我が家の息子も、早いもので、来年小学生になります。
生後2ヶ月の頃、ポツポツと額に赤い湿疹が出始めました。すぐに近所の小児科に行き、「アトピー」と診断を受けました。それから間違ったアトピー治療が始まりました。
最初の頃は、ステロイドは使用したくなかったので、担当の先生にも伝えていました。アンダーム、保湿剤を使っていましたが、6ヶ月頃から、ひざの内側、耳ぎれが赤くただれるようになり、立って、歩いて等、発達の激しい時期にかゆみに煩わされる姿を見るのが忍びない気持ちもあり、病院から出されるまま、控えめに「ステロイド」をしようするようになりました。
1才から2歳は、インタール、サジデン、ペノアクチンなど抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤を服用しましたが、全く効かず、ステロイド使用の回数が増えました。又食事制限もされ、卵、魚が中止になりました。病院に不安を訴えてみても、「それほどの量でもない、ステロイドで良い状態にして、コントロールしましょう。」と言われ、納得できないまま過ごしていました。
その頃、ステロイドを使わない「松本漢方クリニック」の事を知りました。最初、松本先生が「絶対治してあげるから」と言われた時は、少し不安は残っていました。でも他の病院でそんな言葉はなかったですし、ステロイドを使用しない治療は、ここしかないと確信しました。息子は2才2ヶ月になっていました。
3日目 ひっかき、身体中から汁が出た。
5日目 身体全体からジュクジュクした液が出てくる。
6日目 38.5度の熱 松本先生に電話連絡し、抗生物質を飲む。
7日目 熱が下がる。
12日目 寝つきがよくなる。
14日目 夜中かゆがる。湿疹が、おなかにひろがった。
16日目 発熱 抗生物質を飲む。
18日目 お風呂で、皮膚がボロボロにはがれる。お風呂の後かきむしる。でも肌はしっとりしている。
始めて1ヶ月は、発熱や、汁が出て、本当に治るのだろうかと不安な日が続きました。でも子供は正直で、ぐっすり寝るようになりました。調子の良い時、悪い時を繰り返し、今はだいぶ良くなりました。後、関節などカサカサするところにたまにクリームをつけています。ありがとうございました。
「アトピー手記」匿名希望1歳11ヶ月2014年3月13日
2004年春~2009年春まで西宮市に住んでおり、その頃長男がアトピーで悩んでおりました。多くの皮膚科や小児科で診ていただきましたが、何処も同じ。ステロイドを出されるだけでした。薬で症状を抑えるだけしかしていただけないことに疑問を持ち、友達にも相談していましたところ、運良く松本漢方クリニックをご紹介頂きました。
受診をすると(当時長男は4才)、煎じ薬を処方されました。
すでにステロイドを使用していたことも理由でしょうか、症状は一進一退。
ただ皆様も手記に書かれているように「身体が丈夫になった」ということを強く感じました。1年程通院しましたが、海外へ引越しが決まった為、途中で諦めることとなりました。
帰国後の2012年春、次男を出産し、生後、以下のような症状が現れました。
・頬が赤くただれたようになる
・背中にかさかさした湿疹が出る
・頭部に出来た分厚いかさぶたがなくならない
小児科の医師にはステロイドを塗るよう言われましたが、ヒルドイドローションだけを塗って様子を見、1才を過ぎた頃松本漢方クリニックを受診。
(もっと早くに受診したかったのですが、千葉からの移動となる為、なかなか踏ん切りがつきませんでした。)
次男は漢方風呂による治療となりました。
そして2日に一回の漢方風呂を始めてからの状況ですが、以下に日記をそのままペーストします。
(乱文お許し下さい)
2013年4月19日金曜日
昨日から始めたアトピー治療。
早速異変が。
次男の頭にできていた黄色くて分厚いかさぶた部分が痒くてたまらないらしく、一晩で掻き壊してしまった!
かさぶたはすっかりなくなり、ひっかき傷で血だらけ。
そしていつも以上に身体が痒いらしい。
実は私も・・・痒い。
気のせいかなと思っていたら、長男までもが異変を訴えてきた。
膝裏が今日一日痒くて仕方なかったと。
2013年4月24日水曜日
漢方風呂、今日で4回目。そもそもこのお風呂で、デトックス中なわけですが・・・。どれだけ毒素出てくるの!?てくらい、次男の身体は変化中。
お腹はすでにざらざらゴワゴワ。痒いらしい。加えて、首もゴワゴワしてきた。
顔も赤くなってきた。膝裏は見た目わからないけれど、ぼりぼりかいていたから、痒いのかな?今日の体温は36.6度。
頭なんだけど、今まではかさぶたが剥がれるとすぐまた新しいかさぶたが出来て、臭いも気になっていたのに、それがなくなった。ひっかき傷は残ったままだけど、明らかに以前と違う。このまま綺麗になってくれたら嬉しい。
たまに虫刺されのような、ぽちっとした物が出来るのは・・・漢方のせいか、本当に虫刺されか。はて?長男の膝裏はゴワゴワ。これが今後どう変化していくのか・・・若干心配である。
2013年5月11日土曜日
アトピーとの闘いは平行線。次男のお腹と背中がかゆい。
でも、頭のかさぶたはすっかり綺麗になって、もう変な汁は出てこなくなった。
2013年5月29日水曜日
二日に一回の漢方風呂、続けています。次男はこれといった変化なく、背中、お腹がさがさ。腕や足にも赤くがさがさした箇所あり。平行線。
さて、長男の方ですがね、これがびっくりするほどの変化。漢方風呂を始めた直後、ひざ裏を痒がって、ものすごく痒がって、かきこわして、どエライことになっていた。そうさね、ひざ裏中心に前後30センチくらいの広範囲が真っ赤になっていて、ぷつぷつしたものも出て。先日、別件で行った近所の皮膚科がそれを診てステロイドを出したがったので、「ステロイドは使いません!」と宣言したら、ドン引きされた程酷かった。それがここのところあまり騒がなくなったなぁ~と思ってふと見てみると、すっかり綺麗になっている。びっくりした。
こないだまで真っ赤で、誰が見ても「アトピー」肌だったのに、それが消えている。 ひじ裏に若干症状が見られるものの、たいしたことはない。
すごいな、漢方。アトピーのことで書いた日記はこの日が最後です。
おそらく特筆するような症状は出なくなったのだと思います。
次男はこの後1ヶ月半程、よくなったり悪くなったりを繰り返し、ふと気付いた頃にはつるんつるんの赤ちゃんらしいお肌になっていました。
