息子は、生後8ヶ月の頃から風邪を引くと、ひどい咳をして、咳の勢いで、お乳をしょっ中、吐いていました。
1歳3ヶ月の頃から、咳がゼーゼー、ビュービューといったものになり、小児科で喘息と診断され、ステロイドと抗アレルギー剤吸入の治療をしていました。夜中に発作が起こると何度も緊急病院にも走りました。
松本漢方クリニックのことは良く知っていましたが、こんな小さい子供に漢方薬は飲めないだろう・・・リバウンドも怖いし・・・と敬遠していましたが、発作を繰り返す度に苦しそうにしている息子を見るとかわいそうで、このままステロイドを使っていても一時しのぎにしか過ぎないと思い、松本漢方クリニックへ行く決心をしました。
最初は嫌がる息子を押さえつけて、スポイトで薬を飲ませたりしてかなり大変でしたが、だんだん親の言うことを理解できる頃になっていたので、ごほうびにお菓子をあげるようにしていると、飲んでくれるようになりました。
煎じ薬を飲み始めて3ヶ月位たった頃、体にあせものような湿疹が広がり、かゆくてよく泣いていましたが、それも消毒と入浴剤と軟膏で1~2ヶ月できれいになりました。季節の変わり目に咳は出ますが、発作は起こらなくなりました。しかし、漢方治療を始めて5ヶ月たった頃、夜にひどい咳をして、久し振りにゼーゼー ヒューヒューと苦しそうな発作が起こりました。あわてて煎じ薬を飲ませて、しばらくすると発作はきれいに治まってきました。“今までだったらこんな状態だと絶対に緊急病院に駆け付けていたなあー”と、主人と2人びっくりしています。
次男も生後3ヶ月の頃位から、顔から首にかけてブツブツが出ていたので、迷わず松本先生に診て頂きました。
丈生は1度もステロイドや他の薬を使っていなかったからか、赤い塗り薬、消毒と入浴剤ですぐきれいになりました。
長男も次男も、ゴールまであと少しといった感じです。
小さい子供を連れて薬を取りに行ったり、忙しい中で漢方治療を続けるのは大変ですが、松本漢方クリニックに来て良かったと思います。
完治まで頑張りたいと思います。
「娘のアトピーの記録・現在までの経過」匿名希望6歳2005年8月24日
☆3歳半まで
娘のアトピーの始まりは、生後9ヶ月ごろのことでした。片頬の一部がじゅくじゅくし、なかなか治らなかったので、初めて皮膚科を受診しました。
当時の記録がないので、定かではありませんが、リンデロンVG、アルメタなどのステロイド剤と、保湿剤を処方され、強いステロイドを3日塗って、弱いものをまた3日、そして保湿剤にかえる、という説明を受けたように思います。その治療で、一旦は治りかけた頬でしたが、薬をやめると、またじゅくじゅくしてくるので、3ヶ月ほどだらだらと続けていたように記憶しています。
1歳を過き、頬のじゅくじゅくは治りましたが、1歳半までには、背中にぶつぶつと赤い湿疹が出来はじめ、やがて、おなか、手足、顔へと広がっていきました。それからは小児科、皮膚科、アレルギー科などを転々と受診しました。どの病院でも「とりあえずステロイドで症状を抑えて、湿疹がおさまれば、保湿剤にかえる」という方法で、無知な私は、安易にステロイドに手を出してしまいました。そして、当初は「この程度の湿疹では、まだアトピーかどうかは判断できない。」と言われていたのが、いつしか「アトピー性皮膚炎」という診断になっていました。
3歳を過ぎた娘の肌は、艶がなく、風呂上りなどは、全身がざらざらで、乾燥し、湿疹にはステロイド、全身にワセリンを塗りたくらなければならないほどでした。そして、さらに頭皮がぽろぽろとむけるようになり、剥けた頭皮が、常に髪の毛にこびりついていました。
☆3歳半から4歳半までの1年
このままではいけない・・と思い、主人の知人の紹介で、東大阪のK皮膚科を受診しました。そこで、生まれて初めて血液検査をしました。血液検査の結果は、以下のとおりです。
ヤケヒョウダニ 12.30
ハウスダスト 10.50
卵白 6.23
IgE 149 (検査日:H15.3.8)
この結果を受けて、こまめに掃除をすること、食事から卵を完全に除去すること、セルテクト・ザジデン・アタラックス-P・ゼスランの服用、さらにツムラ補中益気湯の服用、リンデロンA(目のまわり)、ロコイドとワセリンの混合軟膏(顔)、エクラー(頭皮)、体には、アンテベートとケラチナミンコーワの混合軟膏(体)と 数種類のステロイド剤、および全身の保湿には、ヒルドイドソフトが処方されました。
小学校入学までには、なんとか湿疹のない肌にしてやりたい、全身に保湿剤を塗らなくても、潤いのある肌にしてやりたい・・・そんな強い思いを持って、主治医の指示通りの生活が始まりました。家庭の食事からは卵料理が消え、保育園では他の園児とは違う給食を食べ、おかしも食材も、すべて成分表示を見て買うようにしました。こまめに掃除し、布団も毎日のように掃除機をかけました。
でも娘の症状は、全くといっていいほど変わりませんでした。相変わらず体のあちこちに湿疹ができ、頭皮は常に皮がむけ、日中は常に体のどこかを掻いていました。夜は、日中よりも増す痒みのために、熟睡できず、2度3度と目を覚ましては、1時間あまり掻いて、やっと寝付くという生活を繰り返していました。
そして半年がたち、再度血液検査をしました。結果は以下のとおりです。
ヤケヒョウダニ 100.00以上
ハウスダスト 96.40
卵白 16.30
卵黄 4.47
牛乳 1.52
IgE 548 (検査日:H15.9.5)
すべての項目で測定値が上がった上、それまで出ていなかった牛乳、卵黄にも反応がでました。この結果、牛乳も、一旦熱を通してから飲むよう指導され、さらに食前にインタールの服用が加わりました。病院に行く度に、もらう多量の薬、ステロイド剤、少しも改善しない症状に、疑問をもち始めたのは、この2度目の検査の後でした。娘の小さな体に、こんなに薬を飲ませてもいいのだろうか、一体いつまでこんなことを続けるんだろうか・・・。
そのころから、時間を見つけてはパソコンに向い、アトピー関連のサイトを見るようになりました。松本漢方クリニックのことは、近所の方から教えてもらいました。その方の子どもさんもアトピーで、ステロイドを使用しないで治したいと、いろいろな方法を試したり、探したりしているうちに、松本漢方クリニックを知ったそうです。そのお子さんは、松本漢方クリニックで、我が子はK皮膚科で、全く別の治療方法で、数ヶ月 が経過していた時でした。そのお子さんは、最初、掻き毟った傷がたくさんあり、皮膚がかたく、ごわついていて、顔がむくんだりもしていました。娘は、湿疹があり、ざらざらした状態ではあるものの、症状はよくも悪くもならず、見た目では、そのお子さんのほうが「ひどいアトピー」でしたので、私はそれほど関心を持ちませんでした。
それから数ヶ月たつと、そのお子さんは、艶のある、やわらかい皮膚に戻っていました。一方娘は、多量の薬の服用、ステロイドの使用にかかわらず、症状は全くかわらず、どう見ても、娘のほうが「ひどいアトピー」になっていました。それまでの治療方針に疑問を持ち、今のままでは治らないのではないか、娘はアトピーというよりも、ステロイドの影響による皮膚炎なのではないかと、私なりにアトピーに関して調べ始めていたので、私はすぐに、松本漢方クリニックのHPのURLを教えてもらいました。
そして、平成16年2月、初めて松本漢方クリニックを訪れました。
☆4歳半から現在<6歳>まで
娘は、受診する5日前から、ステロイドの使用をやめていました。すでに肌は赤黒く、ざらざらしていました。松本先生にそれまでの治療、処方された内服薬・ステロイド剤についてお話しました。「そんな薬を飲んでたんか?」「どこの病院や!なんにもわかっとらへん!」「絶対、治してあげますから」そんな言葉を早口に話され、娘、主人、私と、力強く握手をしてくださいました。私はそれまで一人で悶々と疑問に思ってきたことが肯定され、これで娘は治る・・・と安堵感を覚えました。
アトピーにステロイド剤や抗アレルギー剤などを使用することが間違っている理由、ステロイド剤の使用をやめた後、どのような経過で肌がきれいになっていくのかという具体的な写真も見せていただきました。その経過は、とても直視できるものではなく、娘がそのような状態になるとは、その時にはとても想像できませんでした。でも、この写真や待合室にあるたくさんの方々の手記を読むことで、これから娘の体に起こる変化に立ち向かう覚悟のようなものができました。
そして、ネオヨジンによる消毒、漢方の入浴剤、軟膏、抗生剤を処方され、消毒と漢方風呂の毎日がはじまりました。消毒は傷口にしみるため、泣きわめいて嫌がる子どもを押さえつけての作業でした。お風呂は、なだめすかして、1時間を目標に入りました。また、1年間除去していた卵と、半年除去していた牛乳は、様子をみながら少しずつ食べてもよいということでした。
