「20年治らなかった脂漏性湿疹治りました」54歳男性2004年5月31日
この度は、リュウマチであった妻ともども治して頂き、本当に有難うございました。
私が脂漏性湿疹になったのは、高校生の頃だと思います。凄いフケ症だなと思いつつ、フケ取りシャンプーやらいろいろ試してみたのですが、良くならず、諦めて、毎日朝と夜にフケを落とすのが日課になっていました。
高校を卒業して、東京でサラリーマン生活をしている時も、一向に良くならず、結婚する頃には、鼻や口の回りも、時々赤くなったりしていました。
妻に「それって、フケでないんじゃない?皮膚科で診てもらったら。」と言われ、松戸では、毎日行列が出来るくらい流行っている皮膚科で診てもらった所、「脂漏性湿疹です。一生治りません。頭には水溶性の薬を、顔には軟膏をつけて下さい。」と言われました。「一生治りません。」とはっきり言われたのは、ショックでした。
早速家に帰り、薬をつけ、翌朝、鏡を見たところ、顔は綺麗になり、頭も、フケの様なものがピタリと止まりました。「これは凄い!」と思い、薬のラベルを見たところ、ステロイドだったのです。「ステロイドは良くない」とは知りつつ、毎日つけるところを、2日に1回、3日に1回と、なるべく回数を減らしてつけていました。
後に。脱サラで田舎の北海道に帰ってから、やはり混んでいる皮膚科で診てもらった所、やはり「一生治りません。この薬をつけて下さい。」と渡されたのは、ステロイドでした。
ステロイドをつけて17~18年たった頃、妻がリュウマチにかかってしまい、もらってきた薬がステロイドでした。妻には、「ネットで調べてみるから、薬は飲まないように」言い、調べたところ、松本漢方クリニックを発見しました。早速、妻に見せて、大阪に診察を受けに行かせました。
その日の夜、妻から電話があり、「必ず治してあげるから。」って言われた。ついでに私の脂漏性湿疹で、ステロイドを使っていることを話したら、「すぐにステロイドを止めなさい。一緒に治してあげるから。」と言われ、漢方薬を出してもらいました。
その時は、本当に「一生治らない脂漏性湿疹も、治るのかな?」と思いつつ、早速漢方薬を煎じて飲み始めました。一緒に処方された塗り薬をつけながら、半年ぐらいたった頃、急に体中が痒くなりました。その痒さが半端でないのです。熱も39度出て、早速松本先生の所に電話した所、「今まで使ってきたステロイドの、リバウンドです。」「痒くて、眠れないんです。」と聞くと、「眠れなくて死んだ人はいないから、大丈夫。痒いのなら、どんどん掻きなさい。まだ検査していないから、1度来るように。」と言われました。
2、3日で痒みがとれたので、松本先生のところに行って、検査してもらったところ、「指数が6800もあります。普通の人なら20~30(基準値は、280以下)だから、立派なアトピーです。脂漏性湿疹も、リュウマチも、アトピーの一種ですよ。」と聞き、またびっくり。「でも必ず治してあげるから。」と言われました。
1年半後検査に行ったところ、指数が360迄下がり、「もう少し」と言われて、嬉しくなりました。今では、もうフケも完全になくなり、顔も綺麗になり、妻のリュウマチも治して頂き、本当にありがとうございました。
「アトピー手記」匿名希望41歳2012年1月12日
約15年松本先生によるアトピー治療を受け、今確信をもってアトピーは必ず完治すると言えます。
長年ステロイドを使用し、脱ステロイドによる過酷なリバウンドに苦しんだ私が、そうと知らない人から「あなたは本当に肌がきれいね!」「どんな化粧品を使っているの?!」と羨まれるようになるまでの経験が、今現在アトピーに苦しんでいる方、脱ステロイドのリバウンドに苦しんでいる方の一助になればと心から願います。
物心ついたときからカサカサと肌が乾燥し、かゆかったのを覚えています。
子供の頃から皮膚科でステロイドを処方され使用していました。
アトピーの程度としてはそれほど酷いものではなく、ステロイドを使ってさえいれば他人からはそれとわからない程度のものだったと記憶しています。
それが大学を受験するころ急激に悪くなり、大学生になった頃には全身にステロイドを塗布しなければいられないようになっていました。命に関わるような病気ではい、言わば「たかが湿疹」の為に一生薬を使い続けることに不自然さを感じ、またその頃ちょうどステロイドの害が言われるようになりステロイドを使う事への不安あったのでいくつもの皮膚科を受診しました。
