「アトピー治療手記」
28歳2015年6月21日
28歳2015年6月21日
松本先生の漢方治療を始めた2~3ヶ月間は壮絶な期間でした。2年たった今ではそんな状況があったことは想像もできません。いわいるリバウンドといわれる症状が現れ、太もものあたりから顔全体まで痒みが出てきて、肌はブツブツ、ボロボロでした。治療を始めた時期が夏だったため、暑い中過ごすことが辛いので一切外出もせず、夜は痒みのせいで眠ることができませんでした。それでも私は数値的にも軽い方だったようです。確かに、通院されてる方の中には、私より症状のひどい方がたくさんいました。それでも私にとっては辛い治療で、家族の支えがなければ乗り越えることができなかったと思います。3ヶ月目以降は、痒みもだいぶおさまり、「痒いときは掻いていい。」と先生に言われていたので、気持ちも楽に過ごすことができました。
私は生まれたときからアトピーの症状があり、幼少期からずっと皮膚科の病院に通っていました。母親に連れられて、いくつもの病院に通院しましたが、どこの病院でもステロイドの薬を処方されていました。ステロイドが良いものではないという意識は母にもありましたが、ちゃんとした知識はなく、どのお医者さんも処方してくるので、仕方がなくその塗り薬を塗っていました。中には、ステロイド治療の良さを力説してくる医師もいました。
大人になって、痒みが出てくると自分で病院に行きましたが、やはり出されるのはステロイドの薬。それでいいのかとずっと疑問を持っていた中、母親の知り合いから松本先生の話を聞き、通院することを決めました。とにかくパワフルな先生で、みんなの症状を治してあげたいという熱意を感じました。さらにホームページでの患者さんの手記を読み、たくさんの方が先生の治療法でアトピーを治しているのを知り、信じて続けることができました。
この治療を受けるにあたって、気力もお金も必要になってきます。私の場合は、家族の支えもあって、辛い時期も乗り越えることができました。今では残っていた黒ずみもだんだん消え、まだ痒みが出る部分はありますが、脱ステロイド治療でここまでこれたことが自信につながり、大きな喜びを感じてます。本当に悪いもの、良くしていかなければならないものをしっかり理解し、これからもこの治療法に向き合っていきたいと思います。