8月上旬に再度病院へ伺った頃にはすっかり綺麗になったお肌を先生に見ていただくことができました。
そして聞きたかった「手記を書いてください」のお言葉。
「漢方風呂はこれからも時々入りたいので送って頂けますか?」と伺ったところ、「もちろんです」とのことでした。
あれから半年が経ちました。
腕に小さな湿疹が出ているのが気になりますが、それ以外はお肌つるつるです。
長男の方はまた湿疹が出初めました。
経験上、春先が一番お肌の状態が悪いようです。
アトピーを治して頂いたことはもちろん、いつも元気いっぱいの松本先生の声と笑顔には本当に救われました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもどうぞお元気で、沢山の患者さんを救って差し上げてください。
本当にありがとうございました。
<出会い>
「アトピーはステロイドを使ってでもこどもの頃にきちんと治さないとダメだ」
あるお母さんが発したこの一言のおかげで、私は松本漢方クリニックにめぐり逢うことが出来ました。
平成13年のことです。当時2歳だった長男の進之介が軽いアトピーで、皮膚科に見せたところステロイドを処方されたのです。よくは知らないけど恐ろしい薬、最後の手段という認識でしたので、この程度のものにステロイドをだすなんて!とびっくりしてしまいました。その話を公園ですると、冒頭のセリフが飛び出したのです。彼女自身たぶんアトピーで普段はきれいな肌なのに、突然包帯ぐるぐる巻きでめがねをかけてくることが時々ありました。どうも親が子どもの頃に(ステロイドを使ってでも)治してくれなかったから今も治らないんだと思っているようでした。彼女のお子さんはひどい卵アレルギーで、きつい食事制限をしているそうです。「でも、ステロイドはよくないんじゃ・・・」と私が言おうものなら、すごい剣幕で断固否定してくるので、それ以上は何もいえませんでした。しかし私の中で、ものすごく違和感があり「だからステロイドはダメなんだ!」という証拠が欲しくてインターネットを検索したところ、松本漢方クリニックに出会ったのです。びっくりしました。
ステロイドは最後の手段でもなんでもないんだ。アトピーは放っとけば治るんだ。食事制限は意味がないんだ!なんだかとても得をした気分でした。その時から、私にとっての最後の手段とは、ステロイドではなく「大阪の松本漢方クリニックに」行くことでした。早くそのことを証明して彼女にみせてやりたい・・・などと思っていましたが、残念なことにというか幸いなことに、進之介のアトピーは放っておくと治り、(でも今考えると知らないうちに抗ヒスタミン剤を使ってしまったのですが)松本漢方クリニックへ行くには至りませんでした。
<三男のアトピー発症>
時は流れ、それから3年後の平成16年4月27日、ついにその日はやってきました。
生後5ヶ月で保育園に入れた三男の哲平がアトピーになったのです。入園のストレスで全く眠れず、首に発疹が出来、だたれ、ついにはほっぺたまで真っ赤になってしまったのです。それでも「大人でも、寝不足だと発疹が出るでしょう」とか「寝れば治る」と思ってしばらくは放っていました。しかし、周りが放ってはいません。それまでは「可愛い、可愛い」といつも言われていた哲平が、「可哀想、可哀想」と言われるようになってしまったのです。そして保育園の看護師さんから「皮膚科に行くように」と、とどめを刺されてしまいました。それは即ちステロイドを塗りなさいといっているのだと思いました。それだけは絶対に嫌だったので、必死でステロイドを使わない皮膚科を新宿区で探しました。もちろん、松本漢方クリニックのことも頭をかすめましたが、まだそんなに大げさなものではないと思っていたのです。私が信頼する助産師さんに相談すると、文京区にステロイドを使わない所があるらしいとのことでした。それには心当たりがあります。
インターネットみた和真クリニックという所だと思います。でもそこは(詳しくは知りませんが)亜鉛華単軟膏と、パウダーだけを使うということで(ウーロン茶風呂とかもあるようだけど)なるほど時間をかければ治りそうですが、それなら保険医でもらえるし、何より膨大な質問に答えなければエンターできないのが面倒でやめました。やっぱりあそこしかない!(その時は松本漢方クリニックの名前すら忘れていました)
3年前にお気に入りに入れたままのホームページを開くと、エラーが出てしまいました。
(潰れたかー?)と一瞬思いましたが「高槻 漢方 アトピー」で検索したら出てきました。
ホームページは見やすくリニューアルされていて、手記も見覚えのあるものから、最新のものまで数も増えていました。0歳~9歳までの手記を読むと哲平と同じような症状の子が多く、「なんだ、立派なアトピーじゃん」とちょっと嬉しくなってしまいました。これで松本漢方クリニックに行く切符を手に入れた!という感じです。おそるおそるダンナに「ねえ大阪に言ってきてもいい?」と聞くと「何も大阪まで行くことはない、東京で探せ」と言われてしまいました。それでまた近場で調べて東京女子医大の東洋医学研究所という所へ行ってみました。そこの先生はとても感じのいい先生で、立ち上がって名前を名乗り「どうぞよろしく」と仰って下さいました。哲平の様子を見て、「実はうちの子もアトピーでね、もっとひどかったんだけど漢方で大分よくなった、というより引っ越したら随分よくなったんだよ」と仰いました。「元の家はカビだらけだったんだ」・・・すごくいい先生だと思いました。患者にぶっちゃけ話をしてくれて、でもつまり自分の子が治りきってないってことは答えを持ってないんだよねー、松本漢方クリニックのことをおしえてあげようか~?と思ってしまいました。しかも「皮膚科にも行ってるんでしょう?」と言われました。
<いざ松本漢方クリニックへ!>
これでもう、私の心は決まりです。ゴールデンウイークを前に色々検討した結果、この日しかない、とダンナには内緒で計画を立てました。上2人を9時に保育園に送り、6時の迎えまでに戻ってくるにはどう頑張っても高槻には1時間半しかいられない。予約は出来ない・・・。えーい!行ったもん勝ちじゃ!ラッキーなことにその日は雨でした。一応品川駅を出る前に電話で打診をしたら「なんともいえません」と言われてしまいましたがもう後には退けません。のぞみに飛び乗りいざ高槻へ!! 12時半ごろついに来てしまいました!