結果はどの医者も「ステロイドで症状を抑えながらアトピーとうまく付き合って行くしかない」「やせた人にはアトピーは少ないからもう少しやせてみれば」「卵と小麦を食べないように」など、素人ながら何とも納得できない診断ばかりでした。そんな時たまたま友人から「アトピーになったけど松本漢方クリニックの漢方治療で1カ月で治った」と聞き、直観的に「これだ!」と思ったことが私の松本先生との出会いでした。その友人は高槻に住んでいて、アトピーになって最初に行った病院が松本漢方クリニックだったというのです。
「松本先生に『ステロイドを全く使わなかったのはラッキーだって』言われたよ。あなたはステロイド使ったのだったらもう少し長く掛かるかもね。」と言われましたが、まさかそれがこんなに長く辛い闘いになるとはその時は想像もできませんでした。
初診依頼一切ステロイドは止め、煎じ薬を飲み始めて1週間で顔が腫れましたが特別に痒いということも無く2-3日すると腫れは収まる、そんな状態が2カ月ほど続いたでしょうか、大リバウンドが起こりました。
顔はもちろん全身が赤黒く腫れあがり、体の中を毛虫が這いまわるような何とも言えない痒さ、リンパ液が噴き出し、髪や眉毛は抜け、痛み、不眠、筆舌に尽くしがたいとはこのことです。電車にじっと乗っていられないし、何より見た目が酷いので大学も2カ月ほど休みました。両親はもちろん、大学の教授達も「そんな治療法聞いたことがない、大丈夫か?」と本当に心配してくれましたが、松本先生から伺うアトピーの発生機構、ステロイドの作用機序、後天的免疫寛容の説明に一々納得できたので一度も治療を止めようとは思いませんでした。
私は大学で生物化学を専攻していたのですが松本先生の理論を科学的に確かなものであると確信出来たことが良かったのかも知れません。
私自身がそれまでの医者通いでこれ以外に治療法が無いと感じていたのも理由の一つでした。
1回目の大リバウンドは3カ月ほどで終息し、再び外出できる程度には回復しました。1年後には一見アトピーとは全く分からないほど良くなったので治ったのだと思いました。
ところが!アトピーとは、いやステロイドのリバウンドとはそんな簡単なものではなかったのです。
10年以上に渡り何度も何度も大小のリバウンドを繰り返し、会社を1ヶ月単位で休職したこともありましたが、リバウンドの山の高さは確実に次第に低く、回復までの期間は次第に短く収束してゆきました。一番最近のリバウンドは約1年前、目鼻の区別がつかなくなるほど顔だけが腫れ上がりましたが痒みは全くなく、腫れが収まると同時に皮膚が一皮剥けました。これからも小さなリバウンドはあるかも知れませんが、確実に収まるという確信があるので全く怖くありません。全身が赤黒く腫れ上がり、毛は抜け、リンパ液の噴き出していた顔が今や他人から「どんな化粧品使っているの!?きれいな肌で羨ましい」と言われるまでに回復しました。化粧品も不思議なもので、使っていた時は洗顔後乾燥してパリパリし何か塗らなければ耐えられないものでしたが、リバウンドで化粧が出来ない状態が続き何も付けないでいるうちに洗顔してもパリパリしないようになりました。今では基礎化粧品は一切使いません。
煎じ薬は苦いですが根が真面目な性格の私は毎日、毎日しっかり二番、三番まで何回も煎じて飲みました。仕事で1週間程度の出張がよくあるのですが、薬を濃く煎じて濃縮したものをペットボトル数本に詰めて持って行き出張先でも欠かさず飲みました。よく「アトピーは免疫機能の暴走」などと言われ、今やステロイド以外にも様々な免疫抑制剤がアトピーや免疫機能由来の病気の治療に使われるようになりました。
しかし生物が何十億年も掛けて生き残るために身につけてきた能力が今更「暴走」する事があるでしょうか。
近代になり生物が生きる環境が変化したのだとすればそれに順応するしか生き残る道は無いのだし、また免疫機構はそれに適応する能力すら備えているのだ、と自分自身の体験から改めて生物のその能力に感動を覚えます。
「漢方薬なんて胡散臭い」と沢山の人に言われました。確かに西洋医学で使われる薬の多くはその成分の化学構造を特定し、合成、製造されています。しかし漢方薬は沢山の成分の組み合わせで成り立ち、その成分の全てが化学構造として特定されているわけではない事から胡散臭く感じるだけですし、西洋医学の薬も生物が元々持っていた化学物質を基に開発されているものも沢山ある点においては漢方薬と同じです。どうぞ松本先生とご自分の免疫機能を信じて闘って下さい。
