「アトピー手記」匿名希望40歳2014年2月17日
●2003年 春
瞼の目頭の辺りに1mmくらいの小さな吹き出物が出きました。
小さいクセにとても痒い吹き出物でした。
●2003年 夏
小さな吹き出物は、直径5mmくらいまで大きくなりました。
その部分だけ水分がなくカサカサになり、粉のように皮膚が剥がれ落ちます。
毎日知らず知らずの間に掻いてしまい、化粧をすると余計に痒くなりました。
●2003年 秋
直径1cmくらいまで大きく成長した吹き出物が小さく腫れ上がりました。
熱を持ち赤くなり、我慢できない痒さになりました。
自然治癒は難しいと思い、仕方がないので皮膚科に行く事にしました。
皮膚科では当然のようにステロイドを処方されました。
10年ほど前に働いていた職場で、先輩から聞いた話を思い出しました。
『肌荒れになって皮膚科に行き、処方されたステロイドを塗ったら驚くほど綺麗になった。嬉しくて顔全体に毎日塗った。薬代と通院費がかかるので塗るのをやめてみた。すると顔中が真っ赤に腫れ上がり外出できる状態ではなかった。どこの病院にいっても結局ステロイドを処方された。ステロイドを塗らないと働きに行けないから、仕方なくステロイドを塗り続けて10年経過した。今でも毎日塗り続けている。これから先も毎日塗り続けなくてはいけない。いい治療法が出てくるまで待つしかない…だからもし、ステロイドを処方されても絶対に使わない方がいいよ。』と言われた事を。
その話を皮膚科の先生にすると、『確かにステロイドは塗り続けない方がいいので、炎症が治まったらすぐにやめて下さい。まずは3日ほど塗って炎症している状態を一度鎮め、それから自然に治癒していくのを見守りましょう。ダメだったらその時はもう一度来て下さい。』との事でした。
痒くてたまらなく、何カ月も化粧もできずに落ち込んでいた私は、『3日塗ってまずは一度鎮め、自然に治癒』という、都合のいい魅力的な話に引き込まれてしまい、誘惑に負けて飛びついてしまいました。
3日だけならいいと思いましたが、結果的に3年以上塗り続けるハメになりました。
●2007年 春
ステロイドを1日塗らずにいるとジワジワと痒くなってくる。
最初は半年に1回塗ってしまったステロイド。
1カ月に一回、1週間1回、…と使用頻度がどんどん増えてしまいました。
塗る量も増えました。そして前みたいに瞬時に効力を発揮しなくなりました。
●2007年 夏
昔、職場の人からステロイドはやめるようにという忠告を受けたのに、気がつけば私も彼女と同じ道を辿っていました。
もうメチャクチャ肌荒れをしてもいいから、ステロイドはやめようと決意しました。
●2007 秋
掻きむしる頻度が多いせいか肌荒れは成長を続けました。
もう吹き出物というより、大きなできものが瞼にある状態です。
掻きすぎて血がにじむようになりました。
●2007 冬
年末に手に火傷をして皮膚科に行きました。
皮膚科の先生は、手よりも先に私の顔を見て
『まだ治っていませんね~。ひどくなっていますね~。』と呑気な様子でした。
結局またステロイドをすすめられ、断る事もできたのに誘惑に負けてしまいました。原因が分らず何年も続くできもの、痒くて毎日イライラします。
いつ治るのかどうすれば治るのかも分からず、現状から逃げ出したいという気持ちを抑えられませんでした。処方して貰ったステロイドは一度薄く塗ってやめました。同じ事を繰り返す事がバカバカしく、弱い自分に吐き気がしてやめました。
●2008年 春
できものはどんどん成長をし続けました。
正常な肌を浸食していくようにどんどんと領土を広めていきました。
もうおしゃれとかは無関係となり、本当に楽しくない毎日でした。
瞼を開閉するたびにできものがゴワゴワとして邪魔をし、パッチリ二重瞼は奇妙な状態に変形してしまいました。
●2008年 夏
『このままじゃ私鬱病になる』と思いました。
悪い出来事の全ての原因が、できもののせいだとすら思えてしまいました。
正しい病院を探し、正常な自分に戻りたいと思いました。
●2008年 秋
ネットで松本漢方クリニックを見つけました。
『やっと助かるかも知れない』と、希望の光が見えました。
松本漢方クリニックで初めて診て頂いた時、先生は『必ず治してあげるから』と言って下さりました。たとえそれがウソであったとしても、その時の私はその言葉にとても癒され感謝しました。心を救って頂いたような、明日から頑張ろうという希望が湧く言葉でした。私はアレルギーとヘルペスでした。
私は気管支喘息からアトピーに変わっただけなのだという事を知りました。
根本は同じアレルギーだなんて思いもせず、ビックリしました。
松本先生の論文を読まなかったら、私は一生自分の身体を知る事が出来なかったと思います。
処方された煎じ薬を飲み始めて
1週間後、体臭がなくなりました。
2週間後、鼻の中に沢山カサブタができ、鼻で呼吸する事は困難な状態でした。
1カ月後、瞼のできものは常にジメジメと液体を出すようになりました。
3カ月後、瞼のできものはさらに腫れ上がり、そしてさらに痒さを増しましたが不安はありませんでした。先生が『必ず治してあげるから』って言ってくれただけで、もう心は治っていたように思います。『痒かったらどんどん掻いて楽しんで』とも言って頂きました。私は掻くという行為がイライラする原因だったのですが、掻いてスッキリする快感を楽しむ事にしましたので、先生のおかげでノンストレスとなりました。
●2009年 夏
