「アトピー手記」
20代 女性
20代 女性
私は、幼い頃から乾燥肌で、特に冬場に四肢の裏側に炎症がでていました。保湿をするとあまり気にならなくなるので中学生までは特に病院に罹ることなくすごしていました。
しかし、高校2年のときに、四肢の裏側だけではなく、顔にも症状が出始めました。見た目が気になったので皮膚科を受診し、ステロイドを処方され、塗りました。その時はすぐに症状が治りました。薬を塗らなくなりしばらくすると、また炎症がでて、薬を塗って治る、塗らなくなり炎症がでて、薬を塗って治る、を繰り返していましたが、高校3年では、痒みが気にならなくなり薬を塗らなくなりました。高校を卒業して1年浪人しながらアルバイトをする日々が始まりました。そこで人生最大の皮膚大爆発が起きます。きっとストレスなどもあったと思います。顔の一部だけに留まらず、体全身に発疹がでてしまいました。この時も皮膚科を受診しました。ステロイド治療でまた治りましたが、一時的なものでした。大学に入学する時には見た目では気にならない程度になりましたが、顔に発疹が出るたびにステロイドを塗っていました。ステロイドを塗ってはやめて、皮膚が悪化して徐々に目立たなくなる、と言うのを大学1年から社会人4年目まで繰り返していました。私はこのまま薬に頼って生きていくのか?と自分に問い、自然なかたちで、しっかり自己免疫で根本から治したい。と思うようになりました。
コロナ禍で外出自粛を迫られる中、母からの情報で、社会人生5年目になる2022年4月、松本漢方クリニックさんに出会いました。オンラインでの治療ができるところも魅力的で電話をかけました。初めて電話をした日のことをずっと覚えています。松本先生の「絶対治るからね!」の心強い一言に救われました。初めの注意書きで、最初の3ヶ月は好転反応があるということだったので覚悟をしました。最初は痒くて眠れない日々でした。7月に首や太ももに発疹が出ていましたが、身体が闘っているんだな、と思い漢方を飲み続けました。私は仕事をしながらの治療で心が折れそうになる日もありました。しかし、電話での診察の時の明るくて頼もしい松本先生の励ましの言葉があったので乗り越えることができました。私は金銭的な面で余裕がなかったので1ヶ月に一度の漢方の処方で治療してきました。もしも、しっかり2週間間隔で治療できていたらもっとはやくに完治しているのかな、とも思いました。
そして、2023年4月、漢方治療を始めて約1年が経ちました。まだ乾燥して痒いところもありますが、痒さで目覚めることなく、夜眠れるようになり、体の調子がとてもいいです。アトピー性皮膚炎の症状だけではなく、長年花粉症に悩まされていたのですが、今年はマスクを外していてもクシャミや痒みがなく日常生活を送ることができています。また、毎年3月に喉と咳の風邪をひいていたのですが、この1年全く風邪をひきませんでした。とても驚いています。
松本漢方クリニックさんの松本先生に出会えて、自分の免疫力を向上させることに意識が向き、食など様々な面で今まで考えてこなかったことを考えるきっかけにもなりました。ありがとうございました。漢方を飲んでいると調子が良いのを実感しているので引き続き、お世話になります。また、もうコロナも治まってきているので電話ではなく、実際に診察に行って松本先生にお会いできたらと思っています。