私は、20数年花粉症に悩まされてきました。
ある年、何時もの時期より花粉症が軽くなり、これで治ったとのかとホッとした所、今度は、体のあちこちに湿疹が出てきました。あまりにも痒いので、近くの皮膚科に行った所、「今年は、花粉症の軽い人が、このようになる。」とのお話でした。数回通ったのですが、一向に良くならず、そのうち体中に黄色い汁が出るようになり、びっくりして、ある病院に行きました。
ところが、一時は良くなったのですが、また悪くなるばかりで、塗り薬がステロイドだと聞き、副作用で顔がパンパンになり、恐くなりました。以前、松本漢方クリニックの話を聞いていたので、思い切って行ってみました。
松本先生は、私の体を見て、「絶対、治してやるから。」ともおっしゃって下さいました。その言葉を聞いたとき、この先生について行こうと、心に決めました。握手をして下さり、暖かいその手の温もりに、心やさしい先生のお気持ちが、ずしりと伝わってきました。今までこのような先生にお会いした事がなかったので、びっくりもしました。
それから、私の湿疹との戦いが始まりました。煎じ薬を飲むのに、始めはつらかったのですが、治るのだと思うと、そのうちすんなり飲めるようになりました。薬湯に1時間入るのも、とてもつらいでしたが、毎日入る事が、精神的にもゆっくり出来る時間でした。水分を取りながらの1時間でした。
赤い塗り薬をつけると、体中ベタベタで、シーツは、黄色い汁と掻きむしった時の血が付いて、くさい臭いで、大変でした。
あまりの痒さに、夜中に何回も起きて、塗り薬をつけ、その後汁が出るので、ふいたりして、あまり熟睡出来ない日々が続きました。そのうち食欲もなくなり、体重も減るし、不安になったりもしました。
1時期治ってきたなと思ったら、またひどくなり、それが2~3回繰り返して、良くなっていくとの、松本先生のお話でした。私も、松本先生のおっしゃる事を信じて、がんばる事にしました。
仕事に行っていたので、途中遅くなったり、じんましんが出てきたりして、トイレで涙したこともあります。でも、家にいるより気がまぎれると思い、仕事を続けました。が、ヘルペスになり、足がパンパンに腫れて、1ヶ月仕事を休む事になりました。とても痛くて、つらいものでした。
そのうちヘルペスも治り、また仕事に行きました。相変わらず黄色い汁が出て、ズボンなどにつき、ベトベトでした。指先がひび割れて、台所をする時、必ず手袋をしてするのですが、痛くて、食事を作るのが嫌でたまりませんでした。治ったと思ったら、またひび割れて、指紋はなくなるし、この様な繰り返しで、気持ちがうつ状態でした。
でも、治るまで頑張ろうと自分に言い聞かせて、1年が過ぎた頃より、湿疹が治り始めました。夜中に起きて、掻きむしる事もなくなり、夜もゆっくり眠る事が出来た時には、涙が出るほど嬉しいでした。
これまでになるには、松本先生、看護婦さん、受付の方々、皆様の心優しいお気持ちがあったからだと感謝しております。あのつらい日々を忘れてしまいそうな今日、本当に、松本先生についてきて良かったと、心より感謝致しております。有難うございました。
後、もう少しですので、完治するまで、頑張りたいと思っております。今後共、よろしくお願い致します。
「アトピー手記」匿名希望52歳2004年5月22日
松本漢方クリニックを受診する3年前から、今までなったこともない膀胱炎になったり、接触性皮膚炎なったり、頭皮や顔におできのような塊ができたり、耳の中がジクジクと湿ってきたり(もしかして、浸出性中耳炎って、これ?と思ったけれど…・・・耳鼻科医師には診てもらっていません。)、いろいろと症状が出てきていました。
2001年の11月頃より、「ひ針(1ミリ程の針がついたテープ)」を貼った後が痒くなって、それが広がり、また、2002年の5月頃より、顔が痒くなり、2003年5月頃には、特に陽に当たると、顔も首も赤く痒く、下旬には顔の荒れもひどくなりました。顔全体、瞼も腫れ、目が引っ込んだ感じで、下を向くと、水ぶくれの皮膚がたれる感じがしていました。6月には、UVクリームを塗ると痒くて痒くて、もっとひどい荒れ顔になり、口の周りが赤黒くなって、バリバリしてきていました。