毎朝、目を濡らさないと瞼が開かないくらいに目ヤニがでていました。まるでお岩さんのように瞼は赤紫に腫れ上がり、瞼全体は常に熱を持っていました。会社にはサングラスをして行きました。主人と一緒に街を歩く時も、DVを受けていると思われるのを避けるため、常にサングラスをしていました。
●2010年 春
瞼の皮膚は蛇のウロコのようにキメが粗くゴワゴワしていましたが、殴られたように腫れ上がった状態ではなくなりました。瞼の開閉も少し楽になりました。サングラスは必要なくなりました。
●2011年 夏
風邪をひいたついでに気管支喘息になりました。最後に喘息が出たのは何年も前の事です。アトピーになったのに、アトピーの範囲が小さいから、それでは足りずに気管支にも出てしまったのでしょうか。2週間咳が止まらず、咳をするたびに体力がどんどんとなくなりました。免疫力が落ちていると実感しました。
しばらく煎じ薬を飲んでいませんでしたが、飲まないと悪いものが体から出ていかない感じがするので再び飲み始める事にしました。漢方薬の風邪薬も処方して頂きました。
再び煎じ薬を飲み始めて一週間もしないうちに、今までにないほどの偏頭痛におそわれました。病み上がりの私にとってはとてもキツイ出来事でした。呼吸をするたびに頭を金槌で叩かれるような激痛が走り、頭痛で一睡もできません。土下座をするような状態で丸くなって一夜を過ごしました。一歩、歩くたびに激痛が走り、会社に辿りつくまでに疲れきってしまい、仕事なんてまともにできる状態ではありませんでした。
先生に泣きつき、ベルスクロンを処方して貰いました。地獄のような激痛が、まるで手品のように嘘のようになくなりました。
●2011年 秋
歩いている最中や電車の中で座っている状態で、意識を失いかけるような状況が続きました。松本漢方クリニックで血液検査をしてもらいました。鉄分が足りないと言われ、アレルギーとは何の関係もありませんでした。
煎じ薬を飲まない日が長く続くと、なんだかんだと身体に支障が出てくる気がします。
●2012年 夏
瞼のできものは、赤みは残っていてカサカサしていて汗をかくと痒くなりますが、腫れは完全になくなりました。以前のジメジメした状態ではなくなりましたので、気軽に掻いて楽しむ事ができました。
●2013年 夏
瞼の出来物は、赤みもなくなり皮膚も正常に戻り、汗をかいても痒くなる事がなくなりました。完治です!
松本先生のおかげで、私は自分の身体を知る事ができました。
松本先生のおかげで、医者に嘘つきがいるという事を知りました。
危うく金づるのモルモットにされ続けるところでした。
幼い頃から『医者と警察と学校の先生の言う事はちゃんとききなさい』と言われて育ってきたため、どの医者の言葉も無防備すぎるほどに信じ切っていました。そして、すぐに治してくれるのが病院、すぐに治る薬があるのが当たり前、と思っていました。実は、治して貰っていたのではなく誤魔化されていただけなのだと、ようやく分かりました。根本的な解決につながらない事を、何十年も繰り返していただけなのだと知りました。私の心と身体を救って下さった松本先生には感謝しています。根本的な治療をして救って下さった松本先生に感謝しています。『治してあげる』という言葉は今でも忘れられません。
私がもし医者だったら、そのような責任のある言葉は言いたくはありません。
それなのに松本先生、本当にありがとうございました。治して下さってありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願い致します。
ちょうど一年前の平成18年9月初め、すがるような気持ちで松本漢方クリニックを初めて受診しました。花粉や黄砂が舞い始めたその年の春ごろから、顔が時々赤く炎症しかゆくなり始めました。初めは『たいしたことはない』と思い、ステロイド系の塗り薬を薬局で買って使用していました。しかし気がつけば、その後も薬を常用していました。炎症も顔中に広がり、本格的にアトピーのような症状になっている、と自分で気がつきました。近くの皮膚科にかかりましたが、2.3回通って、『あー、こんなのでは治らない』と直感的に思い、『このままではいけない』そう感じた私は、人づてに松本漢方クリニックのことを知り、早速受診しました。医院の待合には、アトピーの患者さんがたくさん座っておられました。そのときの私は、とても不安で、とても暗い気持ちでした。当時、お化粧も出来ない状況だったのです。人にとって一番目立つ顔が赤く炎症していたので、『これから私はどうなるのだろう。本当に治るのだろうか。』と周りの患者さんを見ながら、気持ちは沈んでいきました。
診察の後、漢方の煎じ薬と入浴剤を処方されました。漢方の煎じ薬を初めて口にしたとき、あまりの苦さに吐きそうになりました。『こんな薬を本当に飲み続けられるのだろうか。』と、また暗い気持ちになりました。一口ずつ、少しずつ時間をかけて飲みました。でも一週間もすれば苦さにも慣れ、なんと言うこともなくゴクゴク飲んでいました。
治療開始2,3日で胸や手の甲にも小さなブツブツが出来始め、とてもかゆくなりました。『来た来た!!これが皆さんの手記にも書いてあったリバウンドだ!』そう思いました。『体内の悪いものを体外に吐き出しているのだ。この時期を乗り越えれば、いつかきっときれいに治る!』そう自分自身に言い聞かせて、がんばろうと思いました。10日程したら、顔は随分きれいになりました。まだ目の周りは少し赤かったのですが、厚ぼったく硬くなっていた顔の皮膚が全体的にかなりツルっとした感じになってきました。
