり細かい生活改善の細かい指導がありました。そこでも数年通い注射は一回だけで驚く効果がありました。指導された通り、仕事は変えられないが出来る範囲言われた通りに改善していたが注射以外は効果みれず、次に知人の勧めで電車を乗り継ぎ大阪の方にビヨチン治療でアトピーが治ると言われ、そこに通いましたが一日四回のビヨチンといわれる粉薬にアレルギー止めの飲み薬ステロイドの塗り薬にヒルドイドでした。半年通いましたが悪くなる一方でまた、注射をしてくれる病院に戻りました。が、もう注射は効かなくなっていました。
最後に茨木市の病院でまたステロイド飲み薬ステロイド塗り薬を出され初めは少しマシになるがすぐ悪化し蕁麻疹を見せても検査もしてもらえず、「身体がおかしいのです!」と涙ながらに訴えると【飲み薬塗り薬ステロイドを強めときましたから】と面倒臭いといわんばかりの返事が返って泣きながら帰りました。その日に松本漢方クリニックを調べたのです。松本漢方クリニックの治療がやっと始まりました。
会社は同時に休職しました。高熱が下がるとすぐ赤黒く固い皮膚に全身が覆われてきました。顔は口まわりがヘルペスでパンパンに膨らんできましたが一週間はまだ動ける範囲でした。そこから赤黒い皮膚がめくれだしリンパ液が大量に出だし夜も全く眠れないピークに入ると、ほぼ寝たきり状態でした。
リンパのつまっている部分だからか首と腕のつけねがひどく首は皮膚も薄いからか、とにかく痛かったです。背中の皮膚が破ける為横になれず座りながら夜を過ごしていました。携帯で皆さんの手記を読んでいると皆さん全く同じ経過で気持ちが楽になりました。ただ、こんなにもステロイド漬けだった私が松本漢方クリニックで治療して一ヶ月には既にピークが過ぎ、かさぶただらけになり風呂も毎日4~5時間頑張ると日に日に良くなり、ずっと微熱だったのが熱も下がり治療開始して二ヶ月になると、全ての傷は治り、皮膚も自分の皮膚じゃないみたいに強くなりました。どんどん肌が綺麗になっていくので家族もびっくりでした。
今は開始四ヶ月に入りますが、たまに漢方風呂上がりに痒みがある位で後は全身ツルツルです。今の仕事は退職する予定です。が年内にも社会復帰できるよう頑張ります。
私はなかなか漢方に辿り着かなかったんですがなんとか松本漢方クリニックと出会えて本当に良かったと思います。
小さい頃より肌が弱く、喘息もありましたが、小学校4年くらいから体も強くなり、喘息もいつの間にか消えていました。20歳で就職し、夢であった病院の栄養士になり、毎日頑張っていた中、徐々に体の調子が悪くなり始め、22歳で今まで食べていた魚が一切食べられなくなり、アレルギー検査も殆どの魚に陽性反応がでました。皮膚の状態も悪化し、気づいたときには下半身や、腕、顔、首などにアトピーが発生し、痒くて寝むれない日々が続きました。今考えると、やはり、早番や遅番のある不規則な職業であることと、ストレスが引き金になってアトピーがでてきたのではないかと考えられます。あまりにひどくなってきたので、知り合いに伺った京都にあるアトピーを完治できるという噂の病院にいきました、とても変わった方法で漢方薬をあわされたり、針治療などもしていただきましたが、ステロイドを処方されることが気にはなっていましたが、結婚式も近く、早く肌をきれいにしたいという浅はかな考えから、ステロイドを使っていました。最初はみるみるよくなりましたが、結婚して彦根に引越し、約半年が過ぎたころに再び状態が悪化し、職業柄仕事もやめなければいけないほど皮膚の状態はひどくなっていました。毎日の往復4~5時間の往復も重なり、ストレスも疲労もピークに達していたのかもしれません。