松本漢方クリニック!武者震いがしました。受付で東京から来たこと、2時前には出なくてはならないことを伝えると、「順番ですので,どうしてもという時は15分前くらいにもう一回声をかけて下さい」とのことでした。
まず、看護師さんのところへ通され、「インターネットは読みましたか?理解しましたか?」と聞かれました。「したつもりです」「どうすればアトピーは治りますか?」「IgE抗体を使い果たしたら治ります」「ほー」(ちょっと感心顔)その後は農薬の話や世間話などして下さいました。面白かったのは自然後天的免疫寛容について、看護師さんが「夫婦もおんなしやろ、別れるか、あきらめるか」と仰ったことです。つまり、アレルギーを治すには日本を離れてアレルゲンを避けるか、アレルゲンを受け入れて(一度戦いに負けて)妥協して生きるかという2つに1つしかないということをうまく表現されていました。
入浴剤の使い方などを習って一旦待合室に戻るとき「あのお母さんはよう勉強してはるわ~」という声がきこえちょっと嬉しかったです。結局1時半にもうだめだ~と受付の方に言うとついに松本先生にご対面!!開口一番「自分で順番を決めるようなことをしたらいかんな、俺を誰や思うとうねん、世界の松本やぞ!!」(おお!おいでなすったな!これが松本節やな~)と思わず微笑んでしまいました。「ま、まええわ、インターネット読んだか?」「読みました」「あれが全てや、必ず治してあげる」握手。(おお、こんな軽症の子にも握手してくれるんかい)でもこれは手記で何度も読んでいたので、驚きはなかったです。それより何より嬉しかったのは「めちゃめちゃ可愛い子やな~」と言ってもらったことです。すーっと可哀想、可哀想といわれて悲しかったので、この言葉に感激しました!そして「なんて正直な人だろう(おおばか親!)やっぱり信用できる!」と思ってしまいました。「可愛いな~誰に似たんやろ?」という言葉は聞かなかったことにします。
そして「あんさん、アメ横のお菓子叩き売りか~?」と思うほど素早く、ビニール袋に消毒薬、軟膏をほいほいっと詰めて渡して下さいました。その後看護師さんが薬の説明をして下さり(ほとんど聞き取れませんでした)松本漢方クリニックを飛び出しました。ぎりぎりで予定通りの新幹線に乗り、ほっとしたのも束の間、雨で電気系統の故障が生じ、結局1時間半も遅れてしまいました。電話で連絡を入れ駆けつけたところ真っ暗な保育園に先生が残って下さっていました・・・。やはり遠方の人は一泊する方がいいかも知れません。(順番抜かしをしてすみませんでした。)
<治療開始>
大阪から帰るとすぐにミシンを取り出し袋を縫いました。古い手記では鍋で煮出すとかいてあったので大変そうだなーと思っていましたが、最新式では給湯で出せる最高温のお湯を湯船の1/3ぐらい張り、その中に薬草を入れた袋を入れて1時間蒸らしてから水で温度調節をして入るということでしたので、これなら簡単だと思いました。早速その晩から、漢方風呂に入り始めました。まず驚いたのは私の汗がものすごく出たことです。そしておっぱいの出がすごくよくなりました。哲平は、それまで痒くて泣くということは無かったのですが、猛烈に痒がって泣きました。最初の1週間でどんどん酷くなりました。とはいえ治ることはわかっているので平気です。問題はいつ治るか。哲平は一度もステロイドを使っていなかったので、あわよくばゴールデンウイーク中に治ってくれないか、などと思っていましたがどうやらそれは甘かったようです。保育園の先生方にはきっと理解してはもらえないだろうと思っていたので、なるべく早く治してあれこれ言われないようにしたいと思っていました。でも逆に、皆さんに治っていく過程を見てもらい、アトピーは漢方で治るんだということを知ってもらいたいと考えるようになりました。休みが明け登園すると、ノートを読んだ先生方から意外にも「強い母の愛を感じました」などと書いていただきとても嬉しかったです。やはり毎日疑われながらでは私もしんどかったと思いますが、本当に先生方には温かく見守っていただき有難かったです。
結論から言ってしまうと、2ヶ月で相当よくなり、3ヶ月でつるつるの肌になりました。
それ以降は少し発疹が出てもその日のうちに消えるという感じでした。
その後、半年に一回ぐらいずつぶり返しましたが、いずれも漢方風呂に入ると1週間もしないうちに治りました。
<そして現在>
そして2年たった今、哲平がアトピーだったことなど忘れてしまっていたほどです。
しかし、先日私の話を聞いて5歳の子のお母さんが松本漢方クリニックにかかりました。
5歳なのでお風呂もなかなか1時間は浸かってはくれないようです。体も結構大きいので赤い軟膏を塗るのも大変なようです。でも確実に肌がよくなってきています。彼の場合はステロイドを長いこと使ってきたのですぐには完治しないでしょうが5歳で松本漢方クリニックに出会えてよかったなーと心から思います。哲平は当時5ヶ月の赤ん坊でしたから湯船の中でおっぱいを飲みながら眠っていましたので1時間はあっという間でした。
ただ、これから治療を始める方はお風呂での水分補給を忘れないようにといっておきます。
私はずっと同じ姿勢でおっぱいを出しながら入浴していましたので、そのうち手足がしびれるようになってしまったのです。指圧にかかっても改善しませんでしたが水分を補給するようになったら治りました。
<アトピー以外のこと>
アトピー以外で一番私が悩まされていたのは上2人の中耳炎でした。相当痛いらしく夜中に何度も何度も号泣されてほとほと困っていました。医者に行っても抗生物質と痛み止めが処方されるだけでなんだか違うような気がしていました。そこで松本先生に何か中耳炎に効く漢方はありませんか?と聞いたところ「なんぼでもあるで」とあっさり言われてしまいました。早速煎じて飲ませました。するとそれ以降全く痛がって泣くことはなくなりました。今までの苦労は何だったんだ~!結局中耳炎もアレルギーということでした。