3週間後、胸の赤みは全く変わらず、顔も、目の下や頬が炎症し、ブツブツが出ていました。一ヵ月後、顔はほとんどきれいになり、炎症はわからなくなりました。手の甲の赤みが消え、枯れてきたような感じでしたが、胸の赤みは全く変わらず同じでした。このころから、太ももやお尻の周りが一時的にとてもかゆくなり、じんましんのような症状が出てき始めました。じんましんが出てきたので、これは回復に向かっているに違いない、そう思い、そのころから徐々に気持ちが上向いてきました。五週間後、煎じ薬の内容が変わりました。胸のかゆみはまだありましたが、患部は随分枯れてきました。太もも、お尻のじんましんは時々出ていましたし、手の甲のブツブツがまた復活したようでした。全体的に回復傾向にある中での、一進一退を繰り返しているようでした。でも、希望が持てたので、気持ちは楽になっていきました。『先生を信じてこの薬を飲み続ければ、いつかきっと治る!』そう思っていました。
症状は、部分的に良くなったり、またブツブツが出たりを繰り返していましたが、このころからまたお化粧が出来るようになったのは、女性としてとても嬉しいことでした。二ヶ月程経過したころには、ほとんど症状もなく、あちこち炎症していたところもほぼきれいになりました。見た目には治ったような感じに見えましたが、IgEの値は442と治療開始のころとあまり変化はありませんでした。体内ではまだまだ格闘が続いていると思い、とにかく完全に治るまで、煎じ薬を飲み続けようと思いました。治療を始めて半年くらい経った春ごろ、ちょうど花粉や黄砂が舞う頃、両手の甲にブツブツと赤い炎症が復活し、かゆいときもありましたが、赤い塗り薬を塗ってかゆみを抑えていました。
そして今年(平成19年)7月ころ、暑くなり始めたころから、汗をかくとあせもが出来ました。先生はこれもアレルギーだとおっしゃったので、、『体内にはまだまだアレルギーの元が潜んでいる』のだと思い、とにかく気長に煎じ薬を飲み続けようと思っています。現在IgEの値は347です。少なくとも治療一年経過して、現在の私は、他人が見ても、アレルギーを持っているとは、見かけ上は思えないほど、炎症しているところはほとんどないに等しいです。ここまで回復できたことを先生に感謝するとともに、これからも完全に体内のアレルギーを追い出すまで、煎じ薬を飲み続けていこうと思っています。
アトピーの苦しみは、経験した人にしかわかりません。特に女性は、顔など目立つところに出来ると、本当につらいものです。今、炎症がとてもひどくて暗い気持ちで悩んでおられる方も、きっといつか心の晴れるときがくると信じて、治療を続けてください。私もまだまだがんばります。とにかくあせらず、気長に、が一番だとおもいます。のんびりアトピーとお付き合いするつもりでいるのが、精神的にもいいと思います。
松本先生への感謝の気持ちと他の患者さんの励みになればと思い、途中経過を書かせていただきました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
松本先生のますますのご活躍と患者の皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。
「アトピー 花粉症手記」63歳女性2013年6月16日
6年程前から目の回りや指などに、湿疹ができ始めそのたびに近くの医院で、塗り薬と飲み薬で治療していました。
1週間程で治まるのですがしばらくすると又出ての繰り返しでした。
2年程過ぎた頃、目の回りと体に蕁麻疹があっという間(10分程)に出来、瞼がふさがる程顔が腫れて治まるまで3~4日かかりました。
それからたびたび繰り返して、外出先でも出る時があり慌てて帰宅することもありました。
いつ出るかも、分からないため外出するのも怖くなり、気分まで落ち込み段々外出も出来なくなりました。このままではいけないと思い、皮膚科を探していた時電話帳で松本漢方クリニックを知りました。
松本先生の治療方針も知らず受診したのですが、先生の治療法をお聞きしてここで治療していただこうと思い、お世話になり始めたのが、3年2ヶ月前です。
それから何回か繰り返し出たのですが、少しずつかるくなり、嬉しくなりました。
その後ヘルペスが手と足に出来て辛い時期もありましたが、ヘルペスも良くなり、この1年半程蕁麻疹も湿疹も出なくなりました。漢方を飲み始めてから、腸の調子も良くなり便秘もなくなりました。
血液検査の数値は、上がったり、下がったりで、まだ完治はしていません。何年も前から花粉症もあります。
これも少しずつ軽くなっています。
花粉症もなくなることを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。
「アトピー手記」匿名希望40歳2010年3月21日
最初に松本漢方クリニックを訪れたのは、8,9年前の夏の暑い時期でした。
最初は出張中に、腕に赤い湿疹ができたのですが、一向に引く様子も無く酷くなる一方なので自宅に戻った際に近くの病院で診察をしてもらい言われた通りの薬(飲み薬、塗り薬)をもらいました。
しばらくして、湿疹は消えたのですが。1ヶ月も経たないうちにまた再発しました。当時、仕事が忙しかったのもありストレスが原因かな?と思っていました。が、今度は腕だけでなく足や顔なども症状が出てきたので、再度病院にて別の場所に仕事で行っているのでよく効く強めの薬を出してもらいました。
これもすぐに効果は現れるのですが、またすぐに症状が現れるので、あれ??と思いながら薬を続けて使用、飲用していました。
こういった事をしばらくは繰り返していたのですが、ある日ついに顔が腫れて汁が出てきたのでネットでいろいろ調べて松本漢方クリニックを知り訪れました。