辛い消毒や、長時間の入浴をする娘にとって、なんでも食べていいというのが唯一の救いだったかもしれません。
以下は、当時の娘の経過を記録したものです。
2月15日
(5日目)
《初診》
ステロイドをやめて、5日目。全身が赤黒い感じ。かさかさしていた。入浴剤、軟膏、抗生剤、消毒をもらう。この日から治療開始。
風邪の煎じ薬ももらう。6日間飲む。
2月22日
(12日目)
《受診》
少しずつリバウンドが出始める。
背中の皮が、一番よく剥けている。傷も増える。
アトピーの煎じ薬も始める。
2月28日
(18日目)
《電話》
38℃近い熱が出る。
抗生剤と風邪の煎じ薬を送ってもらい、飲む。(3日間)
背中、おなか、おでこの皮がよく剥け、傷も深く、増えている。
3月5日
(24日目)
《電話》
入浴剤・煎じ薬を、2週間分送ってもらう。
顔全体、頭、手首付近、陰部が、特にきつい。
ひどくなった順に、2,3日で、症状がひいているのがわかる。リンパ液も、よくでるようになってきた。
3月12日
(30日目)
一番最初に症状がでた背中は、落ち着いてきている気がする。相変わらず、皮は、掻くたびにぽろぽろ落ちるので、掃除が大変。でも、ここ2,3日は、少しまし。
お風呂あがり、寝る前は、よく掻くが、寝付いてからは、朝まで熟睡できるようになった。以前の治療では、いくら痒み止めの薬を飲んでいても、夜中に何度も起きて掻いていたので、それはよかったと思う。
最初の1ヵ月は、じわじわと、娘の肌の様子が変わってきたという感じでした。体のあらゆるところの皮膚が剥けてはいましたが、保育園にはなんとか通える程度でした。
3月13日
(31日目)
昨夜からまた38℃の熱。
リンパ液が、体のいろいろなところから出て、パジャマや服にシミがついて、濡れている。特に陰部は、おねしょをしたように、毎朝濡れている。
3月14日
(32日目)
《電話》
抗生剤とかぜ薬を飲むよう、言われる。
昨夜は、一晩中痒がっていた。朝起きると、右手指のあちこちからリンパ液が出て、痛がる。赤い軟膏を塗っているとましだが、朝などは乾燥していて、全身、皮がぽろぽろ剥ける。
抗生剤を飲んだからか、熱は落ち着いてきた。熱が下がると、少しは元気。
3月15日
(33日目)
朝は、やはり、ふとんにたくさんの皮が落ちている。頭が、リンパ液と皮で、ぐちゃぐちゃ。昨日痛がっていた手の指はましだが、少しずつ足首も出始めているようで、今日は少し浮腫んでいる。
3月17日
(35日目)
一番ひどかった手首から指先のきずが、ほとんどかさぶたになり、楽な様子。今日は、ずいぶん元気そうに見える。カルタや本を読んだりと、久しぶりに積極的に遊んだ。体全体は、剥ける皮の量も減った感じがする。ただ陰部は、まだ傷もあり、リンパ液もでているし、腫れていて、かわいそう。
3月18日
(36日目)
今日は頭と耳から一日リンパ液が出ている。髪の毛がべたべたでシャンプーをしてあげたいが、しみるみたいなので、できない。
3月19日
(37日目)
今朝起きると、両手首がただれいていて、とても痛がった。包帯をしてごまかす。手がただれて、腫れてるせいか、また元気がなく、昼寝も3時間もしていた。膝の裏も、しわにそって切れていて、足をまっすぐ伸ばすことを嫌がる。
最近、風邪の煎じ薬だったのをアトピーの煎じ薬に戻したせいか、半年飲んでいなかった牛乳を飲みだしたせいか・・お風呂上りは、首、耳、顔、背中、おなか・・・ほぼ全身の皮が、いつも以上に硬く、ごわごわしていて、皮がたくさん剥けている。今朝も手がただれていたので、包帯をする。
3月20日
(39日目)
夕方から、いつも以上に元気がなく、熱を計ると、38.7℃だった。出かけていたせいもあり、抗生剤を飲ますことをすっかり忘れてしまう・・・(-"-;)
腕の付け根、膝の裏が痛いようで、熱のせいもあって、とても辛そうだった。首の周りが、今までにないような皮の剥け方をした。皮が、紙のようにぺらぺらとめくれる。めくれた後は、きれいな肌がのぞいている。
3月21日
(40日目)
《受診》
朝から39℃の熱。元気がない。昼から病院に行く。松本先生から丁寧な説明をしてもらう。ブドウ球菌に感染しているだろうとのこと。昨日、即、抗生剤を飲ませなかったことを悔やむ。6時間おきに抗生剤を飲ませて、様子をみることになる。
今日は、昨日首筋だけだった皮が、ほぼ全身ぺらぺらとめくれている。こんなめくれかたは初めて。これが最後だったらいいのに。
朝、昼、夜と抗生剤を飲むが、まだ39.5℃の熱。高熱が続くと、入院することになるようで不安。食欲はある。
3月22日
(41日目)
朝は、熱が37.8度まで下がった。ちょっとほっとする。目も元気、口もよく動く。肌がつるつるの部分が、たくさんある!!この2日間で、肌が一皮めくれたかのように感じる。
午後から、また39度の熱。肌が一皮剥けたと同時に、全身のむくみもひいた。腕も足も、筋肉が落ちているような気がする。
3月23日
(42日目)
朝は37.4度。このままさがりそうな感じ。つるつるは昨日だけで、今日はまた皮がぽろぽろ剥け始めている。昨日のように、また次のピークを迎えて、一皮剥けて、さらにキレイな肌になっていくんだろうか・・?あと何回くらい繰り返すのかなぁ~?繰り返しているうちに、ほんとの病人になってしまいそう(-"-;)
3月24日
(43日目)
熱は下がったけど、喉が痛いらしく、あまり食べたがらない。今日は、両手から手首くらいまで、徐々に赤みを増して、またひどくなるきざし。
高熱と、皮膚のつっぱりで、ぐったりとしている娘を連れての受診でした。松本先生は、ご自宅の電話番号のメモをくださり、緊急時には、即連絡できるよう、配慮してくださいました。翌日、3回ほど、松本先生の方から電話をいただき、娘の様子を聞いてくださいました。受診時に先生がおっしゃった通り、抗生剤を飲ませると、徐々に熱が下がりました。「毎日熱を計る。37.2度以上の熱があれば、抗生剤を飲ませる。」という、基本的なことを怠ってしまったことで、娘の症状が急変したことに驚き、後悔した出来事でした。
治療開始から2ヶ月目、娘は、常に体温が37度近くあり、ちょっと油断すると、すぐ37度2分を超えていました。自分の体の変化としんどさで、徐々に娘から笑顔と元気が消え、一日中伏し目がちでじっとしている日が続きました。親として、側にいて、とても痛々しく、辛い毎日でした。
3月29日
(48日目)
一週間過ぎて、体のほうは前ほどひどくなってない様子。少しずつ元気になってるので、本人もちょっと楽なのかな?昨日は久しぶりにお日様の下でごはんを食べて、少し遊ばせる。そんなことするの、1ヶ月ぶりかな~?やっぱり元気なのが一番!・・と思ったら、夜は痒みであまり寝られず、今日は、保育園に行く直前に熱があることがわかって、休む。やっぱり毎週熱が出る。
煎じ薬は最近拒否ぎみ。飲めるだけ飲めばいいかな・・力を抜いていこうと思う。消毒も1時間のお風呂もがんばってるんだし・・・。今度先生に相談してみようと思う。
3月31日
(50日目)
結局、今週は熱が出たり下がったりで、保育園を休んだ。体の皮がまた硬くなってきて、つっぱってたり、ところどころ切れてたりして痛々しい。皮がめくれる範囲も広くなり、この前のが1度目のリバウンドの波だとしたら、もう2度目になってるんだろうな・・と思う。両脇の下ににきびのような湿疹の塊がある。それが痛いらしい。
4月2日
(52日目)
《電話》
3日間抗生剤を飲んで、夜8時に熱を計ると、36度8分までさがっていた。両脇の下の湿疹が次々に枯れて、芯がかさぶたになって、腫れもひいてきている。一応松本先生に電話して、ヘルペスのための抗ウィルス剤を送ってもらう。
昨日の夜は、1時間おきくらいに起きて、かなり掻いていたと思ったら、朝になったら、掻いて落ちた皮の山!午前中はたっぷり皮がめくれて2週間前同様、きれいなつるんとした肌がところどころに出てきた。これが2度目??何度繰り返すんだろう・・・。回数がわかっていたらいいのに。繰り返す度に、熱が出たり下がったりするのかと思うと憂鬱。相変わらず、痒みが襲ってきた時は、30~40分掻いている。
4月4日
(54日目)
《電話》
熱は、結局昨日の夜まであった。抗生剤を続けて飲んでいたので、松本先生に電話をした。「元気もあって、食欲もあるなら、飲まずに様子をみてください。」とのこと。電話をした後、熱を計ったら、下がっていて、それから今日は、ずっと36度8分くらいにおちついている。やっぱり一昨日皮がごそっとめくれたせいか、今日は体がつるんとしている部分が多く、楽そう。家の中ではほぼ元気なころと同じ。でも、相変わらず外には出たがらない。
明日は保育園の入園式。年中になって最初の日。4月はどのくらい保育園に行けるかなぁ?
