「アトピー手記」匿名希望23歳2006年11月3日
私は、もともとアトピー体質というわけではなかったのですが、社会人になってからアトピーと向き合うことになりました。
ある日、目じりの辺りが赤く腫れ痒みも少しあったのですが、「なんやろう、まあ、すぐ治るやろうな」というような、気持ちで軽く考えており、薬を塗っていませんでした。ところが、日を重ねても治らず、逆にひどくなっていました。
変に思い近くの病院に行ったところ、「すぐ治るよ」と言われ塗り薬をもらい、しばらくはその薬を塗っていました。
始めのころはよく効いていたのですが、完全に治ることはなく、痒くなったり、治まったりの繰り返しでした。
なかなか治らず、病院を変えたりもしたのですが、気がつくと赤みや痒みは体のほうまで広がっていました。
そんな時に、たまたま入った病院が、この松本漢方クリニックでした。松本漢方クリニックについての知識がまったくない状態で入った為に、始めは漢方という治療にすごく戸惑いを感じてしまいました。
漢方風呂に一時間つかったり、煎じ薬を毎日3回飲むなど続けていけるかどうか、正直不安でした。
しかし、松本先生の「必ず治してあげます。」という今までの病院では言われた事のない言葉に、この先生なら大丈夫と、思い続けていくことにしました。
漢方治療を始めた頃は、リバウンドですごくつらく夜もなかなか寝付けないような日々が続いていたのですが、一年以上たった今では、だいぶ楽になりました。
まだ、完全に治ったと言うわけではないのですが、松本先生を信じて続けてきて良かったと思っています。これからもよろしくお願いします。
「アトピー手記」匿名希望27歳2006年11月26日
今、思い返すと、あれは現実だったのかと疑ってしまう程、今は普通に呼吸し生きていられています。普通に生活し生きていられる事が、どんなに幸せか痛感した2年間だったと思います。同時に、健康でなければ・・・健康が何よりも一番大事だと思いました。
薬(ステロイド)が聴かなくなってき、アトピーがみるみる急にひどくなってきたのは今から約3年前の12月でした。
今思えばステロイドが効かなくなった原因は、仕事のストレスがあまりにも多くなってきたのと、対人関係のストレスが原因だと思います。今だからこそステロイドの恐ろしさを分かっていますが、当時は無知で、化粧水のように普通に全身にステロイドを使っていたので、しかも小さい小さい頃、たぶん・・・3歳前後位からです。なので麻薬と同じでそりゃ効かなくもなるでしょうと思います。
先に私のステロイド歴からお話すると、その小さい3歳位からお医者さんで出された薬(ステロイド)をぬっていました。確か奈良の有名な皮フ科にも行った記憶があります。母が言うには小さい頃からアトピーがひどく・・・顔も体も血だらけだったと聞いています。そして父の仕事の都合で、幼稚園より外国のタイのバンコクに引っ越す事になり、小学校4年生位までバンコクで暮らしました。母が言うには、タイに行った途端アトピーはなくなったと言います。
松本先生が仰っていたように、外国にはアレルゲン?が無いからアトピーも出てこないと言うのはこういう事だったんだと思います。
それから日本に帰って来てからは、近所の皮フ科に普通に定期的に行って、普通にステロイドを出されて、あたり前のように毎日中学~高校とつけていました。(確か日本に帰って来た時、そんなにアトピーはひどく出なかったのに、皮フ科に行って薬をもらってしまった事が良くなかったんだと思います。)
高校の時はクラブ活動でバスケットボールをしていて、アトピーはポツポツ。汗の関係もあって、少しひどいめに出ていたと思います。それでもステロイドでおさえつけていたので、私のアトピーがこんなにヒドイという自覚は全くありませんでした。
短大の頃はけっこうおちついていて、まず第一にすごくひどくなったのは社会人になってからです。言うまでもなくストレスです。その時は確か・・・
プロトピックという新薬でおさえつけ、同時に仕事もやめる事でアトピーもおさまりました。本当に恐ろしいです。「ステロイドじゃないから」と出された
“プロトピック”・・・。何であの頃の自分は自分が使っている物に対し無頓着で、何も考えていなかったのか・・・。何故そんな自分でいられたのか、今では考えられません。これを使ったらこうなる(効く)のは何故?という『疑問』を何でもたずに生きていたのか?本当にいい教訓になりました。同時に、あの時行っていた皮フ科の先生に「何で?何で先生、私のアトピーはどんどんひどくなるの?」と涙ながらに訴えていた私の問いに、「何が原因だろ~ね~」なんて言ってその度強いステロイドを平気で出していた医者が信じられません。殺人と同じじゃないですか?と、今なら思います。もう本当、ありえません!