化粧もできず、おしゃれをする気にもなれず、電車でじゅくじゅくした皮膚を人に見られるのもいやで、毎日手には包帯をまいて仕事に行き、仕事ではこんな汚い皮膚をしている人が調理していると思われたら、患者さんも嫌やろうと思いながら、回りの目が気になる毎日で、精神的にもつかれきっているころ、月2回だけ栄養指導に行っていた診療所の看護師さんに『アトピー?いつも包帯まいてるし、どうしたんかな?て思っててん。私も昔からすごいアトビーきつくてずっとステロイド使ってたんやけど、ステロイドは体に悪いよ。私、今アトピーってわからへんやろ?よかったらいい先生いはるし、ホームページ教えるから、-回読んでみて、行く気になったら行ってみ。無理には進めへんけどな」と親切に教えてくださいました。私はわらにもすがる思いですぐにホームページを読み、ステロイドの怖さを知りました。病院にもすく゛にいきました.あとのいきさつは皆さんが書いておられるように、ましになってはリバウンドを繰り返し、お風呂、消毒、漢方薬をひたすら頑張って、きれいな皮膚になりたい一身で約3年続けました。もちろん痒くて寝むれない日々もすごしましたし、なんで私がこんなにつらい思いをしんとあかんの?もうやめたい。
生きるのもしんどいと正直思うこともありました。でも、徐々に徐々に皮膚はよくなり、よく考えてみたら風邪も引きやすかったのに、全然ひかなくなり、生理痛もすごくきつかったのに、なくなり、アトピー以外の悩みも解消されつつあり、本当に漢方薬ってすごい!!と思いました。仕事もやすまず、続けていましたし、症状がきついときは先輩や後輩が調理しなくていいように配慮してくれたりと人の優しさにも触れ、がんばってこれた部分も多くあります。
最もひどかったときから思うとその1/3くらいのアトピー症状になった頃、25歳のときに子供を授かりました。松本先生に相談したところアトピーの状態もだいぶいいし、-回中断してみようといわれ、妊娠後は何も飲まない日が始まりました。不思議と妊娠後はみるみる皮膚の状態がよくなり、出産するころにはアトピーはどこにいったの?というくらい全くアトピー症状は消え、
普通の皮膚になっていました。あの毎日痒くて痒くて寝むれない日々がうそのように…。
その後、今は29歳になりましたが、アトピーの再発もほとんどなく、昔アトピーで苦しんでいた毎日が幻だったように、毎日快適にすごしています。産休後仕事にもすぐに復帰し、大好きな栄養士の仕事も料理もでき、化粧もおしゃれも思いのまましています。あの時、松本先生にお会いできなかったら私は今もあの苦しみの中にいるかとおもうとぞっとしますが、人との出会いに、松本先生に、つらかったときに支えてくれた両親、家族、友人、会社の方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
残された課題は魚アレルギー(><)。まだまだ漢方薬にはお世話になりますが、いつか大口で鉄火井をほおばって食べている自分を想像し、治療していきたいと思っています。
松本先生本当にありがとうございます。そして、今後もよろしくお願い致します。
「27年間無理だったアトピーを治してもらって」29歳男性2003年7月
まず初めに、松本漢方クリニックに出会えて、本当に良かったと思っています。松本先生初め、スタッフの皆さん、本当に有難うございました。これからも、多くのアレルギー患者を治して頂き、現在の間違った治療に、メスを入れて下さい。私も、友人の知り合いにアトピーの人がいれば、松本漢方クリニックのことを知らせてあげて、その後「良かったよ」という声を聞き、喜んでいます。
それと、手記を書くのが大変遅くなり、申しわけございません。治ったら必ず手記を書くと決めていたのに、いざタイミングをはずすと、なかなか書けないでいました。あんなに嫌だったアトピーが治ったのに、今ではウソみたいに忘れています。でも時々は、「ほんとに治ったんだ!」と思い出しては、喜んでいるんですよ。
それでは、今までの私のアトピー治療を、手記に書きたいと思います。
まず私の場合、どのくらいの治療期間で治ったかというと、治療を初めて約4ヶ月程で完治しました。約1年と9ヶ月前のことです。驚くことに、現在に至るまで、全くアトピーになっていません。痒くなることは今でもあるのですが、傷にならないのです。正確に言うと、傷が残らないのです。今まででしたら、冬場などは、当然肌が乾燥し、掻いて傷が残り、どんどん掻いて、アトピーになっていたのですが、今は、掻けばすぐに、痒みが治まってしまうのです。まるで別人の肌になった様で、本当にびっくりしています。完治してから、ずっと治療で使った薬等は、当然、ほとんど使用しておりません。27年間悩まされたアトピーが、本当に治ったのです。