そして、先生から今まで使用していた薬の事、アレルギーの原因、根本治療とは・・・?という事をいろいろと聞き自分でも納得をしたので漢方治療を行なって行こうと決めました。
漢方の薬を飲みだして最初に手と顔が医院を訪れた時とは比べ物にならないくらいパンパンになり瞼も腫れ自分で表情すら作りにくい状態になりかなりテンションも下がりました。そうこうしているうちに顔や手から汁のようなものも出てきてかなりつらい状態が続きました。さらに熱も出てきたので、
熱が出たらこの薬を飲むようにと渡されていた薬を飲んだりしてかなりしんどい時期が続きました。その時期は毎日沈んでいたように思います。
それでも毎日毎日、漢方の煎じ薬を飲み二番、三番と煎じた薬をお茶がわりのように飲みつづけました。煎じ薬は、最初は苦くてとても飲めたものでは無かったけれど、毎日飲んでいるとだんだんと普通に飲めるようになりました。
また塗り薬(赤いやつ)も風呂上りと毎朝それに時間があれば塗っていました。これも最初は塗るとベタベタとして、うわーっと思いましたが塗ると手などのガサガサがましになるので塗り続けていました。
そしてなにより一番しんどかったのは漢方風呂でした、夏と言う季節もあって長い時間お風呂に浸かるのはかなりしんどい状態でした。
それでも、早く症状が出尽くして良くなりたい。と言う思いから毎日入っていたように思います。確かによく体は温まるのですが、なにぶん暑い時期だったので湯船に浸かったり上がったりを繰り返しながらなんとか2時間は入るようにしていました。それと2週間に1回は医院に行くようにしていました。
目の検査も定期的に行なったり、先生と話をする事によって、今の状態を把握できるのと完治への考え方を聞く事により辛い時期でも頑張れたように思います。1ヶ月ほど経つと髄分と症状も良くなってきて2ヶ月くらいで仕事にも復帰できるようになりました。
先生もIgE抗体を示す数値もだんだんと下がってきているのでこのまま治ればいいなと思っていました。症状も一通り治まってくると、運ぶ足も遠のいてしまい。それからしばらく(数年)は、医院を訪れることなく生活を行なっていました。が現在また通院しています。今度は最後まで治療を続けたいと考えています。
私は、幼少の頃よりアトピー皮膚炎と小児ぜんそくを患っており、いろんな病院へ行ってきました。特にアトピーに関しては、どの病院に行ってもステロイドの薬を出されるだけで、その時は一時的に治るものの完治しているわけではないです。7~8年前くらいから毎年秋口くらいになると首や顔に赤みがでてき特に首辺りは痒みが酷くなり、治らないとわかってはいるのですが、ステロイドの薬に頼っていました。当初は痒みが治まっていたのですが、治まっている期間がだんだん短くなってきて、ステロイドの塗り薬では効き目が悪いため、点滴を打ってもらうようになっていました。(その病院ではその点滴はステロイドは入っていないと言っていましたが・・・・)
1か月くらいはなんとか治まっていたのですが、その点滴も効き目がわるくなり、顔の色も黒ずんできこのままでは治るどころか酷くなっているのではと思い始めました。また普通の皮膚科では同じ診療で大してどこの病院も変わりなく、治せないのだなあと思いました。しかし、毎年毎年この痒みは辛くなんとか治さないといけないと思っている矢先に知人の紹介で松本漢方クリニックを知りました。
そこでの治療方法は漢方薬で治す(完治)というものでした。
まずはホームページでいろんな人の治療体験である手記を読んで治療方法を理解するためとのことでした。そこでのみなさんの体験を読んでみると、アトピーは完治するのだという明るい希望が見えました。
しかしながら、一方では治療を始めた直後に好転反応というか、ひどくつらい日々を過ごしている人たちも多く、自分もそのような経過をたどるのかと思うと、治療することに躊躇しました。
ただ、このままでは私のアトピーは治らないし、治るとすればここでの治療だというのもわかっていましたので、当時の会社の上司に相談し、もし休職までする可能性があると言った時に、その上司が「治るのであればおもいきってやりなさい」と言われてようやく決心がつきました。そして治療開始が2005年の6月でした。
2005年6月19日に初診をしていただき、血液検査とともに煎じ茶とお風呂の薬草と赤い塗り薬、化膿止め、消毒液をもらいました。その当時の症状は、顔、首、胸、お腹あたりまで痒みがあり、顔、首あたりは赤黒くなっていました。その日のうちに薬草風呂に入りました。翌日すぐさま症状があらわれてきました、一段と痒みがきつくなり目も腫れ会社にでるのが辛くなってきました。6月末くらいまでは夜寝るのも痒みと痛みがあり眠れない状態が続いたものです。
2005年7月~11月は顔・首あたりは赤いみや痒みがまだ残っていたが、体の痒みは治まってきました。
2006年1月~12月 昨年ほど酷くはないが、周期的に顔や首あたりに赤みと痒みが出てき、そのつど薬草風呂を入って赤い薬を塗っていました。体のほうの痒みはこの一年出ていません。
2007年1月~8月
体に斑点が発生したり、朝目があけにくく痒みが中々治まらない状態が続いた、8月くらいから次第に痒みが治まってきました。
2008年3月~2009年6月
昨年9月以降薬草風呂ははいっていませんでしたが、状態はよかったと思います。しかし3月になって、首すじあたりに痒みがでてきたので、再度薬草風呂を入り赤い薬を塗ることにより一週間くらいで治まってきました。その後、翌年6月まで状態はよく目立っての痒みや斑点等の症状は一切出ていませんでしたので、このまま治ってくれたらいいのにと思っていました。