そして次にてのつけられない位ひどくアトピーが出たのが3年前の12月です。先程も書きましたが、ストロングやプロトピックを使っていた私の身体には、もうステロイドは効かなくなっていたんだと思います。
3年前の冬、はじめは顔にプツプツ小さい赤いのができてきて、それがだんだん大きく広がってきてちょっと目立つようになってきて「これはやばいっ」と思い皮フ科に行かないと、考えていた時、上記の皮フ科には行かず、知り合いに教えてもらった新大阪の皮フ科に行きました。そこがたまたまステロイドを使わず、漢方で治療する病院だったので、私の離脱がはじまったわけです。でも当時は離脱がこんなにひどく、リバウンドがくるなんて夢にも思いませんでした。新大阪の病院はツムラの漢方と消毒液?だったかな?その水とで治療していくものでした。正直もう忘れちゃいましたが、はっきり覚えているのは、先生は医者ではなく研究者だったという事です。とにかく離脱したら後は耐えましょう、みたいな感じで病院には経過を報告しに行くだけ、みたいな感じでそこでも苦しくて泣いても気持ちは分かってもらえませんでした。看護士さんにも「夜、背中から汁がたくさんでてグチョグチョになって寝られないんですが、いい方法ないですか?」と困って真剣に相談しても、「大人用のオムツをひけば?」みたいな冷たい回答でした。そんなちゃんと話も聞いてくれない、これから先の事の状況説明もしてくれない医者のところで耐えられる程、私のアトピーは甘くありませんでした。
リバウンドもますますひどくなり、接客業だった仕事を続けられなくなる程、顔が段々おバケみたいに色も変わってきましたので仕事をやめ、治す事に専念しようと思いました。ですが、仕事をやめた途端アトピーは顔だけでなく全身に出てきました。たぶん緊張の糸がとけたのんだと思います。「これで人に会わずにすむ」と体が安心して、一気にアトピーを体へも出してきたのでしょう。
それはそれは、人の生活じゃないひどさでした。顔はキズだらけ、赤くはれてまるで被爆した状態でした。体は背中から黄色い汁は止まらないし、関節も曲げられない。手は指1本で10ヵ所以上切れ目が入っていてパンパンにはれ、動かせずグローブ状態でした。夏はニオイもひどく、かくと後が痛いので寝る時はくくりつけて、もうそれは人間の生活じゃない状態でした。
冬には皮フが生まれ変わる痛さで、家の中を歩いて風が肌にあたるだけでも痛く、服も着られず、てるてる坊主状態で家にいました。正常な皮フが腕の外側のちょっとした部分だけしかなかった時は、そこをイスに当て、もたれかかって休んでいました。皮フがジュクジュクすぎて楽に姿勢もとれず、寝る事もできない時はそうしていました。
もちろん、呼吸して生きているの自身がつらかった毎日でした。
そんな毎日でも、母と彼氏は私の事を支え続けてくれました。
その頃は少しでも気がまぎれるよう大きいTVを買ってくれ、WOWOWとかもつけてくれました(笑)あれで大分気がまぎれて過ごせたなぁ(笑)
彼氏もそんな私でも一緒に外を歩いてデートしようと言ってきました。普通ならさけますよね、そんな彼女・・・。未だによっぽど外にデートしに行きたかったのか、私を励ます為か、疑問な点はありますが・・・。(笑)
とにかく2人にはすごく助けられました。
でもすごく効果があったのは、タイのバンコクへ行く事でした。
先程もちょっとふれましたが、タイへ行くと不思議と日本より回復速度が速いのです。私が感じるに、2~3倍の速さでよくなっていきます。なので、ひどくて耐えられない時はタイに逃げていました。多い時で1年の間に5回くらい行ったり来たりしていました。本当にひどくて死にたいくらいの時は、気持ち、精神的にすごく楽になりました。そういう場を与えてくれた両親にすごく感謝しています。
そして松本漢方クリニックに出会ったのは、タイにいてホームページを見た時です。知人に教えてもらったのです。その時はじめてアトピーについて、ステロイドについて、分かったような気がします。
その頃(松本漢方クリニックのホームページに出会った頃)はリバウンドの中でも特にすさまじい時で、みなさんの手記にどれだけ支えられたか・・・。
そして一旦日本に帰って来て、松本漢方クリニックへ行きました。
その時には一時のピークは過ぎていましたが、漢方と漢方フロ、紅いぬり薬で新たにがんばる事にしました。それが今から約1年前の事です。
そこからは松本先生より、「ステロイドを出し切って治さなアカンからタイへ逃げても仕方ない。タイやと症状は出なくても治ったわけではなく、ひそんでるだけ」と言われ、タイに行く事はやめ、日本でまたやり直す事になりました。
そこからも長い道のりでした。
漢方を煎じて飲む、おフロも漢方で作る、消毒などなど、本当に大変でした。乗り越えられたのは、アトピーは治るという確信と、周りの支えがあったからだと思います。
寝るのがやっと楽になったのは、アトピーがひどくなってから約1年半たってからです。その時は本当に幸せでした。
普通に生活ができる、顔を上げて歩く事ができる、半そでの服が着れる、帽子をかぶらなくていいなどなど、普通に生活が出来る事が今はできて本当に幸せです。
今でも完治したわけではありませんが、少し食べ物に気を使って、ストレスをためず生活をしていたら、アトピーがあんなにひどかったなんて絶対分からないです。今は少し黒くなった肌と、傷やシワとして残ってしまった部分をケアして、自分が考えていたように過ごせなかった24歳~26歳をとりもどすべく毎日励んでいます。
アトピーがひどくなって失ったものもたくさんありますが、得たものもたくさんあります。
支えてくれている周りの家族や松本先生、医院の方々、ありがとうございます。
この体験で得た経験、成長できた、考えれた部分を大事にしていきたいです。
本当に文章が下手でごめんなさい。
今これを読んで下さっている方で苦しい時期の方、きっと良くなります。
そしていつかは、そんな事もあったね~っと思える日がやってきます!
