「アトピー手記」
26歳2013年10月22日
26歳2013年10月22日
ステロイド歴20年で、ステロイドをやめて今で3年。見た目はまだ完治ではないが、ステロイドの塗る量が少なかった所は完治している。また、見た目が完治できる実感が治療していく中で分かってきた。
親が幼い頃から私にステロイドを使う選択をしたことで地獄をみることになった。リバウンドを大学四年の時に体験したが、見た目は冗談なしにゾンビのようになった。その瞬間大学の知り合いや友人、先生などあらゆる人が私の元から離れていった。親は心配してくれたが、当時は1人暮らしだったのである意味誰も助けてくれなかった。気が狂いそうな痒み、傷み。日に日に老化していく体。会話する体力もヘルペスによる倦怠感のためあまりなかった。とても人に会えるような顔ではなかった。
メンタルは人一倍強い自信があったが、病気一つによってここまで気が狂うとは思わなかった。青春のすべてを奪われた気分だった。誰がこの責任をとってくれるんだ?親がまず憎かった。何故安易にステロイドを塗り続けたのか?結局自分の力で松本漢方クリニックを見つけ、自分で治療している。ただ親が誰よりも自分に愛情をかけてきてくれているのは自分が一番知っている。この相反する感情が余計に私を苦しめた。
今私は病院で働いているが、アトピー、潰瘍性大腸炎、喘息、メニエール病などの病気にかかっている人が私の周りだけでも実に多い。みな苦しんでいる。真実を伝えても医者の洗脳にはそうそう勝てず、十人いれば九人は真実を信じない。そしてずっと苦しんでいる。私はリハビリ業界で働いているが、リハビリでも医者のウソは本当に多い。例えば膝の痛みはほとんどが筋肉の固さをとってあげて、自然治癒を促進し血流をよくしてあげればとれるのだが、整形外科医はレントゲンで少しでも骨が変形していれば『この痛みは一生治りません』と患者に平気でいい放つ。
この病気にかかり、松本漢方クリニックに出会ったことでいろいろな事を教えてもらった。人は財産(健康、お金、利害関係)を失った人には助けてくれない
東洋医学(経験則)の重要さ
真実を見極める目…
IPS細胞での、神の遺伝子を人間が操作できるわけがなく、エゴであるという先生の考えは人生のいろいろな選択において大きな指針となっている。私は脳卒中の麻痺の完全再生する治療法を臨床の中で探っている。今のリハビリ業界では脳卒中後六か月過ぎるともう良くならないと言われている。しかし実際臨床を追求し掘り下げていくと6ヶ月の壁なんてものは全然ないし、脳には大いなる回復の可能性があることを知った。
松本先生に出会わなければ偉い教授が教科書に6ヶ月過ぎれば治らないと書いていればそういうものだと諦め、患者さんに治るのは諦めて下さいと言っていただろう。自分の病気を治してもらっただけでなく、自分の頭の中の常識の壁を壊していただいてもらったことは本当に先生に感謝している。ステロイドによって地獄を味わったが、そのおかげで私も先生と同じように患者さんを苦しみを取り除き、医療の真実を伝えることに人生を捧げたいと決心する大切な経験が出来た。