「アトピー治療途中経過」
22歳2016年9月17日
22歳2016年9月17日
私が松本漢方クリニックを初めて受診したのは、大学4年生の2015年12月のことです。きっかけは、手にたくさん出来た小さな水ぶくれが、皮膚科でもらった軟膏を塗っても治らなくなったことからでした。私は、小さい頃から腕や脚の関節に湿疹があり、毎日母親に薬を塗ってもらっていました。また、小学校高学年の頃からは花粉症に悩まされるようになり、毎年春になると点鼻薬や飲み薬を使用していました。
中学生ぐらいの頃からは、たまに痒みがでるぐらいで、ほとんど肌が荒れることはありませんでした。ですが、その頃の私は自分の荒れた肌を誰かに見られるのが嫌で、自分が使っている薬がどんなものなのか全く考えたこともなく、少しでも痒みがあればすぐに薬を塗っていました。
手に水ぶくれが出来るようになったのは、高校2年生の頃です。最初は薬を塗ればすぐに治っていましたが、次第に効かなくなり、薬を塗ると余計に痒くなるようになりました。私は、その時初めて自分が使っている薬に不安を抱き、ネットでいろいろな記事を読みました。そして、ステロイドという薬の怖さを知りました。
その後、すぐに皮膚科に行き、ステロイドではない薬にしてほしいと頼んだのですが、「ステロイドを塗らないと治りません。」と言われ、結局ステロイドを処方されてしまいました。また、近所の皮膚科を何件か受診しましたが、どこも同じような回答をされました。
ステロイドを使わない治療をしてくれる病院なんてどこにもないのかとほとんど諦めていた頃、たまたまネットで松本漢方クリニックのサイトを見つけました。最初はどうせこの病院も同じだろうと思っていましたが、自分の免疫で治すという治療法や患者さんの手記を読み、ここなら治るかもしれないという気持ちに変わっていきました。それが私と松本漢方クリニックとの出会いでした。
初めて病院を訪れた時の感想は、漢方の匂いがすごくて先生がとてもパワフルでした。若干先生の迫力に気圧されながらも私の治療が始まりました。最初の2ヵ月はほとんど変化がなく、私にはリバウンドが来ないのかもしれないと思っていたのですが、3ヵ月経った頃、徐々に腕が赤くなり始めました。
そして、5ヵ月経った頃(2016年5月)、ついにリバウンドが始まり、赤かった腕がパンパンに腫れ上がり、脚の関節からはリンパ液が流れだしました。症状が出たところは、小さい頃によく薬を塗っていたところでした。それから腫れは2週間ほどで少しずつ引いていきましたが、掻くと皮膚がめくれ、リンパ液が出る状態は2ヵ月続きました。今はまだ関節部分にだけ痒みが残っており、肌も全体的に黒ずんでいる状態です。
最後に、いつも私を励ましてくれた松本先生、文句も言わずに漢方風呂に入ってくれた家族、毎回漢方を煎じてくれた母には本当に感謝しています。これからも先生に完治と言われるまで治療を続けていきたいと思います。