4月5日
(55日目)
朝になったら、また少し皮がめくれる部分が増えてきていた。でも、熱もないし、始業式には無事出席。並んで歩く姿を見たら小さくひ弱に感じた。しばらく外でも遊ばず運動らしい運動を全くしていないしなぁ~。早く普通の4歳児に戻れますように!!
4月6日
(56日目)
《電話》
夜中に背中を掻いている時から「やばい」と思っていた予感が的中した。朝起きたら、パジャマがびしょびしょ。体中からリンパ液が出ている。こんなのは始めてのこと。一昨日からしばらくやめていた煎じ薬を、カルピスで味付けしてまた飲ませ始めたからかも・・・。とても保育園に行かせる気にはなれず休ませる。熱が上がりかけていたので、朝・晩、抗生剤を飲む。体中がべたべたしていて、くさい匂いもあり、火傷したように真っ赤。全身がひりひりと痛いのではないかな・・というような印象。夕方にかけて指、顔、おなか(?)が浮腫みはじめた。3月22日以来のことだ。松本先生の指示で、今日はお風呂はやめて、赤い軟膏だけ塗り、煎じ薬はしばらくやめておくことにする。
4月7日
(57日目)
今朝は、昨日に比べると少しまし。でも、おへその下から陰部周辺はべたべたしていて、パンツを履いても、すぐぐっしょり塗れる状態。全身の傷が多い。また皮がめくれる前兆なのか、肌の色が黒くなって、つっぱってきている様子。
4月8日
(58日目)
昼は、首のまわりを痛そうにしていた。朝熱を計ったら37度3分だったので、今日も保育園を休ませた。10時半くらいに起きた時、全身の皮がまたぺらぺらめくれていて、30分くらい掻いては皮をめくっていた。おなか、背中は比較的きれいにむけたが、手足や顔はまだむくんだままで、傷がいっぱいあり、皮もかたい。昼37度7分だったため、抗生剤を飲む。
4月9日
(59日目)
昨日のうちにずいぶん皮がめくれたので、今日は少し楽そう。ただ手の甲と足の甲の傷が多く、手の指、足がすごく浮腫んでいる。(顔の浮腫みはまし)足は土踏まずがほとんどなくなるくらいぱんぱんになっていて、傷も多い。
昼間の熱が36度前半だった!こんなのは2ヶ月ぶりくらいだ。
《電話》
何でも食べていいとのことだったが、全身のリバウンドがひどいので、保育園での卵、牛乳の除去はまだ続けることにする。診断書を書いてもらうために送る。
4月10日
(60日目)
お昼前にようやく起きたが、足が血だらけ、リンパ液まみれ、頭も耳もリンパ液でぐっしょりしていた。相変わらず腕、足が浮腫んでいて、昨日ちょっとひきかけていた顔の浮腫みも、また再発。今日は目まで腫れていて、特に左目はほとんど開いていない状態。目やにもでていた。耳の中が寒いというので、耳の中もリンパ液が出ているのだと思うが、綿棒で届く範囲だけぬぐうことしかできない。全身の傷も増えていて、深いので、すぐ血が出る。熱がまた37度6分だったので、抗生剤を飲む。
リバウンドを1度目、2度目・・なんて数えていたが、そんな節目ももう分からないくらい、毎日毎日次々とリバウンドの波が襲ってくる。これがピークだ・・と思いたいけど、そんな期待も何度も裏切られていて、子どもの顔を見ているのが辛い・・(-"-;)
4月11日
(61日目)
朝起きると、顔の浮腫みがひいていて、目も普通に戻っていたのでほっとした。手の甲の傷が一気に減って楽そう。足首、足の甲の傷は相変わらずで、朝は血とリンパ液で汚れたシーツを洗濯するのが日課になってきた。
4月12日
(62日目)
足の浮腫みは相変わらず。痛くて歩けないので、保育園はお休み(-"-;)手はさらにましになり、上半身の浮腫みがひいて、また皮がめくれてきそうな状態。今日は一日熱がなかったので、お久しぶりにお風呂に入った。が!入ったら夜中に熱が出てきて、また抗生剤を飲む。(38度2分)
4月13日
(63日目)
最近、朝夕の2回くらいしかおしっこをしなかったのが、昨日の夜から朝にかけて3度もした。体の中でどういう変化が起こっているのかな~。これで浮腫みがひいて、正常な状態になっていけばいいけど・・・熱は朝から38度8分で高い。保育園お休み。抗生剤を飲む。期待通り!昨日の夜から足の浮腫みが少しましになった。甲の傷もすこ~しましになってきた様子。
4月14日
(64日目)
手はますますきれい。熱も、今回は一日でさがった。が、午後になって、背中からリンパ液がじわじわと出てる。まだ歩けないので、今日も保育園お休み。
4月16日
(66日目)
足の甲は相変わらず。右足が特にひどく、むくみもひどい。まだ歩けない。少しずつ全身の皮がつっぱってきて、またむけそうな予感。
最近、熱が落ち着いてきたのか、出てもすぐ下がるような気がする。今朝も一瞬39度近くあったが、しばらくすると下がってしまった。
振り返ってみると、この1ヶ月が一番つらい時期でした。よく熱が出て、全身がむくみ、リンパ液が出て、皮もたくさんむけました。子どもからは笑顔が消え、口数も少なく、姿勢を変えることすら自分ではしないような日々でした。ただ食欲だけはあり、食べるか、寝ているか、掻いている・・・そんな毎日でした。
4月18日
(68日目)
昨日全身の皮がむけた。何回目だろ~?(-"-;) 足の傷も少しずつましになってる・・・が、甲がましになると、同時にただれが足首に移動してきているのが気になる。昨日の夜から朝にかけて、何度もおしっこをした!浮腫みがとれた!!足の浮腫みがとれるのは、10日ぶりくらいのこと!皮がめくれて浮腫みもひいたので、体が楽そう。近所のお友達が遊びに来ていたので、遊んだ。こんなのは久しぶりでうれしい(; ;)でも、小さい子って、見たままを口にするから、「なんでぶつぶつなん?」と何度も聞かれていた。肌の色が相変わらず赤黒いのと、今度は親指の付け根あたりに湿疹が目立ってきたのが気になる。
4月19日
(69日目)
指の湿疹はひどくならずにおさまってきている。浮腫みもない。リンパ液もほとんど出てない。熱もない。夕べは何度も起きてトイレに行ったり、痒がったりしていたので、午後からゆっくり昼寝をした。
4月20日
(70日目)
夕べも何度も起きた。皮膚の状態がいいほうが痒いのか?ひどい時は疲れきっていて、痒いより爆睡しているのか?昨日より背中の皮がまたぼろぼろになってきたけど、熱なし、浮腫みなし、足の傷は減ってきている、リンパ液もほとんどない。
4月22日
(72日目)
肌は小康状態。おなか、顔、太もも、陰部はキレイ。足首のただれもずいぶんましになってきている。今度こそ、ほんとにピークを終えて治っていくのだろうか。ただ痒みが今まで以上にあるように思う。
4月27日
(75日目)
一時期の勢いがなくなって、熱も出ないし、浮腫みもない日が続いている。ただ、ところどころ(足の指だったり、手の指だったり)浮腫んで、リンパ液が少量でて、傷を作っている。体のほうは、皮が少しずつむけながら、また象の皮のようにかたくごつごつしてきている。これがまたむけるのかなぁ。
5月1日
(78日目)
