「息子のアトピー完治手記」
(お父様記述)7歳2016年3月29日
(お父様記述)7歳2016年3月29日
親子ともどもお世話になります。以前息子が2歳の時、アトピーの症状がひどくなりました。よだれを拭くのが足りずかぶれたのかなと思った首やお腹から、治らずに徐々に拡がっていった感じでした。当時は家族で海外駐在をしており、環境や食べ物が悪いのかなと思いつつも帰任の予定もなく対応に困っていました。私自身子供のころにアトピーがあり、病院で塗り薬をもらってしばらく塗ったが一向に良くならず、あきらめて放置していたら中学生ぐらいで治ったという経験を記憶しており、病院に行っても治るとは思わない、しかし放置するには私の子供の頃と比べて息子の症状がひどすぎるという状況でした。
その時に妻の友人がお世話になったことがあるという松本漢方クリニックを紹介され、Webサイトを見させていただきました。書かれている理論が私自身が子供の頃にアトピーが治った経験と合致し、ここならばということで一時帰国の機会に息子を連れて行きました。個性的な先生に個性的な診察と処方をしていただいたという印象でした。
いただいた塗薬と煎じ薬を自分でも少し塗ったり飲んだりしてみて確認し、これは体に良い物だという気がする、少なくとも悪く作用することはないだろう、というのが正直な感想でした。息子に飲ませ、症状のあるところに塗るということを続けました。飲み薬は苦めなので息子が飲めるかなと心配したのですが、息子は美味しいとまでは言いませんでしたが特に問題なくそのまま飲んでいました。Webサイトでは、ステロイドのリバウンド等の話も書かれています。しかし私の息子はそれまで特に薬を使用していなかったので、外から観察する限りでは最初の数日間特に変化はなく、定期的に通院できないということで薬を多めにいただいていたのもあり、まずは使い切るまで続けてみようといった感じでした。
その後の印象として、あまり手記らしい表現にならないのですが「1~2年かけて自然に治っていった」という感じです。普段海外にいて日本に帰る機会が限られていたこともあり、正直処方いただいた通りの分量で煎じ薬を飲ませることができず、薬は飲んだり切らせて飲まなかったり、塗り薬もあとどれぐらい残っているかと相談しながら症状のひどいところに塗る、また一時帰国の2時にまとめて薬をいただく、というあまりよろしくない対応を続けましたが、幸いにも徐々に良くなっていき完治しました。現在は日本に帰任し、7歳になった息子はその後アトピーに悩まされることなく生活しています。ありがとうございました。
・・・と、ここで終わることができるはずが、今度は私自身の再発したアトピーの症状がひどくなり現在また先生にお世話になり始めました。息子と同じく海外駐在の途中で、環境や食事が悪かったのか再発し、日本に帰れば息子のように治るだろうと思っていたのですが治らず、最近首や顔の症状がひどくなり、対面の仕事であることもあり治さなければということで久しぶりに通院させていただきました。
息子の時と違って煎じ薬をしっかり飲み、夜中に猛烈に痒くなって掻き毟り、朝起きたら大変なことになっているだろうと思ったら不思議にも肌の状態が寝る前よりもむしろ良くなっている、というのが体感です。また、顔に赤と黄色の軟膏を塗って会社に行くのはどうしたものかなと思ったのですが、うまい分量で塗り重ねると自然な色になります。軟膏を塗りたくった私の顔を見た会社の人に「良く日焼けされていますね、どこか行かれたのですか?」と聞かれた時にはにやりとしてしまいました。
病院嫌い、薬嫌いの私にとって先生の「治すのは自分の免疫力だ」というストレートなお言葉はとてもしっくりきます。痒くならないようにするのではなく、痒くなっても大丈夫、掻き毟っても大丈夫なようにするという考えにも自然なものを感じ、安心して続けることができます。願わくば早期に完治したいと思いますが、これは私の体次第ということで体に良い生活を心がけていきたいと思います。
親子ともどもお世話になります。よろしくお願いいたします。