「アトピーからヘルペスに(途中経過)」
67歳2017年5月12日
67歳2017年5月12日
私の手荒れが始まったのは20代の頃、職場の洗面所に備え付けられていた青い液体の石鹸を使い始めてからだと思います。次第に油分がなくなり手指がカサカサになっていきました。結婚、出産を機に、家事、洗濯でますます手荒れがひどくなり、皮膚科で主婦湿疹と言われて、ステロイドとも知らず塗り薬を使用(続けてしまいました。手のひらは指紋が無くなる程赤く薄くなってしまい無惨な有様でした。)
平成10年3月に初めて松本漢方クリニックを訪れ、先生から「なんでステロイドを使ったんや!!」と叱られましたが、赤いクリームと漢方の飲み薬で次第に良くなり、症状もほとんど治ったように思いました。丁度その頃、父が95歳で大腿骨骨折で入院、看護に東京へ通う日が続きました。その後104歳で亡くなるまで車椅子生活が続きました。そのため自分のことは後回しとなり、松本漢方クリニックとも足が遠のいてしまい後悔しています。
冬の乾燥肌はあったものの、夏になると治まりアトピーは克服したものと勝手に思い込んでいました。平成21年に次は母が、89歳で骨折(二度)、奈良に引き取り、再び介護生活が始まりました。
ストレスと疲れがたまったのでしょうか。今年の3月頃より全身にピリピリと電気が走るような不快な痛みが続き、両腕も痒くなり、思わず市販のベビークリームを塗ってしまいました。やがて真っ赤に腫れてしまい、両足に赤紫の湿疹が出始めてしまいました。それでも我慢をしてしまい、やっと、5月6日、母の介護を主人に任せて、電車に飛び乗り松本漢方クリニックへ向かいました。「ヘルペスや!」と大変叱られましたが、原因がわかり、これで治ると安心しました。
アシクロビル、漢方風呂、煎じ薬で少しずつ症状が落ち着いてきました。今回は途中でやめることなく、最後まで治そうと思います。
松本先生の理論は沢山の患者を治療されてきたからこそ生まれた正しい治療法だと思います。IgE、IgGの繋がり、免疫のことが少しずつわかりました。もっと勉強します。皆さんの手記も大変、力づけられます。
私も70歳近くなり介護は応えますが苦労して育ててくれた母(98歳)の介護をもう少し頑張ります。先生もずっとずっと長生きして下さい。