しかしながら、2009年6月に入って少し日焼けをしたことから、久しぶりに顔が赤くなり痒みが出てきました。再度薬草風呂と赤い薬を塗ることにより一週間で治りました。
治療を始めて4年経過しましたが、かつての症状と比較すればめざましく好転しており松本漢方クリニックの皆様には本当に感謝しております。
まだ完治はしていなと思いますが、症状の発生頻度は少なく、発生の期間も長くなり日々の生活にも支障がない程度でおさまっています。
今後も引き続き治療に際してお世話になりますが、何卒よろしくお願いしたします。
ありがとうございました。
「アトピー手記」匿名希望58歳2005年11月5日
平成4年からスギ花粉があり、毎年2月頃から花粉症になり悩んでいました。花粉症にいいと聴けば、それを使用して、もちろんその間も近くの皮膚科・耳鼻科にも行きました。耳鼻科で鼻用薬の噴霧剤をもらって、楽になるので毎朝噴霧剤を使いました。まゆの所に湿疹が出たり引いたりしていました。薬を貰って、その薬を塗ったり飲んだりしていると時は、湿疹出がなくなりますが、飲まなかったら、又出てきて、少しづつ広がっていきました。これではだめだと思いました。
平成16年4月、松本医院に行きました。高槻には約10年住んでいたこともあり、松本医院に行くことに迷いませんでした。松本医院に行き、いままで経過を松本先生に説明すると、「必ず治してやるから」と言って下さいましたので、松本先生を信じて続けて行こうと、その時思いました。
飲む煎じ薬と、ネオヨジン液と、赤と黄の塗る薬をもらいました。飲む煎じ薬は、少し臭く、飲みにくかったが、治す為に飲みました。
9月から少しずつ目のまわりが赤くなり、顔がはれてきました。煎じ薬をもらって、洗面器に入れ、顔だけつけていました。日に日に顔から首、体と、湿疹がでました。そのころへルペスになり、1か月間薬を飲みました。
12月には、かゆみで夜も眠れない上に、ゴムにもまけ、体全体がかゆく、何もする気持ちになりませんでした。松本先生に、「煎じ薬のお風呂に入ります。」と言って、早く治りたい一心で、毎日時間を作って2~3時間、1か月入りました。その後は1日おき3日に1回、週に1回となり、それが8月まで続きました。
待合室で体験談を読んで、気持ちが楽になったことがたくさんありました。検査でも、IgEは50に、杉花粉も8,11に下がっています。
完治出来るまでもう少し頑張って行きます。松本先生よろしくお願い致します。
私が松本先生にお世話になり始めたのは、50歳も半ば過ぎでした。それまでに、腕や背中にポツポツと湿疹が出始め、痒みもだんだん強くなってきました。初めは、市販の痒み止めを塗っておりましたが、治まらず、近くのお医者さんに診てもらって、頂いた薬を塗っておりました。それでも治る様子がなく、痒みも背中全体になって、腕や手足にまで広がり、掻き出したら、あっちこっち伝染するようで、夜寝ていても、痒みで目が覚めるほどでした。
その頃、孫もアトピーということで、ママも何処か良いお医者さんを探しておりました。そうこうするうちに、身内でも、アトピーで悩んでいる人が案外多く、その人達から、高槻の松本漢方クリニックの事を聞きました。先ずは、孫を早く治してやりたい気持ちから、私が孫を連れて、診てもらいに寄せて頂きました。
その時に感じたのは、正直に申しまして(松本先生、怒らんといてや)、普通の町のお医者さんへ言ったら、「背中をみせて」とか、「口を開けて」とか、色々聞かれたり、診てもらったりするのに、松本先生は、孫の身体を詳しく診るでもなかったので、ただ気ぜわしい人やなと思いました。
その後、孫は、親の転勤で千葉県へ行ってしまいましたが、お薬は、定期的に送って頂いておりました。今度は、私が見てもらいに・・・。その時、松本先生は、「私が、治してあげます。心配いらん。顔のシミも取れるから。」と強くおっしゃいました。その言葉の強さに、全幅の信頼をよせました。
それから、私には嫌な煎じ薬を飲み、赤い塗り薬をお風呂上りに、背中一面と腕に塗り、初めは一生懸命していました。それが2年、3年するうちに、だんだん煎じ薬を飲むのをさぼる様になってきました。というのも、痒みのつらさが、何時の間にか忘れられる様になったからです。今では、煎じ薬全く飲んでいませんが、赤い薬とチューブの薬は、欠かさず愛用しております。この薬は、生涯、私の常備薬にしたいと思っております。
先日、松本先生から、「数値も下がって、普通と変らないです。」と言われて、心理的にも、鬼に金棒です。完全に治ったのです。
もちろん、孫もじきに治り、こちらへ来ても元気に遊びまわり、来年は、小学1年生です。
松本先生、本当に有難うございました。
「アトピー手記」匿名希望40歳2010年7月20日
アトピーの治療で通院しています。
もともとアトピー体質でしたが、2008年春ごろに症状が悪化してきました。
目のまわり、首、ひじの内側が灰紫色になり、かゆみも増してきたので、松本漢方クリニック様に受診することにしました。
煎じ薬、入浴、消毒、塗り薬による治療を開始し、2~3日で身体に反応がでてきました。肌が日焼けしたように赤黒くなり、患部が腫れてきました。
1週間ほどすると、特に顔の腫れがひどく、上下のまぶたの膨らみで視界もかなりせばまるほど。眼の中にゴミが入っているような感覚があるので、鏡で確認すると、下まつ毛がそり返って眼球にあたっていました。