だから一緒にアトピーと闘いましょう。
「アトピー手記」匿名希望20歳2006年8月28日
私は、小さい頃からアトピーをもっていました。ストロイドはよくないと聞いていたけれども、近くの皮膚科に行くとストロイドを処方され、ストロイドを使用していました。小学4年生のときには松本漢方クリニックを受診して、漢方で治療するようになりました。ストロイドを使用していたときは、すぐによくはなるけど、使用しなくなるとすぐにアトピーが出現しました。しかし、その小学生のときに肘を漢方で治してから一度もアトピーが出ていません。これも松本先生に出会って一生懸命に治療してくれたおかげです。今は忙しくなると、顔に少しアトピーがでてきますが、毎日漢方を飲んで塗り薬を塗布し治療にはげんでいます
今は痒みも昔ほどなくなり、肌も強くなったのか、治ったのか、少し掻いたくらいでは傷も血も出なくなりました。昔は、掻けば皮膚がポロポロといっぱい落ちる程に乾燥していたのですが、最近では潤うというまではいきませんが、乾燥していても、以前より皮膚がポロポロと落ちる事が少なくなってきました。
僕の場合、手の甲や腕、首、顔、腹、ひざの裏、腰が特に悪く、前までは、すぐ乾燥等して、関節が曲げにくかったり、顔や首の赤みが気になっていました。ですが、今では痒みはあるものの、関節はスムーズに動きますし、赤みに慣れてきた事と、赤み自体が少しマシになった事で、色々と生活し易くなりました。
最初漢方薬を飲み始めた時は、『本当に治るのだろうか』というのと、『続けていけるのか』という心配がありましたが、実際まだ完治していないのにもかかわらず、確実に改善されてきています。
アトピーというのは、自分との戦いだと思います。松本先生は、「痒ければ、掻けばいい」と言いますが、なかなかこれが難しい。例えば、今から外出しなければいけない、しかし顔が痒い。掻けば血が出てしまう、又は傷が残ってしまう。でも仕方ないので、掻くと、傷が残り、外出の間中、その顔が他人にどう見られているかが気になってしまい、それで1日が終わってしまう・・・。このような事がよくありました。
でも実際は、自分だけが気にしていて、他人にとっては、それほど重要ではない事が、ある日友人の言葉でわかりました。
少し、何が言いたいのか分からなくなりましたが、とにかくアトピーを治すためには、何も気にせず、自分が頑張らなければならない病気だと思いました。そして、その自分を支えてくれるのが、松本先生の「絶対に治る」という言葉と、それを可能にする治療法だと思っています。
「アトピー手記」匿名希望24歳2013年2月27日
平成20年頃より皮膚の荒れが特に足に出るようになりました。
近所の皮膚科に行き、さまざまな塗り薬、飲み薬を処方され、服用していましたが、ひどい部分は一時的に良くなるものの、今度は別の場所から荒れが始まるということの繰り返しでした。
そんな折、知り合いから松本漢方クリニックの事を聞き、平成23年3月に初めて診て頂きました。
先生の「治らない病気はないから」という力強いお言葉を聞き、漢方での治療を開始することを決心しました。2種類のせんじ薬を飲み始め、煎じたものを湯船に入れてお風呂に入り始めます。また2種類の塗り薬も頂き、お風呂上りや普段にぬるようにしました。
松本先生から、漢方を始めて最初の方は、西洋の方法で上から症状を抑えつけていたものを出すので、目に見える症状は悪化する可能性があると伺っていました。確かに、今まで足やひじ等にしか症状が無かったのですが、手の甲が荒れたり、お腹のあたり全体がかゆくなったりと、今まで出ていなかった所からも症状があらわれました。夜も眠りにくい日もありましたが、「かゆいときは好きなだけかいて良い」と言って頂いていたので、その分ストレスは軽減されていたように思います。
毎日煎じ薬を飲む・煎じ薬を入れたお風呂には出来るだけ長くつかるようにする、気付いた時には塗り薬を塗る、という事を続けた結果、だんだん症状が引いていきました。まずお腹のかゆみが無くなり、手の甲の荒れも徐々に消えていきました。1年後には、全身の症状が嘘の様に治っていくのが感じられました。初めは症状がひどくてストッキングもはけないくらいに荒れていた脚も、今では水着で海に行っても全く気にならないくらいにきれいになりました。
