「主婦湿疹の治療経過」
30歳2016年9月20日
30歳2016年9月20日
松本漢方クリニックに通い始め、3年になります。小さい頃からアトピーがあり、身体中が痒く、頰も赤く、耳たぶがよく切れていた覚えがあります。通院していた皮膚科でステロイドを処方され、小学生の間はそれが当たり前の様に塗り続けていました。高校受験の頃には、自身では気づかぬ間にストレスを感じていたのか鼻炎の症状も出始め、埃っぽい所や、猫のいる所にいると鼻水が止まらなくなりました。
松本漢方クリニックへの通院を決めたのは、指の間に主婦湿疹が出始めてからでした。もともと手荒れはしていましたが、就職してどうしても手洗いが毎日何度も必要で、ストレスも重なり手荒れが酷くなっていました。結婚を機に仕事は辞めましたが、市販の主婦湿疹用の塗り薬(これもステロイド入り)を塗っても痒みが治らなくなり、母にこのままでは喘息にもなるかもしれないと言われました。そこでアレルギーを本気で完治させたいと思い、インターネット検索をして松本漢方クリニックと出会いました。
松本漢方クリニックを最初に訪れた時、私は妊娠していましたので、漢方により胎児に影響が出ることはないが念のために煎じ薬は出さないと先生がおっしゃったので、漢方風呂と赤と黄色の塗り薬から始めました。治療開始から3日ほどで夜も熟睡出来ないくらいの痒みや、掻きむしった患部から黄色のリンパ液が染み出してきました。リンパ液は3ヵ月くらい続いたと思います。それが過ぎると乾燥による痒みとの戦いで、四六時中、手を掻いて古い皮膚を剥がしていました。これだけ掻きむしって皮膚を落としているのに、赤と黄色の塗り薬のお陰で新しい皮膚が下からどんどん形成されて不思議でした。
産後には漢方風呂は時間の都合上やめさせてもらい、煎じ薬を飲むことになりました。煎じ薬を飲み始めると、再びリンパ液が1週間程出ました。その後は乾燥による痒みが2年程続き、当初は指の間だけだった患部も手の甲全体と手首にまで広がっていました。煎じ薬の内容も2回変更され、今のとてつもなくニガイ薬が合ったようで、3年目にしてようやく本来の皮膚が見えてきて、痒みも痛みも軽減されてきました。
子供はもうすぐ3歳になりますが、今のところアレルギー症状は出ていません。因果関係はわかりませんが、煎じ薬を飲んで授乳していたお陰もあるかもしれません。リバウンド中は先の見えない症状から、もう1度ステロイドを使おうかと何度も悩みましたが、ここまでお金も時間も使ってきたのだからもう少し頑張ろうと、心折れずに松本先生についてきて本当によかったです。そして、松本先生のようにアレルギーを完治させてくれるお医者様が全国に増えることを切に願います。