「幼児のアトピー手記」
(叔母様記載)4歳2017年1月13日
(叔母様記載)4歳2017年1月13日
私は叔母(39歳)で、現在アトピー治療12年目です。ステロイドを長年使用し、リバウンドでつらい思いをしているので、甥っ子に私みたいにはなってほしくないと思い、松本漢方クリニックを紹介しました。
【甥っ子現在4歳8ヵ月】
生後6ヵ月:
乾燥肌で、特に体がカサカサしていました。
1歳6ヵ月から2歳:
乾燥肌がひどくなり、松本漢方クリニックを初めて受診しました。先生にアトピーだと言われ、赤い塗り薬とエルタシン軟膏を処方してもらいました。私が漢方風呂に入っていたので、週2回私の家で入るようになりました。カサカサしているところに、薬を塗っていると治まっていたので、通院しなくなりました。
3歳6ヵ月:
赤い薬を塗っても乾燥が治まらず、体を掻くようになったので、久しぶりに松本漢方クリニックに行きました。先生に、「こんなにひどくなったのは、他医院へ行ったからだ。」と叱られました。私は長い間松本漢方クリニックのホームページを読んでいなかったので、他医院で処方される風邪薬の中に、抗ヒスタミン剤や、抗アレルギ剤が含まれていることを忘れていました。甥っ子は、皮膚科に関して、松本医院以外には行かないようにしていました。しかし風邪を引いた時は耳鼻科や小児科に行き、処方された薬を飲んでいたようです。それからは、いっさい他医院には行かず、先生に相談するようにしています。
どんどん皮膚の状態は悪化をたどり、顔もカサカサし、掻くようになりました。目のまわりも赤くなり、耳たぶも切れてきました。鼻がぐずぐずしていた2のですが、それもアレルギー性のものだと言われました。夜中に痒くて泣いて起きたり、昼寝時も痒くて寝つけなくなってきました。足は、掻きすぎて皮がめくれ、曲げられないくらい痛くなり、血や汁が出ていました。先生にみてもらうと、ヘルペスウイルスが原因だということで、抗ヘルペス剤を処方してもらいました。粉薬はカプセルに入れて飲むようにしましたが、煎じ薬はなかなか飲んでくれず、量を調節したり、牛乳やジュースに混ぜて、やっと飲むことができました。
4歳:
幼稚園に通うようになりましたが、症状は治まらず、帰宅すると血や汁が出るまで掻きむしり、「イーッ!!」となって泣いたり暴れたりしていました。昼寝をしたくても痒くて眠れず、祖母が1時間以上さすったり、薬を塗ってあげたりするのですが、それでもなかなか寝られないという状態が、毎日のように続きました。夜も2、3時間おきに「痒い!」と言っては泣き叫びながら暴れていたようです。顔もカサカサしていてしわっぽく、しんどそうな表情をし、体力も低下していました。幼稚園のプールの時間では、水がしみるからと言って入水せず、見学しました。お風呂も最初のかけ湯さえ、「ギャーッ!!」と叫んで痛がりました。煎じ薬は相変わらず嫌がっていますが、何も混ぜずに果物やゼリー、ラムネなどと一緒に飲めるようになりました。
4歳5ヵ月:
少しずつ皮膚の状態が良くなってきて、痒みも治まってきました。それでも時々、幼稚園からの帰宅時や遊んでいる時に痒くなって、「ワーッ」と掻くことはありますが、以前のように泣いたり暴れたりするほどではありません。顔のしわっぽさがなくなったせいか、表情もすっきりしているようにみえます。皮がめくれることもなくなり、血や汁もあまり出なくなり、抗ヘルペス剤も飲まなくてよくなりました。夜泣きも週に2、3日程度に減り、それも2、3時間おきではなく、1回程度になりました。
現在も治療中で、まだ完治はしていませんが確実に良くなっているのがわかります。これからも先生の指導のもと、一緒にがんばっていきたいです