症状がしんどい時には、病院で一緒に順番を待っている女の子のお母様に、「大丈夫、絶対治るから。私の娘も本当にひどかったけど、今ではすっかりきれいよ」と勇気づけて頂き、本当に心強かったのを覚えています。
もう治らないとあきらめかけていたこの症状でしたが、治療を始める勇気と続ける根気をもって挑戦して良かったと思っています。この場をかりて、松本先生にお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
松本漢方クリニックでのアトピー治療を通じた変化を記したいと思います。その中でも、
①肌の状態、②その他の変化、③心理的な変化、に焦点を絞って手記を綴ることにします(その際、他の方々の手記と内容が重複しないように気をつけるつもりです)。なお、手記の最後では簡単な感想を付けてあります。
筆者が受けた治療について述べておくと、それは松本漢方クリニックでの一般的なアトピー治療に当たると思われますので、治療内容については他の方の手記をご覧ください。治療を受けた期間は、約2年から3年です。アトピーはまだ完治していない状態ですが、治療に一定の目途がついたということで、今回手記執筆という運びとなりました。
まず、肌の状態について記します。結論から述べると、本来の人間の肌が戻ったように思います。筆者が受けたそれまでの治療がステロイド中心であったこともあって、肌が暗く、硬く、そして乾燥した状態にありました。ところが、治療開始から数年経過した今、そのような肌の状態は見られなくなりました。もちろん、アトピー治療である以上、痒みや痛みが治まったということは言うまでもないことです。しかし、治療前の筆者の写真と現在の様子とを比べてみると、当時のステロイド療法に特有の肌が最も目立ちます。この治療によって、そのような肌ではなくなったことが、大きな変化の1つです。
次に、その他の変化について記します。大きな変化として、花粉症の症状が軽減しました。筆者には、アトピー治療と花粉症治療の因果関係や共通点については、分かりません。ですが、おそらく、免疫の構造という点で共通性があるのでしょう。その問題は別として、ここ数年、花粉症の症状に悩まされることがなくなったことは、思わぬ大きな収穫でした。この面でも、病院に依存する傾向が減少しました。
さらに、心理的な変化について記します。治療の前後と比較して、心にゆとりが生じたように思います。それは、おそらく、肌の痒みが軽減したことによるものだと考えられますが、無意識のうちに身体を掻いているという行為は確実に減少しています。そのため、日々の生活に落ち着きを取り戻すことができました。あくまでも、筆者の主観的な変化に過ぎないものですから、本当のところは分かりません。しかし、気持ちに余裕が生じたことは内面での大きな変化だと感じています。
最後に、松本漢方クリニックでの治療を振り返ります。治療をしている最中には、大変つらかったというのが一番でした。しかし、今治療を振り返ってみると、痒みから解放されたということ以上に、痒みに対して、あるいは痒みからくる精神的ストレスから解放されたということの方が、治療から得たものとしては大きかったと思います。なぜなら、痒みのために集中力がそがれることが格段に減少し、アトピー患者として他人から見られているという意識がいくらか減少したためです。もし今もアトピーに悩まされていると考えると、恐らくはつらい状況が続いていたでしょうから、そのようなストレスに今も苦しんでいるのだなと思います。そう思えば、アトピーの症状やアトピー治療に苦しんでいたことは、そんなに大きな代償ではなかったと思います。しかし、自身のアトピー治療はまだ完了していません。今回の手記は、治療がひと段落したということで書きました。そのため、しばらくはまだ治療が続くでしょう。
最後になりましたが、この場をお借りして、先生に感謝の意を証します。どうもありがとうございました。