今週は、4日間全部保育園へ行けた~♪昨日は朝の顔がきれいだったうえ、お迎えに行った昼ごろには、さらにきれいな肌の色をしていてびっくりした!!おでこはまだめくれているが、ほおはつやも戻ってきて、とってもきれい!!今むけているのは背中、ひじ、手の甲、ひざ、足首、右脇に大きな湿疹のかたまり。全身症状が出ていたころに比べたら、ずいぶん減った。でも、このところ脱毛が激しい(-"-;) 眉は元の半分くらいの薄さになってしまっているし、髪の生え際がすべて5mmくらい後退している。全体的にも薄くなっているので、結んでごまかしている。
でも、普通の生活、普通の元気さに戻ってきたのが何より!手足や顔がほっそりしてしまったので、ひ弱な感じがするが、少しずつ元に戻ってくれたらなぁ。現在体重15キロ。ちょっと減ったかな・・(-"-;)
5月7日
(84日目)
最近、記録する間隔が長くなった。それだけ症状が落ち着いているということ。肌はよくなるわけでも悪くなるわけでもない。相変わらず赤黒い色をしていて、ざらざらしている。髪の毛がどんどん抜けるので、ピンチ!!地肌が以前より増して見えるようになってる。これ以上薄くなったら、いくら子どもとはいえ、かわいそう・・・(-"-;)
5月14日
(91日目)
抜け毛がとまらない!(-"-;) ちょっと髪をわけると、すぐ地肌が見える。頭皮は以前約3mm角で浮いて、むけていて、不潔な感じだったのが、すっかりきれいだが、そのかわりに毛が抜けていくのはつらい。松本漢方クリニックのHPの手記で、確か毛も抜けるが、また生えると書いていた人があったと思うが、もう一度探してみようと思う。
5月24日
(101日目)
いつの間にか、治療開始から100日を越えてた~!!最近、記録をサボりがちなのは、それだけ状態が安定しているということもあるけど、ぐんぐん回復しているというわけでもない・・中途半端で書きようがない・・と言ったところだろうか。相変わらず髪は抜ける。どんどん薄くなっている。
5月31日
(108日目)
暑くなってきたので、半そでにスカートという服装が多くなったが、出ている腕、足の湿疹がひどいのでかわいそう。そう言えば、歩けないほどひどかった足首や足の甲のただれ、湿疹はきれいに治ってしまっていて、足首から足先にかけては、すべすべの白い肌になっていることに、今日気付いた!そうやって、順番にきれいになっていくのかな。おなか、陰部もすべすべとまではいかないけど、湿疹もなく、とてもきれい。背中は部分的に皮がめくれているが、一時期ほどのことはない。髪はまだ抜ける。もう地肌が透けてる部分がある。でも、一部短い毛が生えてきているのが、まだ救い。抜ける勢いが衰えないと、追いつかないけどなぁ・・・(-"-;)今日で5月が終わりだけど、今月は一度も休まずに保育園に行けました!活発さも戻ってきて、夕方、家の前で遊ぶ元気も出てきた。経過は良好だと思う。
6月7日
(115日目)
腕・足の湿疹がおさまってきた。ひじとひざのごわごわも、皮が剥けるごとに柔らかくなってきているように思う。髪のほうは、ピークは過ぎた気がする。抜け方が前ほどではないので、今が一番薄い時かな。これから少しずつ抜けたところが生えてきてくれるといいなぁ~。
髪の毛がどんどん抜けてしまうのには、閉口しました。毎朝、布団から起き上がると、何十本もの髪の毛が布団についているのです。そのうち娘の頭は、頭皮が透けて見えるくらいになり、生え際が後退し、眉も抜け、浮腫みではれぼったい一重まぶたになっていたせいもあって、すっかり人相が変わってしまいました。4歳の子どもでも、こんな姿で外にでるのはかわいそうだと、我が子を不憫に思うとともに、本当にまた元のような姿に戻れるんだろうか・・と不安にも思い、そう思う度に松本漢方クリニックの手記を読み返し、「大丈夫、大丈夫・・」と自分に言い聞かせていました。
6月13日
(121日目)
《受診》
3ヶ月ぶりの受診。
昨日から顔に赤みがでてきて、特にあごのラインが痒そう。ひざを中心に、ぼこぼこした湿疹もできていて、徐々に増えていた。そんな中、電車に乗って病院に行ったが、松本先生に会うまでに湿疹が足全体へと広がり、顔の一部分も。松本先生は診て、「熱あるんちゃうか?感染してるんちゃうか?」とおっしゃった。熱を計ると37度5分。最近すっかり油断していたが、松本先生には一目瞭然のようだ。即、抗生剤を飲ませてもらう。今日は、夜も飲んで、お風呂は休みにする。
6月25日
(132日目)
その後、肌はひじ、ひざのごわごわした堅い部分が次第に柔らかくなってきた。肌の色が以前のように白く戻りつつあり、近所の人にも「きれいになったなぁ~」と言われることが増えた。まだ全体にざらざらしているし、背中の真ん中はしつこく剥けるが、それ以外は小さな湿疹が出たり引いたりを繰り返している。
7月28日
(165日目)
1ヶ月経過。読み返してみて、変化したことと言えば、いつまでも剥けていた背中の真ん中が、いつのまにか他の部分と同じ皮膚になって目立たなくなった。相変わらず大きいにきびのような湿疹ができたり消えたりを繰り返しているが、熱が出ることがなくなった。ここ2週間くらいは、背中全体がざらざらしていて、また落屑が少し目立つようになった。毛が抜けた後に新しい毛が生えてきた!おでこの生え際、えりあしに赤ちゃんの産毛のように柔らかい毛が1cmほど生えている。保育園ではプールが始まったが、湿疹を掻きつぶしたところがしみるのか、あまり入りたがらない。
9月1日
(200日目)
8月は、あまりよい状態とはいえなかった。大きなにきびのような湿疹が出なくなったかと思うと、また皮膚の落屑が始まって、膝の裏や背中がひどく、以前のように歩くのを嫌がる日も数日続いた。全体に皮膚がかたく、また朝夕に、布団から部屋まで掃除機をかけるという毎日に戻ってしまったが、焦ってもしかたない!今は我慢の時と、自分に言い聞かせている。肌の状態と比例して、消毒を嫌がるので大変。今朝は「もういやや~~~!死ぬ~~!うぅわぁ~~~~~~ぎゃ~~~~~!!!!」となんとも言えない叫び声をあげていた(-"-;)かわいそうだけど・・・続けなければいけないし・・・憂鬱。
8月28日に受診。お盆あたりから夕方や夜に咳を出し、ヒューヒューという息をすることが増えたので、気管支炎用の漢方を出してもらう。飲んで4日目。咳は今のところおさまっている。
娘の記録は、この日で終わっています。最初は日々症状が変わり、不安もあったので、記録を つけることで、少しでも改善していく様子が感じられたら励みになると思ってつけていましたが、日がたつにつれ、症状の劇的な変化がなくなり、記録することもなくなってしまいました。
その後、12月に入って、またもう一度症状の後退がありました。体全体の皮膚がざらつき、少し皮も剥けました。でも、娘の皮膚は、確実に改善していきました。消毒する箇所はほとんどなくなり、1時間入っていたお風呂も短くなり、皮膚は柔らかく、湿疹もほとんどできなくなっていました。ぱっと見て、もうアトピー性皮膚炎の子どもには見えないくらいになっていました。