当然私は、27年間、松本漢方クリニックを知らなかったわけで、小さい頃からずっとアトピーでした。覚えているのは、小学校低学年ぐらいの頃からで、全身に湿疹が出き、痒くて眠れない毎日でした。ある病院では、食事制限をした方が良いと言われ、学校給食の変わりに、弁当を持って行ったこともありました。不思議がられましたが、当時まだ御飯給食ではなかったので、自分的には嬉しかったですけどね。
そういった形で、いろんな病院を回り、体の中に埋め込む治療だとか、ステロイドや注射等の治療もしました。ステロイドに関しては、使いすぎると良くないと言われていたので、ひどくなった時に、使用していました。当然、少しの期間きれいになりますが、アトピーが良くなることはありませんでした。ひどくなったり良くなったりの、繰り返しの毎日でした。私は、病院に通っても治らないので、アトピーは治るものではないと、ずっと思い続けていました。
そして、ちょうど2年前に、松本漢方クリニックに出会ったわけです。私の場合は、本当に運が良かったです。当時、子供が生まれ、妻は助産院に通っていて、そこの助産婦さんに「うちの子供も良くなったけど、良いみたいよ、どう?」と紹介して頂きました。その頃私は、別の病院に通ったり、市販の薬を買うなどして、何とか治そうと努力していました。しかし一向に治らず、益々ひどくなっていっていたのです。
そんな時、その助産婦さんが、松本漢方クリニックの治療で余った薬を、玄関のノブに黙ってかけてくれていました。私も、体が痒くて痒くてたまらない時期で、「これで治ってくれ!」という思いで、薬を風呂に入れ、1時間ぐらい入っていました。すると、体中痒かったのに、風呂に入っている間は気持ちが良かったことを、今でも覚えています。「ひょっとしたら、本当に治るのでは?」と、このとき思いました。
この事がきっかけで、松本漢方クリニックに行こうと思い、アトピーを完全に治すことが出来たのです。最初に松本先生に会った時に、いきなり「絶対、治してあげます。」と握手されました。今でもその時のことを、とはっきりと覚えています。始めは、私も本当に治るのだろうか不安でしたが、その時の先生のお話や、待ち時間で手記を読んだりしていくうちに、その不安もなくなっていきました。「よーし、後は今まで治らなかったアトピーを、治してやろう。」と思いました。
治療を始めていくと、全身が真っ赤に腫れ上がり、少しでも体を動かすと、激痛が走ることもありました。しかも、痒くてしょうがなかったので、そういう時は、出来るだけ長い時間、漢方を煎じた風呂に入っていました。最低1時間は入っていました。その時は、不思議と気持ちが良かったのです。風呂の中では暇なので、防水式のラジオを買って聞いたりしていました。後、治療中は、かなり気持ち的にも大変でしたので、自分を励ますために、手記を読んだりもしていました。
そして、何日かそれを繰り返していくうちに、風呂上りには、全身の皮膚がどんどんめくれていきました。「痒いときには掻きなさい。」という先生の言葉を思い出し、一生懸命掻きました。着ているTシャツは、薬と全身から噴出す膿や血の色で、赤く染まる程でした。会社に行けば、みんなから「どうした?」と言われ、「変な宗教にでも、だまされとるんやない?」と言われたりもしました。しかし、私は「絶対、治るんですよ!」と、すかさず返事をしました。そんなこともありましたが、益々、「必ず治そう!」という意欲が、湧いてきました。そうして治療から1ヶ月ほどすれば、ピークも終わり、少しずつですが、良くなっていくのが分かりました。
あと、これは妻の考えでやってみたことですが、風呂に入れる漢方の薬を圧力釜で煮たたせて、エキスを出来るだけ出して、使ったりもしていました。これはかなり、経済的にも良かったと思います。(家の風呂も小さかったので、かなり助かりました。)そういったわけで、約4ヶ月間治療を行い、僕の場合は完治いたしました。
その間、妻には、治療薬の準備や、掻きまくってでた皮膚の皮の掃除や、まだ歩けなかった子供の面倒まで、全てをやってもらい、本当に感謝しています。家族の協力無しでは、あのつらい戦いは乗り越えられなかったと思います。保険ではまだ認められていない為、費用もかなりかかりましたが、27年間、いろんな病院で治療費を払うことを考えれば、全然良かったです。しかも治るのだから。
