「アトピー治療(経過報告)‐現在の標準医療に疑問を感じて‐」
18歳2018年3月28日
18歳2018年3月28日
初めてアトピーの症状が出たのは小学校5年生の時でした。その時は、まずお尻に症状が出て、どんどんひどくなり夜も掻きむしるようになったので近くの皮膚科へ行きました。
そこでアトピー性皮膚炎と診断され、皮膚科で処方されたステロイドの外用薬を用いて治療をしていました。この時はまだステロイドの副作用についてもよく知らずに使っていました。親が「ステロイドはあまり使いたくない」という雰囲気なのを「そういうものなの?」と思っていたくらいです。
ちなみに、私のアトピーの発症がこのタイミングになったのは食生活の変化が原因の一つになっているのではないかと思います。小学校4年生の秋頃までは有機無農薬の野菜を食べ、防腐剤、人工着色料、化学調味料をなるべく使わない食生活をしていたそうです。しかし、この頃からは以前よりも化学物質を多く含むような食べ物を食べるようになり、環境汚染物質を免疫により排除する働きがアトピーであることを考えると、この食生活の変化がアトピー発症の引き金になったのではないかと思っています。
通っていた皮膚科で出された薬を塗り続けても症状はなかなかおさまらず、変化がないままで3年ほど通院していました。その後しばらくの間は、症状は出なくなり病院にも行っていませんでしたが、高校2年生の秋頃また症状が現れ始めました。最初は手の甲が少しカサカサして痒くなるくらいだったのですが、2月にインフルエンザにかかった後から急激に症状が悪化していきました。手からは黄色いリンパ液が出てきて、全身に蕁麻疹も出るようになりました。痒みに我慢できなくなり受診した皮膚科では、ステロイドの外用薬と抗ヒスタミン剤が処方されました。高校の生物の授業でステロイドは細胞内に入り遺伝子に働きかけると習い、副作用のこともよく耳にするので怖いと思いステロイドは使いませんでした。
なるべく薬は使いたくないと思っていたのですが蕁麻疹の痒みには負け、定期テストがあったこともあり抗ヒスタミン剤は飲んでいました。薬を飲むと痒みは収まるのですが、薬がきれると強烈な痒みに襲われることの繰り返しでした。このままでは治らないと思い、ステロイドを使わない治療方法で治す医療機関をホームページで探し松本漢方クリニックを見つけました。
ホームページには松本先生が書いたたくさんの論文と患者さんの手記がありまし。ホームページの全てが理解できたのではないですが、理論について納得でき「遠いけどここに行きたい」と思いました。ホームページには真実を伝えようと努力する先生の熱意が表れていました。高校の授業で炎症は免疫が戦っている証拠と習ったのに、薬で炎症を抑えてしまう現在の一般的な医療の矛盾したところの謎も解けました。
初めて受診した時に「絶対に治してあげる」と言ってもらったことをよく覚えています。なんとも言えない安心感をありました。松本漢方クリニックでは漢方の煎じ薬と漢方の塗り薬による治療を受けました。体液が止まらずぐしょぐしょになっていた皮膚も赤と黄色の漢方の薬とアシクロビルの塗り薬を塗ると一晩で体液の量がだいぶ少なくなり、どんどん症状が良くなっていきました。漢方を飲み始めて1、2週間ほどで蕁麻疹の強烈な痒みはおさまり、2、3ヶ月もすると蕁麻疹は出なくなりとても嬉しかったです。また、寒気とだるさもなくなり、肩こりと疲れやすさが良くなりました。アトピーは痒いときは掻きたいだけ掻いて薬を塗るとすぐに傷がふさがるというのが嬉しかったです。
しかし、手の症状と蕁麻疹はだいぶ良くなったのですが、文化祭の準備でストレスをかけ過ぎたせいで、7月中は下痢が止まらなくなってしまいました。それも先生に話し、下痢止めの漢方をもらうとすぐに下痢は収まりました。手に少し症状は出るものの少しずつですが着実に、良くなっていきました。
1月、センター試験が近づくとストレスと緊張で手のひらに湿疹ができ、手汗がひどくなりましたが、高校2年生の時ほどの悪化はなく済みました。病気を治すのは自分自身なのですが、何があっても松本先生がいてくれるというのが心強く安心できました。
現在、最初に松本漢方クリニックに行った時から約一年が経ちます。手は普通の肌と同じになり、ひどかったのが全くわからないくらい綺麗になりました。私は心配していたリバウンドも無く順調に良くなっていっています。松本漢方クリニックに出会えて本当によかったと思います。
まだしばらくストレスの大きい生活が続きそうですが、自分でなるべく気持ちを調整して完治を目指して治療を続けていきたいと思います。松本先生、これからもよろしくお願いします。