「アトピー性皮膚炎の完治へ向けて(途中経過)」
24歳2016年9月6日
24歳2016年9月6日
この手記では私がアトピー性皮膚炎を発症してから、現在に至るまで簡単ではありますが記しています。同じように苦しい治療をしている人及び受診を考えている人に読んでいただければと思います。
私がアトピー性皮膚炎を発症したのは20歳の頃でした。最初はただの肌荒れかと思い、皮膚科に通っておりました。通っている皮膚科には、この頃からステロイドの使用を勧められ、ただ言われるがまま塗り薬と錠剤を使用しておりました。そこから一時的には改善するものの、繰り返しアトピー性皮膚炎の症状が現れるといういたちごっことなりました。
有名と言われる病院を2年ほど転々としましたが、どの病院に行っても言われる治療は同じで、「この塗り薬を〜、この錠剤を〜」「食べ物には気を使っていますか?」「これの食べすぎは良くないですよ」と決まり文句のように、ひたすら繰り返し言われました。抜本的な治療に繋がるようなアドバイスも貰えず、正直病院に行くのも嫌気がさし、治ることは無いのだろうと思ったことも多々あります。
そんな中、2年の月日が流れたある日に、うなじあたりの掻きむしった傷口から黄色の汁(後に知る「ヘルペス」)が出て止まらなくなりました。今までに見たことの無い体の異変に、動揺を隠せず、また皮膚科へと通うこととなりました。この症状についても、根本的にどうすれば良いのかアドバイスも貰えず、上記で示した決まり文句をひたすらに聞かされたことを今でも覚えています。
この事象をきっかけに、同じ決まり文句を言う皮膚科で、ただ現状維持をしていて良いのか、またそのような医者に体をいつまでも預けておいて良いのかと疑問が生まれました。そこから新たに病院を探し、現在受診している松本医院へとたどり着きました。
そこで、初めて受診した際に松本先生に言われた言葉を今も鮮明に覚えております。「痒くて掻きたければ、好きなだけ掻けば良い。人がうんこをするのと一緒で、肌を掻くことで肌も肌のうんこを出すんだ。」「アトピー性皮膚炎を治すのは私じゃなくて、あなたですよ!」と、今まで決まり文句を言う医者と対面していた私から見て、初めて治すためにどうするべきなのかという言葉を貰えたような気がしました。
現在は、漢方薬を飲みながら、夜も痒くて掻きむしり、また少し良くなってとリバウンドを繰り返す日々です。しかし、今までの現状維持とは違い「完治」という目標があるので、ひたすらに頑張れていると思います。今後、少し長い道のりになるかもしれませんが、目標に向けて少しずつ近づいていければと思います。また、次回には完治という形で、手記をお送りできればと思う次第です。
以上