対症療法のごまかす感じの治療は受けたくなかった私は、インターネットで松本漢方クリニックを知り、「この先生なら、信じていいかも!」と思って、2003年7月に、初めて、大分県の田舎から受診しました。
2003年7月から、煎じ薬を1日に3回飲み、週に1回、薬風呂に1時間浸かり、生薬を化粧水代わりに首や顔につけたあと、赤い軟膏を塗ることを始めました。
8月には、足が腫れてきて、毛穴が赤く盛り上がった感じで、手にざらざらとふれる。
9月には、体中が鳥肌が立ってる感じになり、手足が荒れ、切れて、首の周りがアトピーのようになってきた。
10月には、首の周りが荒れ、肘や膝がアトピー様に赤くなり、首の付け根にグリグリが触れてきました。また、飲み込むときに、みぞおち部分に何か引っかかる感じだったので、胃カメラ検査をしたが「異常なし」だった。足の踵が切れて、靴を履くのが痛くなった。体中が痒く、胃が重く、おなかが鳴る。足を指で押すと型が付く。
11月には、爪が黄色っぽくなり、首の湿疹に汁が滲むようになったが、足の腫れは引き始めていた。松本先生は、「アレルギーの値は正常。今の症状は、ホルモン剤によるものだろう。」と言われていました。私は、10年ほど前の2~3年間、子宮筋腫のホルモン療法と、2002年8月~2003年6月まで、更年期のホルモン療法の薬を飲んでいました。痒くて、掻くと汁が出ているのが続いている。耳の後ろ付け根から汁が出る。首の前部分の赤みは枯れ始め、足の腫れと荒れは完全に引いた。
12月には、耳切れが耳たぶの付け根だけになった。首前部分の赤さが薄くなった。耳の中のじとじと感もなくなった感じ。
2004年1月から、寒いのもあって薬草風呂に入ってないが、それが今現在の5月まで、入ってないのが続いている。
2月になって、体中がまだらに白く、色が抜けた感じになってきたのに気づく。
4月になって、襟足の頭髪の付け根周囲の皮膚が、白くなって、その部分の髪が、ぐるっと白髪になってるのに気づく。たぶん、この状態も、元通りになるだろうと期待しています。
昨年の今頃のことを考えると、このくらいはno problemな感じですが・・・。
もし私が医師だったら、松本先生に教授していただきたいくらいです。先生、よくなるまで、ご指導をよろしくお願いします。
「アトピー手記」匿名希望43歳2011年11月11日
自分は小学校低学年の時神奈川在住で小児ぜんそくを発症し、高学年から四国は高松で育ちぜんそくは発症しなくなったが、もともとのアレルギー体質というものが完治されたわけではありませんでした。また遺伝的なものもあるのでしょうが…。
その頃はアトピー性皮膚炎と自覚するほどではありませんでした。
たまに皮膚科で飲み薬・塗り薬をもらっては落ち着いていましたが年々改善されるものではなく今日に至りました。アトピーに良いとされる食べ物や塗り薬や体質改善の注射などいろいろ試しました、病院も転々と変わったり落ち着いたなと思ったらしばらく同じ薬を使用し、合わないと思ったらまた病院をかえたりで、またステロイドの長期使用の副作用などがある事は知ってはいましたが症状が落ち着けばついつい使用する日々でした。
2006夏、知人に良い病院があると紹介された病院も結局はステロイドでの飲み薬・塗り薬で抑えるだけで血液検査の結果も30001gEを下がることなく4年、疑問を抱きながらも治らないのだろうと思っていましたが、また知人からアトピーが治った病院があると聞き2011年2,月松本漢方クリニックを尋ねました、漢方での治療があるとは知っていましたが自分でも初めての試みで正直不安とホンマに治るのだろうかという疑問もありました。
診察前の待合室で手記を読み、根本的なところから治療するのならばと希望と不安が交錯しいざ診察。その日が松本先生との治療の始まりでした。
長期のステロイドを止める事でリバウンドは覚悟するようにと言われました。
またなぜ長期使用したのかと聞かれたが自分はもう治らないものだと思い、それを抑えるのにはステロイドを一生使用するのかとも思っていました。
でも先生は治したるとはっきり言いました。