それ以来やれ口内炎だ、水イボだとなにかと頼りにしていましたら「俺ばっかり頼んなよ、わかるけど」と言われてしまいました。
<愛読書は手記>
哲平の治療中、手記は夢中になって読みました。
最初は同じ年頃の子のものばかり読んでいましたが、そのうち全年齢の手記を読み、終いにはリウマチその他も全部読破してしまいました。痴呆もなおるのかと驚きました。
そのころはダンナが帰宅すると「また松本漢方クリニックか!」といわれるほどでした。
そのことを松本先生に話すと「かしこいお母さん」とカルテに書いておこうといってもらいました。アトピーの手記で印象に残っているのは藤田兄弟のものと、助産婦さんで先輩からひどいことを言われた倉本さんのものです。読むたびに涙が出ます。そして強い怒りを覚えます。リウマチでは何といっても東村さんのものが圧巻でコメントも含め全部コピーして読みました。そして最後の先生からの電話のところでいつも号泣してしまいます。
<松本漢方クリニックから教えてもらったこと>
それは、答えは必ずある。ということです。じつは今身内が癌にかかり、例のごとく「癌、治る」で検索をかけたところ、またまた金脈を掘り当ててしまいました。もちろん「これこれを飲んで癌が治った!」という類のものではありません。そんなものは五萬とあるし、全部試してなどいられません。ある人が書いた「ガン呪縛を解く」という本に答えはありました。松本漢方クリニックを発見した時以来の驚きと感動を覚えました。でもそんな出会いも松本漢方クリニックとの出会いがあったからこそ実現したのだと思います。その本の中で印象的だったのは、著者本人も知人も癌が治っていく過程で湿疹の嵐に見舞われたということでした。ええ、そうなの?リウマチだけじゃなく癌さえも治るときには最後にアトピーになるの?と不思議に思いました。是非このメカニズムを松本先生に解読していただきたいものです。それはさておき、思うのはその身内を説得することの難しさです。哲平の時は周りに反対されても決定権は私にあったし、哲平を説得する必要はなかったのでとても楽でした。しかしその後アトピーの子を持つ親に説明してもすんなり理解されることはほとんどありませんでした。(最近やっとぼちぼち賛同者が現れ始めましたが)むしろ拒絶反応されることのほうが多く、私も結構傷ついたりした経験があるので、今回のことは本当に難しいなと思います。私が医者なら説得できるのか?それならこの歳からでも受験したろか!と思うほどです。でも必ず治って欲しいのです。
<松本先生へ>
あんなに手記が書ける日を夢見ていたのに、そしてとっくの昔に書いていたのに、こんなに遅くなってしまって本当にごめんなさい。今、書き終えてやっと長かった便秘が治ったような爽快感を覚えています。そして、こんなにすばらしい仕事をして下さってありがとうございます!60歳を超えられていたとはびっくりです!これからもご活躍を期待しております。最後になりましたがひとこと 世界の松本ばんざい!!
ついでに私が作った替え歌です(30代以上の方にしかわからないでしょうが)
ガンダーラの節で歌ってください。(ゴダイゴ)
そこに行けば
どんなアレルギーも 治るというよ
誰もみな 怪しむけど
はったりじゃない
その医者の名は松本
高槻にある小さな医院
どうしたら 治るのだろう
教えて欲しい
インターネット 読んだら
ぜんぜんステロイド要らん
アトピーも リウマチも
全部治す 漢方で
2002年2月に来院したと思います。0歳児だった息子を治療していただきました。一度、手記を書いたのですが、まとまりがなく、お送りしないままで時が過ぎました。その間に幾人かの、同じアトピーの子を持つお母さんに松本漢方クリニックを紹介し、薦めたのですが、あまり良い反応がかえってきませんでした。「どうして?」という思いと、「信じられないのかしら?」「ステロイドが治す薬だと思っているのだろう。」など、いろんなことが頭をよぎりますが、やはり、自分の子供が治ったという事実が、いちばん信用に値する事だと思えました。
私達の闘病生活は、たった3ヶ月ほどです。他の方の壮絶な闘病生活の手記を見ると、なんだかあっけらかんとして、偶然、もともとそのくらいでおさまるものだったのかも・・・と思われるのでは、という考えがありました。しかし、いかに早期にこの治療にとりかかるか、それが子供を下手に苦しめずにすむ最善策かを考えると、ステロイドを使用してしまう前に、松本漢方クリニックさんにめぐりあってほしいという思いで、2年経った今、もう一度お便りさせていただくきっかけとなりました。
2002年2月に、0歳5ヶ月児の次男のアトピーが、頭からほほにかけてひどくなり、知り合いの人に、病院に連れて行く事を話すると、「絶対にステロイドを使ってはいけない。」と忠告されました。その方は、看護士をしていた方なので、いい加減な事をおっしゃっているのではないと思い、インターネットで、ステロイドを使わずに治療してくれる病院を探していたところ、松本漢方クリニックさんの事を知りました。幸い、家からそう遠くはない(JRで40分ほど)場所でしたので、HPの内容をよく読み、理解した上で、子供を連れて高槻へまいりました。
漢方のお風呂と、消毒を続けていくことになり、初めの1ヵ月は、ひどくなったり、他の場所にもアトピーが発生したりという状態でした。2ヶ月目は、ひいたり、でたりで、子供がかきむしるたびに、布団や肌着が血だらけになっていましたが、松本先生の「いくら掻いてもかまわない。」という言葉に安心して、ぽりぽり好きなだけ掻かせていました。0歳の赤ちゃんの事、「本当に痛くないのか?」というくらい、思いっきり引っ掻いていました。