そして、3月27日、7ヶ月ぶりに受診。「漢方風呂を3,4日に一回にし、全部なくなったら、やめてみて、かさかさするところに、赤い軟膏を塗るように」と、松本先生から言われました。
その日、娘は1年半ぶりに血液検査をしました。ダニは、以前の100以上という数値から、53に、ハウスダストは、96.40から49になっていました。IgEは635(以前は548)でしたが、松本先生の説明では、一旦ピークまで上昇して、下降しているところだということです。
そして、漢方風呂に入らなくなり、赤い軟膏だけ塗って、しばらくはよい状態が続いたのですが、また腰のあたりやひざに湿疹ができ、皮膚が硬くごわつくようになってきました。春先のことでした。漢方風呂に入っていた頃と比べて、やはり湿疹の治りが遅いのと、皮膚のなめらかさ、艶のないことが気になり、再び入浴剤をいただくことにしました。
そして、ステロイド剤をやめて、1年半たった8月現在、今の娘は、もうぱっと見てアトピー性皮膚炎には見えないくらい改善しています。松本漢方クリニックでお世話になる前の娘とは、別人のようです。ステロイド剤や保湿剤を塗って、薬を飲み、卵や牛乳を除去して、こまめに掃除をし、洗剤に気を遣ったり、石鹸やタオルを使わないようにしたり・・・など、できる限りの努力をしていましたが、湿疹は次々と出てくる、痒くて眠れない、小さい頃からのステロイド使用が娘の肌に悪影響を与え、そこにさらに強いステロイドや内服薬を飲ませてきたことで、ますます悪循環に陥っている・・・そんな状態だった娘が、今では普通の子どもと同じ生活ができるのです。もちろん、まだ湿疹がでることはありますが、しばらくするとなくなります。痒がりますが、眠れないほどではありません。食べたいものを食べ、自由に体を動かし、のびのびと楽しそうに遊ぶ姿は、1年前には想像できませんでした。私が長年望んでいた自然な娘の姿を、今、やっと取り戻すことができました。
今は、漢方風呂に3、4日に一回入り、あとの日は、とっておいた生薬を患部にパッティングし、皮膚がざらついているところには、赤い軟膏を塗っています。できるだけ薬を塗る範囲を限定し、何もしない部分を少しずつ増やすようにしています。
娘の記録は、ほんの一例に過ぎません。すべての方が同じ経過をたどるわけではないと思いますが、これから松本漢方クリニックで治療を受けようと思っておられるお子さんをお持ちの親御さんや、今現在リバウンドに苦しんでいるお子さんをお持ちの親御さんの一助になればと思い、娘の現在までの経過を長々と書かせていただきました。
最後になりましたが、松本先生には、今後も引き続きお世話になることと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
私の息子は生まれた時から肌が弱く、産院で授乳時の消毒に使っていた清浄綿でほっぺがかぶれて真っ赤になってしまった程でした。最初のかぶれは洗浄綿の使用を止めるとすぐに治りましたが、生後3ヶ月ぐらいから急にほっぺだけが真っ赤になりました。
私は息子を出産する前に、松本漢方クリニックの漢方治療で自分のアトピーを松本先生に治して頂きましたので、自分の子供がもしアトピーになったら絶対に薬は
使わず、また松本先生にお世話になろう!と決めておりましたので、最初のかぶれの時も急にほっぺが赤くなった時も、他の病院には行きませんでした。
もちろん市販の薬も、何も塗る事はありませんでした。炎症を抑えるだけの治療の怖さを、身を持って体験していたからです。
しかし、生後3ヶ月の赤ちゃんの皮膚はまだまだ弱いのだから。また何かにかぶれただけかも知れない。そのうち治るだろう。アトピーでは無いのかも知れない。と、安易に考えていました。
今から考えると、自分が治ったのだからもうアトピーは怖くない!!と、
思ってはいたものの、そう間単に克服できるものではなかったのです。やはり、自分の息子にはそんな苦労を味遭わせたくないという気持ちが、アトピーであるという事を否定していたのでしょう。
しかし私の気持ちも虚しく、息子のほっぺの湿疹はなかなか治りませんでした。少しましになったかな~?と喜んでいると、又酷くなる。やっぱりアトピーなのか?でもこの子はほっぺだけで、体には少しの湿疹も出来ていない!ほっぺも汁が出て爛れているわけではない!やっぱりアトピーではないのではないだろうか!そう思い込み、安心しようとしていた矢先、1歳になった息子の両足の関節の裏に、真っ赤な湿疹が出来て、痒がっているではないですか!
やっぱりアトピーだったのか。そうとなれば、落ち込んでる暇は無い!
松本漢方クリニックに行って、すぐに松本先生に診てもらわなければ!
主人と一緒に、息子を連れて初受診したのは4月の半ばでした。その時には既に息子の湿疹は、ほっぺ・両足の関節・背中全体へと広がっていました。
松本先生に「絶対治してあげるよ!!」と言われ、久々の貫禄にすっかり安心しました。
その夜から消毒をして、漢方のお風呂に浸ける作業が始まりましたが、自分が治療している時よりも数倍の労力が必要なのに驚きました。消毒は逃げ回る。漢方風呂は暑くて疲れるのか、息子の機嫌は最悪で、しかもほっぺに一番症状が出ていたので、ガーゼに浸した漢方を1時間ほっぺにペタペタ付けていたのですが、嫌がって泣く。可哀想な気持ちもありましたが、絶対に治るという気持ちを持っていましたので、泣いても叫んでも1日も休む事無く治療を続けました。幸い息子は、1度も熱を出す事がなかったので、抗生物質を飲む事もなく、毎日お風呂に入れる事が出来ました。
それから1ヶ月過ぎた頃には背中の湿疹は完全に消え、両足の関節・ほっぺの湿疹も赤みが減り、何も知らない人に出会うと「ちょっとほっぺが荒れているのかな~?乾燥?」と言われるぐらいになりました。
それからも順調に良くなり続け、夏になる頃には殆ど分からないくらいの赤みがほっぺに残る程度になりました。両足の関節の湿疹は治っていました。
痒みも殆ど無くなったのか、夜寝る前にはいつも顔を擦っていた息子が、
静かに寝入る様になりました。
秋になる頃には一度「完全に治ったかな~?」と思われましたが、2週間程すると、またほっぺに赤みが出てきました。1週間程でまた赤みは消え、また
2週間程で赤みが出て来る、という感じが冬一杯続きました。
(その頃には、漢方のお風呂・消毒は赤みが出た時だけ行っていました。赤い薬は、赤みが無い時も塗っていました。)
春になり、息子は2歳になりました。
どうも春は弱い様で、今も少し赤みが出ておりますが、漢方のお風呂に浸けると3日程で赤みが引く様になりました。
まだまだ、毎日赤い薬を塗っておりますし、赤みが出た時は漢方のお風呂にもお世話になっている状態ですが、最初に受診した時の様に酷い湿疹が出て来ることはありません。
ただでさえ育児は大変です!そこに漢方風呂を準備し、子供を消毒して1時間以上もお風呂に入れるという作業が加わるのですから、ご両親の苦労は大変なものだと思います。
しかし、必ず出口は見えて来ます。明けない夜はありません!!