そんな事を言う先生は初めてで改善するのならばこの治療に賭けてみようかと決意しステロイドを破棄しました。
そして脱ステロイドから漢方を煎じて二週間でリバウンドの自覚症状がでました。それから1ヶ月目は壮絶でした、おおげさであるかもしれないが体中がむくみ、かいたらリンパ液はでるわ肌はボロボロ、思うように体が動かずチクチクする痛みがありヘルペスを併発(感染症?)しているといわれたが、リバウンドの過程で起こりうる事であったみたいで死にはせんとまるで予定通りだったみたいです。
自分はこの治療前、日頃運動もしており体力には同じ年齢の者よりあると思っていましたが、ヘルペスを併発した時はさすがに仕事も5日休みました。
一時期IgEの数値が20000まであがり半年が過ぎ下がりつつあります。
確実にステロイドに頼る事なく改善していると思います。
まだまだ全快ではないかもしれないが後戻りはできないと思い、信じてこの治療を続けようと思っています。
私は以前にフケ状の湿疹が出来て家内がお世話になっていた松本先生に漢方薬と紅い塗り薬を処方して頂いて1年位で治ったのですが、数年を経て平成20年12月頃より又頭に湿疹が出来て、首も赤くかさかさする様になりました。松本先生に以前と同じ薬を処方して頂きました。
首の後側が徐々に悪化し夜は痒みで眠れない日々が続きました。
平成21年3月2日多くのリンパ液が出ました、その後毎日リンパ液が多く出る様になり3月14日ヘルペスの薬を処方してもらいました、手足も痒くなり、夜は3時間位しか寝られませんでした、やはり漢方薬の入浴が良いとの事で、4月21日より漢方薬入りの入浴を開始しました。孫が以前松本先生に大変お世話になり重症のアトピー性皮膚炎を治して頂いたので漢方薬の入浴が良いのは、解っていました、ホームセンターで70×35×50の底に栓のついた容器を購入し、漢方薬を大きなやかんで(一番煎じ、二番煎じ)沸かして毎日入浴しました。2~3時間位は入浴していました。漢方薬は毎日家内に沸かしてもらい、紅い塗り薬も塗ってもらい、頭は坊主にして薬を塗りました。
風呂に入り始めて18日位で多少良くなり夜も眠れるようになりました。
漢方薬の入浴は、時間のゆるす限り続けました。
6月4日首の痒も大変良好、薬をつけなくても、つっぱり感がなくなりリンパ液も出なくなりました。
6月18日首が少し悪化している感じでした。漢方薬の入浴は続けました。
6月25日随分良くなって来ました。9月の始迄は時々入浴は続けました。
合計52回位は入浴したと思います。入浴時間は1回につき2~3時間です。
私の経験から漢方薬は濃い湯で入浴する事、時間をかけて入浴するのが良いと思います。
私は8ヶ月位で治りました。
治療を続けている皆様松本先生を信じて頑張って下さい。
有り難うございました。
「アトピー・鼻炎手記」匿名希望45歳2014年5月6日
私(現在45歳)は幼い頃より、鼻炎やアトピー性皮膚炎に悩まされてきました。皮膚炎には時々軽いステロイドも使いました。当時は副作用が怖いという認識はありませんでした。鼻炎の方は通院することはなく、不快に思いながらも耐えてきました。
2007年に娘が生まれ、暫くすると同じようにアレルギーがあることが分かりました。2歳頃より皮膚科や耳鼻科に行くようになり、私もその頃から鼻炎がひどくなり、二人で通院しました。二人とも抗炎症剤や抗アレルギー剤を飲み、一年程通院しましたが、改善しませんでした。このまま薬を飲み続けるのにも抵抗があり、高槻駅前にある松本漢方クリニックが気になり、ホームページを調べました。書かれた内容は、細かいところまで理解できませんでしたが、薬に頼らず、免疫を抑えずに治すということが自然で正しいと思い、2011年1月に初めて受診しました。初回の診察時に松本先生から必ず治るとおっしゃっていただき、休診時の連絡先までいただいて心強かったのを覚えています。