3ヶ月目の5月頃になると、顔や頭のアトピーがかるくなり、新しいきれいな皮膚で覆われてきたような感じになりました。そのかわり、体全体に、松本先生のおっしゃる通り、ジンマシンのようなぶつぶつがひろがっていました。
6月にはいると、季節も暖かくなり、長時間のお風呂に、母親の私が耐えきれなくなって、やめてしまいました(すみません)。傷の部分の消毒と、赤いお薬はつけ続けて、本当に、あとはいつのまにか、赤ちゃんのつるつるほっぺになっていました。
松本先生や、松本漢方クリニックのスタッフの方々に感謝しつつ、ご連絡も差し上げずにいたことを恥じております。2歳になった今まで、他になんのアレルギー症状も見られません。何を食べても平気です。
近所に、同じ年の子がステロイド療法をしておられますが、未だに治らずにいるのを見ると、松本漢方クリニックで治療を受けた事が間違いではなかったと、はっきり言えます。その方にもお薦めしたのですが、ご理解くださらなかったようで、残念です。初めてアトピーにかかった赤ちゃんをおもちのお母様が、一人でも多く、ステロイドの恐ろしさを知って、正しい治療法を選択してくださるよう、祈るばかりです。そのような赤ちゃんを見ると、思わず声をかけてしまいます。
最近、blogを始めました。そこで、私の子供のアトピー完治を紹介しています。一人でも多くの人に、知ってもらうために。よろしければ、リンクさせてください。
遅れ馳せながら、ありがとうございました。
娘は、2005年8月に産まれ、生後3ヶ月目に乳児湿疹と診断され顔面が乾燥し、ワセリン等を塗布し乾燥予防に心がけていました。一般に乳児湿疹は誰にでも起こると、いずれは治ると思っていました。しかし、顔や体のざらざらした乾燥肌はその後も続き、1歳の季節が乾燥する時期には小児科で軽いステロイド入りの軟膏を処方してもらい、塗布すれば症状は軽くなったり良くなったりし、中止すればまた乾燥して痒みが出て発疹がでたりしていました。
年々症状の出現する時期も乾燥の時期とは関係なくほぼ一年中となり、顔や首に強い乾燥と痒み、赤み、発疹が出て、4歳の時、小児科にて十全大補湯エキスという顆粒の漢方を処方され内服し、軽いステロイド入りの軟膏や保湿ローションも同時に塗布していました。その治療を10ヶ月続けるも、完治することはありませんでした。
しかも、軽いとはいえステロイド軟膏を体に塗り続け、先の見えない治療に不安が強くなっていき、小児科の薬は止めました。
その代わりに、民間の子供も摂取できる健康食品を10ヶ月続けてみたり、子供の大好きなお菓子を全て止めてみたり、食事も無添加を気にして摂取するようにしたりしてみましたが、症状は良くなる事はありませんでした。
娘も6歳になり幼稚園の年長ともなれば、服から見える顔や首の乾燥も気になりはじめていました。小児科や皮膚科に受診すれば結局ステロイド治療の対処療法をうけるだけだし、民間の健康食品も効果がないし、いったいどうしたらいいのだろうと悩んでいました。
そんな時、知人が高槻の松本漢方クリニックでステロイドを使わずに皮膚の症状が回復してきているという話を聞きました。私は、豊中に住んでいましたが高槻なら通えると思い子供を連れて松本先生のもとを訪れました。
待合室で待っている間、診察室よりものすごい怒鳴り声が聞こえてきて娘は「あれは先生の声なの?」と不安な顔をしていました。私も次、なんと言って怒られるのかとドキドキしていました。中に入るとお茶をがぶがぶ飲みながら、他の患者さんの電話対応をされながら、その合間に「アトピーいうものは・・・」と話をされ、なんだか個性的な先生だなと思いました。娘に「痒かっただろう。これから掻きたいだけ掻けばいいよ。掻いた傷は菌入らんようになおせばいいのだから。」「なんにも制限はないから好きなもの食べて好きなことして。」と、最後には笑って「頑張ろう」と言って下さり、今までのアトピー治療とは違うなと感じ、人間味のある先生とお話をしてこれから信じてやってみようと思いました。
2012年1月12日より補中益気湯(アトピーの漢方)という漢方煎じ剤を毎日やかんで煎じて作り、3回に分け毎食前に娘に飲ませ、漢方風呂は週2回鍋で煎じ作ったものを浴槽の湯に混ぜ、1時間~2時間入浴させ、毎日のお風呂上りと毎朝幼稚園に行くまでに、漢方煎じ薬の一部の液薬と、黄色い軟膏と赤い軟膏と、傷になっている所にエルタシン軟膏を塗り始めました。
開始時の発疹は左顔面(眼周囲~ほほ)のみでした。
開始4日目から体(胸~腹)に発疹が出現しはじめ、日々、おしり(左>右)、背中、首、わき(左>右)、足の付けね~もも内側(左>右)と発疹は広がっていきました。治療を始めて症状がひどくなっていくのも、今までのステロイドを使っていた悪いものを出していると娘に言い聞かせ続けました。
10日目に発疹はピークになり、娘は常に体のどこかを痒がってかいていました。掻いていいとはいえ、何事にも集中できない様子でした。発疹は出現した順に枯れていき、16日目頃から全体的に発疹の跡の方が目立つようになってきました。黄色い軟膏や赤い軟膏は服につくと洗濯しても取れず茶色くなって残りました。
21日目頃より顔はつるりとして枯れた発疹の跡も徐々に消えていきましたが、顔や瞼はむくんでいました。
45日目には体の胸やお腹の赤みも発疹も痒みも落ち着き、顔はひとかわむけたようにやわらかい肌質となり、顔や瞼のむくみも軽くなっていきました。
60日目頃より新しい発疹が両足に出はじめました。同時期に毛穴が平べったく膨らんだような湿疹が出て体中が痒くなり、鼻水や目の痒み、瞼のむくみもあり松本先生に電話で報告すると、「3月だから花粉によるものだ。」と言われ、小青竜湯エキスと荊芥連ギョウ湯エキスの顆粒の処方があり、毎食前に内服し症状は落ち着きました。花粉の漢方は12週間(5月末まで)内服しました。