最後に、松本漢方クリニックに出会えて、本当によかったと思っています。私は27年目にして出会えましたが、もっと早く出会えていたらと思いました。でも、今現在、完治したのでいいんですけどね。信じるか、信じないかは本人次第です。私は信じて、本当に良かったと思っています。有難うございました。
「夫のアトピー治療(追記)」奥様記述2005年10月31日
<前段階>
私自身、尋常性乾癬という皮膚病で、ステロイドで治らない事を実感していた。そのため、漢方治療に興味あり。
保育師経験、アトピーっ子の多さや、苦痛、家族の負担を知る。
知り合った夫(彼氏)は、子供の頃からひどいアトピーだった。
<松本漢方クリニックを知るきっかけ>
第1子を妊娠中、アトピーの遺伝を心配していた。機会があると、いい情報がないか相談していた。助産師さんで、その息子さんが2人いる方で、長男が喘息、次男がアトピーで、結局、松本漢方クリニックで治ったという話を聞く。
子供がアトピーになったら・・・と思い、まず旦那で試してみようと思う。でも旦那は27年間アトピーだったし、「治る」とか「治そう!」という視点はなく、「漢方なんて、あやしい!」と無関心。
<第1子と妊娠中、私の努力>
(後で考えると、全くムダニになった)
・アトピーに関する本を、立ち読みしまくる。(その中に、「かきたい人は、かきなさい」というタイトルの本を目にしたこともあった。)
・卵と牛乳を除く食事制限をする。
・回転食という食事療法をする。
・無農薬、無添加、の食品を購入する
<松本漢方クリニックで治療>
なんと、私の頑張りのおかげで、第1子出産後、夫のアトピーが急激に悪化。本人もこらえきれず、その助産師さんが、お試しに持ってきてくれた入浴剤を試してみる。すると「これ、効くかもしれない」と感想を言って、2001.4.,27に松本漢方クリニックに通う事を決意。
<松本漢方クリニック治療での工夫>
・本人が決意するまでほっておき、リバウンドのつらさは、本人しか乗り越えられないと覚悟させる。
・写真を、同じ場所で、同じ状態でとる。
(宗教ではないか、体質で合う人には合う治療法ではないかなど、疑いの目をもっていたので、松本先生が治らなかったら、治療代を3倍返しにしてやる!と言ったので、証拠のためにもなる。)
・日記をつける
(レシート、薬局で買った綿代、通院時の駐車代など)
・圧力鍋で、根こそぎエキスをだす。
- 1番濃い液は、スプレー容器に少量とり、冷蔵庫に入れて、常にぬる。
子供(赤ちゃん)の場合、お風呂に長時間入れないので、ひどい所にぬる。
・1日のスケジュールを立てる。
・入浴中、めげないために、手記をパソコンから取り出し、何回も、何回も読む。(本人)
・飲む薬には、中を洗える大口のやかんを2個購入し、2番煎じを、お茶として飲みやすいようにする。
〈夫の治療を終えて〉
私は、福岡出身で、知り合いもいない大阪で、初めての育児と同時進行で、夫のアトピー治療を半年間しました。それは、それは、すさまじい半年間でした。洗濯物の多さ(血や体液がつくため)や、掃除(夫の皮膚の皮がはがれて、部屋中に散らから)のためか、上の階の人から、「奥さん、育児のノイローゼじゃないか?」と心配や苦情が来て、その対応に追われたりしました。
リバウンドのひどさから、育児が出来ず、長時間入浴する夫に対して、「生まれる前から、松本漢方クリニックの話をしておいたのに」と叫んで、夫に文句を言わない日々はなかったと思います。夫の両親などに、「悪い宗教にひっかかってるんでは?」とか、高額の医療費で、家計への負担をやりくりしたり、本当に大変でした。
でも夫は毎日毎日きれいになっていき、私にしたら、知り合ってから、見たことのない、夫の親にしてみたら、始めて見る、ツルピカの夫の姿に大満足しました。そして、夫は、「普通の人って、かゆくないのやね!」「普通の人って、朝まで眠られるのやね!」と、治ってから言っていました。
息子も、あっという間に、あごのアトピーが治ったので、結果オーライで、「子供アトピーがでたら、絶対、治してあげたい!」という私の望みは、こうやってかないました。松本先生、ありがとう!