簡単に湿疹が引いてしまうからといって、決してステロイド治療に走らないで下さい。
私も、あともう少し逃げ回る息子を消毒して、なだめて、なるべく長い時間お風呂に浸ける様に頑張って行きたいと思います。
いつか来る 夜明けを夢見て!!
2007年7月20日
いつもお世話になっております。息子の足裏の炎症だけが長引いておりましたが、すっかり良くなりました。本当に嬉しい限りです。
私、息子と松本先生に大変お世話になり、無事に2人共完治する事が出来ました。
長い間、本当に有難う御座いました。
松本先生に出会えて、信じて、治療して頂けた事に、心より感謝しております。これから治療される方の、少しでも励みになれば、と思い、すっかり良くなった息子の写真を同封させて頂きます。
私は昨年花粉症の季節に再び炎症が出て、松本先生にお世話になったので、今年も少し心配しておりましたが、今の所大丈夫な様です。
又何かありましたら、すぐに松本先生の方に連絡させて頂きますので、その際は、どうぞ宜しくお願い致します。
松本先生の『絶対治してあげる!』は、すごく励みになりました。
これからも多くの患者さんを救ってあげて下さい。
本当に有難うございました。
それまで、松本先生、病院のスタッフの皆様、どうか宜しくお願い致します。
「アトピー手記(途中経過)」匿名希望4歳2005年11月13日
・生後2ヶ月目
状態・・・頬や耳の下の湿疹がぐちゅぐちゅしてひどくなる。
- 松本漢方クリニックにかかり、ネオヨジン、入浴剤、紫雲膏、エルタシンを出してもらう。入浴剤を六分の一ぐらいにして、ベビーバスで毎日いれるが、長い時間入れようとすると、すぐ風邪をひかせたりした。ぐちゅぐちゅするのはなくならないが、膿むのはなくなった。
- 1歳
状態・・・顔は治まってきたが、足や体がひどくなってきた。毎晩血が出るまで掻く。
- 一歳半ぐらいになると、ネオヨジンを嫌がり、風呂にちゃんと入れるのが大変になる。ベビーバスは肩までつからないので、バケツで入浴させた。入浴後はすごく掻くが、その割にはひどくならない。
- 2歳
状態・・・顔はほとんど出なくなったが、足首、膝うら背中がひどくなった。夏に何回かとびひになった。毎晩血が出るまで掻く。春先は、夜中何回か起きる。
- 足が血でどろどろになることが多かったが、入浴するとすこし乾き、皮ができるのが早い気がする。しかしとびひになったときは、入浴すると余計ひどくなった。
- 3歳
状態・・・顔は湿疹が出なくなった。季節にもよるけれど、足首や膝うらがひどい。背中のぶつぶつの湿疹は、出たり引っ込んだりする。夏に水イボが広がって大変だった。毎晩血が出るまで掻く。春先は夜中に何回か起きる。
- 調子の悪いときだけ薬をもらいにいって、入浴させた。相変わらず消毒を嫌がるので、何回も説明しながら塗るように心がける。
- 4歳
状態・・・湿疹のでているところは、足首、膝うら、ももうらだけで今までで一番良い状態が続いている。春先は悪く、夜中も掻くのに何回か起きる。
- 毎晩かくので、血が出たらエルタシン、かさかさしていたりぶつぶつしてる所は、紫雲膏を塗っている。
ぼくは先生のおかげで最高の日が続く様になりました。大好きな野球が思い切りできるようになったからです。前は、汗をかくとかゆくなるから外で遊ばないようにしていました。何かしようとしてもかゆくなると、集中できなくなりました。
治療を始めたころは、一日中かゆくて寝られなくて昼間に寝たこともありました。
そのうちだんだんかゆくなる時がわかってきました。お風呂から出た時、寝る直前、汗をかいた後と、夜中だいたい12時と3時頃もかゆいです。そんな時は赤クリームを塗ると大丈夫です。赤クリームは、臭うけど、塗ると気持ちがいいです。でもネオヨジンは、嫌いです。僕が大人になったら、痛くないネオヨジンを発明したいと思いました。
アトピーになった時は怖いと思ったけど、怖くない事がわかりました。絶対治る事もわかりました。
先生の手には、絶対治せるパワーがあります。知らない人なら気持ち悪いと思う皮膚をさわってくれて「絶対治してあげるからね。」と言ってくれた時、ほんとに治る気がしました。
松本先生は、もっと有名になって、アトピーや、リウマチで苦しんでいる人をたくさん治してあげて下さい。
本当にありがとうございました。
(長男、アトピーの手記)
お母様記述 2003年12月6日
幼い頃から、息子は活発な明るい子でした。小学校に入学してからも順調に成長していました。首、ひじの内側、膝の裏側が、赤くがさがさで痒いという症状がある事を除けば…
一年生の夏、せみとりに誘いに来てくれた友達に、汗をかいたら痒くなるから行かないと言って泣き顔になった息子を見て、このままでは大変だ、この子の性格まで変わってしまうと愕然とした事が忘れられません。
幼稚園の年長の頃から、近所の皮膚科でアトピーの薬として、寝る前に飲む痒み止めの薬と、首用、うでひざ用のぬり薬を処方されていました。ただ、それはあまり使用せず通院もせずにいましたが、時々、汁がでてくると感染が怖いので、再び行くと先生に「お母さん、こんなになるまで放っておいたら子供がかわいそうでしょう。」と怒られ、少しおさまるまで薬を使うということをしていました。「痒くても掻いたらばい菌が付くから我慢しなさい。」と言い、夜は、長袖の寝巻きの手首にサポーターをして直接触れない様にしていました。掻かない方が良いと指導されたからです。日々の生活の中で特に食生活には気を遣っているつもりでした。それでもアトピーになるのは、私が子供にストレスを与えている?偏った食生活をさせている?妊娠中の食生活のせい?等と、自分を責めてもいました。
そんな時、松本漢方クリニックを知り、ホームページを拝見しました。掻いても良い、何を食べても良い、その事を知っただけでも、どれだけ救われる思いがしたでしょう。ただ、同時に、いままでの薬の使い方の誤りに気付く事になったのですが。
すがる思いで診ていただきました。「絶対治してあげます。」と握手して下さった時にまず、“本物の医者とは、この人の事だ。”と感じ、次に“どんな病気になってもこの先生に診ていただこう”と思えたこの出会いに、感動せずにいられませんでした。
こうして松本先生に愚かな母親の後始末をしていただく事になったのです。
それまで忘れてさえいた、乳児湿疹やおむつかぶれの時小児科で処方された薬、松本漢方クリニックホームページ冒頭に説明のある小児用風邪薬等、最も使ってはならない時期にそれらを使用したせいで、リバウンドはひどいものでした。(もちろん処方された薬を全て飲んだり塗ったりした訳ではありませんが、何より乳児期は、自然治癒力を目覚めさせる時期なので少しでも薬を与えるという手を加えてはいけなかったのです。)
<治療開始>
治療を始めたのは夏休みで、ネオヨジンの時は激しく泣き叫ぶものの、順調でした。2日目から皮がボロボロ落ち始めました。
<25日後>
治療を始めて25日、一センチ大の丸いクレーターができ、あっという間に全身に広がりました。ヘルペス感染でした。写真資料参照。
運動会の練習で長時間直射日光にあたった為、ウイルスが活性化したのだそうです。37度5分程の熱が続き、身体中の傷口から茶色の汁が出ました。塗り薬を塗っても塗っても流れていくのです。抗ウイルス剤を飲みました。眠れない日が二週間続きました。恐ろしい身体の息子を見て、お見舞いに来た祖母は、絶句していました。
けれどもそんな状態でも私は平気でした。なぜなら、この状態を乗り越えれば完治することを信じていたからです。その上、松本先生のケアは、いわば24時間体制でしたので、不安ではなかったのです。朝と夕方、体温の変化を電話報告し、処置の仕方を指示して下さいました。お休みの日にはご自宅にまでかけました。夜遅くかけたこともあります。他の体験談にもあるように、「いつでも電話してきなさい、遠慮しなくていいから」といつも言って下さいました。その言葉は、何よりも心強い励ましであると同時に安心感を与えるものでした。自宅に居ながらにして完全看護なのでした。
<2ヶ月後>