70日目頃より次に新しい発疹が上腕~肘の内側に出はじめました。治療開始から考えると、発疹は体の中心から末梢に向かって順に出ているようでした。
しばらく上肢、下肢、おしりの発疹が枯れてはまた新しい発疹が出るといった症状が続きました。
180日頃(7月)両肘内側に水いぼが数個できました。去年水いぼになった時はそこから体のいたる所に広がって完治するのに10ヶ月くらいかかりました。
でも、今回は2週間くらいで自然に治り広がることはありませんでした。
230日頃(8月)、症状のなかった首が乾燥肌になり瞼が腫れぼったくなり、肘の内側も乾燥してきたため松本先生に電話で報告すると、「プール入ったか?それならカルキ性のアレルギーだ。」と言われ、そのまま様子みる事になりました。その後もプールは週1回で続けていますが悪化することはなく1ヶ月くらいで症状はなくなりました。
250日頃、(治療開始して8ヶ月)先生より一度受診するように指示があり、診察と採血を受けました。娘の症状は両下腿に少し赤み、発疹があるものの他の皮膚症状はなくそれを見て先生はだまって娘、主人、私に握手をして下さいました。娘も私も合格と言われた気がして嬉しかったです。採血結果は、治療開始の時点で、娘の血管が出ず採血できなかったので比較はできませんでしたが、IgE10で、値は低いとのことでした。その後も、最後に残った下腿の赤みと発疹跡が消えるまでと思い今も治療は続けています。
あと1ヶ月で治療開始から1年になります。実際娘の治療に11ヶ月間で約20万円(診察代+漢方薬代+手数・送料)の費用がかかりました。でも、娘がこの先ずっと皮膚の痒みと戦って勉強に集中できないとか、皮膚への刺激を避けるために色々なものを制限したり、皮膚トラブルで悩んだり・・大人になっても辛い思いをすることになっていたことを回避できたと思えば、値は張りますが後悔はありません。私が、娘の治療を開始する時にたくさん読ませてもらった他の患者さんの手記は、これから始まる治療への不安をやる気に変え、信じていけばいいと思わせてくれるものでした。今度は私が次の新しい患者さんのために手記を残す番です。今この手記を読まれている方、対処療法の薬づけのサイクルから抜け出す治療はここにあります。
松本先生をはじめスタッフの皆様ありがとうございました。
娘のアトピーは、私のおなかの中にいた時から始まっていました。私は、今まで皮膚の痒さを経験したことはなかったのですが、妊娠し安定期に入った頃から、全身のあちこちが少しずつ痒くなり始めました。産婦人科では、妊娠性のものだと診断されましたが、妊娠8,9ヶ月の頃には、いわゆるアトピー症状のように腕や膝の関節部が赤くなりました。血液検査をしましたが、アレルギー反応はマイナスという結果でした。洋服も、綿製でないと着られないほど痒いのに、どうしてだろうと不思議に思っていました。しかしながら、それが出産後にピタッと治りました。
今思えば、娘のアトピーが母体である私の皮膚に出ていたようです。
娘は、生まれた時から異常な程肌が真っ赤でした。産まれたての子を赤子と言いますが、その異常なまでに赤みを帯びた肌の娘は、新生児室の中でひとり、肌の色が悪かったように思います。その後も娘の肌の色は赤黒く、普通の赤ちゃんのようなやわらかい肌とは言えないものでした。そして、産後2ヶ月を過ぎた頃から、自分で顔を掻きむしるようになりました。お風呂や寝る前のように、体があたたかくなると痒みがひどくなるようで、眠たくても痒くなって掻きむしり、汁や血が出て、それがまた痛くて泣き、眠れなくなる・・その繰り返しでした。私自身はアレルギー体質ではなかったため、どうしていいのかわからず、水で濡らしたガーゼで、顔や首などの赤く痒そうな部位をふくことくらいしか施してあげられず、悩み続けておりました。こんなに小さな赤ちゃんが、眠たいのに眠れないなんて、また、1日にこんなに少ない睡眠時間しか取れないなんて大丈夫だろうかと、そんな思いばかりでした。娘の痒みを止めることが出来る薬がほしいと、切実に願っておりました。
4ヶ月の時、自宅(福岡市)の近所の小児科医院に連れて行き、娘の血液検査をお願いしました。結果、卵アレルギーの反応が強く、母乳をあげていた私は、卵抜きの食生活に切りかえるように言われました。しかし、娘の肌はいっこうに良くなる気配がありませんでした。
夫の実家(京都)は遠方のため、産後しばらくは娘を連れて帰ることが出来なかったのですが、5ヶ月を過ぎた時に親子3人で初めて里帰りをしました。娘の肌を見て、主人の実姉が松本漢方クリニックを紹介してくれました。今では想像もつかないのですが、主人の実姉もアトピー性皮膚炎がひどく、松本先生の所に通い詰め良くなったと聞き、驚きました。
私は娘を連れ、藁をもすがる思いで、松本先生の所に向かいました。
漢方薬を始めて1ヶ月は、本当にこれで治るのだろうかというほど、症状は相変わらずというか、むしろ、一時は悪化し、母子共に依然眠れない日々が続きました。
それが、2ヶ月目頃から、娘の肌がみるみるきれいになり、4ヶ月を過ぎる頃には、あれほどひどかったのが嘘のように、白くてきれいな「もち肌」とになりました。それまでは言われたことがなかったのに、「色白さんだね」とほめられたり、もちろん夜もよく眠るようになりました。私にとっては初めての育児、松本先生そして松本先生が処方して下さるお薬を知るまでは、母子共に眠れない日々で私はクタクタでした。けれど今は、娘はとても「よく寝る子」になり、育児もぐっと楽になって、毎日楽しく娘と過ごしております。
漢方薬を始めて7ヶ月を過ぎた頃、もう終わりにしていいかなと思うほど、娘の肌はきれいになっていたのですが、麻疹(はしか)とインフルエンザの予防接種後、どちらが原因かはわかりませんが、肘の関節部、耳の裏側、首の後ろ、あごの部位が赤くなり、再度痒がり始めました。その後2ヶ月くらい経ちますが、未だに掻きむしる肘の関節部以外は治ってきました。