私は、小さい頃からアトピーがあり、ステロイドを使っていました。その頃は、腕や膝の裏などに少し出る位の軽いものでした。
中学、高校は、ほとんどステロイドを使うことなく、生活をしていました。ところが、19歳の時に、突然、見たこともないほど顔が腫れて、赤くなり、皮膚科に行くと、典型的な大人のアトピーだと言われました。しかも、治らないから、一生付き合っていかなければならないと。
それからは、2週間に一度皮膚科に通い、抗ヒスタミン剤を欠かさず飲み、ステロイド軟膏も、毎日の様に使用していました。そんな生活を、2年程続けました。薬を使っている時は、普通の人と変わりがない位の肌なのですが、少し薬を欠かすと、すぐに顔が腫れ上がり、人前には出られない程ひどくなっていました。ステロイドは、良い薬ではないと言うことは分かってはいたのですが、薬を使わず腫れたままの顔で生活をする勇気がなく、気づいた時には、ステロイドなしでは生活出来なくなっていました。
「これではだめなのじゃないか?」と思い、ある日、決心し、ステロイドを使わないようにしました。それからは、アトピーに良いと言われる物を全て試しましたが、一向に良くはならず、腫れたままの状態でした。そんな生活が一年程続き、結局、ステロイドなしでは良くならないのだと諦め、病院へ行きました。
またステロイドと坑ヒスタミン剤を飲む生活が始まりました。しかし、年が経つにつれ、弱いステロイドでは効かなくなり、どんどん強い薬を遣わないと腫れが引かなくなっていました。こんなことを一生繰り返していくのかと考えている時に、友達から松本漢方クリニックのことを聞き、半信半疑で受診しました。
初診でびっくりしたのが、「掻いてもいい」「必ず治る」と、松本先生が断言したことです。今までは、痒くても、掻いたらだめなんだと我慢をし、かなりのストレスでした。
松本漢方クリニックの薬を始めて、3日目からリバウンドが始まり、まず初めに、顔に出ました。瞼と頬は腫れ上がって真っ赤になり、汁が出だし、とても自分の顔とは思えないほどでした。あまりの酷さに泣きました。次に、首、腕、今までステロイドを使っていた場所全てに出ました。早く治したい一心で、薬の2番煎じを、毎日2リッター程飲み、入浴剤を入れた風呂には、4~5時間入りました。それを、毎日繰り返しました。
3ヵ月後には、あのリバウンドが嘘の様に跡形もなくなり、殆ど普通の人と変わらない程の肌になりました。「もう治ったの??」と思ったくらいです。そこで少し気を抜いてしまい、たまに薬を飲み忘れたり、2番煎じを飲まなくなったりして、薬を初めて半年になった頃、2番目のリバウンドがきました。
この時は、体を中心に出ました。ただ前回と違うのは、ステロイドを塗ったところに関係なく、全体的に出たことです。顔にも出ましたが、前ほどは酷くなりませんでした。少しずつ、ゆっくりと、症状が緩和していきましたが、一番最初のリバウンド後の肌ほど綺麗にはなりませんでした。
それから一年ぐらいは、良くなったり悪くなったりを繰り返していました。同状態が2年ほど続き、3度目の大きなリバウンドがきました。この時は、痒みが非常に強く、眠れない日が続き、仕事にもならない状態でした。眠れない上に、朝には仕事に行かなくてはならないことなど、いろいろと重なり、ストレスが溜まって、精神的にかなり不安定でした。睡眠薬を飲まないと、眠れない程でした。
その後1年程かけて、少しずつ良くなっていきました。そして、4度目のリバウンドは、今から半年ほど前から始まりました。今回は、肘から先と、首に出て、顔やその他のところには出なくなりました。
まだまだ完全に治ったとは言えませんが、確実に少しずつ治ってきているので、信じて続けていこうと思います。
私の様に、アトピーに悩んでいる人は多いと思います。でも、あきらめないでください。アトピーは治ります。薬を続けてきて、今、私はそう思います。