かゆみは予想していたほどひどくはなりませんでしたが、寝る時には、体液(膿?)が出口を求めて皮膚の下を移動しているような感覚が続き、眠れませんでした。膿は患部以外の通常の肌からも汗のようににじみ出る状態で、朝になると寝室が臭くなっていました。私は外回りの仕事をしており、このような状態で訪問して、お客様には不快感をあたえてしまったと思います。しかし、仕事が出来ないというほどには体力を失ったわけでもないので、勤め先、お客様のご理解をいただいて、仕事は休まずに続けることができました。私の治療における、いわゆるリバウンドのピークは一ヵ月程度で終わりました。見た目においては、極端な腫れはおさまり、皮膚は全体に赤黒く、患部は少しただれているといった程度がしばらく続きました。かゆみはありますが、眠るのに苦労するというほどではありません。治療開始から1年半ごろになると、見た目の症状はほとんどなく、入浴後の2~3日間だけ患部がただれたようになり、2~3日して通常の状態近くまで戻り、 また入浴、というサイクルでの治療になっていました。煎じ薬はほぼ毎日飲んでいました。
2010年のお正月に「ちょっと休もう」と勝手に治療を休み、「ちょっと」がそのまま数ヶ月になってしまいましたが(スミマセン)、治療を再開。
松本先生のご指示 で、7月現在は煎じ薬のみの治療を続けています。
見た目には右目のまぶたが少しただれているだけで、それもほとんどわからないぐらいです。かゆみも右目のまぶた以外はほとんど感じません。
もうすぐ治療も終わると思います。
拝啓
手の皮膚の状態が良くなり、何年も過ぎてからのお便り、遅くなって済みません。読んでください。
私は、市内の皮膚科のチューブの塗り薬を、長いこと使用してました。両手ですが、台所の洗剤の荒れで、アトピーとは言われませんでした。血の検査もしなかったです。湿疹が出たりひいたりの繰り返しでした。
そうこうしている時、子供が学校で、湿疹が松本漢方クリニックの漢方の薬できれいになったという事を聞き、伊丹から高槻まで行きました。
私が始めて松本漢方クリニックに来たのが、平成7年、診察・検査の結果、アレルギー、アトピーとのこと。先生は、「治してあげるからね。」と言ってくれました。そして、煎じ薬を飲み始めて1週間くらいで、手のひら、頭のてっぺんから顔、耳、ひじと、赤く湿疹がパァーっと出て、特に手は酷くて、顔を洗うのも指先でサーっとでした。でも体には、湿疹が出なかったので、それだけが救いでしたね。
会社を、1ヶ月休みました。休んでいる間に、顔・耳・頭の赤い湿疹がひいてきまして、でも、手がまだ酷い状態でした。外出・買い物の時、綿の手袋をしたりして、仕事も行きました。
飲み続けて2年位で、手がきれいになり、ひび割れのようになっていたのが、跡形も残りませんでした。友達が、不思議がっていました。手を見ながら、頑張って飲み続けて良かったと、涙が出ましたね。
私(現在61歳)の息子(現在34歳)ですが、赤ちゃんの時から、関節とかに湿疹が出て、ポリポリ掻いてました。市内の小児科・皮膚科と行きました。出されるのは、チューブの塗り薬だけです。
体質改善とかで、皮膚に注射されたこともありましたが(3歳頃)、これは泣いて泣いてかわいそうで、続かなかったです。この頃(30年も前)は、薬(抗生物質)が体に悪いとは、思わなかったです。
そして息子も、2年くらい、煎じ薬を飲んだでしょうか。今は、体がきれいになってきまして、体内の悪い物(毒素)が出てしまったような気がします。他の病気も無く、元気で働いています。
親子で、湿疹・アトピーの辛さを実感してまして、頑張って煎じて飲み続けた結果と、思っております。本当に有難うございました。
敬具
「リウマチとアトピー」49歳女性2007年1月30日
2003年10月
朝起きたら、右手親指の付け根がポーンと腫れて痛く、「どこかで打ったかな?」「腱鞘炎かな?」程度で、特に深く考えず、2~3日様子を見ても治らず、接骨院に通いました。その後腫れもなくなり、治ったと思いました。
2003年12月
急に左足の指の付け根が痛く、またこの時も深刻に考えず、そのうち治るわぐらいの気軽な気持ちで接骨院に通いましたが、今度は良くならず、少し不安になってきました。
2004年2月
起床時、両手の指が痛く、こわばりが出てきました。すごく不安になってきた頃娘から「ひょっとしたら、関節が痛いのはリウマチかも知れないよ。病院で血液検査をするとすぐわかるから!」と言われたので、すぐに病院に行き、早速調べてもらいました。
その結果「リウマチ」という診断でした。
「リウマチ」ってどんな病気か、全く知識がなかったので、早速本屋に行き本を捜し、読みあさりました。大変な病気になったと思い、とても不安な毎日でした。薬剤師の人にリウマチの事を聞くと、一生薬を飲み続けるか、飲んでも治らず進行を止めるだけということや、進行していくと関節が変形する等
悪い事ばかりでした。
でも、私は悪くなることは考えないようにしよう。リウマチには3タイプあり、「短期間で進行が止まるタイプ」そういうタイプもあるのだから、と思うようにしました。
そして薬は、リマチル、ロキソニン、ムコスタが処方されました。
飲み始めると、一生飲み続けるという事が頭にあったのと、薬は飲みたくないと思い、何か他の方法で治そうと考えました。
まず最初に出会ったのは、友達の知人で、健康食品でリウマチが治ったと言うのです。私も健康食品で治るのならと服用してみたのですが効果がなく、2ヶ月が過ぎました。
ただリウマチが進行していくばかりで、両足の裏や指、両指の腫れる箇所が増え、痛みも増してきました。やはり、健康食品ではダメかなと思いました。
2004年4月