完治まではまだしばらくかかるかもしれません。けれど、必ず治るこの漢方薬、これからも根気よく続けていきます。
以上
現在2歳8ヶ月の娘は生後1ヶ月から、湿疹が顔に出始め、いったん治りかけて今度は耳切れ、そして徐々に湿疹は全身に広がりました。
まったく知識の無かった私は、病院でもらったステロイドを塗ってしまいました。最初はよくなったのですが、やめるとまたぶり返しで、どうしていいかわからず、毎日悩んでいました。
病院を転々とするも、結局はステロイド・・・。さらに大量の飲み薬。
不安はつのるばかりでした。
そんな時、大阪に住んでいる妹が通っている助産院の先生のすすめで、松本漢方クリニックを知りました。そしてすぐホ-ムペ-ジをみて、3日後には新幹線で岡山から大阪まで行きました。
病院には我が子と同じように湿疹のひどい赤ちゃんが何人も来られてました。
そして、生後7ヶ月より、ステロイドをやめ、消毒、お風呂、塗り薬の毎日がはじまりました。リバウンドもひどく顔はほんとに赤く皮もむけ、じゅくじゅくで、外出するたびに他人の視線が本当に気になりました。
夜中も痒みで泣き叫び眠れない日々、親として本当にかわいそうでした。
また、風邪などで病院を受診するたびに、ステロイドをすすめられ、それでも使わず、一進一退を繰り返し、2歳の現在は顔は周囲の人たちが驚くほどきれいになりました。今は、手足の関節、背中はまだ眠くなると痒いのでかなり掻いてます。特に、冬の花粉の時期は大変でした。
今は、だんだん本人がわかるようになり、消毒は痛くてかなり嫌がりますが、なんとか毎日続けてがんばっています。食物アレルギ-もかなりありますので、まだまだ先は長いかもしれませんが、顔のように全身がつるつるになるように、これからも頑張っていきますので、宜しくお願いします。
「みんなで頑張ったアトピー生活」
息子は生後1ヶ月頃から顔にポツポツと湿疹が出はじめしばらくすると拭いても拭いても黄色い汁が出てくる様になり1ヶ月検診で「乳児湿疹ですね。そのうち治りますから・・・」と言われ、アンダームという薬をもらいました。
3ヶ月の頃方の辺りにいつもより大きな湿疹ができ夏だったせいかトビヒになり服がすれてはまた新たにトビヒができととれも大変で治す為にステロイドの薬が出ました。
1才になり、お砂場デビューとはりきって公園に連れて行くと、その夜砂に触れたところが真っ赤に晴れあがり痛いのかかゆいのか泣き続けてなかなか寝付きませんでした。これは何かあると思い皮膚科に行くと「砂かぶれだねー」「しばらく砂を触らせないで・・・」と言われました。男の子だから外遊びをさせてあげたいけれど、外に出れば砂だらけだし、夏でも長ズボンをはかせてなるべく室内で遊ばせる様にしていました。
3才になり、息子の行動範囲も広くなり、外で遊ぶ機会も増えてくると長く外にいた夜はかゆくて寝られず、タオルで拭いてやりずーっとさすってやりやっと寝る事ができても1時間おきに泣きながらかいていました。
自分の子供がアトピーだとは思いたくないけれど、このままではいけないとアトピー科と書いてある病院に行ってみました。先生は息子を診てすぐに「アトピーだねー。小学生になるまでは治らないよ」と言われました。そして顔にはこれ、体にはこれ、手には・・・、足には・・・と少しずつ配合をかえたヒルドイドソフト+ロコイド軟膏、ヒルドイドソフト+リンデロン軟膏とたくさんの薬が出ました。
お風呂上り何種類もの薬を塗るのにとても時間がかかりました。
4才になり幼稚園に行く様になり環境の変化からか見た目が乾燥肌かなと思われるくらいだったのがみるみるうちに皮膚が赤黒くなり、誰が見てもアトピーという感じになってしまいました。
この頃第二子の女の子が生まれたのですが生まれつきアトピー体質だったのかつるつるの赤ちゃん肌ではなくどこを触ってもザラザラしていてこれからこの子もお兄ちゃんと同じ道を辿っていくんだろうなーと思っていた時に弟から「松本漢方クリニック」の事を聞きました。教えてもらったものの大変そうだしお金がかかるしとすぐに行ってみようとなかなか思えませんでした。その後いいと聞いた病院にいくつも行きましたがよくならず、息子は幼稚園で今まで避けてきた砂をよく触る様になり手があかぎれでいつも血がにじみ、スプーンを自分で持ってお弁当を食べられないほどになり、毎日手袋をはめて幼稚園に行きみんなと一緒に何も出来ないで帰って来る様になりました。この状態を見た弟が、自分も小さい頃アトピーでかゆい思いをしてきたので、甥・姪になる私の子どもたちの事を心配し、「松本漢方クリニック」で治った友達の話など、いろいろ調べてぜひ行くようにと強くすすめてくれました。すぐにインターネットで「松本漢方クリニック」のページを見ました。初めて読んだ時はなんだか難しくあまり理解ができませんでした。しかし“完治します”の言葉を信じ、何度も何度も読み返し、緊張しながら先生の所へ行きました。初めて先生の所に行った時、漢方の匂いは独特で、これから大変な治療が始まるぞと不安でいっぱいになりました。でも、先生の"大丈夫、絶対に治したげるよ“の言葉に涙が止まらなかった事を覚えています。やっといい病院が見つかったーと、とてもうれしくなりました。
しかし消毒とお風呂を始めてみると、これが想像していた以上に大変でした。8ヶ月の娘はなんとかおさえて消毒することがきましたが、4才の息子は消毒をすることはとても大変でした。やっと消毒が終わっても1時間のお風呂が待っています。娘のお昼寝の時間に合わせて、私がだっこし、息子とオモチャで遊ばせながら、しばらくの間母に手伝いに来てもらいながら、毎日がんばりました。