最後に、辛く苦しいリバウンドの時に私が心の支えにした言葉を記します。
「止まない雨はない、明けない夜はない、春の来ない冬はない。」
リバウンドは必ず収まります。アトピーは必ず治ります。
私の経験が今苦しんでいる誰かの助けになることを心から願います。
「喘息 アトピー 鼻炎 リウマチ手記」60歳女性2012年7月25日
12年前から咳きが一目中続く状態で、春と秋の鼻炎にも非常に苦しい思いをしていました。鼻炎は、耳鼻科で何年も前からアレルギー性鼻炎といわれて承知していたのですが、咳きが日増しにひどくなっていくことに不安を感じて内科を受診したところ、喘息と診断されました。薬を何種類か処方してもらっていましたが、体に合わず副作用にも苦しい思いをするという毎日でした。当然、薬をよく飲めないものですから、相変わらず咳きは止まりません。あまりひどい時はステロイド剤を飲むようにとも言われていました。そんな中、姉から松本先生の病院を教えてもらったのです。しかし新潟に住んでいる私にとって、大阪はとても遠く躊躇いがあったのですが、漢方薬煎剤だけで喘息が治るという先生の治療に驚きと期待を抱き、思い切って受診することにしました。
診察の結果、アレルギー剤を一切やめ気管支拡張剤は徐々に減らしていくようにとのことでした。さて、煎剤を飲み始めて3~4目は状態に変化がなかったのですが、その後どんどん咳きが減っていったことには本当に驚きました。一ヶ月後には、あれ程一日中咳きこんでいたのが嘘のように激減したのです。5年前ぐらいからは、夜間の急な咳き込みも徐々に減っていき、現在は全くありません。それと同時に秋の鼻炎も治ってしまったのです。あの、くしゃみ、鼻水、鼻詰りの苦しい症状が当たり前だった私にとって、本当にうれしくて感激しました。一方、春の鼻炎はまだ症状がとれていませんが、少しずつ治まりつつあります。こうして喘息や鼻炎の症状がどんどんよくなる煎剤ですが、私の場合はお腹がゆるくなりなかなか既定量が飲めません。そこで、整腸剤がわりに乳酸菌飲料を飲んだり、ヨーグルトをたくさん食べるなどして、その日の体調に合わせて煎剤の量を加減しながら飲むようにしました。
2010年の暮れには、全身にアトピー湿疹が出現しました。これは以前から先生に話しをお聞きしていたので、突然の湿疹にも驚く事はありませんでした。むしろ全て先生の言われるとうりの経過をたどっている、という事実に驚きました。現在は、少しの湿疹が出たり消えたりといった症状を繰り返しています。2011年5月末からは、軽いリウマチが出現しました。これは免疫のクラススイッチをした結果だということです。すぐにリウマチの煎剤を処方していただき、症状がおちつきました。今は、喘息とリウマチの煎剤を飲んでいますが、次回の血液検査の結果が楽しみでもあります。漢方煎剤を知らなければ今頃どれ程苦しい思いをしていたかも知れず、松本先生には本当に感謝しています。
「松本漢方クリニックの診療を受けて」58歳女性2005年1月18日
数年前の話になりますが、次のような事がありました。突然、目尻のあたりに、少しだけ痒みを感じ、赤い斑点ができました。それがだんだんと広がり、首・喉のあたりと、赤く、痒く、アトピーのような症状になったので、大学病院の皮膚科で診察を受けました。アレルギー検査をしたところ、「スギ花粉」だと言われました。目も痒くないし、鼻水・鼻づまり・くしゃみ等、花粉症のひとが出るような症状が全く無かったので、おかしいなと言う気持ちでした。花粉症で、皮膚に出るとは思っていませんでした。
その時に、病院から出た薬が、“リンデロン軟膏・飲み薬 ”だったと思います。色々なところから、「アトピーに、ステロイドはよく効くが、使わない方が良い」とか、ステロイドの怖さ等を聞いていたのですが、先生の「長期間使うわけではなく、1週間や10日間くらい使っても、問題はない。塗りなさい。」と言う言葉を信じて、使いました。
3・4日塗ると、きれいになる。薬を止める。暫らくすると、又、出てくる。薬を塗る。治る。・・・・・の繰り返しでした。それで、思い切って、薬を使わないようにしました。それから治るまでに、約2年近く、辛い辛抱をしました。それから花粉の時期が来ても、症状が出ずに安心していました。
ところが、平成16年になってすぐに、頭の中や髪の生え際が痒くなり、左のこめかみの辺りに、赤い斑点が出るようになりました。それが、少しずつ広がったり、又引いたり、出たり、という感じが続いていました。
