「医師のアトピー手記」
39歳2017年1月1日
39歳2017年1月1日
私は幼少時からアトピーがあり、数年おきに冬に悪化し、春から消退していく傾向を繰り返していました。幼少期に少し塗り薬を使用した記憶はあるものの、以後は特に治療はせず、時期が過ぎるのを待つという生活をしていました。
しかし今回は35歳の春からこれまでで最大の重症度でアトピーが全身に出現し、一向に軽快する様子が無く、一時期は勤務もできず辞めてしまう程となりました。私は元々既存の西洋医学のアトピー治療ではその時の症状を取るだけで、長い目でみれば悪化するものと考えていました。その為、一般書籍をはじめ自分で調べた色々な地域に出向き、各地の病院などを巡り、様々な治療を試みましたが満足のいく結果は得られませんでした。
そんな折、人づてに松本漢方クリニック様の話を聞き、ホームページを拝見させて頂いたところ、その内容に私自身「これは!」と思い、早速受診することにしました。塗布薬、内服、漢方風呂を御指導頂き、結果は言葉の説明よりも写真を見ていただければ一目瞭然かと思われます。写真は約2年の間がありますが、治療半年後の状態もほぼ遜色ありませんでした。改善直後の写真も撮っておくべきだったと反省しております。
西洋医学もある部分では非常に有効な治療の手段として必要ではありますが、やはり対症療法により、残念な結果に終わることも少なくありません。漢方をはじめとした東洋医学の、より体の元から、内から治すという考え方の大切さを身をもって体験することができました。皮膚だけをみるのではなく、免疫として根本の方へ眼を向けておられる事に、非常に感銘を受けるとともに感謝致しております。
幸運にも松本漢方クリニック様の事を知ることができた皆さまにも、これを機会によりよき健康と人生が御享受できることを願っております。
(なお、余談ではありますが、食生活の改善によりある程度の体調改善を認め、玄米菜食、身土不二、地産地消等の大切さは身をもって体験しております。松本漢方クリニックでの素晴らしい治療効果はもちろんですが、皆様も自分の人生、食をはじめとした生活管理は大切だという事を、これを機会に改めて具体的に考えてみて下さい。)