「アトピー完治の手記」
33歳2014年11月23日
33歳2014年11月23日
小学校低学年の頃よりアトピーが出始めました。季節の変わり目などには特に酷くなり、皮膚科でステロイドの内服薬・軟膏・貼り薬などを処方されましたが、良くなったり悪くなったりの繰り返しでした。近年ではステロイドもなかなか効かないようになってきており、「このままでは酷くなる一方だから何とかしなくては」と思っていました。そんな時、妹が「漢方でアトピーを治してくれるらしい」と松本漢方クリニックを探してきてくれました。ホームページで手記を読み、リバウンドや完治までどれぐらいかかるんだろうという不安もありましたが、ステロイドを使わずに良くなりたいという思いで2013年3月より松本漢方クリニックにお世話になることにしました。
最初の1ヶ月ほどは特にリバウンドもなく過ぎました。2ヶ月目ぐらいから腕などが鳥肌状になり、最初は痛くも痒くもありませんでしたが、次第に痒みが強くなりました。その後、痒みはほぼ全身に及び、掻くことの繰り返しで皮膚は表皮が剥がれ落ちたような感覚で、常にヒリヒリ、動くだけでも痛いというような状態になりました。このときは入浴剤を処方してもらい、休日は休憩を挟みながら朝から夕方まで浸かっていました。漢方が溶け出した湯はまろやかで傷が癒され、唯一痒みや痛みを気にしなくて良い時間でした。頭皮の症状が酷くなったときは夜眠れなくなり、睡眠導入剤を処方してもらい何とか眠ることができました。
半年は辛いリバウンドが続き、いつ良くなるんだろうと憂鬱な日々でしたが、徐々に痒みがましになり、また掻いても傷になりにくいようになってきました。酷いときは一週間で空になっていた軟膏も段々塗る量が減っていきました。約1年後、リバウンドはほぼ治まり、IgE値もピーク時の約4分の1になったため、治療終了となりました。
現在、治療終了から約8ヶ月たちますが、最後にもらった軟膏はまだ半分以上残っています。首など長年ステロイドを塗っていた部分はたまに痒くなりますが、掻いてもすぐに治まり、日常生活での支障はまったくない状態です。おでこの皮膚など以前は薄くて今にも破れそうでしたが、今では厚く丈夫になり、「健康な皮膚になったんだなぁ」と実感しています。
松本漢方クリニックでのアトピー治療はお金も時間もかかりますし、家族等の協力がなければ続けていくのが辛くなるかもしれません。ですが、一生ステロイドを続けていくことを考えれば、治ってしまえばそれ以上はお金はかかりませんし、何より健康な皮膚を取り戻すことができ、アトピーに煩わされずに生きていくことができます。悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
最後になりますが、松本先生ありがとうございました。今後はアトピーでお世話になることはないと思いますが、風邪等に罹ったときもできるだけ漢方で治していきたいと思っていますので、今後とも宜しくお願い致します。
IgE値の推移
2013年3月:454
2013年7月:3968
2013年11月:17202
014年4月:921