その後は、関節部分が汁でかさぶた状態になるので、動きにくく不自由な時期が続きました。特にうでは、動かす度につっぱるので、曲げたままにしていた様です。
<9ヶ月後>
5月になり、一日数回、ざらざらの皮膚を掻いてはつるつるになる事を繰り返しながら、全体にきれいな肌に変わってきました。汁も出なくなり、うでも自由に動かせる様になりました。
ところが、今までなかった顔に出始め、額が赤くなり、眉がなくなりました。杉花粉に反応していたと考えられるそうです。
<12ヶ月後>
顔はきれいになりました。
<16ヶ月後>
12月になり、傷もほとんどできなくなり、薬草風呂はしなくてよくなりました。
<現在>
(次男、喘息の手記)
三歳違いの弟の事です。当時、4歳でした。
元気な時でも、時々コンコンとかわいた咳をしていましたが、上の子の診察についていった時、先生がその咳に気が付いて下さいました。
「すぐ治してあげるから。」と、煎じ薬をいただき、飲み始め、二ヶ月過ぎた頃には全く咳をしなくなりました。冬になる度、風邪でひどい咳が続き、普通の小児科で、貼るタイプの気管支拡張剤を処方されていました。この子もまた、薬漬けになるところを救っていただいたのでした。
(最後に)
先生との出会いがなかったら、私達家族の今の幸せはありません。心から感謝しています。息子を苦しめたのは、私の勉強不足が大きな原因でしょう。薬の怖さを痛感し、先生と出会ってから、一度も一般の病院へ行っていません。二回の冬も、先生にいただいて常備している効果覿面の漢方風邪薬と、軽い症状なら、自然のもので治しました。寒気には生姜茶、のどの痛みにははちみつ大根等です。もっと早くに実行すべきでしたが… 今後も、体調が悪くなっても一般の病院に行くつもりはありません。勝手ながら松本先生には我が家の主治医になっていただきました。漢方は、自然にある植物、動物、鉱物を組み合わせる事で相乗効果を生みだす薬で、数千年の間探求され続け、その知恵と経験から確立されたものだそうです。この素晴らしい漢方を駆使し、新しい組み合わせを見つけ出し、患者を救って下さる先生の益々のご活躍をお祈りいたします。
「アトピー手記」匿名希望3歳5ヶ月2011年2月8日
娘の症状が出だしたのは生後3ヶ月のときでした。
私の兄が重度のアトピーでこちらの松本先生に治していただいたこともあり、アトピーは身近なものだったのですぐにわかりました。
健診などで「乳児湿疹かな~?」と判断しかねていた他の先生方とは違い、
松本漢方クリニックで初めて診ていただいたとき「アトピーやな!絶対治したるからな!」と言い切った松本先生の言葉は心強く感じました。それからはアトピーとの戦いの日々でした。家が遠いのもあり基本は電話での診察、薬は郵便で配達してもらうようにしました。2日に1回の漢方風呂、朝と入浴前後の消毒&塗り薬が娘の治療法でした。みるみるアトピーがでてくるようになり、顔、首、手首、手足の関節の順にひどくでるようになりました。1日中どこでも掻きむしるその度に赤い軟膏とアクロマイシンを塗り、可愛いお洋服を着せても襟袖はいつも薬と膿で汚れていて、道を歩けば「どうしたの?大丈夫?ちゃんと病院に行ってる?」と聞かれました。痒くて眠れない娘の夜泣きに、寒い冬の夜に何度もドライブに行ったり、布団のシーツに顔をこすりつけ血だらけになる娘がかわ
いそうで、毎日夫と交代で代わりに掻いてあげ、ヘルペスを併発したときには顔面が変わるぐらい腫れ上がり高熱がでました。少し良くなってはひどくなるの繰り返しで、「いつになれば治るの?」とそればかり考えました。
そんなアトピー中心の生活が2年半程続きました。きっと、兄が松本漢方クリニックで完治していなかったら、院内にある手記を読んでいなかったら、途中でやめていたと思います。初めての育児にアトピーの治療はとても大変で、毎日目の前にあることをひとつずつこなすことで精一杯でした。現在はあごにでているだけで、1番ひどかった顔はアトピーだったのが嘘みたいにきれいになりました。アトピー中心だった生活がどんどん変わり、だいぶ楽になりました。成長した娘も今では自分から「ママお薬塗って~」と言いにきます。
あと少し!完全に治るまで松本先生にはお世話になると思いますが、
よろしくお願いします。
「アトピー手記途中経過」匿名希望1歳9ヶ月2006年9月5日
娘は生後2ケ月でした。突然、朝起きると、顔中がジュクジュクとしていました。近くにある総合病院へつれていくと、ぶどう球菌の感染と何らかのアレルギーを起こしていると診断されました。ジュクジュクがあまりにもひどかったので1週間程入院して血液検査を行いました。1週間待って出た血液検査の結果は、IgE抗体量が非常に多いつまりアトピーでした。妻と私は、妻がアトピーだった(松本漢方クリニックでおせわになっていました)こともあって、もしかして娘もと生まれる前から話はしていたのですが、実際、アトピーという診断結果を聞いて金槌で頭を殴られた様なショックでした。妻は私以上にショックだった様です。ただ、娘のためにしてやれることはしなくてはと妻も私も話し合い、入院していた病院は、治療方針(ステロイドを使って押さえ込む治療方針でした)が合わなかったのでまだ顔中がジュクジュクだった娘を抱いて退院しました。退院したその夜、私たち夫婦が求めるステロイドを使わないアトピーを完治してくれる治療方針の病院を探して、インターネットを検索したり、妻のご両親に相談したりしたのですが住まい(千葉県)の近くには求める治療方針に合った病院は見つかりませんでした、当然、松本漢方クリニックのことは妻がお世話になっていたので知ってはいました(私は、治療法方を詳しく知るためにホームページを隅から隅まで読みました)。ただ、場所が大阪ということもあってなかなか踏ん切りがつかずにいたのですが、娘のアトピーがなおるのならということでとにかく診てもらうことにしました。先生には、漢方浴剤と漢方軟膏、消毒薬、抗生物質を処方していだだき、午前と午後の漢方風呂と風呂上りの軟膏が娘と妻の日課になりました。他の方の手記を参考にして、顔や頭などお風呂に浸かることのできない場所には、漢方風呂に浸したハンカチをのせて、なるべく薬につけるようにしていました。漢方のお風呂を1ヶ月、2ヶ月と続けていましたが、まったく娘の症状は改善したようには見えず逆に悪化した様に見え、最初は顔だけだったジュクジュクが体全体に広がって、毎朝、布団のシーツがジュクジュクと血でベトベトになるくらいでした。このころは私も妻も、他の方の手記や先生のお話を聞いて、最初のうちは悪化したように見えてもきっと後からよくなってくれるはずと、特に妻はがんばっていました。
今思えば娘のアトピーの症状はかなり強かったようでこのあと3ケ月、4ケ月たってもジュクジュクは治まらず続きました。妻はかなり参ってしまったのですが、定期的に診察に行った際、先生に相談に乗っていただいていたことが治療を続ける勇気になっていたのだと思います。娘の症状は、それからしばらくそんな状態が続き、6ケ月目でやっと変化が出始めました。ず-と、はれて赤いままだった場所が、ほんの少しですがはれが引いて白くなるようになったのです。ただ、それも1日もするとまた赤くなってしまい、2週間するとまた1日2日だけ白くなるという繰り返しになりました。
そんな繰り返しが続き8ケ月目になると、赤くジュクジュクがめだつのは、ほっぺだけになりました。それから顔のジュクジュクも引いたり出たりの繰り返しをした後、なんとかジュクジュクは治まってくれたようです。
治療を始めて、1年以上がたちましたが今でも先生に出してもらった漢方浴剤と軟膏を続けています。娘もジュクジュクは治まって大分赤みもとれました。ただ、まだまだ、太ももや、膝の裏、腕など肌の弱い部分はかゆみがあるのか引っかき傷が絶えません。これからもお薬を続けていつか娘が完治してくれればと思っています。いつも娘がおせわになっています。
「アトピー手記」匿名希望6歳2011年11月29日
娘がお世話になる以前に、私自身がアトピーの治療で、5年程お世話になり、
その時も手記を書きました!