以上
「ステロイドと私と漢方」28歳女性2005年8月14日
今年の6月で、私は、松本漢方クリニックの漢方治療歴が丸3年を越えたと思います。この医院のことは、近所に住む方から伺っていました。しかし、生後9ヶ月の頃に『アトピー性皮膚炎』と診断され、ステロイドとともに生活してきたし、クロレラや、りんご酢、某プルーン、温泉など、民間治療などと呼ばれる、良いとされることはいろいろ試してきました。しかし、どれも、完治ではなく、波のある中で、上手く付き合うといったところ。結局、発疹が出れば、ステロイドを塗って・・・・と、繰り返しました。なので、「ステロイドを絶対使いません。」っと言い切っていらっしゃるこの医院の“漢方治療”に躊躇していました。
☆平成14年6月(25歳)
意を決したように(本当に勇気が要りました)、父・母・姉に、『松本漢方クリニックへ、明日行くから!!』と言い、当医院のホームページを夜な夜な読みました。そこには、想像していたよりも、他の病院で説明を受けたよりも、実感していたよりも、恐ろしいステロイドの実態が。今まで知りもしなかったアレルギーのことが、明解に書かれてあり、怖くなって、涙が止まりませんでした。
しかし、一生ステロイドと生活していくことに、疑問と不安を抱いていた訳で、この病院へ行くしか手はないと、強く思いました。幸い、家族の理解も得られ、翌朝、松本漢方クリニックを訪れました。
☆松本漢方クリニック到着
漢方のにおい・・・。医院に着き、診察を受け、採血、もう一度診察を受けました。余談ですが、うちはゆっくりしゃべる家族なので、松本先生は早口で、待合にいる時から、「すごいな・・・」と。しかし、めがねの奥の目がやさしそうだな・・・・と思いつつ、ホームページを熟読していないことに、心が痛みました。松本先生たちは、こんなに治すために本気なのに、私は・・・・(ゴメンナサイ☆)。
皮膚が黒いのも、足のベンケイがカピカピ(ひび割れみたい)なのも、目の下のひどいクマも、ステロイドの後遺症だということがわかりました。『絶対、治してあげるから!』と松本先生。
☆昨日までステロイド、今日から漢方
昼過ぎ、父の待つ家へ戻り、さっそく用意してくれていた、耐熱ガラスポット??で、漢方薬を煎じること40分。家中が漢方のにおいでした。一番煎じをカップ1杯飲み、午後から仕事に向かいました。夕方には、皮膚が赤くなり、体中がムズムズかゆくなってきました。でも不思議と、今までの嫌なかゆみとはちがいました。
夜には、漢方の入浴剤入りのお風呂に、きっちり1時間。ゆでだこのような私。赤い塗り薬をしっかり、ほぼ全身に。一言で言うと、疲れ。でも、これ(漢方)、いいかも。
翌日から、父・母を頼りに、1~3番煎じを、処方通り欠かさず飲み、漢方の入浴剤も鍋で煮出し、父・母・姉入浴時の協力による揉み解しの後、約1時間の入浴。赤い塗り薬を塗り込み、顔にも塗り込み込み・・・・家族全員で、私への協力生活が始まりました。微熱も出ました。約半年37度が続く・・・・。
7~9月にかけて、ホロセ??(皮膚を蚊に噛まれたらできる、プクっとしたかゆいもの)が、全身、いたるところに複数できたり、しばらくしてひいて、と繰り返す。蚊に刺されたか??とも思いましたが、ちがうのです。
首・腕の付け根・ひじの内側・お腹・ひざの裏に、おはぎを平らにして、ペトっとくっ付けたように、発疹が出ました。かゆい⇒掻く の繰り返し。でもかゆいからと言って、今までみたいに、イライラしない。
ヘルペスも出ました。ネオヨジンで、消毒も、毎日全身。体力が、ガクッと落ちたように感じました(疲れやすくなった)。汗をかくことが、気持ちいいと感じ始めたのもこの頃。
でも、日々、漢方。出張先にも、フルセット持って行きます。職場で、ん・・・??漢方のにおい??と言われることもしばしば。
☆平成15年1~3月。
腕がボコボコに、皮膚が硬くなり、皮膚の内側から何かが押し出て来るような、凸凹。痛く、かゆく、なんとも言えない状態。それが繰り返し出てくる。デコボコが、さらにデコボコ。まるで原型をとどめない感じ。ひどい。なに、これ??