最初は皮膚に変化もなく、これで治るならラッキーと思っていましたが、2週間が過ぎた頃から湿疹が出はじめ、日に日にひどくなっていく2人の姿を見ながらどうしたらいいの-と毎日泣いていました。外に連れて出てもみんなが子ども達を見ていう様な気がするし、友達からは病院変えた方がいいんじゃない?と言われとても落ち込みました。でもここで私がくじけたら、この子達は一生アトピーのままだと、強い気持ちを持ち、誰に何と言われても1年は頑張ると心に決めました。それからは少しでも子ども達の痛みをやわらげる為に朝の消毒は寝ている間にベッドにビニールシートをひき、ねぼけている間に消毒し、1時間のお風呂を楽しく過ごせる様にお風呂で見れるDVDを買い、毎日映画館の様におやつを食べながらDVDを見せたりと、いろいろと工夫しました。約6ヶ月で息子は服を着てるとアトピーとはわからないくらいになりましたが、娘がどんどんひどくなり、お風呂に入り続ける事に・・・。気が付けば1年が経っていました。1年間、毎日1時間のお風呂に入り続け、2人ともひざの裏に湿疹があるくらいになり、先生からお風呂週2回にしてもいいよと言われた時はとてもうれしかったです。
季節によって湿疹の多い時少ない時はありましたが、週2回のお風呂と煎じ薬をさらに1年半続け、そろそろ手記を書いて下さいと言っていただき、やっとこの日が来たんだと、先生を信じてがんばってよかったと思いました。今ではこの子達すごいアトピーだったんだよ、と笑って言える様になりました。
振り返ってみると2年半とてもとても長い時間でしたが、先生をはじめ医院のすたっふの方々、待合室ではげまして下さった方々、そして支え協力してくれた家族に深く感謝しています。ありがとうございました。
「アトピー手記」(お母様記述)2歳5ヶ月2014年2月5日
私の実家が高槻市にあり、私も以前アトピーで松本漢方クリニックに通っていた。
1か月の頃4か月の頃
頬に湿疹ができ始める。脂漏性湿疹というものだろうと考えていた。
4か月の頃
湿疹は治まらず、掻いて頬が膿とかさぶたでガサガサの状態。
予防接種に行った小児科でアトピーと言われた。
5か月の頃
しばらく実家に世話になることにして、松本漢方クリニックに通い始めた。
入浴前に傷を消毒し、入浴後に赤と黄色の塗り薬、傷のある所にはチューブの塗り薬を塗った。あと、2~3日に一度の薬風呂にいれた。
6か月の頃
ひと月ほどすると、症状は無くなった。
1歳9か月の頃暑くなり始めの頃、おなかから胸にかけて小さな湿疹ができた。
煎じ薬を飲ませ始める。
消毒、塗り薬と、症状のひどい時は薬風呂にいれた。
夏の間おしりや腰回り、肩の周りなどに湿疹ができていた。
2歳4か月
秋頃から肌がカサカサして掻き傷を作ったりしていたが、現在は大分おさまっている。
やっとアトピーのトンネルの出口が見えた!
<ステロイドを塗っていた頃>
1歳前から顔に湿疹が出始め、小児科で弱めのステロイドを出されぬっていました。でも、塗らなければひどくなり、体全体のかゆみに変わっていきました。
どこの皮膚科や総合病院に行ってもほとんど同じ薬。ステロイドとかゆみ止めの飲み薬…。
4歳のころ、ここは治る!という皮膚科へ。片道1時間半。
3週間ごとに通いました。はじめは強いステロイド。だんだん弱めていって、最後は保湿剤にしようということ。「そのステロイド(ストロング級)を体全体にべったりぬってください。」といわれました。少し薄く塗ると「薄く塗っていてはダメ。お母さんの愛情不足」とも。
そこに通い出してから1年半。5歳半の頃。
ある友達に「漢方で治してる。脱ステロイドでいいけど保険がきかないから、月に5万円かかる。」と教えてもらいました。月に5万円は無理!と思い、ステロイドを塗り続けました。
それから半年後、6歳の頃、やっとストロングのステロイドから弱めのステロイドに変わりました。「やった!やっと弱くなった!」と喜んでいましたが、もう弱いステロイドは効かない。ぬってもかゆみはおさまらず、2週間後に病院へいくと、「ちょっと早かったかな、元の強いステロイドに戻しましょう。」といわれ、ガーッン。出口の見えないトンネルに戻ってしまいました。そして、その駐車場で泣きながら半年前、松本先生を教えてもらった友達に電話しました。
<漢方に変えてから>
その友達はすぐに来てくれました。お友達の子は、うちの子より1歳上で、うちの子より卵アレルギーもひどかったのに、あきらかに良くなっていました。そしてまず、インターネットで松本先生の治療法や思いを読むように言われ読みました。治療費はかかっても絶対治るならその方がいい。
1年生になる前の春休み、松本先生のところへ行きました。「絶対治してあげる!」と握手してくれました。今までいろんな病院に行きましたが「絶対治る」と言ってくれたのは初めてでした。
それから毎日漢方のお風呂に入りました。
1年生の娘には薬を飲むことが苦痛のようで、毎日泣きながら飲んでいました。
もちろんすぐには良くならず、いいときもあれば、夜寝れない日が何日も続いたことがありました。朝も晩も赤い薬を塗っていたので、服ににおいがつき、学校で友達に「くさい」と言われたこともあったようです。でも確実に良くなりました。
今、松本漢方クリニックに通ってから2年半経ちましたが、夜寝る前に少し痒くなるくらいです。漢方のお風呂もほとんど入らなくてよくなり、飲み薬もなくなり、今はお風呂あがりにちょっと薬を塗る程度です。
あとは塗り薬でいいと今日言ってくれました松本先生。あともう少しのようです。やっとトンネルから出れそうです。
ありがとうございます。
妹(4歳)
妹の方も1歳頃、顔が真っ赤。弱いステロイドを塗っていました。でもあまり塗り続ける前に、上の子といっしょにお風呂に入ったり、赤い塗り薬を塗っていたので、飲み薬も飲まず、今はほとんど何もありません。