娘がまだ乳児だった頃に、湿疹が出て一度お世話になり、すっかり良くなりました。
数年は何ともなく過ごしていましたが、5歳の冬に腕に湿疹が出てきたので、
ステロイドは使わず、保湿クリーム(尿素配合)等を塗り、様子を見ていましたが、ひどくなってしまったので、近くの皮膚科で診てもらうと、
ステロイドじゃ治らないと言われ、また先生にお世話になる事にしました。
何ともなかった数年でも、風邪をひいて、小児科で出される薬や耳鼻科に行った時には、鼻水や鼻づまりの薬を飲んでいました。
先生とお話して、そうした薬がダメだと知り、治れば何を飲んでも症状は出ないと、勘違いしていた無知な自分に反省しました。
乳児の頃の記憶はなく、入浴剤だけだったので、娘にとっては初めての煎じ薬です。あの苦さに苦労はしましたが、娘も治したいとの思いで、頑張って飲んでくれました。
煎じ薬を飲んでから、免疫が上がった様で、風邪もひかなくなり、体が強くなったと感じています。
症状は少し良くなっては、また出てを繰り返し、徐々に良くなって行きました。
暑くなると痒がったりしましたが、始めて8ヶ月、今では痒がる事も殆どなく、綺麗になりました。
もう少し続けて、完治させたいと思います。
先生には、親子でお世話になり感謝でいっぱいです!
少し個性の強い先生ですが、「治したる!!」と言う言葉を信じて良かったです。
1歳半の息子の身体に突然蕁麻疹が出ました。前の晩に少し瞼が腫れているなと思いましたが、朝起きると、身体のあちこちがミミズ腫れのように、赤くなっていました。初めは蚊に刺されたところが腫れ上がったのかと思いました。でも、腫れが全身に出てきて、これは蚊ではないと思い近所の小児科を受診しました。蕁麻疹というものを「初めて見たので、病院で言われるまで分かりませんでしたが、身体のあちこちに赤い腫れができて、しばらくすると消えていくのです。そして、また新しい場所に腫れができて、消えていく、そんな感じでした。息子は痒いみたいで、掻いていました。お風呂や食後は特に痒いみたいでした。週末だったので、緊急の小児科に行くと、蕁麻疹だと言われ、飲み薬と塗り薬が処方されました。ちなみに、1週間前に予防接種を受けたのです。それと関係があるかないかは分からないと言われましたが、一体どうだろうかと考えてしまいます。薬は処方されましたが、松本漢方クリニックでアトピーを治して貰った経緯もありましたし、その手の薬は信頼していなかったので、塗り薬も飲み薬も使用しませんでした。どうやら、蕁麻疹はそんなに心配もないようなので、とにかく様子を見ようと思いました。その時は長野県に住んでいたので、すぐに松本漢方クリニックには行けなかったのです。その2日後の朝に今度は息子の瞼が腫れ上がってしまいました。私は意を決し松本先生に電話することにしました。
松本先生は、薬を塗ったり飲んだりしなかったことを褒めてくださいました。そして、「漢方薬を飲んだら良くなると思う。」と薬を処方してくれました。私はほっとしましたが、今度は息子がそれを飲んでくれるかが心配でした。1歳半の子どもに、美味しくないお茶を飲ませるのは簡単なことではありませんでした。蕁麻疹はだんだんひいていき、すでに薬を飲み始めた頃にはだいぶましにはなっていましたが、松本先生もしばらくぶり返したりして続く場合があるからとおっしゃっていたので、私も必死で飲ませました。薬剤師さんからは、カルピスで割ったりすると飲む時もあると聞いたので、カルピスで割ったり、ジュースで割ったりしたのですが、うちの子の場合はダメでした。結局少しお湯で薄めたお茶を、好きなラムネと一緒に飲むというのが良かったです。本人も少しずつ慣れてきて、喉が渇いているお風呂上がりとか、案外、味が濃いものを食べた後に、麦茶やウーロン茶で割ったものをグイと飲んでくれたりもするようになりました。
松本先生に出してもらうものは免疫を下げて治すという心配がないので、安心して飲ませることができました。子どもを持ってつくづく思うのですが、本当に松本漢方クリニックのような治療が日本の常識になって、近くの病院に行ったら、診てもらえて治療してもらえるような日が早く来ないでしょうか。私自身もアトピーで苦しみ、それも大変でしたが、自分の子どものことになると、母親の辛さは自分の時以上に辛いものです。世の中の母親が本当のことを知ったら、間違いなく自分の子どもにはちゃんとした手当てをしたいはずです。ただ、知らないだけだと思うのです。何とかならないのでしょうか?一体子どもが風邪をひいたら、どうしたら良いのでしょうか。近くの小児科では、また免疫を抑える薬をもらうことになるでしょう。前から疑問なのですが、ステロイドを使って、一旦治って(治ったワケではないですが)、それで再発せずに人生を困ることなく過ごしている人はたくさんいるんでしょうか?今でも小児科に行くとステロイドは長期に使用しなければ、怖い薬ではないと言われます。私は医者ではないので、分かりません。私に分かることは、ステロイドは一旦治るけれど、塗らなくなるとまた症状が出て、根本的な治療には私にはならなかったということです。そして、人間の身体は、基本は皆同じだと思うということです。何か全国に大々的に、このような治療があるということを知らせることはできないのでしょうか?きっと協力したいという患者さんはたくさんいると思うのです。今後ともよろしくお願いします。
「アトピー手記」 お母様記述 2歳男性2003年5月
息子の顔に湿疹が現れたのがちょうど生後1ヶ月を過ぎた頃。耳切れもあり典型的なアトピー顔、嫌な予感とともに近所の小児科を訪れるとビンゴ!ペタッとステロイドを塗られて「アトピー性皮膚炎について」と題したしおりを手渡され、ハイ、次の方。覚悟はしていたものの、“アトピー”の一言に目の前が暗~くなる。(アトピーってあまりにイメージがよくない。“アトピーの子を持つ親”なんていかにも苦労の代名詞のような・・・)
ステロイドは絶対使わないでいこうと心に決めていたので、木酢やら、いろいろ試したもののいい結果が得られず困り果てていた。そんな時インターネットで松本漢方クリニックの存在を知る。漢方!これだ。遠方に住んでいるので少し迷ったものの、車で4時間かけていざ大阪へ。漢方の入浴剤と塗り薬等を処方してもらう。「治るよ。」その一言にその時は「本当かしらん・・・」と思ったが(失礼)信ずるものは救われる!その日からせっせと大鍋で漢方を煮出し(今ではすっかり慣れたけどかなり独特の匂い・・・コーポ住まいなので近所の人ごめんなさいでした。)1日に何度もお風呂に入れる日々が始まった。
翌日から調子がいい、「なんだこんなことならもっと早く診察してもらえばよかった!」などと楽観したのもつかの間、3日もすると診察前よりもひどくなってきた。しかし、ほほぉ、これがいわゆる好転反応なのかも?方向は間違っていないのだと信じながらお風呂に入れ続ける日々(今思えば、一日中お風呂に入っていた気分・・・当時は育児休暇だったからこそ出来たかも)日々重くなっていくわが子を実感し行きつ戻りつの毎日・・・。しかし3ヶ月もすると、あごの一部を除いてすっかりきれいになってしまった。その後離乳食を始めると、大豆や卵に反応したが(血液検査では卵白のみ)それも徐々に大丈夫になり、2歳現在、すっかりキレイに。
しかし、この冬落ち着いていた肌に異変が。再び手足がかさつき痒がるようになった。(最近では乾燥した部分だけに漢方をつけていたが)気合を入れて朝夕の漢方風呂を開始!するとまたすっかりキレイになった、改めて漢方の実力を実感。夏はとびひやあせも、冬は乾燥、現在は水いぼ・・・とトラブルは多いけど、痒くて眠れないということもなく元気で毎日を過ごしています。
先生、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。