新聞に大々的に「新しいリウマチ治療、広がる生活」という題名で、リウマチの治療も今は進歩していて、治療に効果のある薬が出たとか、早期発見、早期治療がとても大事で「リウマチの診断がついたら3ヶ月以内に治療にかかれば悪くならない」と書かれていたのです。
同じ頃、テレビでもリウマチのことが取り上げられ、新聞と同じように「専門医にかかり、とにかく早期発見、早期治療を行えば悪くならない」と念押しをされたようでした。
ハッ!と気付き、私もまだ発症から3~4ヶ月だから、早く治療すれば悪くならないんだと信じ、病院に通い、薬を服用することを決めました。
2004年5月
ところが、1ヶ月に1回病院に通い、薬を飲み始めましたが、痛い箇所は足の指や足の裏と、手の指から手首、肩、肘、足首と徐々に増えてきました。
2004年6月
口が渇くようになり、整形外科の先生に症状を伝えると、シェーグレン症候群もあるかも?と言われ、サリグレンの薬を追加してもらいました。
また、顎関節も痛くなり、口の開きも悪くなる時もありました。そんな状態なので薬だけではダメだと思い、再度「リウマチの根本治療」という本を見つけてはその健康食品を服用したり、また薬局で「リウマチに効く」とあればその免疫ミルクを飲んだりと、何種類かの健康食品を試してはみたのですが、どれも効果があったかどうかは不明です。
結局は食品なので、そんなので「あのリウマチ」が治るなんてことがあるはずがないのですが、その当時はわらをもつかむ思いで、何とか治したいと思い必死で色々試していました。
2005年12月
そうこうしていく間に発症から2年間が過ぎ、薬が効かなくなり、指、肘、肩、手首、足の裏、膝、顎関節と全身の関節が痛くなってきました。
特に右手の中指がつっぱり、曲げ伸ばしをするとコキンコキンとなり、「腱が切れるといけないから注射をしましょう。」と先生に言われ、ステロイド注射だと聞き、「ステロイドは良くないのでは。」と聞き返したのですが、「炎症を起こしているのだから、火事は消さないと。」と言われ、私も腱が切れたら困るし、応急処置が必要なら仕方がないと思ってしまい、注射をしました。
ところが、指の付け根に注射をしただけなのに2~3日間全身の関節の痛みがすごく和らいだのです。恐ろしい程の即効性です。何か怖い気がしました。
そして4~5日後には、やはり怖い薬でした。今迄以上に全身の関節が痛くなり、寝ていても肘が特に痛くて、布団が持ち上げれない程悪くなっていました。
このままだとどうなるのだろう。どんどん悪くなって、変形したり寝たきりになったりするかも?と、想像するようにもなりました。ゾッとします。かといって薬を強いのに変えるのは絶対に嫌だしどうしようと、とても不安でした。
2006年3月
ちょうどその頃、大阪の友人から「リウマチが治る病院があるよ!」「治療は相当大変らしく、挫折する人もあるらしいけど、絶対治るんだって。」と、教えてもらいました。
でも、今迄リウマチは絶対治らない病気と聞いているので、「え~!本当?!」と思ったのですが、友達は「絶対に、本当に治るんだって!」と、私の背中を押してくれました。私は現在愛知県在住ですが、実家は大阪なのでそんなに遠くには感じませんでした。
早速松本漢方クリニックに行きました。医院の外観は想像していた大きな病院とは違い、普通の開業医という感じでした。でも、一歩中へ入ってみると、プーンと漢方薬のにおいに包まれ、「あっ本当だ。」インターネットに書かれている通りだと思いました。そして、まず最初は松本先生の診察の前に隣の部屋で今迄のアレルギーを聞かれ、その時に服用した薬が原因でリウマチになったんだと聞かされ、ビックリ。
そういえば花粉症になり、ただ何の疑問もなく医者に出されたお薬セレスタミンを飲み続け、気が付けば10年くらいになっていました。
強い薬だからとは思ったので、毎日は飲まず症状のひどい時だけ3日に1粒、1年で10粒ぐらいだから、自分ではいいと思っていました。
それがリウマチになる原因だと知らされ、信じられないような「え~?」としか思えなかった。ただ、ここ2~3年は花粉症が治ったのかなと思うぐらい症状が出なかったのは、松本先生の「根本治療」に書かれているとおり抗体が変化してリウマチになろうとしていたんですね。
その後松本先生に呼ばれ、今迄の症状や治療経過を話すと、自信たっぷりと「治るから、絶対治してあげる」と言ってもらえ握手をしました。
その後鍼をし、織田先生からこれからの心構えやリバウンドが出ても、それは体がリウマチになって「これ以上薬を飲んではいけない!と知らせてくれたんだよ。喜ばないと。全ては体が教えてくれているから。」と言われ、あっそうなんだ~と納得しました。
CRP :8.26 RF :286 血沈 :125 ZTT :13.3
今迄飲んでいた薬リマチル、ロキソニン、ムコスタ、サリグレン全てを一気に止めました。痛み止めのロキソニンを止めたせいか、座って立とうとすると、股関節、膝が痛くてサッと立てず、必死の思いで立ち上がっていました。本当に薬で痛みをやわらげ行動していたのが実感でき、薬の怖さがわかりました。
その後リバウンドがひどく、膝、足首、股関節の腫れと激痛のため、フローリングに座ったり、布団で寝ると起き上がれず、立ち上がるのに凄く痛いので、布団で台を作りそこに一旦体を倒して、やっとの思いで立ち上がれる。そういう状態が2週間位続きました。肩にも負担がかかり、痛みが増してきたため、もう布団では起き上がるのがとても辛く、ベッドにしたら少しは楽になりました。
なんとかこのリバウンドを乗り越えなくてはと思い、心配な事は松本先生に聞こうと電話をし、血液検査の結果をみて、「相当リバウンドが出るから、プロテイン、アミノバクトも飲んで、1週間に1~2回鍼に通って、お灸をしっかりすれば大丈夫だから。」と言ってもらったら、少し安心したような楽な気分になりました。