漢方薬を飲むと症状が楽になりました。目の下の痛みや、鼻詰まりが徐々に治まってきました。2013年3月に突然ひどいと高熱が出ました。今思えば、松本先生の治療方針をきちんと理解せず、覚悟も曖昧だったなと反省していますが、その時は驚いて家族に連れられ病院に行き、ステロイドを点滴されました。しかし落ち着いてから、これでは治らないと思い、再び松本漢方クリニックに行き、先生にお話ししました。怒られましたが、また通院することになりました。2013年10月に行った血液検査では、初回IgEが154でしたが、92まで下がっていました。まだ煎じ薬は飲んでいますが、鼻炎の不快な症状はほとんどありません(2014年5月現在)。
途中、道をそれましたが、今は風邪もひきにくくなり、体力もついてきて安定しています。娘の方も2歳の頃のような皮膚炎はなくなり、咳もあまり出なくなってきました。
これからも免疫力を上げる生活習慣を続けていきたいと思います。松本先生に出会うことができ本当に感謝しています。
以上
「ヘルペス アトピー手記」70歳女性2011年11月22日
足の湿疹
松本先生には、いつもお世話になっております。
母の手記ですが代筆させて頂きます。
母が来院するきっかけは、私の息子がアトピーで松本漢方クリニックに通っていたからです。
母は毎日のように孫の湿疹が治っていく姿を見て、自分も足に患っていた湿疹を漢方でと思ったようです。
きっと私が漢方を始めた理由等を幾度と説明しているうちに一年もの間、ステロイドを足に塗っていても良くならない事に疑問をもったのでしょう。
しかし始めるにあたって私は母に一言、子供と違って大人は長くかかるかも知れないし、さらにきつい症状が出るかも知れないが頑張れる?と聞くと母なりに理解し決めたみたいです。
覚悟はしていましたが、リバンドしては治るの、繰り返しでそのうちヘルペスも出来ました。
母は自分の想像したいたようには治ってくれない不安、先の見えない不安で弱音を言う度に私は励まし説明を繰り返しました。
本人はリバンドの繰り返しがきっかったのでしょう、近くの皮膚科の先生に見せて「一生のお付き合いになります。」と言われて帰ってきた時に私はどうせ一生ステロイドなら、漢方のお世話になるように進めた結果母も今までの努力を無駄にしたくなかったので、再び頑張る事を決心したようです。
始めてから2年以上が過ぎ、ようやく湿疹がひどく出る事なく落ち着きはじめたみたいで、今はヘルペスのチクチク感が気になるだけのようです。
これからも続けて行こうと思っていますので、よろしくお願い致します。
「自分を信じて治るまで頑張ります(アトピー途中経過)」48歳女性2015年11月24日
私が松本先生のところに来たきっかけは、めばちこ(麦粒腫)でした。どこかに眼科はないかな?と思って探していたところ、ふと目についたのが松本漢方クリニックでした。
その日は眼科の先生が不在とあって、松本院長に診断を受けました。その際、以前からアレルギーの治療を受けていた私は、とても不安を感じていました。でも、説明を聞いているうちに、やってみようと言う気になったのです。私が長年薬を飲んできたことを、これから覆そうと思いました。
初めはとても苦しかったです。治療を始めて三日目くらい経った頃、顔全体に腫れと痒みが生じました。そして、その状態が三ヶ月ほど続きました。それと同時にクシャミがとまらなくなり、とても苦しい日々が続きました。でもそれを乗り越えたら少しずつ症状が緩和されてきました。今まで抑える薬を処方されていた私に、何か新しい希望が与えられたような気がしました。
それからの私は松本先生を信じて、自分を信じて2年9カ月ずっと励んできました。これからも自分を信じて頑張るつもりです。私が頑張らなければ治らないと思うので、治るまで続けていこうと思っています。
「他院で脱ステロイド治療を経て松本漢方クリニックへ(中間報告)」42歳男性2015年7月18日
先生はじめスタッフの皆様、心からありがとうございました。手記を書く時はまず、この言葉から書こうと決めていました。4年程前の春に初めて松本漢方クリニックのドアを開けました。漢方のにおいが何とも心地良く感じたことを覚えています。診察室に入り、初めて先生とお会いしました。約10年間の脱ステロイドの経過を先生に聞いてもらいました。その時、先生はこう言われました。
『おまえ、アホかぁ~ 何をやっとんるんや~!』