3月頃から4月に、息子の結婚式があるので、それまでには治したいと言う気持ちから、アトピーに良いという温泉に行ってみたり、駄目だと判っていながら、近くの皮膚科に行ってしまいました。頭に付けるローションとか、ほんの少し位なら良いかと、時々塗り薬を使うようになりました。そのせいか、結婚式は綺麗な顔で出られて、嬉しかったです。それからは、一切薬は止めました。
この頃に、既にリューマチで松本先生にお世話になっていた、大阪の堺にいる妹から、私にも、是非アレルギー専門の松本先生に見て貰う様に、治療方法とかインターネットを見るようにと、勧められていました。でも、通院するには遠くて、なかなか決心が付きませんでした。だからと言って、もう皮膚科に行く気にはなりませんでした。それからも出たり引いたりしながら、顔・首・喉あたりと、少しずつ広がってきました。「やっとこのままでは治らない、数年前に出たときとはちょっと違うな!!」と思い、インターネットを見て、松本病院に行く決心をしました。
そして、初めて高槻の松本病院を訪れたのは、平成16年7月7日でした。今から思うと、その頃の症状は、まだ大した事はなかったのです。始まりだったのです。初めて松本漢方クリニックに伺った7月7日ですが、初診のとき、松本先生が、力強く「必ず治してあげるからね!!」と言ってくれた時は、本当に安心しました。
この日は、まだ引いていた時だったと思います。当日は、問診・症状の確認・血液検査でした。又、待っている間に、皆様の手記を読ませて頂きましたが、相当ひどくなってから来ているようで、私の場合は「軽い・軽い!!・・・・早く治る」と甘く考えていました。この日に出た薬は、入浴剤・赤い塗り薬・チューブの薬・消毒薬・煎じ薬でした。又、血液検査の結果については、1週間位後に電話で確認しましたが、アレルギー反応は、スギ花粉が通常の人の約6倍でした。
次の日から、煎じ薬を飲み始めました。とても臭いし、喉がひりひりするようで、飲みづらかったです。それからは、良くなるどころか、だんだん悪くなっていく一方でした。頭の中や、身体のあちこちにも、蕁麻疹が出るようになり、とても不快でした。約一ヶ月、蕁麻疹も続きました。
アトピーの赤みも、痒みも、少し引いて、楽になった時期が4・5日続き、「もう、これで治っていくわ。」と喜んだのも束の間、又ぶり返して、前よりも悪くなってしまいました。この時、松本先生は、リバウンドだと仰いました。身体中、お腹・太ももに、赤い斑点、手のひら、足の裏までに湿疹が出ました。首から胸、首からあご、目の周り、こめかみ、頭髪の生え際と、特に首から胸あたりがひどくて、火傷をした様に、真っ赤になりました。皮はむけるし、痒いし、痛いし、夜は眠れなくて、一晩中起きて、オリンピックを見ていました。
元気が無くなり“うつ”のような状態になり、何をする気も起きず、ただ毎日、お風呂に入ることと、鏡をみては薬を塗り、かゆみと戦い、後はボーッとして、1日1日を過ごしていました。
アトピーが悪化している最中に、もう一つ、私に辛い辛抱をしなくてはならない事が起こりました。口の中に、無数の口内炎が出来、痛くて喋れない、食べられない。その事を、先生に相談したところ、ヘルペスという事で、直ぐに、その薬(抗生物質と口内炎の薬)が送られてきました。
2~3日後に病院に行き、採血をして貰いました。その血液検査の結果で、先生は、「ウィルスによるヘルペスで、その為に、肝機能が低下している。でも心配いらへんよ。治してあげるよ。」と、その時も言ってくれ、安心しました。
薬を呑みだして、5日位経った頃から、口内炎は楽になってきたものの、口の中全体が荒れて、ぴりぴり痛く、熱い物、辛い物、固い物は食べられず、お粥や軟らかいものばかり食べていました。でもそれも毎日は判らない位ですが、少しづつ楽になって来て、2ヶ月位経った頃は、随分良くなっていました。
今は、殆んど気にならない程に治っています。ヘルペスの後遺症というのかどうかは判りませんが、こんなにも長く続くものだとは思いませんでした。アトピーも、口内ヘルペスも、松本先生の「治してあげる。」という言葉に、安心して、頑張れました。有難うございました。
症状の悪い時は、買い物、犬の散歩、食事の後片付け等、全部主人がしてくれました。家族の暖かい協力なしには、中々、一人では頑張れなかったと、感謝しています。又、皆様方の手記を読んでいて、かなりひどい症状の方が多く見え、その方々も、次々と症状が良くなっているという事を知るにつれて、安心感が強くなりました。
主な経過を、下記に示します。