毎日がお灸と漢方薬を作り、痛い所がどんどん増え、全身の関節という感じでした。でも、絶対良くなると信じ、鍼も週に2回通い、お灸も毎日必死でやりました。足の甲や裏から足首は自分でやれるので、朝から2時間位かかり、昼は膝や手を2時間、夜に首や肩を主人や義母にやってもらい、本当に1日がかりでした。ただ、とっても熱いので力が入り、よけいに痛くなったり、とにかく熱くて熱くて一番辛かったです。
CRP :4.19 RF :410 血沈 :93 ZTT :16.3
2006年4月
初診から1ヶ月位で足の指が痒くなってきて、「もしかしたら、これがアトピー?」
思ったより早く出てきたので「やったぁ~アトピーだ」と嬉しかったです。
でも、これからがアトピーとの戦いです。
2006年5月
まず、お灸のあとが真っ赤→蚊に刺されたように腫れ(1cmぐらい)→じんましん状態に浮き出て真っ赤→じんましん状態が広範囲に腫れ真っ赤 この状態が足の甲から足首、ふくらはぎ、膝、ふと腿と、あっという間に広がり、首や手、体中にも出てきました。
もう痒くて痒くて辛い毎日でした。
そのうちアトピーがもの凄いせいか、リンパ液が溜まってきて足首は1.5倍足の甲は2~3cmの厚みになり、ふくらはぎから膝や腿までもリンパ液が溜まり、もう痒いわプクプクに腫れているわ、象の皮膚みたいになるし、悲惨でした。
ズボンもリンパ液のせいでパツンパツンになるし、靴も足の甲の厚みで入らないし、どうなるか不安で、3日に1回位松本先生に電話をしました。
松本先生は「プロテインとアミノバクトを飲んでいれば、リンパ液が出ていくから大丈夫。」と言ってもらい、その度に安心していました。
救いは、リンパ液が溜まりパンパンに腫れましたが、ジクジクにはならなかったので、それだけはよかったです。
CRP :1.15 RF :130 血沈 :15 ZTT :12.5
2006年6月
体は真っ赤で痒みとリンパ液の溜まったむくみで足はパンパン、皮膚がはち切れそうで痛く、歩くにも膝が曲げにくく、本当にリンパ液の辛い毎日がまだまだ続きました。また、アトピーが激しく、アトピー熱も出ましたが、フロモックスをもらっていたので大丈夫でした。
中旬頃にはようやく足の甲のリンパ液がどんどん出ていってくれて、一安心と思ったら、今度はお腹や背中のアトピーがひどくなり、体中白い所がないくらい、足の時と同様真っ赤からじんましん状態からブクブクに浮き出て腫れてきました。「足の次はお腹」と思い、まだまだアトピーとの戦いが続きました。
パジャマや下着もアトピーの痒みとチクチクで痛痒く、夜も寝れなくなってきて、2~3時間なんとか寝たら、痒みで目が覚めるという日が続き、想像以上の痒みの辛さを実感できました。
そのおかげで、リウマチの痛みは足のかかとが痛いと感じるくらいでした。それと、気が付けば指の腫れもひいてきて、牛乳パックやペットボトルも開けられるようになる等、生活に支障をきたしていた事が徐々に出来るようになっていました。
2006年7月
7月になると、足のリンパ液のむくみが見る見る減ってきて、足首や足全体も徐々に細くなり、元通りに近くなり、やれやれです。
しかし、セレスタミンを服用していたので、真っ赤だった所が真っ黒で、特に足首や足の甲はアトピーが一番ひどかった所でもあり、象の肌みたいにざらざら、ゴワゴワで、まだまだチクチクやら痒いやらで大変でした。
本当に、松本先生の「アトピーの根本治療」に書かれているとおりに体がなっていく事を実感しました。
CRP :0.57 RF :71 血沈 :16 ZTT :10.7
2006年8月
痒みは少しずつ減ってはきているのですが、まだまだ痒い状態が続き、着替えやお風呂に入ると、足全体から皮が剥け、床や浴槽の中が皮だらけになり、皮膚が再生されているんだなと思った。
2006年9月
突然耳の聞こえが悪くなり、耳鳴り、耳づまりがあり、近くの耳鼻科で聴力の検査をしてもらったら、やはり聞こえが悪く、メニエルか突発性難聴と診断され、薬は飲めないので、松本先生に電話をしたら、「ヘルペスやで!以前にステロイド注射してるやろ。それが免疫が下がった時に悪さをして、耳の神経についたんやで~、直ぐに薬を送ってあげるから。」と言われ一安心。漢方薬で治療中です。
そして膀胱炎にもなり、松本先生にはリウマチ以外にも治療して頂いています。
2006年10月
この頃には、気が付けば左指の付け根から手の平の腫れもひき、グーが出来るようになり、痛みとしては歩き始めにかかとが少し痛いくらいで、殆ど痛みを感じない程です。
CRP :0.58 RF :49 血沈 :17 ZTT :10.8
2006年11月
今迄はリンパ液の腫れやかかとが痛いため、スニーカーしか履く事ができなかったのが、普通の靴が履けるようになり嬉しかった。
2006年12月
念願の旅行に思い切って行ってみたのですが、どこも痛くならず、楽しく行って来れました。
後は、アトピーのあとが足の先から体中、真っ黒で「ヒョウガラ」のような体になっているので、少しずつ薄くなってくれることですね。
松本先生に出会っていなければ、今頃は・・・と思うと、ゾーっとします。何もしなくてもジーっとしているだけでも、どこかが常に痛く辛い毎日でした。今はかかとの痛みがほんの少し残る程度で、普通に生活が出来る事がこんなに有り難い事だと思え、家族や友人に感謝と、松本先生に感謝、感謝です。
今後も、まだまだ完治まで 宜しくお願いします。