人に見られたくない。触られたくない。塗り薬は、がまんして塗り込む。お風呂を、熱めにして入ってみる。・・・と、ボロボロ垢が取れる。この繰り返しから、毎日辛いけど、楽しい入浴となりました。体温36度台に。
このデコポン事件を境に、皮膚はずいぶん滑らかになり、ヘルペスの恐怖も消え、決まったところにしか、発疹も出なくなりました。それでも、発疹はおはぎのような感じです。かゆいです。掻きます。あとは、やはり、皮膚の黒ずみが気になります。
☆平成16年~
発疹もほとんど出なくなり、掻くこともめっきり減りました。が、相変わらず、全身赤い塗り薬を塗り込んでいます。
母協力の1~3番煎じを飲み、松本先生の許可が出て、1日おきに漢方の湯へ入り(普通のお湯でも、平気になっていた)、それの3~4に1回、脱皮を繰り返していました。
今年(H.17)の初めには、「色が白くなってきたね。」と言われるようになりました。でも、皮膚は黒ずんでいます。4月以降は、松本先生の許可も出て、週1回の漢方の湯に入り、脱皮。煎じ薬はほぼ毎日飲んでいます(月に2~3度、漢方休日があったり、なかったり)。そして今日にいたっています。体も軽いです。風邪もひかなくなりました。この辛く、楽しい日々を思い出すのも、忘れるくらい必死で取り組みました。もうすぐ、結果(完治)が出せるといいです。
「私のアトピー手記」29歳女性2004年9月25日
千葉県在住
私が松本漢方クリニックにお世話になり始めたのは、2001年10月のことでした。当時、夫が仕事の関係で、大阪にいたので、結婚(2001年8月)と同時に、高槻に住み始めました。
その頃の私は、ステロイド軟膏を当たり前のように使っていました。しかも毎日。(今考えると、とても恐ろしい事です。)
主婦を始めて間もない私は、食器洗剤と、お風呂の洗剤に、特に反応していたようで、手が痒くて、痒くて、どうしようもなくなってしまっていたのです。
そんな日々を続けていたら、あっという間に、埼玉の病院(ごく普通の皮膚科)で貰っていた、ステロイド軟膏が無くなってしまいました。今思えば、私はとてもラッキーでした。これが、松本漢方クリニックを知るきっかけとなったのですから。
高槻に来て、まだ知り合いもほとんど居なかった私は、新たなステロイド軟膏を貰える病院を探す為、タウンページをパラパラめくっていました。そうしたら、たまたま“松本漢方クリニック”を目にしたのです。私の旧姓と同じだったので、嬉しくなってしまい、その時は何も考えず、『ここに行ってみよう』と、すぐに出掛けました。
初めて松本漢方クリニックを訪れた時は、とんでもなくびっくりしました。まず、あちこちに『ステロイドは処方しません』の紙。そして病院内の独特な匂い。しかし、自分と同じアトピーで悩んでいる方がたくさんいらしたので、ほっとしたのを覚えています。
松本先生に初めてお会いした時、申し訳ないのですが、正直何を仰っているのか、よく分かりませんでした。(ごめんなさい・・・あんなに速い関西弁は初めてだったのです。)しかし、はっきりと聞き取れた部分がありました。それが、アトピーを克服したみなさんが、手記で書かれていた『必ず治してあげる』でした。
私も、始めは半信半疑でした。ですが、松本先生があまりにも自信たっぷりだったので、『これは、ついて行ってもいいのでは』と思ったのです。早速、入浴剤をいただきました。結婚式を11月中旬に控えていたこともあって、飲み薬は、その後からいただくようになりました。
ここからは、私がどのようにステロイド抜きと向き合って行ったのか、覚えている限りを書いて行きたいと思います。
その前に、私のアトピー経緯?を記します。
[3歳位~12歳]
3歳位に、私は痒がり始めたようです(母:談)。場所は、髪の生え際、首、肘の内側、膝の裏側。この頃は、母が既にステロイドは体に良くないと認識していたので、軟膏を塗る量は、かなり少なくしていたとの事です。
[13歳~20歳]
この頃は、まぶた、眉間、手首の内側、首が痒かったと記憶しています。母の教えも聞かず、塗ったら痒くなくなる安心感にかまけて、かなりの量の軟膏を使っていました。既に肘の内側、膝の裏側、首は黒ずんでいました。
[21歳~26歳]
社会人となったこの頃は、埼玉のお医者さんに、「ストレスだ」と言われたのですが、顔の外側とあごにニキビが沢山できました。その時に貰った飲み薬と塗り薬も、やはりステロイドが入っていたと思いますが、それも当たり前のように体内に取り入れていました。また、この当時は、決まって右手の小指をいつも掻きむしっていました。
<漢方の入浴剤を使い始めて1ヶ月目> IgE:192
まず私は、洗面器に漢方を煎じたものを入れて、最低1時間、手を浸けるように教えていただきました。すると、手を浸けてわずか1日で、両手がパンパンに腫れ上がってしまいました。その後は、毎日、いつどんな時でも、ひたすら掻きむしっていました。黄色の液体と、血が沢山出ました。結婚指輪も、全ての指輪も入らなくなりました。
<2ヶ月~5ヶ月>(2002年3月末迄)
指のあちこちにひびの様なものが出来て、しょっちゅう血が吹き出ていました。PCでブラインドタッチをするだけでも引きつる様な感覚がありました。しかし、家事の時に使う洗剤で痒く感じる事が無くなってきたのが、丁度この頃です。ゴム手袋も使う必要が無くなりました。とても嬉しかったです。
