「アトピー手記」
44歳2013年1月15日
44歳2013年1月15日
この文章は他の人に参考になるかわかりませんが、私の病気の体験を記します。長々と書いていますが、病状にはあまり詳細には記入していません。思い出すことが辛いし、人によって病状や状況が違うと思うからです。私は悪いときは地獄でした。今後まともな生活ができるか不安だらけでした。現状は完治していませんが、かなりよくなっています。
○ポイント
伝えたいことの要点は下記です。実はこれだけ理解すれば十分と思います。
・松本先生は非常に誤解されやすい発言をされる人ですが、信じてついていくこと(こんなに真剣に立ち向かっている先生はいないと思います)
・普通の病院と比べて費用はかかりますが、完治へ向い全体的に考えるとそうでもなくやはり健康には変えられません・西洋医学は必要ではあるが限界がある
・一人での闘病は限界があるので、家族や周りの人の協力が必要・いつかは必ず良くなると自分の治癒力を信じる
・人間だれでもいつでもこのような病気になることがあり、人生は長く悪い時期もあると思う
○背景
元々アレルギー体質(食事は魚・卵はダメ)のある私は14年前に父の健康問題で大手の会社を退職して父親の経営している会社に帰りました。高校を卒業した時からですので、家を出て10年ぶりの帰省です。思えば、10年間は外食やインスタント食中心で不摂生な食事でした。家に帰り、父親の体調は予想以上に悪いことを医師より告知されました。その上、会社経営がバブル崩壊後の10年の間に非常に悪化していました。
○発病
その両方のストレスもあってか、体が痒くてたまらない日が続きました。そこで近くに病院にいったところ塗り薬を処方されました。(たぶんステロイドだと思います)不思議とその塗り薬をつけると痒みが止まりました。人生でほとんど病院に行ったことがない私なので病院を選ぶなど考えもいませんでした。約2年使ったと思います。今、思うとこの時が私の病気人生のスタートだったと思います。
○進行
ストレスが多い中、父親の病状が悪化し、あと数カ月の宣告を受けました。仕事も忙しく、同時期に結婚も控えていました。塗り薬の量は増えました。ある時、父の通う漢方医に体質改善が必要と言われ、通院するようになりましたが、大手メーカーの漢方で即効性もなく、病状が悪化する上に、禅問答のようなやりとりで前に進みません。そこで別の漢方医を紹介してもらいました。そこでも、大手メーカーの漢方を飲みましたが、その時に西洋薬も同時に処方されました。これがいわゆる抗ヒスタミン剤だと思います。(かなり弱いものだと思います)毎日ではないですが、結局7年は服用したと思います。
○悪化
父の死後、病状はますます悪化しました。ひどいときは、全身の毛が抜けるようで、手や足、首を切れて血が出ていました。顔はむくみをおび、冬はストーブのそばでも温度がわからない状況です。体重は激やせしましたが、食欲は大量に食べても満腹感がありませんでした。また、痔がひどく出血多量でいつも貧血状態、10分立っていると脱肛になります。そして、いつも体が疼く状態で考えることもできません。あまりに酷いので漢方医がステロイドを勧めてきましたが、少し知識が付いていた私は拒否し続けました。しかし、不思議と季節により良く(9―12月)なったり悪く(2―6月)なったりしていました。悪い時期は本当に人間らしい生活ができませんでした。
○転機(子供に連れられて)
9年後・3人目の子供が生まれました。1人目・2人目ともアレルギー体質でアトピーも酷かったのですが、3人目が特に酷くいつも火傷をしたような顔や体でした。その時に、私の姉夫婦が高槻に転勤になり、偶然にも松本漢方クリニックを紹介してもらいました。半信半疑でしたが、今の西洋医学には限界を感じていましたので、連れて行きました。先生は子供を見るなり、アトピーだけど絶対に治すと断言しました。松本先生の言葉は非常に悪く誤解されやすい対応でしたが、ここまで言い切る医師は今まで見たことがありませんでした。取り敢えず先生を信じて漢方風呂と漢方薬をもらい試しました。すると驚くほどの効き目で最初はステロイドが入っていると疑いたくなったほどです。赤ちゃんは悪い薬などが体内に入っていないので効き目も早いようです。初めて2年ほどで顔はピカピカになりました。
○チャレンジ
10年後
そこで妻が大量に大手メーカーの漢方を服用している私を心配して、松本先生に頼ることを提案してくれました。私も子供を見ていたので広島よりの遠方ですが、頼ることにしました。松本先生へは子供の時に面会していましたので、多少は理解していましたが、相変わらず誤解されやすい言葉でした。(例えば、先生どれくらいで治りますか?→知らんなど)しかし、最後には絶対に治すと断言されました。もうその言葉を信じることにしました。
○地獄
松本先生の治し方はホームページでわかりますが、今の薬をすべて止め、痒みをすべて出し自分の治癒力で治すことです。ここから私の地獄が始まりました。全身は熱をおび、体から血がでました。寝ることもできないくらいつらく、朝おきると寝汗でプールに入ってようでした。朝起きると寒い中、シャワーを浴びて会社へ行くようにしました。毎年の体調の悪い2月ごろからはついに会社にいくことができない日もありました。アレルギー値も2万弱ありました。リバウンドだと思います。遠方の為、松本先生へは電話で相談しましたが、治してやるの言葉だけが私の頼りでした。しかし、あまりに体調が悪い時は先生に何度も何度も電話をしていましたが、信じるしかありませんでした。
○変化
松本先生へ通い初めて、1・2年目のリバンドが酷かったです。しかし3年目からは少し楽になりました。そして徐々に体調も良くなってきています。今年は4年目ですが、かなり良い状態になってきています。手の甲の黒みも徐々に消えてきました。漢方風呂は長く入れる土日は続けています。大げさですが早く普通の人のようなに年中健康な生活ができるようになれそうな気がしてきました。
○最期に
協力してくれた家族、特に妻へお礼を言いたいですそして最後に、どの業界にも口先だけで良いことを言う人は多く信用できない人が多い世の中ですが、松本先生は違います。松本先生に最大の敬意と感謝を申し上げます。