「目やに・全身の痒み(アトピー手記)」
38歳2016年6月8日
38歳2016年6月8日
2016年4月17日、約5年振りに松本漢方クリニックを訪れました。20才頃から10年以上通っていたのですが、当時通っていた鍼治療の先生に鍼だけで治せると説得され、勝手に松本漢方クリニックの治療を止めてしまいました。
再度受診しようと思ったのは、今年の2月から背中が痒く、皮がボロボロ剥け、段々全身に広がっていき怖かったからです。体も赤い状態が続き、夜も痒くてたまりませんでした。当時は鍼治療に通っていたので、そのうち良くなると思っていましたが、日に日に悪くなるばかりでした。4月16日に目やにが止まらなくなり、失明するかもしれないという不安で、松本漢方クリニックに行くしかないと思いました。そして4月17日に松本漢方クリニックを受診しました。
松本先生にはめちゃくちゃ怒られるだろうと思いながらでしたが、もしかしたらこのまま死ぬかもしれないという不安とあまりの自分の状態の辛さに頭がぼーっとしていました。待つ事3時間、久々の先生は相変わらず豪快でしたし、鍼治療を他で受けていた事・以前勝手に治療を止めた事でめちゃくちゃ怒られました。血液検査の結果、リンパ球の値が低すぎるのと、ヘルペスの値が高すぎるとの事でした。毎晩ストーカーに追われているようなストレス状態と言われました。今の職場の人間関係に悩んでいたので、それは頷けました。
仕事は目やにが酷く目が半分しか開かなかったので、2週間程休みをもらいました。治療の方は、毎日の煎じ薬を飲むこと・アシクロビルを服用する事・漢方風呂に入る事・黄色と赤色とエルタシンを塗る事でした。始めてから4日程で目やにがおさまってきました。それだけでも随分楽になりました。お風呂は3時間程入るようにしました。もともと酷い状態で始めたので、痒くて眠れなくてもあまり苦には感じませんでした。体は足と手と腰の酷い部分が熱を持っていて熱くて気持ち悪かったです。精神的に弱くなり、親に日々号泣していました。
治療から2週間したあたりで顔の腫れと赤みが引いてきました。赤みがひいたので、仕事も出勤してみようと思えました。今、通い始めてから2カ月程ですが、通う度に松本先生に以前の鍼治療の事を怒られます。自分の状態はヘルペスのブツブツが全身に出てきている状態で、痒くて辛い時もありますが、少しずつ赤みが引いてきたのと、患者さんの手記と松本先生の力強いお言葉に励まされております。まだ治療は続きますが、完治を信じて通います。