<2002年4月~2003年3月> 2002年4月時点 IgE:288
2002年4月に、夫の転勤で関東に戻りました。それと同時に、スギ花粉症がものすごく出て(23歳の時に発症)、顔にブツブツが沢山出ました。あまりにも不安で、松本先生に電話でお聞きしたところ、関東の方が空気が悪い為、止むを得ないとのこと。
両手は、手の甲と関節が人目に付くぐらいに酷かった。昔からの知り合いに色々心配されたのも、この頃。説明するのも辛いくらいでした。しかし、洗剤に反応しないのは続いていたし、良くなったり悪くなったりのサイクルが、ちょっとずつ出来てきた様に見えたので、頑張る気持ちは結構ありました。
<2003年4月~2004年2月> 2003年4月時点 IgE:463
2003年4月は、私自身はかなりノリノリで、松本漢方クリニックの検査を受けました。何故かと言うと、両手が、見た目にもかなり綺麗になっていたからです。また、2年ぶりに結婚指輪をすることが出来ていました。しかし結果は、数値が更に大きくなっている・・・。がっかりしました。松本先生は、電話で、「これから山がくる」と、その時仰っていたような気がします。
<2003年5月>
本当に酷くなりました。今までは、入浴剤に浸けていた両手と、たまに手首、スギ花粉の時のみ出る顔のボツボツだけだった。しかし、5月中旬に、一気に顔、首、手から肘の所に湿疹が出たのです。
今までに無く酷い状態だったので、かなり驚きました。その当時、実家の父が良くない状態で、特に7月と8月の2ヶ月間、ほぼ毎日、入院先に通ったりで忙しく、1日の睡眠時間が3時間しかなかったからでしょうか。一向に良くならなかったのです。
その時は、顔の眉間、あごのライン、鼻、頬からと、よく分からない汁が沢山出ました。首は前も後ろも、すべてボツボツしていました。腕はいろんな所から血がでました。腕の色が黒ずんでいました。
9月に実家は落ち着いたものの、先に記した症状は、2004年3月まで続きました。良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら。
顔の症状がひどい時は、目やにが沢山出て、視界が曇ったりもしました。両手は、関節と右親指の内側を除いて、すっかりきれいになりました。
<2004年3月~2004年9月>
2004年3月に、松本漢方クリニックで検査をしていただいた所、IgE数値が大分下がっていました。どうやら峠を越えたとの事。ものすごくうれしかったです。
2004年3月末で、2年間続けていたパートの契約期間が終了となったのですが、その後、首と腕の湿疹がほとんど出なくなりました。
2004年5月からは、顔の赤みも大分ひいてきました。肘の内側、首の黒ずみも大分ひいてきて、本来の肌の色に戻ってきました。
今現在(9月時点)は、顔の少量のボツボツ(主に眉間、あご、鼻の周囲)、肘の外側の多少の痒み、左手薬指の関節、右手親指の内側の荒れのみとなりました。しかし、これもかなり早いサイクルで、良い悪いを繰り返しています。確実に良くなっている気がします。
松本漢方クリニックでお世話になり始めて、早いもので、もう3年。ただ、挫折する事は只の1度もありませんでした。その理由は、松本先生の『絶対に治る!』と、今まで克服されてきた方々の手記があって、それに励まされたからだと思います。
また、私は関東におりますので、薬を2週間に1回送っていただいているのですが、その対応が迅速で、いつも助かっております。
このように手記が書けるようになって、ホントに、ホントに嬉しいです。松本先生をはじめ、スタッフのみなさんのおかげです。ありがとうございました。これからも、まだ、もう少しお世話になるかと思いますが、宜しくお願いします。
治療中の方、これから治療を始める方、なんとか頑張って下さい。きっと良くなられると思います。
「アトピー 鼻炎手記」匿名希望25歳2011年12月10日
私は幼い頃からアレルギーに悩まされていました。2歳の時、喘息があると診断されました。喘息は幼稚園に通うまでには発症しなくなりましたが、アトピーとアレルギー性鼻炎も発症し、今までずっとこれらの病気と共に生活してきました。アトピーは肘の裏と膝の裏に少し出る程度で、アトピーが出たら皮膚科に行ってステロイドを塗る→しばらく塗るのをやめる→また出てきたら塗る、という状況でした。アレルギー性鼻炎が一番ひどく、年中ティッシュが手放せず耳鼻科に行って飲み薬と点鼻薬をもらっていました。