『おまえ自身の病気やろ~ 今まで何を勉強してきたんや~』
『俺のホームページに掲載してある論文を解るまで読め~』
と怒鳴って怒られました。大人になって初めて怒られたかもしれません。正直ビビリました。でもその後に
『絶対治る』
『俺の言うこと聞いといたらええ!』
『でも病気を治すのは俺じゃない、おまえ自身やぞ!』
『力強く握手』
この言葉は絶対一生忘れないです。ここから私の漢方治療が始まりました。簡単に私のアトピー歴を書きます。
18歳で乳首が痒くなり、近所の皮膚科で塗り薬(ステロイド)を処方され直ぐに治りました。ここから間違っていたのです。治ったのではなく抑えられていただけなのです。それから、3ヶ月くらいして、足がジュクジュクになり、再度、ステロイドを使用し治まり、また3ヶ月後、腕がジュクジュクになり、ステロイドを使用して治まりを繰り返し、発症する期間が気付かないうちに少しずつ短くなり、26歳の頃にはポケットにステロイド剤を常に持ち歩いて生活していました。その頃に結婚し、いつもステロイドを使用している私を心配して妻が少しだけステロイドのことを調べてくれました。私自身もステロイドの使い過ぎは良くないことは知っていましたが、塗れば症状が軽くなるので特に気にすることなく使用していました。28歳のある日、「ステロイド辞めたら~?」の妻の一言で何も考えず脱ステロイドの扉を開けてしまいました。近所に脱ステロイドを売りにしている医院が偶然にあり、そちらに通院しました。そこでは血液検査や歯の詰物が悪いとか、ダニや花粉が駄目だとか、食べ物が悪いとかで保険治療なのにいっぱいいっぱいお金を取られました。1本3~5万円の歯の詰め物や数万円する布団のダニ除けシーツは、安月給の会社員には辛過ぎです。脱ステロイドの経過、症状の内容は今まで松本漢方クリニックで病気に打ち勝ち手記を書かれた皆様と同じように地獄のような日々でした。兵庫県伊丹市にある病院にも3ヶ月入院しステロイドを止めてから1年程で離脱反応のピークは過ぎましたが、体がしんどく、痒過ぎることが常でしたが、浸出液でジュクジュクした状態では無かったので社会復帰ができました。30代半ばも過ぎ会社でも責任ある立場となり体がしんどい、痒い、とは言っていられず、「少しだけならステロイドええかぁ~」と思いました。数年前にあれだけ地獄とまで思った辛い離脱反応を味わったのにまた使用してしまいました。まさに麻薬です。
私は若い頃から多趣味で釣り、スキー、ウインドサーフィンが大好きでアトピーが無ければもっともっとアクティブな人生を送れるのに~といつも悔やんでいました。ある日、アトピーのことをネットで調べていた時に偶然、松本漢方クリニックのホームページに辿り着きました。本当に偶然でした。アトピー克服の手記を読み、ほんまかいな~ でもこの医院は大阪の高槻市にあるではないですか。電車で20分程ではありませんか。これは行くしかない、救いの手がここにあるはずだ。その翌日には松本漢方クリニックの待合室で順番を待っていました。
松本漢方クリニックの漢方治療は『病気を治すのはおまえ自身やぞ!おまえ自身の免疫が治すんや!』と先生に言われたそのものでした。会社を1ヶ月休み薬草風呂に入りまくりました。6時間はさすがに入れませんでしたが、最低4時間は風呂場にクーラーボックスを持ち込みスポーツドリンクを飲みながら(アトピー症状があった小学5年生の息子と共に)入り続けました。煎じ薬も毎日、毎日、先生を信じ、自分を信じ続けて、3ヶ月が済んだ頃にはステロイドの離脱反応も治まり、治っていく実感がありました。そんなことを繰り返し2年が過ぎた頃には10月~4月の涼しい季節は症状がほとんど出なくなりました。5月~9月の暑く汗をかく季節は首周辺だけ症状が発症しますが、まぁ長い目を持って治療をしていきます。
現在、中学2年生になる息子も症状はほとんど無く汗をかいたら少し痒くなる程度まで良くなりました。
先生には『病気の本質』『現代医療の本質』『人間の本質』を教えてもらいました。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。