「アトピー手記」
4歳2014年10月15日
4歳2014年10月15日
松本漢方クリニック様
アトピー完治とステロイドを絶つと決意して。
娘は生後3ヶ月のときにアトピー性皮膚炎と診断され、皮膚科を5ヶ所ほど転々としましたが、全く改善されず、生後5ヶ月の時に東京都日野市の○○皮膚科へ連れて行き、そこで初めて症状が落ち着きました。それから4年。4歳半になるまで毎日のようにフルメタ1割、プロぺト9割、混合の軟膏をぬっていました。フルメタはべリーストロングのステロイドです。今年の6月のある日、ステロイドは長期常用してはいけないと知りながらも、もう4年半も使っていることをご近所の方とお話していました。ご近所の方に「ステロイドをためしにぬるのをやめたら。」と言われました。「この子がステロイドを使わなくなったらどうなるんだろう。」と思い、1日だけぬるのをやめてみました。するとたったの1日だけしかぬらなかったのに、顔は真っ赤になり、足とお腹も真っ赤になりました。
そこから私の戦いがはじまりました。「本当に娘にこのステロイドをぬるべきか。ぬらないべきか。」医者に相談すると徐々に減らす努力はしていきましょう。でも、まだ無理です。と言われました。「先生、本当にこんな強いステロイドを使い続けても大丈夫なんですか?もう4年も使っていますよ。」と訴えもしました。医者は「絶対大丈夫」と言い切りました。信じてみようと思いもしましたが、ステロイドの副作用の恐さを知り、思い切って医者をかえることにしました。友人、知人から情報を集め、日野市の○○皮膚科に変えました。
結局、○○皮膚科に1ケ月通って出た答えは、ステロイドのランクがあがって、プロトピックを処方されて「この医者は信用できない。根本治療にはならない。」ということでした。医者は“ステロイドを売る”ことが商売なのか?とも思いました。幼児医療費が無償の現代、薬をばらまいているかのように私には思えたのです。「大事な娘をこのままステロイド漬けにはしない。何としてもステロイドは断ち切る。アトピーを完治させる。」と腹を決め、毎晩娘と生後10カ月の息子が寝た後、泣きながらインターネットでステロイドを使わず、信頼できる医者がいないか検索しました。そしてステロイドをやめた場合の対処法もあわせて調べました。独自にステロイドをやめることは危険であるということも充分承知しましたが、“今やめることが一番の娘へのプレゼントだ”とも思いました。
小学校の入学前なら、多少副作用がひどくて、幼稚園へ通えなくなっても勉強に遅れは出ない。更に辛い副作用もさほど記憶に残らない。問題は母親である私に一念があるかどうかにかかっている。私は決意しました。“必ずステロイドをやめる。アトピーは完治させる。”その必死の思い、執念の思いでインターネットで「ステロイド断ち切る4歳」と検索した結果、松本漢方クリニックのHPにたどり着きました。松本先生のステロイド、ヘルペスに関する論文、全て読みました。体験談は0歳~10歳位までのを読ませて頂きました。「この先生に娘を診て頂きたい。東京に信頼できる医者は一人もいない。何が何でも娘を連れて行こう。」と決意。思い切って主人に「大阪、行く。」と伝えると、「車で行こう。」と言ってくれ、夜中3時に出発し、家族4人で週末松本漢方クリニックへ行きました。片道8時間の旅でした。主人は激務の合間をぬって、時間をさいてくれました。
土曜の朝、3時に出発し、日曜の夕方に東京へ戻り、早速娘を漢方のお風呂へ入れました。するとどうでしょう。1回のお風呂で驚く程、肌が良くなりました。本当に本当に不思議です。毎晩かゆくて寝不足の娘。私も夜中の息子の授乳と娘の背中をポリポリかく作業と毎朝のお弁当や食事の準備で最初の1ヶ月は本当に寝不足でしたが、確実に毎日毎日、娘の症状が良くなっていることが実感出来、嬉しい限りです。1ヶ月半経った今、娘の体はほんの少しのアトピー(脇腹とひじ、ひざ)しかありません。幼稚園も1日も休むことなく日常生活ができています。
思えばステロイドをやめて最初の1週間、まだ松本漢方クリニックへ連れて行く前の1週間は、1日中ずーっと体をかいていました。顔は皮がむけ赤味かかっていました。ステロイドをやめても、アトピー性皮膚炎自体を独自に治療するのは難しいと判断し、信頼できるお医者様を見つけることができたのは、人生最大の幸福です。一人の人間の一生を救っていただいたのと同じです。感謝しても感謝しきれません。娘は食生活も根本から見直し、好き嫌いも減り、毎日元気に楽しく幼稚園生活を楽しんでいます。「こんな真っ赤な顔、ヤダ。こんな風に生まれたくなかった。」と泣いていた夏休みがうそのようです。
私もこの経験を通し、病院に関しては医者任せのところがあったのですが、本当に信頼できる医者は自分の目で確かめよう。自分も薬や病気に関しては知識を身につけようと心に決めました。
松本先生、本当にありがとうございます!!