高校生の頃、知り合いから松本漢方クリニックのことを聞き、当時アレルギー性鼻炎がかなりひどかった私は、両親に無理矢理松本漢方クリニックに連れて行かれ、受診しました。当時のことはあまりよく覚えていませんが、処方された漢方の煎じ薬がまずく、鼻をつまみながら飲んでいたような気がします。松本漢方クリニックのことを何も理解せず受診したため、今まで耳鼻科に通い続けて治らなかったこの病気が、こんなにまずいせんじ薬を飲むだけで治るなんてありえないと思い、通うのをあきらめてしまいました。この時にきちんと治していればと心から後悔しています。社会人2年目の7月頃、今までアトピーが出たことがない脇や背中、首に突然アトピーが出てきました。炎天下の中、会社まで自転車で通勤し汗をかいていたので、きっと汗疹か何かだろう、しばらくしたら治るだろうと思い、特に何もせずそのままの状態にしていました。それから2ヶ月たった9月頃、治るどころか今度はまぶたの上が真っ赤になりました。脇や背中は服で隠せるので気にしませんでしたが、さすがに顔は困るので“一時的なものだ、ステロイドを塗ったら症状は抑えられるし、一度消えたら出てこないはず”と自分に言い聞かせ、ステロイドの怖さを知っていながら皮膚科を受診しました。受診した際、「いただける薬ってステロイドですよね?」と尋ねると、「もちろんそうです。ステロイドしか治せないですからね」とはっきりと言われてしまいました。症状は一時的なものと自分に言い聞かせていましたが、そうではありませんでした。ステロイドを塗ると見事にアトピーは消えましたが、塗るのを止めるとまた出てきました。症状はむしろひどくなっていき、ステロイドでは抑えられなくなりました。
2010年9月、再び松本漢方クリニックを受診しました。煎じ薬を飲むとリバウンドがあることを知っていたので、長袖を着て肌を隠せるこの時期しかないと覚悟を決めました。煎じ薬・黄色と赤の塗り薬・入浴剤をいただき、血液検査をしました。IgEはおよそ900でした。
治療をし始めてから2ヶ月、ついにリバウンドが始まりました。
アトピーが全身に広がり、夜熟睡することができなくなりました。
治療を始めた頃は、肘や膝の裏が赤くなり、時々かゆくなる程度でしたが、象のような皮膚になり、今まで経験したことのない発作のような痒みが襲ってきました。内出血もたくさんできました。耳も痛くなり、おたふく風邪のように食べ物を噛みづらくなったので抗生物質も飲んでいました。私の場合、高熱は出ませんでしたが、体がだるく、風邪をひいた時みたいな状態でした。掻いてもいいと言われていたので、痒い時は我慢せず掻いていましたが、皮膚がさらにボロボロになり出血し、こんな汚い皮膚が本当に元に戻るのかと不安にもなりました。同じ病気を克服された患者さんの手記を読んではいましたが、自分だけは例外で治らないのではないかとよく思っていました。
この頃から一切外出しなくなり、仕事だけは通いましたが、休みの日は一日中家に引きこもるようになりました。仕事に行く際は皮膚がなるべく見えないように首にガーゼを巻き、マスクをしていました。友達と遊ぶこともできず仕事には行かなければいけない、夜布団に入ると猛烈に痒くなる、痒みと痛みで目が覚める、こんな状態がしばらく続きました。精神的にもかなりきつかったです。
治療を始めて4ヶ月、ピークは越え、精神的にもだいぶ楽になったので久しぶりに松本漢方クリニックを訪ねました。血液検査をし、IgEは4723でした。
この頃はまだ痒みや痛みがひどく、顔を隠すためのマスクが手放せませんでした。治療を始めておよそ1年、今この手記を書いています。
外出もできるようになり、黄色の薬を塗ってからですが、化粧もできるようになりました。
1年前にはできなかった普通の生活を楽しんでいます。
まだ完全に元の状態の皮膚には戻っていませんが、自分でも驚くくらいきれいになりました。
先生から「治りました」と言われるまで頑張って治療を続けようと思います。
「アトピー手記」匿名希望29歳2004年6月23日
皮膚の状態は、約2年前に先生にご相談した時が私にとって最悪の時でした。そのころ、両手の甲はぼろぼろで、崩壊していました。松本先生にお会いするまでの対処といったら、よその皮膚科でもらったステロイド剤を、だましだまし使いながら、一瞬の開放感と、根本的な改善の期待出来ない不安の中で、何とかしなければと精神的にもまいっていました。私自身、分子生物学を修士まで勉強していた事もあり、ステロイド剤の作用機構と、それが及ぼす副作用の機構については、漠然と理解できるものがあり、どこの病院へ行ってもステロイド剤を処方される事に嫌気がさしておりました。
その様な時、友人の知人から、「漢方で治療する病院で、最初は大変だったけれど、すごく状態が良くなった。」という話を聞きまして、すぐにその病院を教えてもらいました。翌日には、仕事を抜け出して、その病院へ直行しました。それが松本漢方クリニックでした。
病院へ入ると、壁に「ステロイド剤は、一切使用しません。」と治療方針が示されていたことが、何よりも私自身を安心させてくれました。これで、今までのステロイドの呪縛から開放されるかもしれないといった希望です。
その後の治療は、「しんどい!つらい!」の一言でした。ただ、それも当然のことだと理解して、頑張るしかないと思っていました。なぜなら、今までのステロイド剤の使用が、自分の体にどの様な影響を及ぼしているのかは、理解していたからです。今振り返ると、最初の改善は、2ヶ月目くらいだったと思います。それからは、良くなってはまた悪化する揺らぎ状態を繰り返しながら、徐々に皮膚の状態は改善して行きました。
現在では、皮膚の状態でストレスを溜める事も無く、先生にはとても感謝しています。今でも漢方を飲まないでいると、皮膚がだんだん荒れ始めるのは、体質と生活環境等、様々な要因によるものだと思っております。ただ、ステロイド剤を塗って、1日2日で、簡単に治すつもりは有りません。
今後もよろしくお願い致します。